STRIKEWITCHES 01 RELOADED   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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解説

三隅美也

扶桑皇国海軍佐世保航空予備学校飛行学生(→第七艦隊所属の飛曹長)。固有魔法は『炎』。ポートガス・D・エースやサボの『メラメラの実』の能力。身体の実体を捨てる事もできる。現在できる最大の技はまだ“火拳”だが、“炎帝”ができるようになるのも時間の問題である。原作では雁淵ひかりを見下していたが、今作では、クルーゼのてこ入れで頭脳・飛行技術共に化物と化した雁淵ひかりに追いすがろうとする謙虚かつ力に貪欲な魔女として登場する。


炎の勇者

佐世保航空予備学校 校長室

 

「お久しぶりです北郷大佐・・・いや校長。」

 

「お久しぶりです総帥。」 コーヒーを出す

 

「それで今日いらした理由を教えていただきたいのですが?」

 

「雁淵ひかりちゃんに次いでもう一人引き抜かせていただきたい。」

 

「・・・了解しました。先日いらした宮藤博士から募集をかけるよう指示がありましたので現在我が学生達に欧州派遣の二次募集をかけており、間もなく締め切ります。ですが・・・。」

 

「ですが・・・どうしたんです?」

 

「激戦地に行く躊躇いからか現状一名しか応募しておらず・・・。」

 

「一人いれば十分です。でその勇者の名は?」

 

「三隅美也。火を自在に操る固有魔法の持ち主であり、雁淵ひかりに並ぶ頭脳・技術を持つ者です。」

 

「ここに呼んでいただけますか?」

 

「了解しました。」

 

 

 

 

 

 

 

「お初にお目にかかりますラウ・ル・クルーゼ第七艦隊司令長官閣下。自分は三隅美也飛行学生です。」 敬礼

 

「はじめまして三隅君。ラウ・ル・クルーゼです。」 答礼

 

「早速だが本題に入らせていただく。座りたまえ。」

 

「はっ。」

 

「第二次欧州派遣に君は志願したようだが、理由を教えて貰いたい。」

 

「自分の有り余る力を人々の為に行使したい・・・ただそれだけです。」

 

「承知した。面接を終了する。」

 

「!?・・・失礼ながら長官。」

 

「何だね?」

 

「一分足らずの面接など、自分は聞いたことがありません。それに自分が欧州派遣させていだけるか否かもこれではわかりません。結果を教えていただきたいのですが。」

 

「面接は合格。二次試験・・・実技試験を明日行う。内容は・・・。」

 

「・・・。」 ゴクリ

 

「私と戦って貰う。」

 

「!?」

 

「条件は君も私も同じ訓練用九七式重装戦闘脚(ジェガン)の標準装備でビーム・ライフルとハイパー・バズーカをどちらか一挺のみ。被弾の有無を問わず先に体力が尽きた方の負け・・・という内容だ。君の固有魔法の本質を考慮しての内容だ。そして君は固有魔法を本気で私に使うように。君の奮戦次第で派遣を検討する。」

 

「しかし、自分の固有魔法は強すぎます!下手したら長官を炭にしてしまう可能性も・・・。」

 

「問題ない。伊達に“扶桑皇国最高戦力”だと陛下から認められてはいないのだから。命令である。存分に使うように。」

 

「・・・了解しました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すごい観客だね。私はただ三隅君と模擬戦するだけなのにね。」

 

「“英雄”の戦いを直接観戦できるのです。来ない方がおかしいです。」

 

「まあ良い。始めよう。位置についてくれ三隅君。」

 

「はっ。」

 

 

 

 

 

 

「・・・では模擬戦、開始!」

 

「・・・。」 ビーム・ライフルを腰にマウントする

 

「(どうやら本気でやってくれるみたいだね三隅君。)」同様に腰にマウントする

 

「本気で行きます長官。」手を炎に変える

 

「火銃〈ヒガン〉!」ピュンピュンピュンピュンピュンピュンピュン

 

