TRPGプレイヤーはヒーローになりて   作:世桜

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お久しぶりです。すごくお待たせしました。
今回は『CoC』こと、九頭龍 菜瑠に焦点を当てた話となっています。まぁ、過去話ですが。


TRPGプレイヤーは探偵になりて

ハァイ、初めまして。アタシは『CoC』こと、九頭龍 菜瑠よ。今は請け負った仕事をしてるの。

 

「見つけたわよ……」

 

チャンスは一度きり。コレを逃すと目標は警戒してしまうだろう。

目標捕捉………………今よッ!?

 

『ニャ゛ーーー!!』

 

「もう離さないわよミーちゃん!観念なさい!!」

 

住宅地の中にある公園に、猫とアタシの声が響く。遊んでいる子供たちとその親はいつもの事かと小さく笑っていた。

 

「ミーちゃん!こんな場所にいたのねぇぇ!!」

 

「この辺りは猫の集会所になってるんです。もしまた迷子になった時はカリカリをもってここに来るといいかもしれません」

 

「ありがとねぇ、探偵さん。これ、依頼料です。少ないですがお受け取りください」

 

「はい。ご依頼の『迷子猫捜索』これにて完了しました。何かありましたら、九頭龍探偵事務所へご連絡を」

 

依頼人からお金を受け取り、事務所へ戻る。

アタシの九頭龍探偵事務所は『TRPG』の1階に存在する。そもそも『TRPG』は三階建て+地下2階の

計5階建てであり、1階を九頭龍探偵事務所、2階が『TRPG』、3階はアタシのを除いた各自の自室、地下は能力実験場になっている。

九頭龍探偵事務所は1階に存在するため、『TRPG』へのお客様の受付もしていたりする。

 

「あら、いらっしゃい。探偵事務所と『TRPG』、どちらに御用?」

 

探偵事務所に戻ると、1人の少女が備え付けの長椅子に座っていた。

ピンクの髪と薄い青の猫目を持った可愛らしい、制服を着た少女だった。

 

「用があるのは、探偵事務所だよ」

 

「そう、なら待たせちゃったわね」

 

「別に。ここの人に入れてもらえたから」

 

空っぽになった湯のみへ麦茶を注ぎながら彼女はそう答える。

アタシも冷蔵庫からりんごジュースとお茶請け代わりにマカロンを取り出す。

 

「どうぞ。麦茶には合わないけど」

 

「どうも」

 

「それで、なんの用かしら。迷子の猫捜索から浮気調査まで、なんでもやるわよ?」

 

パッと見高校生か中学生の彼女に浮気調査を提案するなんておかしい事ではあるが、見た目が幼女の実年齢億超えヒーローとかが存在しているこの個性社会だ。見た目なんて年齢の判断基準にはなり得ない。

 

「……私を、殺して」

 

絞り出したように、彼女が放ったその言葉に先程まで浮かべていた笑顔がスっと引っ込む。

 

「アンタ、本気でそれ言ってるの?」

 

「本気も本気。隠し続けて生きるのに疲れたの」

 

この世界に来てから何度も見た、『生きることを諦めた目』を彼女はしていた。

 

「訳アリって事ね。……それにしても」

 

「何?」

 

「アンタのその顔、何処かで見たことあるのよねぇ……」

 

喉元まで来ているのだが、どうしても答えが出てこない。転生後から取るようにしたメモを見ても、彼女のような容姿をした女性と出会ったことは書いてない。

 

「街の「あぁぁ!!」中……どうしたの」

 

思い出した。確かに彼女を見た覚えはある。確かにメモ帳には書かれていないはずだ。なんせ、メモ帳を取る習慣が付く前に見たのだから。それは今世ではない。アタシがここに来る前の、前世の事だ。確か、彼女は―――

 

「―――恋するドラゴン?」

 

「ッ!?」

 

思わず口から漏れたその言葉に、彼女は驚愕を浮かべた。

 

