STRIKEWITCHES 01 RELOADED   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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解説



一式超大型対空砲

まんま対空掃討砲『ニーベルング』。扶桑皇国海軍第七艦隊司令部“ジャブロー”に配備されたジャブロー防空網の一角を担うレーザー砲。普段はオリジナルのニーベルング同様隠されている。




第七艦隊に所属するウィッチ

扶桑皇国陸海軍軍人にとって、第七艦隊に所属するということは憧れであり、参謀本部・陸軍省・軍令部・海軍省勤務以上のステータスと見なされている。ウィッチは所属する際に、士官は無条件で一階級昇進でき、下士官は一気に准士官まで上がれる。ウィッチでなくとも、頭が良いか何かしら特技があれば転属できるし、昇進もできる。危険を伴う任務ばかりではあるが、通常部隊勤務の者の倍の給料が支払われる上、福利厚生も手厚いので、他の部隊に比べてその点においても人気は高い(大怪我しようものなら司令長官たるクルーゼが直接治癒魔法をかけてくれるので、わざと大怪我しようとする者もいる始末である)。




工藤俊作

扶桑皇国海軍少佐。第七艦隊所属。機動戦艦 紀伊(アルビオン)副長。坂本美緒中佐を補佐する。元ネタの人同様、男で堂々の体格の持ち主。幼年組ウィッチ達からの人気が高い。以前救出したブリタニア海軍駆逐艦「エンカウンター」乗組だった士官達と付き合っているらしい。




第七艦隊の戦力

第七艦隊は桜型機動駆逐艦(クラップ級)4隻、薩摩型機動戦艦(ラー・カイラム級)1隻で構成された“戦隊”を4個、阿賀野型機動巡洋艦(アーガマ改級)の『能代』が単艦で動く第一独立部隊、『矢矧』と『酒匂』で構成された第二独立部隊、秋月型機動駆逐艦(アレキサンドリア級)2隻ずつで構成された第三、第四独立部隊の“独立部隊”4個、単独行動する機動戦艦『安芸(アークエンジェル)』と機動戦艦『紀伊(アルビオン)』、旗艦たる機動戦艦『相模(ゼネラル・レビル)』、そして補給艦扱いの空母『天城』と護衛の睦月型防空駆逐艦『睦月』、『如月』の計33隻で構成される。




第七艦隊の飛行隊

第七艦隊の飛行隊はエースウィッチのみで構成される。部隊は現在4つ存在しており、ラウ・ル・クルーゼが直接率いる第70飛行隊、アンジェラ・サラス・ララサーバル率いる第71飛行隊、竹井醇子率いる第72飛行隊、ヨハンナ・ヴィーゼ率いる第73飛行隊である。各方面で戦う第七艦隊所属のウィッチはこの飛行隊のいずれかに名目上属して戦っている。入隊審査は非常に厳しいが、中でも第70飛行隊は特に審査基準が厳しく、中々入れるものではない。




ラウ・ル・クルーゼの兵器製造能力

ラウ・ル・クルーゼ(偽)が転生する際に神に願った特典の一つは『自分が知ってるガンダム作品の全MS・艦艇のデータ』だったが、それプラスでラウ・ル・クルーゼ(偽)が生前知っていたあらゆる兵器の設計図(ただし、クルーゼが渾名と正式名称を両方言える兵器のみ)も神が独断で入れているため、様々な兵器がこの作品では登場する。






前世でも今世でもロクな親に恵まれなかったラウ・ル・クルーゼ(偽)は、その境遇からか本能的に(ニュータイプ達が正妻ポジを確保しているが)多くのウィッチに母性を見出だし、無意識下で恋慕の情を抱いていた。ヘルミーナ・レント、ヘルマ・レンナルツ、ライーサ・ペットゲン等がその対象である。




ミーナ・フレデリカ・ハルゼーJr.

