STRIKEWITCHES 01 RELOADED   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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解説

コールサイン

下原定子→ゼータ5

菅野直枝→オメガ11


陸軍戦車第十一連隊(士魂部隊)→ソード

連隊長 兼 第七艦隊陸軍出向参謀たる池田季美大佐がソード1である。




ゼータプラスC1臨時改型

昼間戦闘もできる“夜間戦闘用MS”として設計、各国に配備されたゼータプラスだが、一部エースパイロット達から火力不足を指摘されていたため、元来の機動性、コストパフォーマンスを損なわないようにしつつ、どうすれば火力を上げられるか、研究の為にヘルミーナ・レント大佐の部隊のゼータプラス一機一機が異なる装備を取り付けられており、クルーゼは今回の“フレイヤー”作戦で実戦データを回収する腹積もりである。





統合幕僚本部

自衛隊の統合幕僚監部に相当。1945年1月を以て設置。扶桑皇国陸海軍全軍を統括する。今までの扶桑皇国全軍は皇国憲法の規定により天皇の統帥権の下で動いたが、政治的統制・陸海軍の統合的用兵をしっかりとらせる為、改憲し天皇の信任を得た内閣総理大臣の指揮・監督の下で動くという方式に変換されたのである。それに伴い、海軍省・陸軍省は統合軍政省に統一。初代軍政相には米内光子海相が元帥昇任と同時に就任した。初代統合幕僚本部のトップ(自衛隊と同じ『統合幕僚長』)には寺内寿子陸軍元帥が就任した。統合幕僚本部の下に海軍軍令部、陸軍参謀本部が引き続き存在し、統合幕僚本部の指揮・監督を受ける。海軍軍令部総長は引き続きラウ・ル・クルーゼが皇国元帥(扶桑皇国全軍総帥)と兼務、陸軍参謀総長も引き続き杉山元陸軍元帥が務める。当初はこの画期的な軍政・軍令システム構築の功労者(クルーゼ)が初代統合幕僚長に就任する予定だったが、軍官僚としては一人前でも軍人としてまだまだだとして本人が固辞したため、寺内元帥が就任した経緯がある。




ジャミトフ・ハイマン(偽)

転生者。ラウ・ル・クルーゼ(偽)の前世での実弟。本物のジャミトフ・ハイマン並の地球愛に満ちた性格である。前世でも環境大臣を内閣総理大臣の兄の下で10年以上務め、日本の環境改善を行いまた環境関係の国際会議でも数多の功績をあげた。大学卒業当初、商社マンとして大手に勤めていたが、仕事で見た大量のゴミを見て『こりゃ 商売どころじゃねえ。』と考え、当時官房長官だった兄を頼り政界入り。環境省関係の仕事をこなし手腕を認められトントン拍子に出世。乳酸ポリの全国規模での普及、花粉症被害軽減も兼ねた植林活動も行った。大臣就任後は国際会議での中東諸国との折衝、バイオ燃料車の世界規模普及に努めた。兄の死後、兄の派閥の人達に推され内閣総理大臣に就任。2080年に引退。2093年逝去、このストパン世界に転生してきた。ウィザードである。固有魔法は『硬化』。One Piece の武装色の覇気(武装硬化)を想像してもらいたい。その気になればヴェルゴ中将のように全身ガードできる。このモードになればあらゆる攻撃を防げるが、1日3分の展開が限界である。腕部のみ、脚部のみの限定的展開なら1日30分以上使用可能。海軍兵学校一号生(服部静夏の同期)。間もなく特進卒業、第七艦隊に野戦任官の形で少佐に昇進・所属となり、安芸型(アークエンジェル級)二番艦『橋立(外見はまんまドミニオン)』艦長就任が予定されている。専用MSはまだ無い。Zや0083の時のオリジナルジャミトフと異なりもう少し髪の毛があり、またまだ黒毛である。だが顔が歳に似合わずオリジナルジャミトフと同じ老け顔で怖いし、また切れ者だったので“カミソリジャミトフ”の異名を持つ。



“円卓の鬼神”と“紅翼”(前編)

