あの日、貴方に会っていなければ
二次創作(snsmk,smsnk)
本人様とは一切関係がございません
花吐き病の話となっておりますので苦手な方はブラウザバックしてください
関東民の書く関西弁です
NL
nmmn
なんでもありな方向け
大丈夫な方はそのままお進みください
志麻子side
いつからかな、身体がおかしくなったのは。
なんて、本当はわかってるんだけどね。
あの日、兄ちゃんについて行かなきゃ、普通に暮らせてたのかな。
でもね、私、こうなっても幸せだよ。
貴方に溺れ、花を吐く
『センラさんに?』
「そう、お前に会いたいんだって。今俺の家いるからさ、来なよ。」
『う、うん…わかった…』
別居してる兄ちゃんからの電話は久しぶりで、しかも会えるなんて、自然と笑みがこぼれてしまう。
まぁ、こんなこと兄ちゃんに伝えたら調子乗り始めるから内緒。
センラさんの話はよく聞いていたしどんな人なのかも顔も少しはわかる。
実際会って話すのは今日が初めてなんだけどね、なんか楽しみで鼻歌なんか歌ってる自分がいる
今日はちょっと涼しいし袖の長めなシャツにいつものショーパンでいいかな。
たまには長いひらひらしたスカートなんて履いてみたいけどきっとそういうのは私に似合わないし
膝上のスカートなんて履いたら兄ちゃんがものすごく怒るから結局履けない。
本当面倒…心配してくれるんは嬉しいんやけどね。
『よしっ!』
用意も終えて家を出ようとした瞬間。スマホが鳴った。また兄ちゃんかななんて思うも表示された名前に目を見開いた。
『セン子さん!?』
「セン子でいいって…志麻子ちゃんこれから志麻さんの家行くんよね?私も呼ばれたから一緒に行かへん?」
『是非!!!!』
私はセン子さんが大好きだ。私より年上なんだけど優しいしおしゃれで背も高くてスタイルも抜群、、あれでショートだったら兄ちゃん間違いなく惚れてるだろうなぁ…
セン子さんと兄ちゃんが会うのも初めてだしどんな反応するのか気になるなあ…
「ほんと?ありがとう、じゃあ今から志麻子ちゃんちいくからもう少し待っててね。」
『わかりました~!』
なんで私の家かっていうと、セン子さんが兄ちゃんちに行くまでに私の家の前を通るから。
あぁ…楽しみだなぁ…四人で一緒に話せるなんて今日は本当に幸せだな…
~~~~~~~~~~~~~~
≪数分後≫
「志麻子ちゃん!」
『セン子さん!』
セン子さんはさん付けされるのが好きじゃないのかな、さん付けすると笑顔が一瞬消える、ちょっと怖いし嫌われたくないからさんってつけるのやめようかな…ちょっと抵抗あるけど…
『い、行こっか、せ、セン子…』
「…!うん!」
呼び捨てでためにしたら急に顔が明るくなる、あぁ、なんてかわいいんだろ…
そして私は兄ちゃんの家に向かって歩き始める
『セン子は付き合ってる人いるの?』
歩いていると中にずっと気になっていたことを聞いてみる
そしたらセン子は笑いながら
「いるわけないじゃん」
って、ああそっか、セン子は高嶺の花的存在できっと誰も話しかけられないんだろうな…
「そういう志麻子ちゃんはどうなの?」
まぁ、聞かれたら普通の人は聞き返してくるか…
見事なブーメランに結構なダメージを食らいながらも
『いないよ、』
本当のことを言った。
セン子はきっとかわいすぎて話しかけられないんだろうね、なんて言うも実際私は男の人がそんなに好きじゃない
だから正直言って、今日ちゃんとセンラさんと話せるか不安だったりする
まぁ、兄ちゃんもそれは理解したうえで呼んでるんだろうし、フォローはしてくれるだろうけど。
『ついた~!にーちゃん!』
私はインターホンを押さずに玄関に入ると大きな声で兄ちゃんを呼んだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~
センラside
「センラって俺の妹に会ったことあるっけ?」
しばらく無言が続いていたが急に話しかけてくる志麻君
『ないですよ』
会ってみたいけど志麻君がいつも会わせないっていうからなぁ…って、会ったことないってなんでそんな分かり切ってる事聞くんや…
『会ってみたいんですけど、ね』
「へぇ…じゃあ会わせてやろか?」
『な、なんでそんな急に…まぁええですけど…』
「俺がいればあいつも安心だろうし」
『その言い方だと男性恐怖症ですか?』
「いや、ただちょっと苦手なだけ。でも会わせる代わりに一つお願い聞いてな」
『な、なんですか…?』
嫌な予感しかしないがとりあえず何をしてほしいのかと聞く、ハードなのだったらどうしよ、だったら会わない方がマシや…
「お前の妹に会わせて」
『へ…?え、ええですけど…そんなんでいいんですか?』
「え、なに、もっとすごいお願いしていいの」
『だめです。分かりましたよ、呼びますね』
まぁ、他に何を言おうとしてたのか気にならなくもないけどな…
~~~~~~~~~~~~~~~~~
志麻side
『にいちゃーん!!』
天使の声が聞こえる。
来てくれたんや、嬉しいなぁ…
「しまこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおぉぉおお!!」
『わ、きも』
「!?」
俺は膝から崩れ落ちそうになった
ただ見たんだ、天使の横に女神を見つけたんだ
俺はすぐに体制を整え女神に挨拶をする
そしたら後ろから聞こえてきたんだ!!聞きたくなかった声が!!
