STRIKEWITCHES 01 RELOADED 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
軍機構改革
統合幕僚本部の下に置かれた陸軍参謀本部が陸上幕僚本部、海軍軍令部が海上幕僚本部に名称を変え、いささか権限の縮小が行われ、統合幕僚本部の権限が大幅に強化された。統合軍政省は統合軍政庁に縮小され統合幕僚本部と統合軍政庁を合体させた『防衛省』が設立された。防衛大臣には事実上退官している元帥・退官した中将以上かつ議席を有する者から内閣総理大臣が推薦、天皇の任命を以て充てられる。初代防衛大臣には東久邇宮稔彦王が就任した。
防衛省最高評議会 構成委員
防衛大臣→東久邇宮稔彦王 (予備役 陸軍大将)
統合幕僚長→寺内寿子 陸軍元帥
統合幕僚副長→ラウ・ル・クルーゼ 皇国元帥
陸上幕僚長→杉山元 元帥
海上幕僚長→及川祐子 大将
統合軍政庁長官→米内光子 海軍元帥
第七艦隊所属将校の飾緒
司令長官たるクルーゼ自身が軍令部次長時代から統合幕僚副長たる今に至るまでずっと金の参謀飾緒をつけている。その他にも彼の副官たる佐々木原正子・小泉花陽 両大尉が銀色の飾緒を常につけている。高坂雪穂中尉は、第七艦隊の所属でありながら統合幕僚本部の統合幕僚副長付補佐官職も兼務しているため飾緒は海軍の参謀飾緒で金色である。
機動戦艦 磐城
ミノフスキー・クラフト装備、なるべく主砲・エンジンのラー・カイラム級やクラップ級との共通化を行い大気圏突入離脱どちらも可、潜水艦にもなれる点以外まんま戦艦レウルーラである。ジャブロー艦艇工廠にて現在建造中。竹井醇子中佐の為の新型戦艦。
制式水練着禁止令
第七艦隊の将兵は水練着(スク水)の着用が原則禁止されている。合理的な命令・規則しか出さないクルーゼの命令にしては特に合理性がある訳ではないものなので第七艦隊の将兵達は首をかしげているが、逆らう不合理性が特にある訳でもないので皆粛々と従っている。これが発令された背景には、扶桑海事変で自分の部隊の将兵達(海軍)のスク水を見すぎてうんざりしたクルーゼが自分の目の保養にと思い発令した経緯がある。クルーゼの思惑をわかっているニュータイプ達や第七艦隊に直接所属している“お母さん”達、準“お母さん”達はクルーゼの好みにあった下着や水着を着けてクルーゼを喜ばせようと日々邁進している。ジャミトフ・ハイマン(偽)は思わず『調子に乗って欲望が出てきたな。』ともらしている。
海軍男性将校用夏服
扶桑皇国海軍で採用されている制服。階級章以外まんま海上自衛隊の旧幹部常装第一種夏服。あのグレーのカッコいいやつ。今まで基本ザフト白服を弄った制服しか着てなかったクルーゼだが、アフリカ到着以降、背丈が元に戻るまでこれを着てるつもりのようだ。ニュータイプ達をはじめ、多くの人々から高評価を得ている。アフリカで任務に就いているブライトとシナプスはこれをほとんど常時着用している。尚、アフリカ到着以降コリニーだけは制服を基本着ず武井壮の格好になっている。
皇国元帥の冬服の袖階級章
通常、海軍元帥は金の太線一本に金の中線四本だがラウ・ル・クルーゼの階級たる皇国元帥の場合、金の太線一本に金の中線五本になる。皇国元帥が単なる元帥の延長線上のものではなく、また天皇の名代(扶桑皇国全軍総帥)たらしめる権威を付ける為である。
四倉海岸
福島県磐城市(いわき市)にある海水浴場。クルーゼ侯爵家のプライベートビーチ。普段は一般市民に解放されているが、第七艦隊将兵、あるいはクルーゼ自身が使う時だけは一般人立ち入り禁止、貸し切りのような扱いになる。何故舞鶴に住むクルーゼが福島にプライベートビーチを持っているのか疑問に思う者も多い。イベントの際はクルーゼから委託された地元民達が出店を開くが、第七艦隊将兵はクルーゼの奢りで全店を無料で利用できる。
第七艦隊の紋章
他の扶桑皇国海軍の艦隊はこれといったマークを持っていないのに対して、第七艦隊だけは専用の紋章を持っている。まんま『進撃の巨人』に登場する調査兵団の紋章“自由の翼”である。
第七艦隊最高幕僚会議
