真・恋姫†無双 仲帝国の挑戦 〜漢の名門劉家当主の三国時代〜   作:ヨシフおじさん

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05話:予兆

          

 

 荊州、新野城付近。

 

 

 袁家の橙色の旗を掲げる約4万の軍勢がそこに終結していた。袁家の精鋭であるというだけあって武装は充実しており、他国では半数ほどの兵士にしか行き渡らない鎧をほとんどの兵が装備している。さらに陳紀率いる騎兵部隊も待機しており、劉表軍を打ち破る破城鎚としての役割を期待されていた。

 伝令の兵が忙しく動き回っており、士官が大声を張り上げて部下を叱咤激励している。兵士達は自軍の勝利を信じて疑わず、戦功をたてる機会を待ちわびていた。

 

 

 

「報告を」

 

「はっ!先ほど孫堅軍の伝令から、『ワレ、今マサニ敵ニ包囲サレントス。敵ハ多数。救援ヲ求ム』との報告を受け取りました!」

 

「うむ。予定通りだな。」

 

 副官の返答に、頷く陳紀。

 

「いかがなされますか?このまま放っておけば、孫堅軍は少なくない被害を被ります。」

 

「構わん。想定内のことだ。我が軍は予定通り、もう半刻たってから進撃する。」

 

「かしこまりました。他の将兵にもそのように伝えておきます。」

 

 そう言うと副官は伝令兵に指示を出すべく走り出す。

 

 

 

 その姿を見送ると、陳紀は満足げに笑みを浮かべる。その様子からは敗北への不安など微塵も感じられない。陳紀は自軍の堂々たる陣容を眺め、これからのことに思いを馳せる。

 

 目的は劉表と孫堅の共倒れである。ゆえに劉表軍が孫堅を包囲してるなら、なおさら結構。トドメを刺そうとしている連中の背後から、自分が本当のトドメを刺しに行く。ここで勝利すれば、劉表の立てこもる襄陽は目前だ。

 襄陽の守りは流石に固いだろうが、各地で豪族が反乱を起こしている以上、無理に攻撃する必要はない。時間がたてば劉表は孤立し、自然と勝利は転がり込んでくる。

 陳紀の脳裏には、荊州を統一して南陽に帰還する、自身の栄光に満ちた姿が浮かんでいた。

 

 そうなれば、もはや自分に対抗できる勢力は残っていない。孫呉は軍事力を失い、やかましく騒ぎたてるしか能のない、劉勲ら文官共も自分に口出しできまい。最後に勝つのはこの陳紀なのだ。

 

 

 今のところ、何も問題は起きていない。全て予想通りの結果だ。あと少しで、自分の計画は完成する。

 

「物事は万時、計画通りだ。孫堅も劉表も、せいぜいお互い潰し合うがよい。順調、まったくもって順調だ。」

 

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 

 

「然り、全ては予想通りだ。こちらの予定通りに事は運んでいる。」

 

 もぬけの殻となった新野城で、孫堅はおそらく一人で悦に入っているだろう陳紀の姿を想像していた。想像するに、自分の策が成功したことを無邪気に喜んでいることだろう。

 陳紀は自分を利用したつもりなのだろうが、本当に利用しているのは自分の方だ。全てがこちらの手の内だったと彼が気づく頃には、もう手遅れになっているはずだ。すでに劉表軍は新野城を出発し、今頃袁術軍の侵攻ルートに伏兵でも配置しているか、奇襲の準備でも進めていると思われる。

 

 

「孫堅様、襲撃部隊の準備が完了いたしました。いつでも出発できます。」

 

 襲撃部隊――その目標は袁術軍の補給拠点である。劉表との密約に従い、劉表軍のふりをして、そこを襲撃する予定だった。新野城の守備は黄蓋に任せ、自身は少数の部下達と共に補給拠点へと向かうのだ。

 孫呉の精鋭から選び抜かれた約2000の兵士達が孫呉の命運をかけて新野城の広場に集う。

 