『なんだ、セン子も一緒やったんか』
「あ、兄さん、」
なんだその天使のような笑みわぁぁぁぁぁァぁァあぁ!?
可愛いな!?しかも高身長!!髪の毛切ろうぜセン子ちゃん!?
『兄ちゃん変なの…引かれてるよ…』
無意識に興奮していた俺をセン子ちゃんが苦笑いで見つめている。
そんな顔しても綺麗なんやけどな
「まぁ、とりあえず入って話そか、」
俺はそう言って二人を部屋にあげる
~~~~~~~~~~~~~~~
志麻子side
まさか兄ちゃんがここまで変態だとは思ってなかったから私もちょっと引き気味
まぁ、セン子は全然気にしてなさそうだけど
そして今はどんな状況かっていうと
『えっと…志麻子ちゃん?』
『は、はひ!?』
センラさんと二人きり。なんでかって、セン子が忘れ物して私が付いていこうとしたら兄ちゃんが女子二人じゃ危ないやろ?俺がついてくわ~なんて言って行ってしまったから。
まだ外は明るいしだったらセンラさんがついて行けばよかったのに…絶対はめられた。
許さない
『志麻子ちゃんは男の人が苦手なん?』
『に、苦手というか…その…まぁ、…はい…でもセンラさんは大丈夫ですよ』
『そっかぁ…嬉しいなぁ…?』
そういってふわって微笑むセンラさん
かっこええなぁなんて見とれてた、結構な時間見てたらしくてセンラさんが頭に?を浮かべながら私を見てる
『あ、ご、ごめんなさ』
『大丈夫やで』
顔に熱が集まるのがわかる
耐えられなくなって私はトイレ行ってきます!なんて逃げようとした
でも、それはセンラさんの手によって遮られた
『待って、逃げんといて?』
『…いや、…あの…』
これって私の演技が下手だったのかな?本当にトイレ行こうとしてる人からしたらめっちゃ迷惑じゃない?
まぁ、嘘だから頷いて私はセンラさんの隣に大人しく座る
なんでこんなにドキドキしてるんだろ、さっき腕掴まれてびっくりしたから?
それともセンラさんに惹かれてるから…?
後者ではないと思いたい
その時だった
「ただいま~」
兄ちゃんとセン子が帰ってきた
私は二人のもとへ走った、でも、目の前の光景を見て足を止めた
だって、二人は手をつないでいたから
思わず目をそらした
二人とも一目惚れってことかな
それとも、たくさん話したのかな
兄ちゃんはセン子のこと狙ってたから一緒に行くって行ったのかな
あぁ…はめられたんじゃなかった…
兄ちゃんなりにも考えてたんだな
『は、やいね…?』
私が言いたかったのは付き合うのがってこと
でも二人は何を勘違いしたのか
「結構遅くなかった?」
って
話がかみ合わない…
それから部屋に入ってもずっと二人が一緒にいるものだからセンラさんも困り気味
私はどうしていいのかわからなくなって何も言わずに兄ちゃんちを出た
センラさんが何か言っていた気がする、もしかしたら呼び止めていたのかもしれない、そりゃそうだ、誰だってあの空間に一人にはなりたくないだろうし
兄ちゃんに、セン子におめでとうって言いたかったな…センラさんにごめんなさいって言いたかった…
なんで言葉が出なかったんだろ、おまけに吐き気もすごい、
私は近くのトイレに駆け込んで吐いた
でもそれは見たこともない綺麗な花だった
私は驚きのあまり声が出なっかった
恐怖で手も震えた
なにこれなにこれって一人でずっと言い続けた
でも私、もしかしたら原因を言ってるかもしれない
小さいころに本で読んだ花吐き病。
ずっと昔、はやったそうな
でも、今なってる人なんて聞いたこともないし存在しないと思ってた
でも私、花なんか食べてないし、こんなきれいに花が出てくるのなんかその病気しかない
そのとき私は気づいたんだ
だって、この病気は片思いしたらなるもの。
だから私は、センラさんに思いを寄せてるんだ
私はその花の形や色をよく覚えて忘れないうちに家に帰って調べた
どうやら私が吐いたのは「アガパンサス」
花言葉は恋の訪れだった
あぁ、やっぱりそうだ、私はセンラさんを好きになったんだ
もう会えない
会ったらきっと目の前で花を吐いてしまうもの
そんなの嫌だ、嫌われてしまう。