「あぁ、ゴメンなさいね。いきなり「知ってるの?」……何がよ」

 

「私の容姿、私の正体、私の……秘密を」

 

「……アンタの秘密は分からないけど、容姿と正体は知ってるわよ」

 

何せ、前世の自分の性癖を人外女性好きへ変えたバイブルの1つなのだから。

逆に言ってしまえば、バイブルを忘れるほどアタシは今世を我武者羅に生き続けたのだろう。狂気に理性を飲まれながらも、抗い、今日その日を生きるために。

 

「公式であるニトロプラスからの名称は『恋するドラゴン』。その正体は一体の竜。恋人と愛し合うために生きる。そんな存在よね。ま、アンタからしたら訳分からないことだろうけど」

 

「大丈夫、分かるよ。この容姿は、私が望んだことだから。ニトロプラスだって、竜†恋だって、私は知ってる」

 

彼女のその言葉に衝撃を受ける。

この世界において、ニトロプラスは確かに存在している。恋するドラゴンだって存在する。しかし、それはニトロロワイヤルにおけるオリジナルキャラクターとしてであり、竜†恋は存在しない。

それなのに、彼女は竜†恋を知っていた。この世界に存在しないはずのゲームを(・・・・・・・・・・・・・・・・・)知っていた。

 

「……もしかして探偵さんも?」

 

「……前世持ちであることを、転生者であることを隠し続けたってわけね。安心なさい。ここにいる人は皆、アンタと同じよ」

 

救いにはならないかもしれない。死ぬことを諦めないかもしれない。それでも、アンタは1人じゃない。そう、伝えたかった。

 

「……できれば、もう少し早く知りたかったなぁ」

 

「止める気は、無いのね」

 

「うん。ここにいる誰か以外と関わることはある。その時にまた隠さないといけない。私はもうやりたくないの」

 

「そう、なら止めないわ。……じゃあ料金の話をしようかしら」

 

アタシがそう言うと、彼女は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしてアタシを見た。

 

「受けて……くれるの?」

 

「ここにいる人間は誰だって何度かそう思ったことがあるの。言っちゃえば、アンタはアタシ達のIF。思うところがあるのよ」

 

生まれた時から『神話生物』という狂気に侵され続けたアタシも、リーダーに会うことが無ければこのようになっていたかもしれない。

悠久を生きる。それは神格を宿したアタシも、レネゲイドビーングのリーダーも、ホムンクルスの身体を持つリヤナも、妖魔の遺伝子を持つ忍上も変わらない。

『TRPG』なんて、同じ境遇の存在(不老)が集まった傷を舐め合うだけの、死ぬことが怖い臆病者達のコミュニティだ。

 

「そう。……それで、依頼料はいくら?」

 

「アンタが決めなさい」

 

せっかく作り直した真面目な顔がアタシの言葉でまた崩れた。

 

「え?」

 

「アンタにとって、その依頼はどの程度お金をかけるべきモノなのか。安ければその程度。高ければそれだけ真剣ということよ」

 

例としてだけど、迷子の猫探しは大体5千から1万の間くらいね。

そんな事を言いながら、カラーボックスに入れた引き出しの中から真っ白の領収書とボールペンを彼女に渡した。

驚いてはいたが、彼女は直ぐに意識を切り替えてペンを取った。

 

「……どうぞ、こちらが依頼料です」

 

「100万……ね。分かったわ。あなたの覚悟であるこの領収書と共に、その依頼お受けしましょう」

 

彼女から領収書を受け取る。(たつの) (れん)という名前がサインとして書かれていた。

そのまんまの名前ねぇ。

 

「ありがとう、ございます」

 

依頼成立の証として、彼女と握手をする。

 

「貴方を殺すとしたら、やっぱり『英雄殿』かしら?」

 