 目の前に整列した部下達を前に、孫堅は声を張り上げる。

 

 

 

「よいか!これよりこの孫堅文台自らが襲撃部隊を率いて、袁術軍の補給拠点に奇襲を仕掛ける!」

 

 兵士達は真剣な表情で孫堅の言葉に耳を傾ける。孫堅軍は、今までずっと袁術軍に体のいい捨て駒のように扱われてきた。それだけに、彼らに好意を持つ者など皆無に等しい。むしろ赤の他人である劉表軍よりも深い憎しみを抱いている。

 そして今回の襲撃は、今まで散々こき使ってくれた袁術軍に一矢報いる絶好の機会なのだ。多くの兵士にとって、まさに溜飲の下がる思いだった。

 

 

「袁術軍は、今頃我らが囮になって劉表軍と戦っていると思い込んでいる。我らを利用して劉表軍もろとも消し去ろうとした報い、必ずや倍にして返してやろうぞ!」

 

 孫堅の言葉には力が篭っていた。兵士達もそれにつられて、徐々に気分を高揚させていく。

 

「まもなく劉表軍は袁術軍に奇襲をかけるであろう。我々は袁術軍にトドメを刺すべく、補給拠点を焼き払う。人を顎で使うことに慣れきって戦いを忘れた連中に、本当の戦場を教えてやるのだ!」

 

 孫堅は自らの高ぶる気持ちを押さえて、兵士たちにこの任務の重要性を伝える。

 

「この戦いには袁術軍の主要な将軍のほとんどが参加している!すなわち、この敗北は、そのまま袁家の軍事力の衰退につながるのだ!皆の者、心してかかるがよい!我ら孫呉の興亡は、この一戦にあり!」

 

 

 

 その言葉を合図に、襲撃部隊は一斉に動き出す。

 

 ――孫呉の興亡は、この一戦にあり。

 

 その言葉を脳裏に焼きつけながら、彼らは進んでいく。江東の虎――孫堅はこの時、ついに袁術軍に対してその牙を向いたのだ。

 

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 

 

 陳紀は決して馬鹿ではない。むしろ優秀であると言えるだろう。必要に応じて正攻法と奇策、王道と謀略の両方を使う事の出来る人物である。だが、彼に弱点があるとすれば、それは視野が狭いことだろうか。陳紀が袁家に仕えて数十年、軍事において彼を超える頭脳の持ち主は袁術軍には存在しなかった。いかなる時も陳紀は自分ひとりで問題に対処してきた。

 

 ――他人の意見などあてにならない。信用できるのは己のみ。

 

 彼がそう考えるようになるのも無理のない話であった。

 

 だからこそ、彼には自分の尺度でしか物事を計れない。陳紀の考えた作戦は決して愚策ではない。だが、その策は全て陳紀の目線、彼自身の論理によって展開されていた。自分の見たいものしか見えていなかったことが、彼の失敗の原因だった。

 

 

 

 そしてその被害を真っ先に受けたのは、前線にいる兵士達だった。劉表軍を攻撃するべく平野を進み続けていた彼らの頭上に突如、矢の雨が降り注ぐ。一瞬にして袁術軍の隊列が乱れ、その場を混沌が支配する。

 

 

「よし!行くぞ野郎共!皆殺しだぁッ!」

 

 劉表軍の指揮官である、黄祖の野太い声が空に響く。その声を合図に、約3万の劉表軍が姿を現す。混乱して右往左往するしかできない袁術軍に、劉表軍兵士が雄たけびを上げながら突撃を始める。その姿は罠にかかった獲物に襲いかかる猟犬さながらであった。

 

「て、敵襲だぁっ!劉表軍だぞ!」

 

「なんで奴らがここにいるんだ!?」

 

「孫堅軍と戦っているんじゃなかったのかっ!」

 

「くそっ!こっちは隊長がやられた!何がどうなっていやがる!」

 