月一で行われる戦況報告、予算割り振り等を行う第七艦隊の会議。各戦隊・独立部隊の指揮官、単独行動艦の艦長が参加資格を持つ会議。当然司令長官(クルーゼ)を議長とするが、それ以外は全員平等に権限を有しまた円卓方式で会議を行う。『スター・ウォーズ』で登場するジェダイ評議会のような形式の会議である。
第七艦隊第70飛行隊 第8小隊 “ズィルバー隊”
間もなく欧州に派遣される部隊。クルーゼが大戦初期に拾ったカールスラント系孤児かつウィッチによってのみ編成される5機編隊。使用機は全身ゼブラカラーのスタークジェガン。隊長はディートリンデ・ケラーマン少尉。練度は非常に高いが年が年なのでロリっ子揃いである。間もなく正式に新設される第七艦隊第五戦隊の航空隊になる予定。
第七艦隊 第五戦隊
間もなく欧州に送られる部隊。現在ジャブロー上空にて訓練に出ている。司令官はアントン・フェルナー中佐。今まで物資・人員輸送を引き受けてきた機動駆逐艦『花』『葵』(クラップ級)に代わり物質・人員輸送の任に就く。編成は他の戦隊同様 薩摩型(ラー・カイラム級)1隻 桜型(クラップ級)4隻。
親衛艦隊
竹井醇子中佐が現在の座乗艦である薩摩(ラー・カイラム級)から上記新造艦 磐城(レウルーラ)に乗り換え次第編成される第七艦隊の分艦隊。クルーゼの座乗艦 相模(ゼネラル・レビル)直衛の任に就く。薩摩を旗艦とし竹井中佐の後任の薩摩艦長 兼 司令長官には園田海未 少佐が就任する。これに伴い園田少佐が艦長を務めた機動駆逐艦『花』(クラップ級)の後任の艦長には高坂穂乃果大尉が少佐昇任の上で就く。艦隊は『薩摩』を旗艦とし、高坂少佐指揮の『花』、絢瀬絵里少佐指揮の『葵』の3隻で編成される。本来は名前が『親衛戦隊』になる予定だったが、計画書をご覧になった陛下が「あやつ(クルーゼのこと)の護衛部隊ならば、名を『親衛艦隊』とすべき。」とおっしゃられ、名が『親衛艦隊』になった経緯がある。
アントン・フェルナー(偽)
扶桑皇国海軍中佐。15歳。第七艦隊 第五戦隊司令官。外見はまんま『銀河英雄伝説』のアントン・フェルナー。転生者でクルーゼの前世での大学同期であり、元ビジネスマン。色々ブッ飛んでいたクルーゼを止めるストッパーの役割を果たしていた常識人。オリジナルフェルナー程子悪党ではないが、強かな男でもある。
新扶桑皇国最高戦力 “紅翼”
雁淵ひかり飛行兵曹長が“グリゴーリ“破壊及び”アンナ“単独破壊の功績が認められ、少尉に任官。既に逝去された東郷元帥を含め史上7人目の“扶桑皇国最高戦力”に列せられた。それに伴いアンジェラ・サラス・ララサーバル少将の推薦で以前言及した通信将校教育過程の受講が始まった。陛下から下賜された最高戦力のコートの袖色は、サカズキ元帥よろしく赤である。
ゲルトルート・バルクホルン
最近クルーゼからクルーゼ自身と宮藤芳佳のリアルグレードの20分の1プラモを貰ってシスコン・ブラコンスイッチが入り自室で狂喜していた。ケンプファーからガンダム試作2号機に乗り換えた。
「我が友は、俺や弟のジャミトフを筆頭に“家族“と見なした奴に対しては非常に甘い。がアイツが敬意を払うに能わぬと見なした敵や、裏切り者に対してはその分苛烈だ。気を付けることだ。」
ブライト・ノア(偽) リベリオン “影の政府“工作員にかけた言葉
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「私は! 私をよく知る者達が私を『アイツは俺の仲間だ!』と胸張って言ってくれるような!そんな生き様を貫きたいのだよ!」
ラウ・ル・クルーゼ(偽)
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「ファントムペインに命令
有機化学者 ルーナ・フレデリカ・フィーザーを然るべく処置せよ。マンハッタン計画に関わる者共も然るべく同様に。」
※ 然るべく=事件性を持たせぬよう、かつ隠密に
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「鈴木、お主に相談がある。」
「はい陛下。この老骨でよろしければ何なりと。」
「クルーゼの奴の件じゃ。あやつに王の称を与える際の名じゃが・・・。」