リベリオン海軍第6艦隊(欧州派遣艦隊)司令官。大将。1942年の末から1943年の末まで休養のためにリベリオンの大使館駐在武官をやっていたクルーゼに興味(とあわよくば娘と結婚させたいという思惑もあり)を持ち、声をかけて以来、酒場で一緒に騒ぐ仲になった。





マンフレート・アルブレヒト・フライヘア・フォン・リヒトホーフェン

第一次ネウロイ大戦時におけるカールスラントの英雄。第一次大戦において前人未到の80機を撃墜した。プール・ル・メリット章受章。数少ない男ウィッチ(ウィザード)であり、1918年に戦死するまで多くの仲間や弟子と大空を駆け抜けた。共に空にあった者達が現在のカールスラント空軍首脳部である。ヘルミーナ・ゲーリング国家元帥、エルネスタ・ウーデット大将、ブルーナ・レールツァー大将、従妹のヴォルフラミーネ・フライヘア・フォン・リヒトホーフェン元帥が主だった面々である。特にリヒトホーフェン元帥はクルーゼと親交があり、502関連で強い協力関係を築いている。




男性の人権

この男女比約1:30の貞操観念逆転世界において1920年代前半まで男に人権は皆無(具体的には選挙・被選挙権が無く、戸主になれず、爵位も持てない。あげくの果てにお見合い結婚させられ逆レされる)であったが、扶桑では、クルーゼが台頭し始めた1930年以降人権が拡大していき、1944年現在、扶桑においては“ほぼ”女性と同等の権利を得ている。各国も扶桑に倣い人権の拡大を検討中である。尚、前記した“ほぼ”についてだが、具体的にはどの国にも共通している事だが、女性に結婚の義務は無いが、男性にはあるという点である(しかもどの国も5人以上と結婚という最低ラインを敷いている)。その点で言うならクルーゼは最低ラインをクリア(アンジェラ、醇子、ヨハンナ、芳佳、ひかり)しているが、ブライトは一人も抱えてないあたりどうなるか(貞操が)心配である。尚、逆レ(あくまでクルーゼのような転生者と読者視点からであって、このストパン世界では立派なレ〇プである)された場合、その男性に女性は責任を取って養ってあげるのが暗黙の了解である。扶桑皇国では“朕ガ国家ノ元勲ト認メシ者”と天皇に認められた者は重婚の義務は解消される。現状認められているのは“扶桑皇国最高戦力”の一人たる宮藤博士のみ(クルーゼも一応認められうる立場ではあるものの、ヒロインのニュータイプ達がいるため無意味と化している)。




芳佳

第501統合戦闘航空団 司令執務室

 

「我々は永らく戦い続けてきた。私や醇子、そして長官やララサーバル参謀長は8年以上ネウロイと向き合ってきた。ミーナもバルクホルンもハルトマンもそれに準じて長く奴らと戦い続けている。ウィッチの使命を今更疑う気はないが・・・奴らは何者なんだ?戦い、仲間の死を見せつけられ、私は護りたいものを何度取りこぼしたにもかかわらず奴らの正体も、目的も・・・何もわからない。私はどうすれば良いミーナ?どうすれば死んでいった奴らに顔向けできる?」

 

「・・・残念だけど私では美緒の質問に答えられないわ。でも、答えを知ってそうな人は心当たりがあるわ。」

 

「?」

 

「クルーゼ大将よ。あの人なら、何か知ってるかもしれない。」

 

「・・・そうかもしれんなミーナ。長官は7年前の扶桑海事変の時に私達にこうおっしゃっていた。『私はこの愚かな世界の結果。故に多くの事を知っている。』と。聞いてみるかミーナ?あの人は間違いなく素直に答えてくれはしないだろうが。」

 

「宮藤さんを通じて聞いてみたらどう美緒?クルーゼ大将は宮藤さんを深く信頼しているみたいだから。」

 

「・・・まぁやらぬよりかはマシか。宮藤に頼んでみよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推奨BGM ガンダム サンダーボルトの メインテーマ

 

 

 

 

「良い!良いぞこの加速!強い武装!そしてこの扱いづらさ!ギラ・ドーガとは比べ物にならん!素晴らしいぞ!フルアーマーガンダム!アーデルハイド、そっちはどうだ?」

 

「概ね良好ですルーデル。」

 

「よし、帰投する。続け!」

 

「「「はっ!」」」

 

 

 

 

 