「で、伝令兵!状況を報告せんか!」

 

 何が起こったのかわからない。それは、袁術軍兵士全員に共通する思いだっただろう。

 すでに孫堅軍と劉表軍は戦闘を開始している。自分達は彼らが疲れ切った所に万全の態勢で襲いかかればよい。将兵問わず、袁術軍の誰もがそう思っていた。

 ゆえに劉表軍が襲いかかって来た時、彼らは自分達の身に何が起こったのか知ることも無いまま、無残に屍を晒す事となった。 

 

 

 

「何事だ?!」

 

 

 

 そしてそれは、袁術軍の司令官である陳紀とて例外ではなかった。彼の瞳に映ったのは、次々斃されていく味方の兵士と、この場にいるはずのない劉表軍だった。目の前では、兵士達が蜘蛛の子を散らすように逃げ回っている。騎兵部隊も奇襲を受けては、その機動力を十分に発揮できない。一部の部隊は辛うじて隊列を維持しているものの、このままいけばいずれ限界が訪れるのは誰の目にも明らかだ。

 

 何があったのか分からない。

 だが、これだけははっきりと言える。今や、袁術軍の命運は風前の灯であった。

 

 

「て、敵襲です!」

 

「そんなことは誰だって分かっておるわ!今、聞きたいのは敵の規模と我が軍の受けた被害だ!」

 

 大声をあげて部下を叱責する陳紀に、伝令兵が息を切らしながら現状を告げる。

 

「申し上げます!敵軍の数はおよそ3万!劉表軍の主力部隊と思われます!」

 

 

 敵の規模はおよそ3万。こちらよりは少ないが、決して楽観できる数字ではない。

 その一方で、報告を聞いた陳紀達を始めとする指揮官の顔に浮かんだのは、驚愕というより困惑の表情だった。

 

「3万?それは間違いないのか?」

 

 副官が問いかける。その数字は新野城にいたとされる劉表軍のほぼ全軍だ。その意味するところは――

 

 

「……孫堅は劉表軍に被害を与えることも無く負けたのか?」

 

「だとしてもこんなに手際よく奇襲を行える時間があるものか?捕虜から情報を聞き出したとしても、移動や準備にそれなりの時間は必要だ。」

 

「もしや孫堅が裏切った、とか?」

 

「あるいは劉表が増援を送ったのかも……」

 

 さまざまな憶測が飛び交い、不安が伝染してゆく。右往左往するばかりの指揮官たちを、見かねた陳紀が一喝する。

 

 

「静まれぃ!原因など後で考えればよい!まずは、自分達の為すべき役割を思い出せ!」

 

 響き渡る陳紀の大声に、我に帰る指揮官たち。

 そうだ。自分達が今すべきことは他にある。まずはこの状況をなんとかして立て直さなければならない。

 

 

「……司令官、ここは一度退却すべきです。」

 

 軍師の一人が告げる。

 

「我が軍は奇襲を受けており、兵達は動揺しております。統制が利かない現状では、このまま戦闘を続行しても被害が増えるだけでしょう。」

 

 更に、別の軍師が自身の意見を口にする。

 

「私も同様に、退却を進言いたします。敵の奇襲を受けたということは、我らの考えが敵に完全に読まれていたということ。今や我らは相手の土俵で戦っているようなもの。ここは一旦、相手の土俵から出るべきかと。」

 

 

 次々に退却を進言する軍師達。その軍事的妥当性は理解できた。だが、陳紀には退却できない理由があった。

 ここで退却すれば、袁家における自身の発言力は完全に失われる。袁家の未来を他の者に託すことなどできない。袁家の未来を担うのはこの自分なのだ。だからこそ、手ぶらで帰るわけにはいかない。少なくとも、失脚しない程度の戦功をあげなくてはならない。

 

 あるいは、何か別の手柄があれば……。

 

 そう、この失敗を帳消しにできるだけの何かが……。

 

