STRIKEWITCHES 01 RELOADED   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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解説

T-Pex

テルミットプラス・エクストラ。元ネタは『亡国のイージス』から。半径10キロを6000℃の業火で焼き尽くす特殊焼夷弾。爆破範囲は半径3㎞~から調整可能。TPと略す場合もある。一発6万円(現代の3億円)。トマホーク巡航ミサイルの弾頭・レールガンの弾頭にして運用する。







「アイツは俺やお前ら“家族”の為に戦い続ける。“家族”の為なら腕の一本や二本どころか命をも、捨てることに躊躇いは無い。誰もアイツは止められない。俺達にできることはアイツから捧げられた栄光を享受することだけだ。さて、宮藤達はアイツを止められるだろうか?」

ジーン・コリニー(偽) 酒の席にて園田海未にかけた言葉



「私はこの場をお借りしまずは国民の皆さんに宣誓する。皆さんの不利益には一切の慈悲を与えないことを。大統領が我が国を千年恨み続けるなどと公言して憚らぬ国に一切の慈悲を与えないことを。共産主義などという人類が生み出してしまった最大の過ちにして無駄の極みに一切の慈悲を与えないことを。我が国の主権を脅かす輩に一切の慈悲を与えないことを。裏切り者に一切の慈悲を与えないことを!」

〇〇(←クルーゼの前世での名前)首相就任演説の冒頭より




「彼を類稀なるエースパイロットとして讃えたり、優秀な政治家であったと称える者は多い。
だが司令官として讃える者は少ないと言える。
そういう意味では、本著は、彼を司令官として讃える数少ない著であるといえよう。
事実、彼が指揮した戦いは直接的間接的を問わず、戦術的にはともかく、戦略的に負けたことは一度もないのだ。
『私は勝算のない戦いはしない。』とは、彼の口癖であったがまさしく彼はその口癖に対し忠実であったといえる。
歴史家は彼を称えるべきである。単なるエースパイロット、単なる政治家としてではなく、指揮官として不敗であったことを。
ニュータイプの提督達を“常勝の英雄”とするならば、彼はまさしく“不敗の指揮官”であったと。
だが彼は若くして死んだ。私よりも若かった。宇宙軍の総意でもあるが私個人としても生きていてほしかった。たとえ連戦連敗でもいいから・・・」

U.C.0055 講談社 地球連邦宇宙軍 星空凜 中将 著
「大陸戦争―一匹の猫が見た戦争―」

より 第二章『クルーゼ元帥の戦略を振り返る』冒頭より抜粋


三本線 1000万人救済計画

ワシントンD.C. 扶桑大使館

 

 

「大陸戦争が始まってから今の今まで僚機を持ってなかったが、それ故にとても新鮮な気持ちだ。しかもその相手が“凶鳥フッケバイン”ときた。光栄だ、小泉中尉。」

 

「私も光栄です。臨時とはいえ“最高戦力”の2番機に任命してもらえましたので。」

 

「小沢さんの説得は骨が折れたが、なんとかなった。では相模に行こう。作戦を説明する。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機動戦艦 相模(ゼネラル・レビル) 大会議室

 

「これより作戦を説明する。衛星からの通報によると目標である“グレイプニル”は連合軍の物資中継集積所でもあるアセンション島近海で我々連合軍の輸送船団を手ぐすね引いて待ちわびているようだ。第一段階 敵にありったけのT-Pexを撃ち込む。第二段階 私と小泉中尉が弱った敵に攻撃を行う。実にシンプルだ。私は万全ではないが、小泉中尉がフォローしてくれるから問題はない。それに万が一第二段階が失敗しても“アリコーン”が処理してくれる。二段構えだ。作戦名は『1000万人救済計画』。万が一の事態に備えカールスラント海軍アセンション島駐留航空団の部隊が戦場の周辺で待機している。いざという時は山口さんが命令して下さい。」

 

「なるほど。相模(ゼネラル・レビル)はどう動きますか総帥?」

 

「T-Pexで掃除できると思いますが個艦防空に努めて下さい。支援砲撃は不要です。」

 

「了解しました。」

 

「山口少将。」

 

「どうした?」

 

「“アリコーン”って何です?」

 

「中尉、貴官にはそれを知る権限がない。第七艦隊に入り尚且つ佐官になるか或いは情報将校になるしかない。」

 

「わかりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪傾聴せよアリコーンクルー諸君≫

 

≪我が艦はこの醜怪な戦争をエレガントかつ最終的に終わらせる能力を持っている≫

 

≪我々が行うのは戦闘ではない 均衡の回復であり 裁きである≫

 

≪それは徹底して合理的に行われる≫

 