早速、彼女を殺すための打ち合わせを始める。

『英雄殿』。竜†恋にて現代兵器では傷一つ付かなかった恋するドラゴンへダメージを与えた竜殺し。(恋するドラゴン)を殺すためだけの舞台装置。

 

「そう……なのかな。産まれてから、1度も会えてないんだよね。私は『恋するドラゴン』をそのまま自分に当て嵌めた。なのに『英雄殿』は私の前に現れない。コレってもしかして『英雄殿』、存在してないんじゃない?」

 

「……少し見て欲しいものがあるの」

 

探偵事務所のある棚の中、そこにある1冊のファイルを取り出し彼女へ見せた。

 

「これは?」

 

「ある殺人事件をまとめたスクラップファイルよ」

 

リーダーがこの事務所を立ち上げた頃から起こっている殺人事件。ここ数年は犯人の影がなかったために忘れていたが、彼女の存在……いや、正体により思い出した。

 

「殺害されたのは10人以上。性別や年齢、国籍も関係なく殺されているの。殺された全員が個性持ちだった為に、無個性による逆恨みとして処理されたわ。被害者にはある共通点があったことも気付かずにね」

 

「共通点?」

 

「個性が竜への肉体変化だったことよ」

 

しかも現場付近では謎の光が被害者を傷つけていくことを目撃している。

 

「確実に『英雄殿』は存在している。だけども、アンタの元へ現れない。だったら『英雄殿』が現れる条件でも探しましょう?」

 

「……うん。『英雄殿』がいることだけでも分かったから、私にとっては収穫だもん」

 

原作において、『英雄殿』は恋するドラゴンが現れるとすぐ殺しに来た。しかし今現在、『英雄殿』は他の竜にご執心のようで。

 

「これは依頼完了までしばらくかかりそうね。連絡が取れるように、携帯の番号教えて貰える?」

 

「えっ、あ、いや……」

 

アタシがそう言うと、彼女はそう言って視線を逸らした。

 

「言いたくない事情でもあるのね。ならいま住んでる住所でいいわ」

 

彼女はそれも言おうとせず、静かな時が流れた。

流石に彼女の反応に疑問を持ち、どうにか彼女の現状を聞き出した。

 

「ホームレス!?年頃の乙女がなしてんのよ!生活保護でも受け……はぁ!?戸籍もないの!!?」

 

空いた口が塞がらないとはこういうことだろう。まさか、親から虐待をされていたとは思わなかった。

 

「とりあえず、うちに居なさい。住み込みのアルバイトとして雇ってあげるわ」

 

断る彼女の意見を押し切り、とりあえず風呂に叩き込んだ。川が風呂替わりなのは女としてどうなのかしら。まぁ、竜として考えるなら普通……なの?

彼女を風呂に叩き込んで1人になった今、彼女が漏らした言葉から生まれた『英雄殿』に対するひとつの仮説を考えていた。

 

「彼女と被害者たちの違いはもしかして、戸籍登録?……いえ、どちらかと言えば個性届けかしらね。個性届けから自分が狩るべき対象を探していた?つまり、『英雄殿』は市役所職員?でもこの事件は日本全国で起きてること……」

 

そもそも、彼女は恋するドラゴンをそのまま自分に当て嵌めた。『英雄殿』はそれのオマケとして生まれたのだろうか。それとも、誰かが『英雄殿』になることを望んでこの世界に産まれたのだろうか。この違いが確認できれば……。

終わりのない思考へと意識が向かう。今分かっていることから考えられる予想であるため、『幸運』や『知識』は使えない。アタシの『アイディア』は高くないため、当てにできない。

 

「……リヤナに竜殺しの逸話でも聞いてみましょ」

 

ソファから立ち上がり、風呂場の前にバスタオルと着替え(来客用。袋入り)を置いて、リヤナの部屋へと向かった。

その後、風呂から上がった恋もリヤナの部屋に呼んで3人でパジャマパーティ女子会をした。

 

