探索者って明らかに超人だよね?   作:九十九猫221

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早く2章を終わらせろとにゃる様からの啓示をうけたので頑張りました(お目目ぐるぐる

次に君達は「これはひどい!」と言う!

そして、無残な姿となったプロットを見て静かに泣いた


第二章 ■■な共闘 10話 「これはひどい」

おかしい。何か空気が重いので、どうかしたのかと問いかけたのだが誰も返事をくれない。ただ、広々とした空間にパチパチと木が爆ぜるBGMが流れるだけで、床には首なし死体(ラスボス)が横たわり、首から噴出した血が大きな血だまりを作っている。端から見ればただの殺人現場だが、相手は人ではないのでセーフ!よって俺は無罪放免!お咎めないし!勝訴!コロンビア!法律が30もある俺が言うんだから間違いない。

 

まぁ、とりあえずこれで敵の野望はついえたはずだ。頭が無くなってしまえば下の奴等もただの烏合の衆だろ。・・・・・・べつに教祖の状態を掛けて言ったわけじゃないぞ?あ、ちなみに落とし子は教祖が死んだ途端、形が崩れて跡形もなく消滅した。何しに来たんだこいつ?

 

何がともあれ、古鷹さんと合流してさっさと脱出しよう。グール共のせいで夕食を食べてないからお腹すいたんだ。深夜のカップ麺としゃれこもう(なぜあんなにおいしいのか?

あ、でも下の連中は教祖が死んだことを知らないよな?証拠となるものが必よ・・・・うん、あったな。手軽でこれ以上ない証拠(生首)が。

 

未だに全員が固まっているが無視して、斬り飛ばした教祖の首を拾い上げるが、意外と重たい。だが、あくまで予想よりかというだけで持てないわけじゃない。そのまま生首を片手に氷室達と合流する。

 

「おまたせ。さぁ、早く古鷹さんと合流しようぜ」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「?、どうした?」

「・・・・すまん。ちょっと頭の整理が追い付かんから少しだけ待ってくれ」

「いや、早く古鷹さんのところいかないとやばくないか?」

「それは分かっている・・・・・だが、その前に一ついいか?お前何やった?」

「何って、ただ、隠れると忍び歩きを使って背後に回り込んで、忍殺しただけだな」

「響ちゃんが会話に入ってこないと思ってましたら裏でそんなことを・・・・」

「えっと、それでその生首はなんで持ってきたんだい?」

「下の連中に教祖が死んだことを手っ取り早く教えるのにこれが早いと思って」

 

質問が終わると、3人はお互いに顔を見合して盛大な溜息をこぼしたのだが、どうしたのだろうか?

 

「言いたいことは山ほどあるが、今はいい。結果だけを見れば大金星だからな」

「どこからどう見ても今回のMVPは俺だろ!もっと褒めろ!労われ!」

「とりあえず帰りましたらシャワー浴びて血を落としましょう。また洗ってあげますわ」

「ノーセンキュー。フィアと入ると無駄に長いから断る」

「きちんと汚れは落とさないといけないよ、九十九君」

 

完全に終わった雰囲気だが、この場に一人だけそうではない奴がいた。

 

「貴様・・・・・・」

 

そうキミタケだ。その目は殺意に満ち溢れており、今にも殺しに来そうなほどだ。お?殺るか?生首邪魔だからおいとこ。

 

「悪いがキミタケ。俺達はもう戦う気はないぜ。教祖さえいなくなればこの団体も自然消滅していくだろうから、ここで戦っても無駄死にするだけだぞ」

「確かにこの団体はもうだめだろう。退化した蛇人間では支配血清は作れない。直に操っていた人間たちも正気に戻るだろう・・・・・・・・だがな。長年にわたって計画していたものが破壊されて、その下手人がこの場にいる。ならばやるべきことは一つではないか!」

「ああ、そりゃそうだな。なら、今度こそリベンジマッチと行かせてもらうぜ」

「できればこのまま終わってほしかったんだけど、それなら仕方ないね」

「(お腹すいたなぁ・・・・・シーフードにしようかな?いや、しょうゆもいいなー)」

「響ちゃん、真面目なところですからシャキッとしましょう」

「俺は特に因縁とかないからなー。まぁ、殺しにかかってくるなら、誰であろうと容赦しないからな!」

「(((殺しに来なくても容赦ないような?)))」

 