≪この先 我々が墜とすネウロイの数に奴等は驚愕するだろう≫

 

≪そして自ら武器を置くだろう≫

 

≪1000万人を殺すはずだった武器を≫

 

諸君、これが始まりである。 “1000万人救済計画”を開始せよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「T-Pexインパクト。全弾炸裂を確認。“グレイプニル”護衛機全滅。“グレイプニル”速度低下。副長。」

 

「よし。これ以上手出しは無用だ砲雷長。総帥とトーレス中佐の戦場が汚れる。」

 

「はっ。」

 

「・・・小泉中尉、総帥を頼むぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「艦長、メビウス1と三本線のスタークジェガンが“グレイプニル“を追い詰めつつあります。」潜望鏡で確認

 

「良かろう副長代理。浮上し救済せよ。」

 

「了解。浮上し、救済せよ。主砲発射準備。弾種、徹甲榴弾。よろしいですな?」

 

「よろしい。命令違反になりかねんが、アイツなら許してくれるだろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「副長、アリコーンの浮上を確認!主砲動いてます!」

 

「馬鹿な!?命令違反だぞ!アリコーンに繋げ!」

 

 

 

 

「トーレス艦長、これはどういうことかね!」激おこ

 

「均衡の回復であり、裁きです。」碇ゲンドウスタイル

 

「命令を無視したら軍人じゃなくなる!」

 

「なら軍人なんか辞めてやるぜ!」 ブチッ 通信を切る

 

「・・・副長代理、やり過ぎだ。だがそれが良い。」

 

「久しぶりにスッキリしました。」

 

「・・・よかろう。では始めよう。」

 

「SACS隊発進準備整いました。」

 

「サックス1に繋げ。」

 

「はっ。」

 

「こちらサックス1。」

 

「矢岳大尉、貴官は遺書を書いてないと聞いたが?」

 

「唯一の家族だった妹は大陸戦争初期に西部戦線で戦死しました。」

 

「艦長、メビウス1がスタークジェガンを庇って墜落しました。」潜望鏡から確認

 

「丁度良いタイミングだな。いいぞ~貴官も救済の一部だ!死んでこい!発艦を許可する!メビウス1を援護しろ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ!クルーゼ大将!」

 

私を庇って・・・

 

「そこの三本線のスタークジェガン、聞こえるか?こちら扶桑皇国海軍特殊戦闘爆撃飛行隊“SACS”。貴機はメビウス1を回収して相模(ゼネラル・レビル)に帰投せよ。後は我々が引き受ける。急げ!時間は無いぞ!」

 

 

「ですが・・・。」

 

「これが最善・・・わからんか三本線!・・・貴様も将校ならば、わかるはずだ!」

 

「必要なのだ!40の死が!」

 

「!?・・・わかりました。ご武運を。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トリガーから相模(ゼネラル・レビル)へ。メビウス1が負傷、衛生兵の手配をお願いします。」

 

「了解した。直ちに手配する。」

 

フリーダムの左足がほぼ全部無くなってる。フリーダムの僅かに残った太もも部分から目に見える程出血してる。いけない!

 

「・・・。」プシュー

 

MS標準装備の指から出せる冷却剤で被弾部を凍らせる。焼け石に水だけどやらないよりは全然良いはず。

 

「お願い間に合って!」フリーダムを抱えながら全速力で相模を目指す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪上官の命令に服従することをここに誓う≫

 

≪私は勇敢で誇り高く警戒を怠らない兵士であることをここに誓う≫

 

≪我が国と軍の栄誉を保つことをここに誓う≫

 

≪救済は・・・≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相模(ゼネラル・レビル) 手術室

 

「もっと輸血を増やせ!」

 

「はい!」

 

「ひとまずは止血を最優先しろ!止めれば後は何とかなる。」

 

 

 

 

 

 

 

手術室前 ソファー

 

「・・・隣良いかな小泉中尉。」

 

「・・・どうぞ山口少将。」

 

「確かに長官は君を庇って墜ちた。だが気に病む必要は無いよ。長官はゴキ〇リ並のしぶとさの持ち主だしそれを前提にしてあの方は貴官を庇ったのだ。不必要な犠牲を容認するほど我が軍にもあの方にも余裕は無い。だがそれでも尚申し訳ないと思うなら術後は長官についててあげてくれ。手でも握ってあげれば尚良い。息子を看病する母親になったつもりで看てやるが良い。長官の心は今とても荒んでいるからな。」

 

「・・・わかりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒い。小泉中尉を庇って被弾、気絶してからずっとこの暗くて何も無い空間を私一人だけが漂い続けている。ここに来てから、ずっと感じている感情がある。