私はそれが苦しくて、好きとわかってから会えなくなることが辛くなった
小さいころは思ってたんだ、なんて素敵な病なんだろうって
でも今はそんなこと思わない
なんで私がこんなことになってるのって、こんな病なくなってしまえって
この病を治す方法は一つだけ
両想いになること。
私はこの病についてたくさん調べた
吐き出した花に触れた者は感染してしまうということ
センラさんは優しいから助けよようとして花に触れてしまう可能性も低くはない
だから、一番の方法は
会わずに両想いになること
『そんなの嫌だ…』
私はベッドに横になりながら小さくつぶやいた
その夜は泣いて泣いて、眠れなかった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
志麻side
俺はセン子と付き合った、もうわかるだろうけど
付き合ったことに後悔はない
それでも、志麻子が俺の家を飛び出して行ってしまったとき、言わなきゃよかったなって思った
志麻子はきっとセンラのことが好きだから、その思いを認めたくなくて二人っきりの時も一人で戦っていたんだと思う
もう連絡して何時間たったかな
センラも心配そうだ。
勿論セン子も
様子を見に行こうかなんて、そんなこと言えなかった
今きっとあいつは自分の気持ちを受け入れるために一生懸命なんだ
その時だった、セン子が立ち上がって、私が様子見てきますって言ったんだ
俺らは止めた
でも、同じ女子だし、何かわかることがあるかもしれないって聞かないセン子に諦めて許可を出した
俺はなんて情けない兄なんだろうかって落ち込んだ
それでもセンラは妹思いだの優しいだの言ってくる
ほんとに優しいのはお前だよ…
あぁ、ごめんな志麻子、何もしてやれなくて
~~~~~~~~~~~~~~
志麻子side
『う…ぇ……も、やだ…助けて……』
センラさんのことなんて考えたくないのに
もう頭はそれしか考えられなくて、考えたら出てくる花、花、花
辛くて辛くて、でもなんでか幸せだった
いろんな感情が混じって頭が痛い
いろんな花を吐いた。リナリア(この恋に気づいて)クルクマ(貴方の姿に酔いしれる)
どれも見たことないような花ばかりだけど、きっと恋に関係してるんだろうな
その時インターホンが鳴った
『ど、ぞ…うぇ…ッ』
また吐き出す、もう玄関に向かう元気もない
あぁ、この花は知ってるゼフィランサス。花言葉は汚れなき愛、期待
センラさんかもしれないって期待したんだ
でも足音は聞きなれた、セン子のもので
それでもなんだか安心した
私は花でいっぱいになったベッドを見つめながら笑った
「志麻子…ちゃん…?」
『来ちゃダメ、その花に触っちゃダメ!』
セン子は不思議そうな顔で私を見てる。
でもそうだ、セン子はもう結ばれてる
感染しないのかもしれない
いいな、両想いか
幸せになってね
『う……はぁ…っ』
「どうしたの…なんで花なんか吐いてるの…?」
私はマリーゴールド(嫉妬)を吐いた。幸せなくせに、私は結ばれることはないのに
何かを考えるたびに花を吐いてしまう自分がいる
こんなたくさん吐くものじゃないのに
私の頭が混乱していることを伝えるには、十分なくらいの花の種類。
私はセン子に理由を説明した。
そしたらセン子は何のためらいもなく私に近づいて、私を抱きしめた
辛かったねって
私はそんな中ホテイアオイ(恋の悲しみ)を吐く
そしたらセン子はこういったんだ、待っててって。
そう言い残して、私の家を出て行った。
その間に私は部屋中に散らばる花を片付ける。
もう吐き気は治まっていた。
~~~~~~~~~~~~~~
センラside
「お前がもっと早いうちに気持ち伝えとけばなぁ…」
『そ、そんなこと言われたって…俺は志麻君みたいにすぐに気持ちの整理がつかないんですよ』
セン子が家を出てから俺と志麻君で話した
俺は知らないうちに志麻子ちゃんに惹かれたみたいだ。
こうやって抵抗しているけれど、本当に早く気持ちを伝えておけばよかったって思ってる
そんなことを話していたら、息を切らして戻ってくるセン子
『セン子…?どうしたん?』
「あのね…」