1943年 某日

「総帥、兵学校生のジャミトフ・ハイマンなる者からお手紙が。」

 

「わかりました。こちらに持ってきて下さい山口さん。」

 

 

 

 

そして私は手紙の中身を確認する。一枚に、一文だけ言葉があった。

 

 

『よう 兄弟 まだ生きてるか? 俺だ、にぃちゃん。』

 

お前も転生してきたのか 兄弟。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「コールサイン“メビウス”の名を冠した者に与えられるのは、ウィッチとしての最高の栄誉。その資格を得うるのは圧倒的な強さを持つ者のみ。」

 

ラウ・ル・クルーゼ 1945年末の雑誌「タイム」の記者からの質問に対する回答

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

2072年 某日 〇〇(ラウ・ル・クルーゼの前世での名前) 告別式 会場

 

 

□□(ブライト・ノアの前世での名前)視点

 

 

「先輩。」

 

「どうした?」

 

「にぃちゃんは・・・兄は幸せだったんでしょうか?俺は兄と60年共にありましたが、何を考えていたのかわからないところが多々ありました。でもあなたは違う。兄の考えをことごとく読む事ができた。兄は満足して死んで逝けたのか心残りで・・・。」

 

薄ら泣きながら俺に問う相棒の弟。考えは理解できる。

 

「あいつから皆宛の遺言映像を預かっている。後で一緒に見よう。」

 

弟が驚き、そして頷いた。

 

 

 

 

「今から遺言を通達する。」

 

あいつの映像が流れる。

 

「我が恩人達よ、今まで本当にありがとう。遺留分を除く財産等の処分は弁護士と相棒に任せてあるからそれに従うように。そして・・・よう 兄弟 まだ生きてるか? ありがとう戦友 さらばだ。」

 

弟は泣いていた。『さよなら』と告げた時のあいつの顔が、相棒の俺でも片手で数えられる程しか見れなかったすっきりした爽やかな笑顔だったからだ。これで弟も察しただろう。あいつは・・・俺の相棒は満足して逝けたと・・・

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

今私はヘルミーナ母さんの部下の人達のゼータプラスC1臨時改型の試験飛行を行っていた。

 

 

「ではマイクロ統合ミサイルの試験を開始してくれ。」

 

マイクロ統合ミサイル・・・『対地対空どちらにも対処可能』をコンセプトにZガンダムやリゼル等に搭載されている腕部グレネード・ランチャーを総合的に発展させた物である。小さくてかさばらないので搭載したところでゼータプラスは今まで通りWR形態にもMS形態にもなれるし、片方の翼に6発合計12発搭載できるため、手数の多さを以て制する事が可能であるという利点がある。さて、上手くいくだろうか・・・

 

「了解。」

 

オラーシャ陸軍から貰った廃戦車と哨戒機に曳航させたバルーンを標的に実験する。

 

「Missile Away .」

 

「5、4、3、2、1・・・Mark intercept !」

 

「こちら確認チーム、対地目標には複数発打ち込んで尚破壊力不十分と認む。」

 

「了解。では統合ミサイルの試験を開始してくれ。」

 

統合ミサイル・・・完全にエスコンの標準ミサイルのパクr・・・インスパイアした物である。弾頭はシミュレーション上でではあるが、M4シャーマン程度なら一撃で行動不能に追い込める貫通力を持つ反面、本来のエスコン同様航空目標(高機動目標)に対しては後ろについてから発射orヘッドオンで発射しないと命中は期待できない。しかもそこそこ大きいのでかさばりその結果マイクロ統合ミサイルの半分(6発)しか搭載できず、一度搭載してしまうと、全弾射ち終えるまでMS形態に戻れない。さてこれはどうかな・・・

 

「Missile Away .」

 

「5、4、3、2、1・・・Mark intercept !」

 

「レント隊長、これ航空目標に当たり辛いですぅ~。」

 

「・・・って感想が来てるけど。」

 

「まあそもそも航空目標も装甲目標も撃破できる汎用性が持ち味だから、文句はやめて欲しいね・・・はぁ。」 近くの椅子に座る

 

「・・・疲れてるのね。」

 

