一回表 星座高校の攻撃
全員見逃し三振
本「凄いわね。作戦通りだけど」
白「いつ相手が気付くかだね~」
本「いつも思うんだけど真希はホントに全く考えてないようで鋭いこと言うのね」
白「それって貶してる~?それとも褒めてる~?」
本「褒めてるつもりだけど。ただ、意外だなって」
白「褒めてるならいいかな~」
一回裏 明法学園の攻撃
川「よーしー。塁に出てくるよー」
カキーン
山「センター前ヒットー。先制のランナーが出ました」
林「俺の役目は次の塁に進めることだけどサインは?」
永「(送る必要ないわ。この投手なら打てる)」
林「なるほど。ならアレいってみるか」
コンッ
山「おーっと。セーフティバント。完全に意表をつかれました。どこにも投げられない」
串「さてと先制してきますか」
本「頼むわね」
ドカッ
串「イテッ」
山「おっと。デッドボール。手元狂ったか」
白「大丈夫かな~?」
永「利き腕じゃないし、走ってたから大丈夫なはずよ」
本「じゃあ私が打つね」
キン
山「打ったー。左中間へ走者一掃のタイムリーツーベース」
白「私も今日は打つことに集中しよ~」
その後も打ち5点を先制した。
山「三回が終了し9対0です。明法学園のリード」
蠍「監督。もう良いですよね?」
監「ああ。二巡目だからな。うちの打線の恐ろしさを思い知らせてやれ」
アナウンス「 明法学園高校選手の交代をお知らせします。ピッチャー太刀川さんに代わりまして早川さん」
蠍「何っ?」
監「何だと?」
蠍「どうしますか?あの投手も初めてですよ」
監「また見たらコールドで負けるな。仕方ない。真っ向勝負だ。ホームラン狙っていけ」
本「力んでるわね。完全に本塁打ねらい。あおいのカモね」
ストレート狙いの相手打線を変化球であっさり抑え、四回裏に点を取り、コールド勝ちした。
白「順調だね~」
本「次はそうはいかないわ」
川「国際学院だもんねー」
白「何か情報ある~?」
林「ありますよ」
串「シニア時代に対戦した選手いますから」
本「それは良いわね。教えてくれる?」
林「国際学院高校。その名の通り、外国人選手を3人擁しています」
串「まずはピッチャーのレオン。アメリカの選手です。シニア時代にノーヒットノーランやってます。最速150キロの速球と90キロの変化の大きいスローカーブが武器です」
林「センターのマイク。ドミニカの選手です。ミート能力も高く、50m6秒1の俊足です」
串「ファーストの李。韓国の選手です。シニアの全国大会でホームラン王取ってます」
林「全部中学時代の能力なので今は成長してるでしょうですけど」
本「他のメンバーは?」
串「とるに足らないと思います。今までの試合もレオンが抑えてマイクが出塁。李が返す。このパターンですから」
林「レオンが打たせて取るのではなく、三振を取るタイプなので守備力もあまり…」
本「強敵ね」