説明されても訳が分からなかった、知らない病の名前に志麻君は混乱してるし、焦ってる
まあそうなるか、大切な妹やし、
でもそっか、志麻子ちゃんは俺のこと、好きになってくれたんやね。
それだけで嬉しい、でも今はそんなこと言ってる場合じゃない
治す方法は一つだけ…両想いになること…もうなってる、
あとは俺がちゃんと気持ちを伝えるだけ。
こうなったのは俺のせいといっても過言ではない
ちゃんと責任とって助けるから、もうちょっとだけ待っててな、志麻子ちゃん
俺は何も持たずに気づけば志麻君からもらった地図通り、志麻子ちゃんちに向かって走り出していた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
志麻子side
『う…ひっぅ…誰か…誰か…助けてよ…苦しい、苦しいよ…っ』
先ほどから少しは落ち着いた
でも、代わりのように涙があふれる、そして定期的に花を吐く
そんな時、玄関の扉が開いたんだ
廊下に響く音は聞き覚えのない足音で、でもなぜか私を安心させた
部屋の扉が開く、見られたくなかった花。
吐いている姿なんて見られたくなかったのに、私はまた花を吐いた。
綺麗な、ピンク色の薔薇(幸福)(感謝)
きっとセン子が呼んでくれたんだ、ありがとう、やっぱり私、セン子が大好きだよ
そんなことを思っていたら急に引き寄せられ、強く締め付けられた
兄ちゃんに抱きつかれるのとは違う、セン子にい抱きしめられたときとも違う
どこか安心して、ずっとこうしていたいって思うような
『センラ…さん?』
『ごめんなさい志麻子ちゃん、俺のせいですよね』
『違う、違うよ』
申し訳なさそうに謝るセンラさんに胸が苦しくなって首を横に振る
そしたらセンラさんは言ったんだ
『もうこんな苦しい思いは絶対にさせません、だから俺と付き合ってください』
私は驚きのあまり声が出ず、ただただセンラさんを見つめることしかできなかった
『そんな、やめてください、』
センラさんは優しいから、だから言ってるだけ
信じちゃいけない
そんな時だったんだ
センラさんが私の顔を無理やり上げさせキスをした
どうしていいかわからなくて、目をそらした
『好きじゃない人にこんなことしません、』
『…せ、んらさ…ん…』
どこまでもまっすぐ、心までも見透かすように私を見つめてくるセンラさんの気持ちを、信じないわけにいかなかった
私は白銀の百合を吐いた
この病が終わる合図。
少し驚いているセンラさんに説明すれば安心しきったようにため息をついて、
しばらくしてから
『絶対、嫌な思いも辛い思いもさせませんから、絶対幸せにしますから』
そういって微笑んだ、
私はそんなセンラさんから目を離せなくて
幸せな思いでいっぱいになった心を噛みしめるようにしばらく黙ってから
『はい』
って頷いて、センラさんの背中に手をまわして抱きついた
あぁ、なんて幸せなんだろ、
その時、玄関が開いた
セン子と兄ちゃんが心配そうな顔をしているも、今の状況を見て安心したのか二人で顔を見合わせてから笑っていた
兄ちゃんには何度も謝られて、苦笑いをするしかなかったけど
これからどんな幸せな毎日が待ってるんだろうって思ったらワクワクして、センラさんを見つめた
センラさんは私の視線に気づいたのか一度目を見開いてから私を見て優しく笑った
あぁ、こんな日が、永遠に続きますように
~~~~~~~~~~~~終~~~~~~
と、みせかけて((
これから幸せなことばかりが続くわけではなかったが
それはまた別の話で
あとがき
どうでしたか!!!展開が早すぎるのは許してくださいなんでもしますから。(なんでもするとは言ってない)
まぁとにかく、書いてて楽しかったです。花吐き病って素敵だなってずっと思ってたんですがなかなかかけずにいたのでかけてうれしいです…誤字脱字等あるかもしれませんがながしてください…
続きの話は気が向いたら書きます
結構疲れました…(一気に書いた馬鹿)
大体このくらいの長さで書いていきますのでこれからもよろしくお願いします
2018.08.06
@yukiyuki_s_