一輪の花   作:雪楓❄️

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お久しぶりです。


失踪を疑うレベルで更新止まっていて、ほんとに申し訳ありませんでした。



始解の能力を大幅に変更したので気になる方は設定のほうをお願いします


5話

「卍解 月読尊」

 

刀を地面へと突き刺し、卍解を展開させる。卍解の展開と同時に起動仕掛けていた双極はその能力を失った。とはいえ、既に傾きかけていた双極はルキアちゃん目掛けて倒れている。

 

「……出番ですよ」

 

ゴオォォン

 

そんな轟音と共に双極は崩れ去る。

双極を破壊しようと待機していた浮竹さんと京楽さんの手によって。そして、崩れ去る双極の中、ルキアちゃんを抱えるもう一つの影。

先程から彼の霊圧は感じていた。彼ならば、双極を止めることは出来たかもしれないがそこは確実なほうをとらせてもらったし、これで晴れて私も反逆者の仲間入り。

 

「ルキア、大丈夫か!」

 

「一護……」

 

私の存在など気に止めることも無く、熱い視線を交わす2人。この状況がわかっているのだろうかと疑問に思ってしまう。

 

「お主ら、何をしたかわかっておるのか」

 

山爺の言うお主らとはやっぱり私たちのことだろう。気迫といい、剣気といい凄まじい。私たちをこの場から離すつもりは無いらしい。

彼にルキアちゃんを逃がして欲しいが、彼は彼で白哉に引き留められてしまっていた。

 

「ありゃりゃ、言われてますよ?京楽さん、浮竹さん」

 

「いやいや、小鳥遊隊長もでしょ」

 

「…覚悟せい」

 

山爺は私と京楽さんの馬鹿な会話にも突っ込まず、いきなり抜刀した。

 

ガキィィン

 

「おっと…」

 

もちろん山爺が切りかかってきたのは私。恐らく私に卍解させないつもりだろう。私の卍解の発動条件の1部を知っている山爺だからこそ、私を狙ってきた。それも炎を使うことすらなく。

 

「山爺、私一人相手じゃないんだよ?」

 

私は鍔迫り合いの状態から思いっきり山爺の刀を押し返す。山爺に出来た一瞬の隙を2人が見逃すことはない。

 

「甘いわ!」

 

両サイドから斬りかかった2人を拒絶するような炎の壁。流石は"元"最強の死神。

 

「…でも、甘かったね。卍解 月読尊」

 

月詠を地面へと突き刺すと同時に、山爺の流刃若火の炎は消え失せた。

そのまま、二人が山爺へと迫り決着がつく。そのはずだった。

 

「おやおや、勢ぞろいとは壮観だね」

 

私たちの動きを止めたのは余裕に満ち溢れた声だった。それは死んだはずの男であり、私が探し続けていた霊圧の持ち主。

 

「……藍染」

 

藍染だけではない。その左右には三番隊隊長のギンと九番隊隊長の東仙さんもいる。狛村隊長のようにショックを受けている者もいれば、私のように戦闘態勢に入っている者もいる。

 

「おや、小鳥遊隊長。随分と殺気立っているじゃないか」

 

その手に崩玉を手にした藍染は、余裕の笑みを浮かべ私たちを見下ろしている。まるで、宣戦布告をするかのように。

藍染の両サイドに控えているギンと東仙さんは既にあちら側。とはいえ、あの3人が相手だとしても私が遅れをとることはない。

 

「……私から逃げられると思ってるの?」

 

だが、藍染の首を狙った私の切っ先が藍染に届くことはなかった。

私の刀は突如として降り注いだ光の壁によって阻まれた。

 

「これは、、まさか虚と手を組んでいたとはね」

 

藍染たちを包み込んだ光の正体。それは、反膜(ネガシオン)と呼ばれる大虚のみが使える絶対的な領域を作り出すもの。

この光に包まれたが最後、外から干渉するこは叶わない。

私の卍解を使ったところで、この反膜を作っている大虚は効果範囲にはいないため、打つ手はない。

 

「惜しかったね、小鳥遊隊長」

 

薄っすらと笑みを浮かべる彼に嫌気がさす。

卍解さえしていなければ、私の刃は彼らに届いていただろうか。卍解を解いていれば、誰かの能力を使い彼らを無力化できたかもしれない。

 

「…………最初から誰も天になど立ってなどいない。君も僕も神すらも。

だが、その耐え難い天の座の空白も終わる。

これからは

 

 

 

 

私が天に立つ

 

 

 

私の耳にその言葉が届くころには、藍染たちの姿は遠く小さくなっていた。

 

 

(…………私が責任をもって潰す)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回の更新は一週間以内。


また次回よろしくお願いします!!


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