「何とされるおつもりで?」
「“忠武”じゃ。かつて大陸におったと伝えられる名宰相の諡から取った。古典学者達から出させた名はどれも妾を納得させるに足らんものじゃったから大陸領の歴史書を漁っておったら見つけたのじゃ。武だけがあやつの取り柄ではないが、良き響きの名じゃろう?」
「はっ。陛下の御心のままに。」
「頼んだぞ鈴木。」
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1943年某日 第501統合戦闘航空団基地 食堂
「クルーゼ大将。」
「なんだねユーティライネン君?」
「暇だからさ~お前の未来をちょっと占ってみても良いカ?」
「・・・別に構わんが何度やっても出るカードは変わらんよ?」
「・・・こんなの初めてダ。何度占っても死神の正位置・・・。」
「私の命は私のものではないが私の運命は私だけのものだ。他の何者にも介入も予測も許さない。だが、最後だけははっきりしているからそれは君にも認識できるのだよ。」
「最後?」
「破滅だよ。私は倒す定めにある者に倒されて終わる。私の命は後25年も無い。それが定めだ。これ以上知りたいなら、自分の目で見届けてくれたまえ。良いのか悪いのかわからんが君にはそれを見届ける資格がある。私の死を以て、新世界が幕をあげる。」
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『誇り高きかな! 我が弟は常に味方に背中を向け、敵に胸をさらしたもう。
「己に武人の力量なし」と言いながらここまで戦ってきたかの我が家族は、最後の最後まで誇り高き武人であった。』
U.C.0050 「魔女の世界」社出版 地球連邦宇宙軍 ゲルトルート・バルクホルン大将 著
『我が生涯』 より
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機動戦艦 相模(ゼネラル・レビル) 休憩室
やあ諸君。ラウ・ル・クルーゼ(偽)だ。統幕関連の書類が終わったから花陽ママを愛玩しようとしたんだが・・・
「♪~」
花陽ママに逆に玩具にされていた。以前ならこんな事にはならなかっただろうが、今の私はショタだ。考えてみれば逆に捕まりこうなるのは自明の理であった。だが役得もある。
ぽよん
むっふ。なんて素晴らしい髙反発枕(意味深)なんだ!花陽ママのたわわに実った髙反発枕(意味深)は全てを優しく包み込む圧倒的包容力がある。
「統幕関連の書類は終わったがまだ遣欧艦隊関連の書類がまだいくらか残ってる。しかし大した量ではない。花陽ママとマーサママ、雪ちゃんは今日は定時退室で大丈夫だから花陽ママは後でその通達をマーサママと雪ちゃんに。」
「わかりました。」
単なる『わかりました。』だけで私の脳味噌を溶かすあまあまな美声。萌えるわ~。流石花陽ママ。
ウィーン
休憩室の自動ドアが開く。誰だ?
「艦長。」
コリニーか。何しに来たんだ?
「ジャミトフが鍋の仕込みが終わったからお前を呼んでこいって言われてな。」
あぁ。今日は兄弟が海鮮鍋を作るって話をすっかり忘れてた。つうか今日は兄弟の新歓の日なのに主役に海鮮鍋作らせて良かったのかちと疑問が残るが・・・まあ深くは考えまい。
機動戦艦 相模(ゼネラル・レビル) 食堂
「では諸君、新人の着任を歓迎して、乾杯。」
「「「乾杯!」」」
こういう時に備え、私の鍋は囲める人数を増やす(コミュニケーションをとる)為に他の鍋の三倍の容量を持つ。単純計算12人前入る。ちなみに今一緒に食べてるのは芳佳、ヨハンナちゃん、アンジェラ、醇子さん、姉さん(バルクホルン)、ライーサママ、ヒガシ君、マイルズ君、ソンネン大佐である。
「へっへっへ。久々の酒盛りだ~。ほ~ら飲め飲めマイルズ少佐、ケイ。」
「ちょ 待って下さいソンネン大佐!」
「酒臭いわねもう。」
「ん~やっぱり鍋には扶桑酒ねェ~。ナージャも飲むゥ~?」
「私の年齢を考えろヨハンナ。」
「よしペットゲン中尉、皿を寄越せ。よそってやろう。 ヒック。」
「バルクホルン少佐、そんな無理しなくて良いですから!」
「醇子、酒はやめろよ?」
「・・・。」潰れてる
「・・・遅かったか。」
