恋姫バサラ 革命 呉編 紅き虎と天の御遣い   作:双龍

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どーも双龍です、今回は幕間を書こうと思っていたんですが、もう少しキャラを増やしてからにしようと思い、今回は見送りました、それでは六話をお楽しみ下さい。


6話

孫呉に信玄たちが加入して一月近くが経とうとしていた、その間信玄たちは大陸の文字を読み書きが出来るまでになっていた、一刀も信玄たちや冥琳たちの指導もあり軽い政務が出来るまでになった、そんなある日信玄は雷火と穏と執務室にいた。

 

「見事な案じゃ流石は信玄殿じゃな」

「まあ、ワシの国でやっておった事ゆえ、少し修正は必要じゃがな」

「そこは私にお任せください~」

 

そして信玄は一通り政務を終えると執務室を出ていった、そして執務室には雷火と穏だけが残っていた。

 

「それにしてもあのお方は凄いですね~、炎蓮様を武で退けるだけでなく、政務にも明るいとは」

「うむ、流石は大殿と同じく国長であったと言うだけの事はある、信玄殿の国も良い国なのであろうな」

「他の方も幸村さんは信玄さんに負けず劣らずの武をお持ちですし、佐助さんの諜報活動は目を見張るものがありました~、一刀さんも信玄さんや私たちにはない意見を言ってくれます、炎蓮様の慧眼には感服ですぅ~」

「そうじゃな、これからも四人には孫呉のために力を貸してもらいたいものじゃ」

 

信玄は執務室から出ると中庭で鍛練する幸村とその相手をしている雪蓮を見つけた。

 

「流石は江東の小覇王と名高き雪蓮殿」

「貴方もかなりやるわね、ここまで楽しいのは久しぶりよ」

 

そして戦っている二人を見下ろすように建てられた東屋には冥琳が書類を広げ何かを考えていた、そしてその横には佐助が座りお茶を飲んでおり、信玄はゆっくりと近づいていった。

 

「佐助の報告によれば、信玄公の予想通り黄巾党は大きくなりつつあるな」

「この短期間であの大きさは流石の俺様も予想外だったね」

「中央でも目に見えて被害が出るようになった、そろそろ討伐隊も出されるだろうが・・・」

「その討伐隊が全部やってくれればいいけど、逃げられたらこの建業に流れてくるだろうな」

「うむ、ならば早急に対策をたてるとしよう、それにしてもお前の隠密能力には目を見張るものがあるな」

「そうかい?まあお館様の顔を潰すわけにはいかないからね、ねえお館様?」

「いい働きをしておるようじゃな佐助」

 

佐助の言葉と自分の後ろから聞こえる声に冥琳は急に後ろを振り向いた。

 

「信玄公、雷火殿や穏と政務の予定では?」

「予定より早く終わったのでな、少し散歩をしていたのよ」

「そうでしたか、しかし信玄公の仰る通り黄巾党は急激に成長してきました」

(やはりこの世界でも黄巾の乱は起こりそうじゃな)

「それでは私は黄巾党に対しての策を考えねばなりませんのでこれにて」

「うむ・・・佐助」

 

冥琳が去ったのを確認すると信玄は声のトーンを落とし佐助を呼んだ。

 

「どうしたんですか?」

「ワシの勘が鈍っていないのであれば恐らくだが、謙信がこの世界に来た」

「上杉が・・・」

「あやつの気配がするのじゃ」

「調べましょうか?」

「いや、まだいい」

 

信玄はそう言うと佐助の元をゆっくり去っていた、佐助は空を仰ぎ呟いた。

 

「かすが、お前も居るのか?」

 

その次の日の早朝朝霧が立ち込める中信玄は中庭で一人武器を振り鍛練をしていた。

 

(謙信よワシが感じたぐらいじゃお主もワシがおることに気がついていよう、少しでもこの鈍った体を元に戻しておかねばな)

 

信玄が斧を振り抜くと人の近づく気配がし、信玄は武器をおろした。

 

「なんだ?やめるのかよ信玄」

「炎蓮か」

「こんな朝早くからどうしたんだ?」

「この世界にワシの宿敵が現れたようなのじゃ」

「へぇ、おめぇの宿敵って言うぐらいだから強いんだろうな」

「ワシの世界では軍神と謳われてる男よ」

 

すると炎蓮はすたすたと歩き自分よりも二回りぐらい大きい岩の前に立った。

 

「ふん!!」

「!?」

 

次の瞬間炎蓮は自分の武器に炎を宿しその岩を真っ二つにして見せた。

 

「おめぇの攻撃を参考にしてな、少し前にやっと完成したんだ」

(見ただけで真似ができるとはやはり武に関しては天賦の才がある)

「おめぇの世界の者どうしの決闘に興味がある、やる時は俺も連れてけよ」

「分かった」

 

話を終えると信玄と炎蓮は上る朝日を見ながらこれから始まる闘いに闘志を燃やしていた。




次は戦闘を書ければいいなと思っています、相手はもうお分かりだとは思いますが楽しみにしておいてください、それではまた七話でお会いしましょう、感想、評価お待ちしています。
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