 

 

〇●〇●

 

 

 

九頭龍さんに依頼を頼んでから1ヶ月ほどの時間が過ぎた。『英雄殿』の情報は1つもなく、変化があったことは近所のお婆さんに可愛がられるようになった事と、食材の目利きが上手くなったことくらいだ。……そう言えば今日は八百屋さんで安売りがあるらしいから早く行かないと。

 

「見つからないわねぇ、『英雄殿』」

 

「見つかんないね、『英雄殿』」

 

その日は探偵事務所の仕事を休んで『英雄殿』を探しに街へ来ていた。

 

「私の方も見つかりませんでした。念話でもみんなそう言ってます」

 

「悪いわねリヤナ。せっかく休んでたのに」

 

「うぅん。九頭龍さんがこんなに時間かける依頼って珍しいから気になってたんです」

 

浮気調査以外で、ですけどね。そんなことを言ってリヤナは笑う。その笑顔に釣られて私もまた笑顔になる。この1ヶ月でリヤナとすごく仲良くなった。今まで作ることの出来なかった初めての友達だからだろうか。彼女との毎日はとても楽しい。

 

「今度はこっちを探してみます!」

 

リヤナはそう言ってビル街の方へと向かった。光が歪んでいる所を見るに、英霊たちもついて行ったのだろう。

 

「なら、アタシたちはこっちを探しましょ?」

 

九頭龍さんが指さしたのは大通り。リヤナと比べて目が少ない分、他人の目を使う聞きこみ調査だ。

 

「あら、コンビニね。ちょうどいいわ。アタシ飲み物買ってくるけど、欲しいものある?」

 

思いつくようなものは特になく、この場で待っている旨を伝えた。

九頭龍さんがコンビニに消え、私は1人駐車場の縁石に腰をかける。

依頼を頼んでから『TRPG』の皆さんと短くも、濃い時間を過してきた。私を否定しない大人に、私をいじめない同年代。そして、私を大切にしてくれる九頭龍さん。正直、この依頼が完了しない事を私は望んでいる。

楽しいのだ。この、なんでもない日々が。明日も今日のように九頭龍さんと仕事をして、夜にはリヤナと寝落ちするまで話をする。今までの私にはなかった、幸せがあの事務所には確かにあった。

……依頼の取り消しをしよう。そして、正式な社員として雇ってもらえないか、交渉してみよう。私はもう死にたくない。彼らと生きていたい。

コンビニから袋を持って出てくる九頭龍さんが見えた。

 

「あの、くずっ……」

 

腹部に違和感を感じた。その後、口へ何かがせり上がり、ソレを外へぶちまけた。

 

「……ち?」

 

真っ赤なソレは私の口から吐き出されたものだ。そのまま下へ目線を下げると、光が私の腹部を貫いていた。

 

「……は、は。今、来ない、でよ―――」

 

どうにか背後へ視線を向け、私は笑う。1度は死に物狂いで求め、ついさっきそれへの思いを断ち切った()にとっての『死』の象徴。

 

「―――『英雄殿』」

 

依頼、完了しちゃったなぁ。

最後に浮かんだ言葉はそんな一言だった。

 

 

 

〇●〇●

 

 

 

目の前で起きている出来事に、理解が追いつかない。どうして今になって来たのか。持ち直して来た彼女の前に、何故今現れたのか。

ビニール袋を投げ捨て、急いで彼女に駆け寄る。

 

「ちょっと!何ボサっとしてるの!救急車と警察を呼んで!!」

 

アタシの声に通行人たちが動き始めた。一人は110番通報をし、また一人は119番へ電話をかけた。

アタシもやれることは少ないが応急手当を恋にかける。こんなことなら、もっと技能値取っとくんだったわ!