「どうだったかなルーデル大佐?私の力作『フルアーマーガンダム(サンダーボルト版)』は。」

 

「最高だ!これで私は後10年は戦える!」

 

「(うわぁ まさかここであの人のオデッサから去る際の名台詞を聞けるとは思わなかった。しかしすげえなルーデル大佐。ナチュラルのはずなのになぜここまで戦えるのやら・・・不思議でならんね。まあそれは良いとして・・・)で どうだね?新型機投入は来週の作戦に間に合うかねルーデル君?」

 

「問題ない。ウチの精鋭をなめない方が良いぞ?」

 

「了解した。次の作戦での活躍を期待してるよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィルケ君、この書類をレールツァー大将に。坂本君、これを小沢中将に送る箱にしまっておいてくれたまえ。」

 

「「はい。」」

 

「それはそうと何故萎びた状態でここにいるんだね芳佳?クロステルマン君やビショップ君の茶会には出なくて良いのかね?」

 

「紅茶が駄目でした・・・とてもじゃないですけど飲めません・・・。」生きた屍

 

「私もそうだ。」

 

私は前世からコーヒー党だ。そして絶対にエスプレッソ以外飲まない。イタリアで人生で初めて飲んだコーヒーとしてエスプレッソを飲んだ際感じた圧倒的な濃さに惚れ込んだのが理由だったはずだが・・・駄目だな。前世の記憶が以前より薄れているようだ。詳細が思い出せん。後でブライト・ノア(偽)になってる親友に聞いてみよう。アイツなら覚えてるかもしれん。っていうか以前気付いた神様の配慮に私は大いに感謝している。だってエスプレッソマシンの設計図のみならずバリスタになるために必要な知識まで転生特典の知識に入ってたのだから。1936年頃にマシンの設計図をティターンズの財閥組に横流しして売らせたところ、全自動な上その濃厚さがウケてめちゃくちゃ売れてる。特に三菱がめっちゃハッスルしてたわ。マシン関連の儲けはティターンズ財閥組に、コーヒー豆関連の儲けは我がクルーゼ食品が貰っている(アマゾナスのクルーゼ食品管轄下の土地・工場で現地人雇って豆を大量生産している)。

 

「芳佳には後でエスプレッソの良さをたっぷり教え込んであげるとして・・・坂本君、質問があるなら言いたまえ。素直に答えるよ私は?私は君が思っている程捻くれてはいない。」

 

「・・・お見通しでしたか。流石です。」

 

「では君の疑問に答えたい・・・のだがしばらく待っていてくれたまえ。今話したら『星の屑』計画が前提条件から瓦解してしまうからね。」

 

「『星の屑』?」

 