 

 

寂しい

 

 

私は周囲の家族達どころか自分にさえ嘘をついていた。

家族愛・・・一般的な人いわくの友情以外の、愛を欲していた。

私は本当はとても寂しがりな人間だ。

あぁ、当然この本質にずっと前から気付いていたさ。だが、前世の私はそれを一蹴した。

なぜか。

簡単なことだ。 私の大義、私の理想の邪魔になる可能性があったからだ。

私の前世での世界史に登場したエリザベス1世みたいな大げさな話ではないが、私はガキの頃から日本のために生き日本の為に死ぬ覚悟を決めていた。

そう ちょうど中学を卒業する少し前ヨーロッパを少し旅行して帰ってきた頃だと記憶している。

全く時代錯誤にも程がある。21世紀にもなってなぜ日本から愛国者が生まれたのだろうか。しかもその決意を固めた歳が中3ときた。

そのガキの手には持つ力量に比して不相応にも守るべきものが多すぎた。

だからこそ、私は生涯独身で戦い続けたのだ。

自ら守るべきものを増やすという愚行を犯さない為に。

後悔はない。だが、反省はしている。兄弟や戦友そして多くの家族達に結果的に迷惑をかけてしまった。

『立つ鳥後を濁さず』とは言うが、私は立って(=死んで)早々に兄弟に迷惑をかけている。

社会良識上誰かが死に、その故人の葬式を執り行う際の喪主はその故人の長男長女あるいは配偶者というのが原則であるが、私にはそのいずれもいなかった。

いや養子はいたが奴は私が死んだ当時はまだギリギリ成人したてで右も左も分からない状態だったので結局兄弟が喪主をやる始末だった。猛省すべき点である。

あいつらに対する贖罪の意味もあるがそろそろ素直になろう。

誰かを愛し、誰かに愛され所帯を持とう。私の心の隙間を埋めてくれる母になってくれる人も同時に探そう

この世界に来て暫く経ってからからそう思ったのだ。アンジェラの彼氏になってしばらく経った頃だったと思う。

闇が晴れてくる・・・何故だか知らないが私が求める暖かさを感じる。そろそろ起きるとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ゑ?何だ?何が起こっている?艦長室のベッドで寝ている私を小泉中尉が抱きしめている。いや男としては非常にありがたいシチュエーションだし、暖かいが・・・

 

「小泉中尉、何してるの?」困惑気味

 

「山口少将が子供の面倒をみるつもりで接して長官の荒んだ心を癒すようにって仰有ったのでそうしているんです。」

 

そう言いながら私を優しくなでなでしてくれる中尉。山口さん余計なこと仰有らないで下さいよ・・・だが彼女が与えてくれる温もりは正しく私が求めていたものだ。そう言う点においては山口さんには後で感謝しておくべきだろう。恋人をこれ以上増やすのはこの世界の法・倫理的に大丈夫にしてもニュータイプの皆に申し訳ないので彼女は“母”として家族に迎え入れよう。まあもっとも、彼女が承諾すればの話だが。

 

「ママ・・・」花陽に抱きつく

 

「!?」目を白黒させる

 

「小泉中尉、嫌なら断ってくれて構わない。私のお母さんになってくれるかな?私は母親がクズだった上に自我を得る前に事故死してしまってたから母親がいない状況でね。代わりに拠り所となる母を探してるんだ。お願いだ。」

 

無論人にものを頼んでいる立場である以上仮面を外して中尉の目を見ながら話している。

 

「私は、長官もPJも守れなかった愚か者です。長官のお母さんになる資格なんて・・・。」

 

「無理にとは言わない。今返事しろとも言わない。時間を差し上げる。だが君を求めてる人間が居るってことだけは忘れないでいてもらえるとありがたい。寂しがりの私には拠り所が必要なのだ。それに私の怪我は考えなくて良い。ほらこの通り。」

 

私は数多の固有魔法(の上位互換)を行使できる。502のカタヤイネン君の自己治癒の上位互換を使えば足の一本二本程度ならすぐに回復できる。前ヅダのフライトテストで爆発して四肢が失くなったが意識を取り戻してから30分で回復できた。後でアンジェラに説教されたが。

 

「山口さんが私の生命力を毎度毎度失礼にもゴキ〇リに例えているがあながち間違いでもない。だから心配は無用だよ。PJ・・・天野少尉の仇はアリコーンが取ってくれた。トーレス艦長が独断専行やらかしてくれたようだが。」

 

正直トーレス艦長の独断専行は計画の内だった。小泉中尉や山口さんに言わなかっただけで。

 