 

 

 

 

「――あら、その様子だと相当お困りのようね。」

 

 

 

 声が、響いた。

 

 それはこの場におよそ似合つかわしくない、澄み切った、可憐な女の声だった。

 

 振り返れば、そこに彼女はいた。いつからここにいたのだろうか。彼女の接近に気づいた者は誰一人としていなかった。目の前の出来事に集中していたせいもあるだろうが、まるで最初からそこにいたかのような、不自然なほど自然な登場の仕方だった。

 

 

 

「劉勲……。貴様、何の用だ?」

 

 不快感を隠そうともせず、陳紀は喉の奥から絞り出すような声で問いかける。

 

「貴様は南陽にいるはずだ。それがどうしてこんな所にいる?そもそも、貴様は武官ではないだろうが?」

 

「まあまあ、そんなにがっつかないでよ。そんなに焦んなくても、ちゃんとアタシが相手してあげるからさぁ。言っておくけど、そーゆー余裕のない男は嫌われるわよ?」

 

 

 ぶちっ。

 

 陳紀の中で何かが切れたような音がした。

 

(……この女、いくらコネとカネがあるからといっても、最低限の礼儀ぐらいは弁えたらどうだ?)

 

 劉子台――地方の県令から出世した彼女は、袁家内部における人事部の統括を任せられている人物だ。彼女自身に目立った親戚がいないため、縁故採用を防止できると考えた張勲による抜擢だった。

 だが、劉勲は人事権をフルに使って、既に独自の勢力を築き始めている。尤も、今までは目立った越権行為を行ってこなかった為、この時点で劉勲を警戒していたのは陳紀ぐらいのものだが。

 

 

「用が無いなら黙っててもらおうか。今は、貴様のような小娘の相手をしてられる状況では無い。文官なら、おとなしく執務室で書類でも書いていろ。」

 

 同じ軍人ならまだしも、部外者に好き勝手言われて黙ってられるほど、自分はお人好しではない。第一、袁家における序列は自分の方が上なのだ。

 

「つれないわねぇ。ひょっとしてアナタ、血圧高い?」

 

 だが劉勲は悪びれる様子も無く、むしろこの状況を楽しんでいるかのようだった。

 いっそこの場で切り捨ててやろうかと、陳紀が本気で思いかけたその時、新たに別の声がする。

 

 

 

「おいおい、いつまでもこんな所で油売ってんじゃねぇぞ、アバズレ。」

 

 

 会話に割り込んできた声の主は、舞台俳優のような顔立ちの男だった。だがその端正な顔にそぐわず、全身からは殺気が溢れている。体はよく引き締まっており、歴戦の戦士であることを容易に想像させる。髪を短く切りそろえ、着崩した袁術軍の制服を纏う彼の名を知らぬ者など、袁術軍には居なかった。

 

「テメェも同じだ、陳紀。コイツの無駄話に付き合ってたって埒が開かねぇだろうが。」 

 

「何よぉ~。紀霊こそ急に話に割り込んで来ておいて、その態度は失礼なんじゃない?」

 

「はッ。今の言葉、そっくりそのままオマエに返すぜ。」

 

 口を尖らせてふてくされる劉勲を適当にあしらうと、その男、紀霊は再び口を開く。

 

 

「回りくどいのは無しだ。単刀直入に言おう。孫堅のヤツが裏切った。今、少数の部隊を率いてオレらの補給拠点潰しにかかってる。」

 

 

 陳紀の顔から、表情が消える。この男は今なんと言った?

