STRIKEWITCHES 01 RELOADED 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
クルーゼの呼び方
ハインリーケ・“ノゾミ”・トレットナー少将→ボウ(坊主を略したもの)
絢瀬絵里少佐→K(クルーゼのイニシャルから)
園田海未少佐→元帥閣下
ママさん会議
クルーゼが“母”と慕っている人物達が集まったお互いに連絡を取り合うL〇NEのようなネットワーク。
扶桑皇国海軍 第七艦隊 第71飛行隊 第2小隊 “ヘイロー隊”
星空凜大尉(コールサイン:ヘイロー2)が指揮する部隊。ゲルトルート・バルクホルン少佐を名誉隊長に仰ぐ部隊でもある。今後バルクホルン少佐が501にいる間に彼女が参加する戦闘では彼女のコールサインはヘイロー1となるので注意されたい。
「こちら自由ガリア空軍8492飛行隊。カールスラント空軍第4降下猟兵師団基地、応答されたし。」
「こちら第4降下猟兵師団基地航空管制塔。8492飛行隊、何用か?」
「任務完了に付き帰投しようとしたが、被撃墜はなけれども負傷者多数につき補給と手当てが至急必要だ。着陸許可を求める。」
「・・・了解した。こちらの管制に従い順次着陸せよ。」
「了解。受け入れ感謝する・・・・・・ご退場願おうか、扶桑の金髪の小僧。ガリア、我が喜び。」
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「・・・総帥、報告がまとまりましたので意識不明の有賀艦長に代わり副長たる私が報告させていただきます。」
「・・・聞こうか。」
「はっ。艦長の部屋を捜索しましたところ、爆発の痕跡からしてベッド横の冷蔵庫が爆発元と思われます。第七艦隊の士官には総帥から無条件で個室が与えられ風呂・冷蔵庫も付いている事は周知の事実です。ですが有賀艦長は真面目な方です。冷蔵庫に私物は一切入れていない事は我が出雲(ミネルバ)乗組員にとって周知の事であったのもまた事実です。故に爆発物が、有賀艦長に総帥にとトレットナー少将が託したコアントローであったと断定するまでさほど時間はかかりませんでした。」
「では副長はトレットナー少将が私を殺そうとした・・・そう考えるかね?」
「いえ。トレットナー少将と総帥の仲の良さは皇国軍人なら周知の事。それに小官が少将なら、このようなお粗末な方法で総帥を暗殺しようなどとは・・・。」
「その通り。誰かが私を殺しあまつさえトレットナー少将に全責任を押し付けようとした輩がいる。問題は其奴の背後にいる組織・・・。」
「総帥の支配下になくかつ総帥の排除を企図しそうな輩となりますと・・・リベリオンの“影の政府”、或いはガリア王党派でしょうな。」
「然り。だが私はガリア王党派が怪しいと考えているよ副長。」
「何故です?」
「影の政府は現在戦後権益の折衝のため私の手の者が交渉中だからだ。交渉中の自分たちの脅威にもなりうるが利益をもたらしそうでもある相手を、見極める前に殺そうとするかね?」
「・・・確かに。」
「有賀さんには迷惑をかけるが、この案件私が預かる。出雲(ミネルバ)乗組員諸君に箝口令を敷いてくれたまえ副長。後は私が捜査する。」
「了解しました。」
「出雲乗組員諸君には迷惑をかける。出雲は今日から有賀さんが意識を取り戻してから3日経つまでの期間を休暇とする。細かい裁量は副長に一任する。」
「はっ。御高配感謝します。」
「第4降下猟兵師団基地かね?私だ。師団長に取り次いでくれ。」テレビ電話をつける
「久しぶりやね~。元気にしとった~?」
「ママもお変わりないようで何より。」
「ウチはともかく、ボウは大丈夫?書類仕事で過労になってるなんて無い?ウチ心配で・・・。」
「僕は大丈夫ですよ希ママ。それより一つ確認したい事が。」
「?」
「希ママは僕が死んだら幸せになれますか?」
そう言い私は左こめかみに銃を突き付ける。
「!?・・・質問の意味がわからないんやけど。というかそんな物騒なもの早く仕舞いなさいな。」
「ひとまず質問に答えてくれ希ママ。そしてママが『是』と答えたなら、僕は喜んで引き金を弾くよ。」
「ボウが死んでもうたらもうウチ生きていけへんよ!だからはよう銃を仕舞って。な?良い子やから。」
慌てるママ。まあママがやってない事は明らかだったから99.9%の確信を100%にする為にカマをかけた訳だが、普段はマイペースで自分の流れを崩さないママが慌てた様子を見れただけでも良しとしよう。これ以上余計な事をするとストレスでママ(の胃)が死んでしまうからね。
「ひとまず僕の命の件は置こう。本題に入らせてもらうよママ。ママがうちの有賀大佐に託したコアントローが爆発して今有賀さんが意識不明の重体になってしまっているんだ。でもママは僕に殺意を抱いてない。なら何者かによってコアントローがすり替えられたと考えるのが自然だ。」
こうして希ママとの会話を私は終えた。ママにはひとまず事態を黙視していてもらいたいとも伝え、ママから“自由ガリア空軍 8492飛行隊”なる連中が怪しいとの情報も貰った。後はファントムペインに任せよう。つうか8492って何よ。エスコン5を彷彿とさせる番号だなおい。
「はあ 疲れた。」 テレビ電話の電源を切る
「誰だね?」
さっきから希ママとの会話を盗み聞きしてる馬鹿たれは。
「・・・長官。」
なんだ雪ちゃんかよ。
「雪ちゃん、今の会話、どの程度聞いてたかね?」
「トレットナー少将の『元気にしとった~?』からです。」
希ママとの会話ほぼ全部聞いてたんじゃねえか。
「雪ちゃん、これは高度に政治的な案件だ。首を突っ込まないように。口外する事も禁ずる。良いかね?」
「はっ。」
「良い子だ。」
そう言い私は雪ちゃんの頭を撫でる。雪ちゃんを見てると我が戦友の娘さんがまだ小さかった頃を思い出す。あの子は父親に似ずに役人気質だったが故に私との相性も良かったから、一時秘書を任せていた時期があった。今になって甦る懐かしい記憶。
「・・・長官、いつまでニヤけた表情で小官の頭を撫でてるおつもりで?」
「いやあ昔を思い出してね・・・。」
「長官は小官と3歳も変わらないでしょうに・・・。」
「まあ細かい事は気にしなさんな。それより雪ちゃんに提案があるんだが。」
「え~マーサママと花陽ママに紹介します。統合幕僚副長付補佐官として着任しました高坂雪穂中尉です。仲良くして下さいな。」
「「よろしく~。」」
ゆるい挨拶やな~。マーサママは私と一緒にいると、花陽ママは基本戦闘以外は意外とゆるい性格なのだ。
「元帥閣下、小官を補佐官に抜擢して下さった事は感謝します。しかし駆逐艦『花』の戦力低下は免れませんが大丈夫でしょうか?」
「代わりは用意してある。何も心配はない。」
「はっ。」
さて。んじゃちゃっちゃと目の前の統幕関連の書類を処理して花陽ママを愛玩するとしよう。
次回、STRIKEWITCHES SEED DESTINY 「ヘイロー1」 少女は そして神話となる
そろそろお姉ちゃん(バルクホルン)がガトー少佐になるかもよ♪
楽しみにしててね☆
外伝作品(基本短編形式で書きたい)のネタで良さそうなのは?
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諜報員達(ファントムペイン)の戦い
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誰かとオリ主のデート編
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505編(特にガディ・キンゼー少佐)