「私は実に情けない奴だ。こんな歳にもなって甘えられる“母親”を欲しているような弱い奴なのだ。失望しただろう中尉?」

 

「いえ。私の周りには完璧然としたエリートはいましたけど完璧な人間がそうそういるはずがないこともわかっています。」

 

まあそうだろうな。小泉中尉の同期一選抜のエリートは海未お母様と絵里ママだし。二選抜はパンさん(高坂穂乃果)と犯罪鳥(南ことり)という始末。人材不足も良いところだ。彼女達が無能という訳ではないが笑えん冗談である。

 

「長官は、わ 私のような不束者でよろしいのですか?私なんかよりも長官のお母さんになれる立派な人は海軍にも陸軍にもいるのに・・・。」

 

「中尉がどう思っているかではない。私がどう思っているかが重要だ。そしてそれよりもこんな大きい情けない“息子”を中尉が育ててくれるかどうかがもっと重要だ。はい か いいえ か。どっちにするかね?」

 

「・・・はい。できるかわかりませんが精一杯長官のお母さんになります!」

 

「・・・ありがとう。私は幸せだ。ありがとう。僕の“ママ”になってくれて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・まあこんな感じで僕と花陽ママは出会いそして親子になったんだ。

ママの通り名は“凶鳥フッケバイン”だがマイナーな通り名には“三本線”がある。『1000万人救済計画』作戦の戦闘を遠巻きに見ていたカールスラント海軍航空団の魔女達がママのスタークジェガンの肩に三本の線が書かれてたのを見たから・・・という話だ。

確かにママの実力は高いしそして何よりパイロットとしては珍しく書類仕事も好きなとても優秀な魔女でもある。

本来であれば我が第七艦隊にすぐにでも迎え入れていたのだがな。

僕の言葉でママの罪悪感をある程度軽減することはできてはいたがやはり失態を犯したという意識はどうしても抜けなかったようだ。

僚機を失いそして僕を負傷させたということで彼女は責任を取り後方へ下がることにした。

その時行われた作戦『1000万人救済計画』は極秘のものであったがそれでも僕やトーレス大佐そして花陽ママも功績ありきと認められ異動先の指定権限が僕に移ってきた。

ママは兵学校で後進のパイロットを育てたいと申し出たので僕はその希望を叶えてあげることにしたんだ。

その時のママは自信を失っていた。

教官職であれば僚機を失うこともないし自分の失態で誰かを死なせることもないからしばらく療養させるのであればそれでいいかなという風にも判断していた。

今回の砂漠への異動を以て ママを呼び戻したのはこの際正解だったよ。

呼び戻すやり方が汚すぎた件については後でマッキー先生達ママの同期の面々に謝っておくが・・・本当に助かったよもう。

仕事が多すぎてそろそろ死ぬかなと思ってたもん。もうママの処理能力なしで僕は生きていけないね。

『組織というのは一人や二人欠けたところで回るのに全く問題ないようにしなければならない。例えそれが内閣総理大臣であっても。』 というのは僕が昔君に言った発言だけれども正直なところママに代わる人材を僕は知らないよメラン。」

 

「戦時中の軍組織において『欠ける』という事態になりうるとすればそれは戦死か軍務に耐えられない致命的負傷だ。 だが少なくとも宇宙軍関係においてお前が死ぬまではそれがないのは間違いない以上それについてあまり考える必要もなかろう。」

 

「まあね。おいビールがなくなりそうだジョッキ寄越せ。」瓶ビールを差し出す

 

「あぁ ありがとう。」注いで貰う

 

「そろそろ寝る時間だな。今度の数取団の撮影で多分兄弟(ジャミトフ)が5敗目になるだろうから『男の勲章』の写真どうすっかだけ決めとこか。」複数の写真を広げる

 

「・・・これ誰よ?」

 

「あぁ彼女は506の・・・いやこれ以上は言うまい。兄弟自身に吐かせるわ。」

 

「面白いことになりそうだなwんじゃこの写真にしようか。」

 

「わかったこれにしよう。んじゃおやすみ。良い夢見ろよ。」

 

「メランもな。おやすみ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 STRIKEWITCHES SEEDDESTINY 「懺悔」

少女は そして神話となる




エースコンバット7 DLCエピソード発売記念も兼ねた外伝でしたがいかがだったでしょうか?
次は本編に戻ります。

















今回登場した『アリコーン』ですがこの物語のキーの一つになります。頭の隅に置いといて読み進めていただけると幸いです。

外伝作品(基本短編形式で書きたい)のネタで良さそうなのは?

  • 諜報員達(ファントムペイン)の戦い
  • 誰かとオリ主のデート編
  • 505編(特にガディ・キンゼー少佐)

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