 

 

 孫堅が裏切った。

 

 少数(・ ・)の部隊を率いて、補給拠点に向かってる。

 

 

 紀霊が陳紀に伝えた情報は非常に簡潔だった。

 だが、目の前にある状況を理解するには十分すぎる情報だった。

 

 そして、自身の失態を取り繕えるだけの功が目の前にぶら下がっているということも。

 

 

 裏切り者の存在。その意味するものは大きい。首謀者である孫堅を討ち取ることができれば、今回の敗戦の責任を全てなすり付けられる。それどころか、孫呉の勢力を一掃すれば、軍内部の派閥における自身の立場を揺ぎ無いものにできる。

 

 ならば、取るべき道はひとつしかない。

 

 そんな陳紀の思考を見透かしたかのように、劉勲が煽り立てる。

 

「ま、そういうこと。たしか孫堅が今率いてる数は2000ぐらいだったかな?そんぐらいなら勝てるでしょ。」

 

 大軍の利点の一つは、予備兵力を多く取れることだ。数が少ない場合、大抵は持てる全ての兵をフル活用しなければならない。ゆえに一度作戦が始まってしまえば戦線に穴を開けかねない、戦力の抽出はほぼ不可能だ。だが、大軍なら強引に兵力を抽出したとしても、敵はそう簡単には戦列を突破できない。

 

 陳紀の軍は奇襲を受けたとはいえ、まだ自由に動かせる予備兵力が残っていた。手持ちの兵力のうちで今すぐ動かせるのは、直属の騎兵2000と親衛隊が2500ほど。補給拠点に残してきた兵力はおよそ1500。合計すれば孫堅の約3倍、6000の兵力が揃う。

 だが、問題は――

 

 

「――安心しろや。兵の統制と劉表軍の対応はこっちで何とかする。何のためにこのオレが来たと思っていやがる。」

 

 不敵に笑う紀霊。すでに彼の目は戦場の方を向いている。その視線の先には兵を鼓舞しながら馬上で槍を振るう黄祖がいた。

 

「ほぉ……ヤツが黄祖か。こいつは中々――」

 

 

 ――中々、殺し甲斐がありそうだ。

 

 

 黄祖を見つめる紀霊の目つきが、獲物を見つけた肉食獣のように歪む。

 

 

「ちょっと紀霊、分かってるとは思うけど……」

 

「なぁに、心配すんな。そのぐらい分かってるって。」

 

 不穏な空気を感じ取って、釘を刺そうとする劉勲の言葉を軽く遮る。

 

「殺さねぇよ。今はまだ、な。ここ最近、欲求不満なのは確かだが、今回はとりあえずテメェの小細工に乗ってやる。」

 

「何かその言い方、すっごく引っかかるんですけどぉ~。」

 

 劉勲は不満そうな様子だったが、やがて諦めたのか陳紀の方へ向き直った。今度はどこか悪戯っぽい目つきで、媚びるように陳紀を見つめる。

 

「えっと……とにかく、こっちはアタシ達が何とかするから。陳紀将軍は裏切り者、孫堅を丁重に出迎えてくださいな。」

 

 

「フム……やむを得まい。そうするしかないようだ。」

 

 陳紀はとりあえず、この二人の言うことを信じることにした。

 どの道、このままでは自分に未来は無い。劉表軍との戦いでは既に詰んでいる。せめて裏切り者の成敗でもしなければ、後々責任追及された挙句に軍法会議で失脚してしまう。

 陳紀は紀霊らに背を向けると、近くにいた士官に向かって指示を出す。

 

「予備を全部出せ。残りは紀霊と劉勲の指示に従って敵の足止めをしろ。その間に予備部隊は私と共に補給拠点に移動するのだ。急げ、時間が無い。」

 

 陳紀は指示を出し終えると、自身も愛馬に跨る。

 何が目的であの二人がここに来たのかは結局分からずじまいだったが、そんなことはどうでもいい。孫堅を討ち取る、今の陳紀にとってそれが全てだった。

 

       




 チラッとだけ黄祖さんを登場させました。特にこれから大活躍とか無いでしょうし。
 この人も史実だと、何度も孫呉の武将が束になってかかっても勝てなかった名将だったんですよね。自分の領土に侵略してきたから孫堅討ち取っただけなのに、逆恨みされちゃう可哀想な人です。

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