《戦闘開始 1R》

《火器による先制により氷室からになります》

「卑怯だと思わないでくれよ?」

《連射 20発 1発につき+5%、命中率上昇》

《ダイスロール マシンガン》 

氷室 100→73 成功

命中弾数 1D20→14

《キミタケの回避》

キミタケ 30→82 失敗

《ダメージ》

28D6→99 装甲により半減(切り上げ)→50 HP13→-37

《戦闘終了》

 

戦闘が始まると同時に氷室の89式小銃から放たれる弾丸の嵐。静寂な空気から一変して火薬の破裂する音、打ち出されたから薬莢があたりに響く。だが、数秒程度でその音は止み、残るは全身のいたる所に小さな穴が開き、そこから血を噴き出しているキミタケの姿だった。

 

た、たった今起きたことを話すぜ。戦闘が始まったと思ったら既に終わっていた。な、なにを言っているかわからねーと思うが俺にもわからねぇ。ただ、氷室が装備していた89式小銃を全弾ぶち込んだら終わっていた。最初はゴムのような皮膚で弾を弾いていたが、すぐに1発2発と体内に撃ち込まれ、すべて撃ち終える頃にはミンチよりひでー状態のキミタケだ。

 

後ろから首ちょんぱした俺が言うのもなんだが・・・・・こっちのほうがひどい(確信)。配信されてたら見せられないよの人が出てくるレベルだ。

 

「キミタケ。お前の敗因はただ一つだ。たった一つのシンプルな答えだ。それは、物理無効の落とし子がいなくなった。ただそれだけだ」

「つまり俺のおかげってことだな」

「まあな。落とし子がいたらかばうを使って今みたいなことは出来なかったが、いないなら遠慮なしにブッパできるからな」

「まったくもってその通りだな」

「「あっははははは」」

「あれ?キミタケがいなくなった?どこ行ったんだろう?う~ん、不思議だなぁ」

「健吾さん?現実逃避していないで下さい!私一人ではあの二人は止めきれません!!」

「よーし!これで今度こそ脱出だ!生首持って合流するぞー!」

「うん、そうだね。早く合流しようか」お目目ぐるぐる

「それにしてもそこまで時間かからなかったな。古鷹さんの援護に回ればよかったか?」

「はぁ・・・・キミタケと教祖が気の毒に感じてきましたわ」

 

入った時は神聖な感じがした部屋も、今では血生臭い香りと火薬の臭いで充満した死の部屋へと変わり果ててしまった。俺はこんなところにいられるか!自宅に帰らせてもらうぞ!ということでさっさと首持って古鷹さんがいるであろう階段へと急いだ。山下さんは心あらずで、フィアは呆れて顔をしていたが無視だ!

 

 

急いで古鷹さんがいるであろう階段に向かうと、血と硝煙の臭いが充満していた。階段の下層部には数体のグールと蛇人間の死体が転がっている。肝心の古鷹さんはと言うと、弾丸を打ち尽くしたのか小銃を投げ捨てて、現在、グール達が一気に来れないのをいい事に、順番に蹴り、殴打、投げの無双状態に入っていた。

 

「ははははははっ!!どうした!俺はまだまだいけるぞ!かかってこい!!!」

 

えぇ~なにこれぇ。なぜか古鷹さんが最高にハイッ!担っているんだが?しかし、よく見てみると、所々に引っかき傷や噛み傷があるので流石に無傷ではないようだ。

 

「古鷹さん!教祖ぶっ殺してきましたよ!」

「ん?随分と早かったじゃないか!」

「ええ・・・・色々とありましたから・・・・」

「そうだね。悲しい事件だったね・・・・」

「そっちで何があったのかは後で聞くとして・・・・九十九さんはなぜ生首を持っているんだね?」

「あっ、これですか?例のお土産ですよ」

 

俺は古鷹さんが戦っていた場所まで行くと手にした生首を掲げてグールと蛇人間に高らかに声を上げる。

 

「敵将!打ち取ったりいいいいい!!!!!!」

 

突如現れた俺にグールと蛇人間は目が釘付けになり、掲げた生首を見て絶句していた。それもそうだろう。自分たちのボスの生首をいきなり見せつけられれば誰だってそうなる。

 

「お前たちのボスは既に死んだ!ついでにトミタケもな!これで何を企んでいたか知らんけど、お前たちの野望も教団もこれまでだ!!」

 

ふっ、完璧だな。これでこいつらは戦意喪失するだろう。後は案山子となったこいつらを全員抹殺すれば・・・・・・・・ん?何故だろう?戦意喪失するどころか、逆に「こいつだけは殺す!」と完全に覚悟完了を決めた目をしてるのだが?