「・・・独り言だ。気にしなくて良い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芳佳は治癒魔法の他に固有魔法と呼べるかわからないが強大な力を持っている。というよりニュータイプ達は神の力を行使できるのだ。はっきり言って固有魔法はその力のオマケに過ぎない。今回のゲイ・ボルグ作戦で私は芳佳の前でわざと大怪我をするつもりだ。そうする事によって芳佳の中に眠る神を引きずり出し、芳佳にその力を自覚させるのである。話が変わるが、ネウロイとは、詳しくはわからないがその起源は黒海沿岸に住んでいた世界最初のオールドタイプだというのが私の“この世界の結果として生まれた者に授けられた知識”に備わっている情報だ。芳佳同様治癒の固有魔法と莫大な魔法力を持っていたオールドタイプの少女は、当初は村人達から神と崇められ、尊敬され、彼女もまた自らの力を人々に役立てている事を誇りに思っていた。しかし、その力を手に入れようとした各国家間で戦争が起き、彼女の力を以てしても到底救いきれない死者を出し、複数の国家が滅び又は民が不幸になった。その災いの原因となった自らも、人の欲望も強く憎悪したオールドタイプの少女は、抑止力に取引を持ち掛けた。『自分の莫大な魔法力で自分と同類の者以外の攻撃を原則弾く生物の軍隊を編み、人類にけしかける事で人同士が殺し合う事を抑止する手伝いをして欲しい。その代わり自分も抑止力を担う“守護者”となって協力する。』と。強者の守護者入りを抑止力は手放しで歓迎し、取引に応じた。その結果がネウロイの誕生であった。自らの魔法力で本来の抑止力とは独立した抑止力たる兵力(ネウロイ)を手に入れたは良いが、ネウロイを前にしても人同士の争いが尚も無くならない人類の現状に絶望したかのオールドタイプは、心を完全に殺してしまい一定の期間に一定のネウロイを生産する機械と化してしまった。そしていかにオールドタイプと言えど、いつかは魔法力が尽きる。そして斯く魔法力が尽きたオールドタイプの少女は、自らと酷似した境遇に置かれていたウィッチを、発生し次第自らの魂に取り込み、今この瞬間もネウロイを生み出し続けているのだ。ネウロイを根絶やしにするにはウィッチに人間に対する絶望の情を抱かせない事が重要なのだ。かのオールドタイプの少女は自らに似たウィッチ以外の魂を取り込む事はできない。ウィッチが(特にかのオールドタイプのような強大な力を持つウィッチ)自分も含む“人”に絶望しないようにするのがこの世唯一のコーディネイターたる私の使命なのだ。かのオールドタイプは抑止力の庇護下にあるが故に、手出しはできない。この大変手間のかかる方法以外に、ネウロイを根絶やしにする方法はない。ネウロイの巣にナチュラルが入ったら最後、精神は汚染され、人間の汚いところをまざまざと見せつけられ、人類にそのウィッチは絶望し、かのオールドタイプの少女に取り込まれ、新たなネウロイが生産されるだろう。オールドタイプにも精神に悪影響を与える。どこぞの報われぬ魔法少女達の話を思い浮かべずにはいられないシステムだ。まあ・・・こんな事実を馬鹿正直に坂本君にぶち撒ける程私も愚かではないから今は適当にお茶を濁しておこう。

 

 

「今回の戦いの主役は芳佳だ。芳佳が“グリプス”を破壊する。坂本君とヴィルケ君は“神話”の誕生の目撃者となる。光栄に思いたまえ。」

 

いつの間にか私の膝の上で猫のように丸くなって寝ている芳佳の頭を撫でながら私はそう言う。坂本君、そんながっかりしたような顔しないでくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

「宮藤芳佳・・・カ。中々高イ魔法力ノ持チ主ノヨウダナ。シカモ皮肉ナ事ニカツテノ私ト同ジ固有魔法ノ使イ手トキタ。コレ程ノ力、是非トモ取リ込ンデオキタイモノダ。」

 

“グリプス”内部でそんな独り言をしていたウィッチの姿形を似せた諸悪〈ネウロイ〉の根源。だが彼女は愚かにもまだ気付いていなかった。進化した種たるオールドタイプもニュータイプも、自分の力量では原則として取り込めない事も。その事実を利用してクルーゼが作戦を立てている事も。

 

 

 

 

 

次回 STRIKEWITCHES SEED 「不可能を可能に(前編)」

 

少女は そして神話となる




ヨハンナ「そう言えばナージャ。」

ナージャ「どうしたヨハンナ。」

ヨハンナ「今更気付いたんだけどォ~第一章って私達の出番全く無いのねェ~。」

ナージャ「仕方ねえだろ。こん時我々はノイエ・カールスラントで教官業務やってたんだからな。」

ヨハンナ「困ったわねぇ~。早くゥ~『速度は重さ・・・光の速度で蹴られたことはあるかい?』したいんだけどねェ~。」

ナージャ「メタいわ。」

ヨハンナ「まぁ、そんな事は、この際我々にとって、どうでも良い。」

ナージャ「?」

ヨハンナ「作者が(批評の場合キツくない言い方で)感想と高評価が欲しいって嘆いてるからねェ~。この欄を見てる人は協力お願いしますねェ~。」

ナージャ「お気に入り登録してる人にも感謝だぜ。ありがとよ。」

ヨハンナ「第二章での我々の活躍に期待しててねェ~。一話に一回光速キックを目標に頑張るからァ~。」

ナージャ「いやお前は自重しろ。お前が本気で暴れたら周りの被害がヤバくなるわ!!」

ヨハンナ「・・・」 しょぼん
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