 

「おい救急車はまだか!早くしねぇとあの子死んじまうぞ!」

 

「渋滞に捕まったらしい!誰かワープ系の個性を持ってるやつはいるか!」

 

「失礼します!しがない町医者ですが治療系の個性をもっています!延命措置程度なら出来ると思います!!」

 

騒ぎを聞きつけたのか、一人の男性がやってきた。どうやら医者らしい。アタシは恋を彼に預けた。

 

「……申し訳、ございません」

 

恋をみた医者がそう言った。医者はアタシの様子を見てか、それ以上は何も言わなかった。アタシたちの雰囲気から察したのか、この場から離れていった。アタシが恋の死体の前でただ何もしようとせず座っていると、一人の男性が恋の顔へ布を被せた。

 

「現場にいなかった私に何を言われても意味がないと思う。だが、これだけは言わせてくれ。犯人は私が絶対に捕まえよう。キミとこの子に誓う」

 

「その必要はない、オールマイト」

 

聞き覚えのある声に、アタシは顔を上げた。

 

「……リーダー」

 

「龍本さん。それはどういうことですか?」

 

「その少女、竜 恋を殺した犯人はキミのようなヒーローではなく、我々『TRPG』の管轄だ。キミの立ち入る隙は無い」

 

リーダーが腰を落とし、アタシに視線を合わせながら口を開く。

 

「あの『英雄殿』は我々と同存在だ。だが、奴は人を殺しすぎた。だから私が来た。仕事内容は言わなくても分かるな?任せたぞ」

 

『ディメンジョンゲート』を展開し、リーダーは消える。それと同時に、スマホへ通知が入る。送り主はリヤナで、内容は『英雄殿』の現在地だった。

 

「……オールマイト、気を使ってくれてありがとね」

 

彼の返答を待たず、アタシは『英雄殿』の元へ向かう。仕事とは、『英雄殿』を殺すことだ。

数多の人間がこの世界へ転生者として渡る。アタシ達はその中でも『やり過ぎてしまった』存在を消している。もちろん、『TRPG』のメンバーは皆この事がヴィランと同じ……いや、それ以上の悪事だということは分かっている。それでも、リーダーは止まらないだろう。

ならばアタシ達もリーダーに着いていくのみ。呪い(正義)のように生きて、祝い()のように死ぬだけだ。

 

 

 

〇●〇●

 

 

 

ヴィランの巣窟でもある寂れたビル街のど真ん中、そこに『英雄殿』はいた。

 

「こんにちは、ヤな天気ね」

 

「こんにちは。……そうだな、嫌な天気だ」

 

「前座はいるかしら?」

 

「要らん。竜殺機関に従い、邪魔者は消す」

 

『英雄殿』は黒き甲冑を身に纏う。

彼が人間で良かった。竜†恋における竜殺しは肉体の損傷を修復する。そのためアタシの武道キックは無意味だろう。しかし、意識ある人間ならば―――

 

「ゲームエリア直径1kmに設定」

 

―――恐怖からは逃れられないはずだ。

 

「さよなら、設定に忠実な竜殺し。この世界で貴方は『英雄』になり得ない」

 

アタシの手に現れた一冊の本。それはこの世界の住人には馴染みのないもの。しかし、アタシたちと同じ世界出身ならとても馴染みあるもの。

 

「KP権限により、かの邪神をこの場に呼び出す」

 

『TRPG』が持つ秘技にして、絶対に使っては行けない邪奥義。

 

「いでよクトゥルフ。己を英雄と勘違いする愚か者の精神を粉砕しろ」

 

自身をGMとして、指定した範囲内にTRPGの常識を無理矢理押し付ける。

あぁ、なんとも恐ろしき技よ。

 

 

 

〇●〇●

 

 

 

『本日のニュースです。先日の17時頃に××町の朽ち果てたビル街に屯していたヴィランのほとんどが精神に異常をきたすという怪事件が発生しました。免れた一名のヴィランも恐怖からなのか、言葉を話すことができない状況とのことです。続報が入り次第―――』


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