本「えっ?何故ですか?」
?「野球できる状態じゃないでしょ」
本「そんなことないです。部員は9人集まりました」
?「なら聞くけどセカンドは誰?」
本「まだ決まってませんけど練習で適性を見ます」
?「やっぱりね。私は甲子園を目指したいの。甲子園を目指せる野球部でないと顧問するつもりはないわ。そんな急ごしらえのセカンドじゃ甲子園にはいけないでしょ」
本「そんな!約束が違います!」
?「私はきちんとしたセカンドがいない以上、野球できる状態じゃないと見なすの。セカンドを探してからおいで。そうしたら本気で顧問やったげるから」
本「…絶対ですか?永野先生」
永「それは約束するわ。誓約書を書いたって良い」
本「いえ、信じますよ。セカンドそろえてみせます」
本「てなことで顧問引き受けて貰えなかったの」
白「永野先生か~。適任だけどそれはきついね~。」
川「入る目星はいるのー?」
本「それがいないのよ。ああ言った手前そろわせたいけど」
白「代わりといっちゃなんだけどマネージャー2人勧誘してきたよ~。」
本「そういえばマネージャー希望は入部していなかったわね」
白「紹介するね~。入って~。」
?「はい」
白「じゃあ自己紹介してくれる~?」
?「はい。明星雪華です。料理部と掛け持ちですががんばります」
?「倉家凪です。よろしくお願いします」
本「明星さんに倉家さんね。私はキャプテンの本条結衣。よろしくね」
明「よろしくお願いします」
倉「よろしくお願いします」
本「(あとは男子部員に賭けるしかないわね)」
男子勧誘日
野球部は各部活との争奪戦の末、2人の部員を獲得できた。
本「じゃあ2人とも自己紹介してくれる?」
?「はい。林光太です。シニアで野球してました。ポジションは外野なら全部守れます。主にセンターだったのでセンター希望です」
川「(わお。私と争うんだー)」
本「(あと一人。お願い。セカンドでありますように)」
?「串田文人です。同じくシニアで野球してました。ポジションは投手としてストッパー、野手としてはセカンドやってました。投手は何人もいそうなのでセカンド希望します」
本「セカンド!?」
白「(ドラマチックな展開だね~)」
川「(こりゃすごいわー)」
串「(ビックリした)はい。そうですけど。何か問題ですか?」
本「ううん。その逆よ。セカンドがいなくて困ってたの。早速で悪いんだけど一緒に職員室まで来てくれない?」
串「はい。分かりました」
職員室
本「というわけで彼がセカンドです」
永「まさか本当にそろえるとはね。彼の実力は私も知ってるし。約束だし良いわ。顧問兼監督引き受けてあげる」
本「ありがとうございます」
永「そうと決まれば早速仕事しないとね。とりあえずユニフォームの発注と同好会の部への昇格手続はやったげる。他に何かある?」
本「一応、紹介したいので後でグラウンド来て下さい」
永「分かったわ」
本「(今回は運が良かったわ。あとは戦えるレベルにもっていくだけね)」