恋姫バサラ 革命 呉編 紅き虎と天の御遣い   作:双龍

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投稿を間違えてしまいました、申し訳ありません


10話

謙信たちが加入してからちょうど一ヶ月が過ぎようとしていたある日の朝、呉の将たちは評定を開いていた。

 

「評定を始めます、まず黄巾党ですが謙信殿たちの活躍もあり追い払うことが出来ました、しかし黄巾党は今や大陸全土に広がりを見せ、官軍も中央から軍を出してはいますが軒並み苦戦しているようです、そして黄巾党の勢いは留まるところを知らず現在は八十万もの兵力に膨れ上がっているとか」

「は、八十万!?誠にござるか冥琳殿」

「幸村よ怯えるでない、所詮は農民あがりの賊よ指揮しているものを打てば蜘蛛の子を散らすように逃げていくわ」

「しかし甲斐の虎よ、いかに賊っちゅうてもその数は感化できんぞ?」

 

黄巾党の信じられない数に集まった将たちがざわついた。

 

「まるでたちの悪い流行り病のようじゃな」

「雷火殿中々うまい例えをなさいますね」

「黄巾党は張角、張宝、張梁の三姉妹によって率いられているようです」

(やっぱり張角たちも女性なのか、まあもう驚かないけど)

 

それと少し前に丹陽郡を預かる劉耀殿が黄巾党と戦ったの報告がありました」

「ほんと冥琳!?」

「ああ、惨敗して丹陽を捨てて逃げたらしいがな」

「惨敗・・・」

 

雪蓮は一刀と出会ったときに会った大史慈のことを思っていた、すると信玄が雪蓮の肩に手をゆっくりと置いた。

 

「大史慈のことが心配なのは分かるがあのものは強いそう簡単にはやられたりはせん」

「そうね、またいつか会いたいわ」

「しかし冥琳よ丹陽が空いたのは俺にとっては好機だな、まあ黄巾党を追い返さないといけないが」

「はい、今炎蓮様が黄巾党を追い払えば丹陽も炎蓮様のものとなるでしょう、それに」

「それになんだ?」

「朝廷から勅命が下りました、丹陽の黄巾党を殲滅せよと」

「規模は?」

「勅命には五万と」

 

冥琳から話を聞くと炎蓮は勢いよく武器を持ち立ち上がった。

 

「野郎共戦の準備だ、丹陽から黄巾の奴等を叩き出すぞ」

 

炎蓮の言葉にその場にいた全員が頷いた、そしてそれから三日後炎蓮たちは軍を整え劉燿の旧領の丹陽に軍を進めた、出陣したのは兵力三万と炎蓮 雪蓮 祭 冥琳 信玄 幸村 謙信 一刀の九人で残りは建業で守備を任ぜられた、炎蓮たちが丹陽に着くとそこには十万の黄巾党が陣を敷いていた。

 

「これは・・・」

「冥琳どこが五万なのよ、その倍はいるんじゃないの?」

「うむ十万ぐらいはおるな」

「なんという数じゃ、粋玲も連れてくるべきじゃったな」

「しかし大部分は農民が蜂起した賊、一人の武はたいしたことはないでしょう」

「そうだとしても謙信公あの数は」

「朝廷の奴等に一杯食わされたか」

「恐れながら炎蓮様ここは」

「夜襲だな?」

「はい無理に全軍を相手にせずとも、夜襲を掛ければ、農民の軍です蜘蛛の子を散らすように丹陽から出ていくでしょう」

「よしなら俺が行く」

「しかし炎蓮様が行くのは危険です」

「この中で信玄たちを除けば俺が一番強い、それに武名が轟いていればいるほど敵も動揺するしな、江東の虎の名前なら不足はねぇだろ」

「それはそうですが・・・」

 

冥琳はそれでも炎蓮一人で行かせることを渋っていた、すると信玄が冥琳の肩に手を置いた。

 

「冥琳よならば甲斐の虎も共に行くならどうじゃ」

「信玄公!?」

「信玄と肩を並べての戦か面白え!!、祭お前も来いお前は俺たちの退路を作るんだ」

「御意!」

「幸村お主も祭と共に行け!!」

「承知しましたお館様!!必ずや退路を作ってみせますぞー」

「これなら問題ないな冥琳」

「はい、では私と雪蓮と謙信公と一刀は何かあったときのために本陣で待機しています」

「それで良いじゃあてめぇ等暴れるぞ」

「「「応」」」

 

炎蓮の言葉に信玄と幸村と祭は答えた、江東の虎と甲斐の虎との共演が今始まろうとしていた。

 

その頃そこから少し離れたところに金髪のツインテールをカールさせた少女が立ち炎蓮たちのいる方向を見て笑っていた。、するとそこに猫耳のフードを被った少女が近づいた。

 

「華琳様、物見からの報告が届きました」

「そう、何だって?」

「華琳様の危惧していた通り黄巾党は十万の軍勢を用意していたようです」

「朝廷ももう終わりね、それで他には」

「はい、そこに江東の孫堅の軍が陣を敷いたようです」

「孫堅の兵力は?」

「三万とのことです」

「随分少ないわね(私たちの軍は六万、もう少し早く出るべきだったわね)」

「いかがしましょう華琳様、このまま静観なさいますか?それとも」

「あら桂花私がその知らせを聞いて静観すると思っているの?」

「いえ、では兵たちに行軍を急がせます」

「ふふふ、よく分かってるじゃない」

 

すると猫耳のフードを被った少女は金髪の少女から離れていった、そして交代するかのように頭に三日月の兜をかぶり眼帯をした男が少女に近づいてきた。

 

「桂花の次は貴方?、なんのようかしら」

「ご挨拶だな、俺も風に吹かれたくなってな、それに」

「それに?」

「この先にライバルがいるとなったら血が騒いでくるぜ」

「やっと貴方の世界の強者に会えるのね」

「ああ楽しみにしとけ、派手なpartyの始まりだ!!」

 

男の楽しそうな顔見た少女はフッと笑うと炎蓮たちの元へ軍を進めるために二人で隊列に戻っていった。




それではまた十一話でお会いしましょう、感想評価お待ちしています。
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