「私とて生身の人間さ。戦場から戦場へ・・・ずっとそんな暮らしだ。戦士なのだから、と言われたら・・・それまでだが。我らとて、何も初めから戦士だった訳ではない。早く終わらせたいと思うのだがね、こんな事は。母さんもそう思うだろう?」

 

「・・・。」

 

「その為の鍵は手にしたが、私の手元にあるのでは、最後の扉は開かれん。早く開けてやりたいものだがね・・・。」

 

最後の扉を開くのは姉さん(バルクホルン)こそ相応しい。私は鍵を与えるだけだ。今度のアフリカでの戦いで、製造した鍵を宮藤博士が直接持ってきてくださるのでそれで姉さんに扉を開いて貰う。楽しみだな。“悪”にはとことん苛烈なひかりちゃんはいざ知らず、優しい芳佳は鍵を好まんだろうな・・・鍵は・・・あまりに強力過ぎる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では最終ブリーフィングを行う。諸君、着席してくれたまえ。」

 

全員の着席を確認し、説明を始める。

 

「“グリゴーリ”の南東50km地点に有賀さんが指揮する統合管制用の前線司令部(HQ)を置き、その防衛拠点“メンヒル”も前面に設置する。ロンド・ベル“士魂部隊”の諸君はここにて司令部を脅かすあらゆる脅威を排除せよ。」

 

「はっ。」敬礼

 

池田君が元気良く返事する。

 

「次に、雁淵大尉は第502統合戦闘航空団司令部で“ストーンヘンジ”での火力支援をお願いする。直掩はレント大佐指揮でロンド・ベル全航空隊であたるように。ペデルセン君の艦隊も502司令部の直掩を頼む。アンジェラは502司令部で彼女らの現場指揮を後衛兼務でやる事になるからよろしく・・・そしてアンジェラ。」

 

「なんだ?」

 

「“扶桑皇国最高戦力”の力を存分に示したまえ。」

 

「はっ。」

 

孝美お義姉ちゃん、ロンド・ベル全隊+凶悪な笑みを浮かべたアンジェラが敬礼する

 

「そして“グリゴーリ”直接攻撃は502にお願いする。前衛がひかりちゃん、クルピンスキー君。中衛はラル君以外のメンバー全員だ。ラル君は現場指揮を後衛兼務でお願いしたい。」

 

「ん~?」

 

「どうしたねヨハンナちゃん?」

 

「戦力配置図をよ~く見たら気付いたんだけどォ~、私とナージャとラウさんが書いてないけどォ~どうしたのォ~?」

 

「予備戦力だ。」

 

「ん~?」

 

「イレギュラーが発生したら我々3人で対処する。良いかなヨハンナちゃん?」

 

「ん~納得ですよォ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

 

「全軍、進攻を開始しました。」

 

「では有賀さん、後は彼女を呼ぶだけですね。」

 

「はい。では総帥、バスターコール発令を。」

 

「・・・。」 カチッ

 

バスターコール発令ボタンを押す。ボタンから音声が発せられる。

 

[ブーブーブーブーブーッ リトルバスターコールを発令します。繰り返します。リトルバスターコールを発令します。敵拠点“グリゴーリ”に対し絶対殲滅命令をラーズグリーズ隊に下命。ラーズグリーズ1 直ちに攻撃を開始せよ! 繰り返す ラーズグリーズ1 直ちに攻撃を開始せよ!]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピピピ ピピピ ピピピ 端末を開ける

 

「ん?仕事?[グリゴーリをヤれ]・・・か。気は進まないけどな~。まあ雇われてる以上給料分の仕事はしないとね。」立ち上がる

 

 

 

「ひとつ人の世の生き血を啜り・・・ふたつ不埒な悪行三昧・・・みっつ醜い浮き世のネウロイ退治してくれよう!」 MSを展開する

 

 

「西沢義子 ZZ 行くよ !」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 BRAVEWITCHES DEGENERATION 「“円卓の鬼神”と“紅翼”(中編)」 少女は そして神話となる

 




長いこと秘匿してきたZZの持ち主を何気なくここでバラしていくスタイル。
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