 

「あれ?なんでこいつらこんなにもやる気満々なんだ?」

「それはそうだろう。自分たちが信奉している人物を殺した奴が目の前にいるのだからな。両親の前であなたの子供を殺したのは私です!と言っているようなものだ。しかも、その子供の首を持ちながらな」

「・・・・・・・もうだめだぁ、これでおしまいだぁみたいにならないの?」

「ならないなぁ~」

「どうしても?」

「どうしてもだな~」

「そっか~」(´・ω・`)

「氷室君達もこうなるとは思いつかなかったのかね?」

「「「すみません、色んなことが立て続けに起こって気が付きませんでした」」」

「はぁ~」

 

そんな・・・・俺の完璧な作戦がこうも簡単に崩れ去るなんて!っと思っている間にグール・蛇人間達がガンギマリした目でゆっくりと階段を上ってくる。ひえ!?野獣の眼光だ!

 

「こうなった以上仕方ない。氷室君!プランBだ!」

「了解。出来れば使いたくなかったが四の五の言ってる場合じゃないですね」

「え?この状況を打開できる案があるのかい?あるのかい?流石だね!」

「私はなぜかとても嫌な予感がしてきましたわ」

「そんなことはどうでもいいから早くしてくれ!このままだとあいつらの今夜の晩餐にされちまう!」

「「「「それは自業自得だろ(です、だね)」」」」

 

四面楚歌ってこんな時に使うのかー。

 

氷室はおもむろに手のひらサイズの機械を取り出すと、その機械に取り付けられていたボタンを押す。すると下の方から大きな爆発音と共に建物が揺れる。こいつ、何をしたんだ?

 

「古鷹さんが戻った際に増山さんからC4爆弾を受け取っていてな。ちょっとボイラー室に仕掛けておいたんだよ。本当は手持ちの手榴弾でやるつもりだったが、C4爆弾のほうがいいと思ってな。ボイラー室を爆破すれば結構いい感じになるかなーと思ったんだが・・・・・・・想像以上だった。すまん」

 

氷室の言う通り、爆発音がするたびに建物の揺れが大きくなっていき、今にも倒壊しそうな感じがする。それよりもこのままだとヤバくないか?煙が下から少しづつ登ってきてるけど火着いちゃってる?

 

「もうじきこの建物は倒壊する!!死にたくなかったらさっさと避難するんだな!それともなんだ?このまま倒壊に巻き込まれてみじめに死ぬか?」

 

獣としての本能がやばいと感じたのか殺意の波動は収まり、今はどうする?と互いに顔を見合わせていると、一匹のグールが逃げ出した。そうなれば後は伝染したかのように次々と逃げ出していき、この場にはグール1匹と蛇人間2匹しかいなくなった。ふっ、所詮は獣。恩や情よりも本能で動いてしまう奴等だ。

 

この場には本能に負けず、踏みとどまった3匹の雑魚がいるだけだ。対してこっちは5人もいる。ぱぱっと片付ければ脱出は難しくないだろう。さーて殺りますかねー

 

 

 

 




おかしい、こんなに簡単に殺される予定では・・・・
落とし子がかばい、キミタケが攻撃する完璧な布陣はなかったんだ。
氷室「卑怯と思うか?それが君の敗因だ」小銃フルブッパ、爆弾ポチー

それはそうとフルオートでの攻撃はこれでよかったのかな?今まで何回もオンラインセッションしてきたけど一度も使っている人見なかったからなぁ(KPが持たせたくない気持ちがよく分かった)
ようやく次回で第二章も終わる・・・・・・はず。(後日談は含まれない




残ったグール、蛇人間はダイスで決めました(1D3でな)

ありえたかもしれない出来事
キミタケ「応急手当!」1D3→3 HP-1→2
教祖「死ぬかと思った」 首をホッチキスで接合
九十九達「ええ~」
まぁ、応急手当させる前に九十九が妨害するんですがね(DEX順的に
※なお、探索者も可能
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