カオスだわ~。コミュニケーションどころじゃねえわ。
「芳佳。」
「何ですか?」
「しばらくしたら抜けよう。後始末はコリニーとヒガシ君に任せれば良い。」
「わかりました。」
「う~ 飲み過ぎた。お腹痛い。」 トイレから出てくる
調子乗って飲酒すると毎回こうだ。前世も今も。酔いはしないが単純に飲み過ぎて腹を壊す。
「クルーゼさん、整腸剤です。」
「ありがとう芳佳。」
これでしばらくは大丈夫だろう。
「すまんね芳佳。二人きりの時間をとってあげられなくて。“お母さん“方や他のニュータイプの面々ならいざ知らず、君に『忙しかった』なんて言い訳はしたくない。」
「大丈夫です。それに忙しかったのは私も同じでしたから。」
「そう言ってくれるとありがたい。それとこれを。」
そう言い私は芳佳の制服の本来のザフト制服ならFAITHの徽章をつけるところに半分にカットした白い菊と赤い菊を合体させラミネート加工したものを装着させた。
「白い菊と赤い菊には特別な花言葉があると聞く。5年分まとめてで申し訳ないが誕生日プレゼントだ。本来なら車の一つや二つでもなんて考えていたが、お義父様に止められてね・・・。」
「流石に車は・・・。」
「まあその件は置くとして、最近はとにかくうるさかった。パンさんと雪ちゃんが姉妹喧嘩おっぱじめたり僕を馬鹿にしたことにキレたアンジェラがマルセイユ君を重力で圧殺しようとしたのを止めたり、統幕関連の書類がドバッと来たり、コリニーの馬鹿が兄弟に下ネタ連呼してるのを止めたり、海未お母様が体調崩したから看病したり・・・大変だったよ。」
「お疲れ様ですクルーゼさん。」
芳佳はそう言い私を抱き寄せる。ああ・・・良い匂い・・・
「ごめん芳佳、このまましばらk・・・。」 寝落ち
「寝ちゃいましたか・・・(いつもは見せない緩い顔も可愛いな)・・・おやすみなさいクルーゼさん。」
「諸君、静粛に。ではブリーフィングを始める。作戦はシンプルだ。敵主力を艦隊で誘引し手薄になったところを姉さん(バルクホルン)が単独突入、敵を文字通り焼き尽くす。各国アフリカ方面地上軍はお休みだ。4年間ほぼぶっ通しで戦ってきたのだ。最低限の警戒部隊を除いて休業にする。航空ウィッチの諸君には一働きしてもらうが。目標は当然カイロを占領しているアフリカの安全を脅かす元凶たる巣“バルカスⅡ“だ。艦隊は一旦メルサマトルー港に集結、戦隊ごとに基本的に輪形陣で8km間隔で並んで堂々とアレクサンドリアを経由しダマヌール周辺を遊弋することで敵の攻撃隊発進を誘発する。同時に姉さんは単独で超低空飛行でナイル川を降りギザで待機、敵攻撃隊の発進と敵警戒網が手薄になった瞬間を見計らい突入、”バルカスⅡ“を撃滅せよ。何か質問は?」
「・・・。」手をあげる
「マルセイユ君、何だね?」
「堅物に単独突入させると言っていたが、堅物の技量に不安しか感じない。私にやらせろ官僚元帥。」
「私は姉さんの技量を非常に高く評価している。それに“バルカスⅡ“の攻撃に使用する特殊兵装は姉さん以外の機体では使用できない。その上この前もめったにキレないブライトをキレさせたような者に任せることなどできん。それにスタンドプレーによる武功をこれ以上許したくないという官僚的思考もある。コルテンさんがこの前も君のやりたい放題にブチ切れていたが、いざ指揮下に入れてみれば・・・なるほど、これはイライラするのも無理からぬ事だ。とにかく君には艦隊防空の一翼を担ってもらう。文句は受け付けない。ケッセルリンクさんとロンメルさんの許可済み故、君は諦めて私の言うことをちゃんと聞くように。聞かなかった場合は半殺しにするからね。これは脅しではない。・・・ああそうだ忘れてた。芳佳、ヨハンナちゃん。」
「「?」」
「姉さんが使う特殊兵装は強すぎるからもしかしたら艦隊に余波が来るかもしれない。その際は独自の判断でサイコフィールドを展開して艦隊を護ってくれ。」
「わかりました。」
「ん~任せてェ~。」
次回 STRIKEWITCHES SEEDDESTINY 「間隙への一撃」 少女は そして神話となる
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