「・・・。」 回避する

 

「蛍火・・・火達磨!」 ボワン

 

「怖いね~。」 周りを氷にして防ぐ

 

「“英雄”にそうおっしゃっていただけるとは・・・応募した甲斐がありました!」火銃で牽制する

 

「そうかね・・・では私もやろうか!」氷で訓練用ジェガンの右腕を凍らせる

 

「!」

 

「アイス塊〈ブロック〉! 暴雉嘴〈フェザントベック〉!」

 

「!?・・・鏡火炎!」

 

バーン 暴雉嘴と鏡火炎が衝突する

 

「相殺するか・・・中々すごいよ三隅君。」両棘矛〈パルチザン〉で牽制する

 

「ありがとうございます。」火銃で迎撃する

 

「ではこれではどうかな?」氷を解除し手をクロスさせる

 

「?」

 

「八尺瓊勾玉〈やさかにのまがたま〉。」

 

「あれは!?“黒獣”の固有魔法!何故長官が?」回避する

 

「言ったでしょう三隅君?伊達に“扶桑皇国最高戦力”をやってないと。」

 

「流石です長官。でも!!」回避をやめる

 

「?」

 

「私の身体に実体はありません。攻撃は効きません。」八尺瓊勾玉がすり抜ける

 

「(ほう。本当に自然系〈ロギア〉らしいね。ひかりちゃんもそうだったが。しかもこの世界には覇気がないから体力を削る以外に勝利する方法がない。しかも私は三隅君の固有魔法の上位互換を使えても何故か身体の実体を捨てられないし・・・困ったねこれは。しかし・・・。)そのようだね三隅君。しかし、君にはもう体力が残ってないでしょう?体力なくば実体は捨てられない。そこは長い間鍛えてきた私にアドバンテージがある。」白ひげの独特な構えをとる

 

「?」

 

「ふん!」三隅の前に超加速で近づき白ひげの能力を纏った左手で三隅ジェガンの腹部を殴る

 

「カハッ。」吹っ飛ばされる

 

「すごいね。これを受けて尚も意識を保つのか。流石はひかりちゃんがライバルと讃えただけのことはある。」

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・あの子が私をライバルと認めてるとは・・・思わなかった・・・長官、私の最強の技を撃ちます。お覚悟を。」

 

「いつでもきたまえ。」

 

「火拳!」

 

「雷神の鉄鎚〈トール・ハンマー〉!」

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫かな三隅君?というより済まなかった。君のあまりの強さについつい熱くなってしまった。少し加減を間違えば君を殺してしまうところだったよ。現に骨を何本か折ってしまったのだ。」

 

「大丈夫です。問題ありません。それより長官、私は合格ですか?」

 

「文句無しで合格だ。私を熱くした時点でもう十分だ。三隅美也飛行学生。」

 

「はっ。」

 

「貴官を我が第七艦隊の一員に迎え、飛曹長として第72飛行隊へ配属する。よろしいか?」

 

「はっ。拝命、慎んでお受け致します。」

 

「まあ婿入り先がもう5人いる身の上だから私を与える事は流石に無理だが、まあそれ以外のあらゆる私が用意できるものはできる限り世話しよう。第七艦隊所属の肩書き=激戦地への投入に他ならないからね。その見返りだ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「ケガが完治したら直ちに我がクルーゼ・エレクトロニクス所有の佐世保飛行場から飛ぶ機体で第507統合戦闘航空団に向かいたまえ。君には九七式重装戦闘脚三型“ジェスタ”を支給する。スオムスで存分に暴れてくれたまえ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 BRAVEWITCHES DEGENERATION 『蒼翼、502へ着任す』

 

少女は そして神話となる

 




雷神の鉄鎚〈トール・ハンマー〉

ペリーヌ・クロステルマンの固有魔法『トネール』の上位互換を応用したプラズマ砲。見た目は真っ青な極太レーザー。高い破壊力を持つ。
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