STRIKEWITCHES 01 RELOADED   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

42 / 44
おおよそ一年 俺達のバカで そして ツッパって生きた 有給休暇の日々
あの頃の俺達は、ブーたれる凜ちゃんの膨れ顔をイジりながら、あくまで夏っぽく数を取り続けていた・・・


解説

 

第七艦隊 第71飛行隊 第6小隊 “アドバーサリー”

 

あらゆるネウロイの装備・戦術をできる限り再現し味方を教導する部隊。1946年3月発足予定。アグレッサー部隊故に予算がかなり充実しており、この部隊の為だけに薩摩型機動戦艦(ラー・カイラム級)一隻が与えられる程である。書類上の直属の上司はララサーバル中将だが、実質ブライト・ノア(偽)大佐が上司になりブライト大佐の独立部隊に配属される予定。

 

 

 

星空明(あかり)

 

扶桑皇国海軍中将。第44代 横須賀鎮守府司令長官 改め 初代 横須賀地方総監。星空凜少佐の母。娘同様めちゃくちゃ明るく考えるより身体を動かす派の猛将。

 

 

西木野美姫

 

扶桑皇国海軍中将。第5代 舞鶴鎮守府(第二次)司令長官 改め 初代 舞鶴地方総監。西木野真姫少佐の母であり優雅で無駄の無い戦い方を好む賢将。近々異動予定。

 

 

スターデストロイヤー

 

スターウォーズ EP3及びクローンウォーズに登場するヴェネター級スターデストロイヤーを参考にした4隻の超大型機動戦艦が秘密裏に月で建造中。あくまで試作に過ぎないのと建造コストが高すぎるという理由でこれ以上の建造は行われない予定。1935年から建造中だがまだ後10年かかる予定。ネームシップの『ヴェネター』を皮切りに『ネゴシエーター』『エンデュランス』『レゾリュート』と名付けられた。

 

 

 

 

 

 

「私は『彼』の主席副官だった。だからこそ多くのことを知っている。『彼』自身は半分ガリア人・四分の一ずつオストマルク・扶桑人だった。だが間違いなくそこら辺の純然たる扶桑人など比較にならないほど『彼』は扶桑を愛していた。それ故に扶桑の為に表立ったイメージとは裏腹に裏で色々コソコソやっていたのだ。本著が読者諸君の目に入っていることは即ち、私も、『彼』自身も既に亡く、『彼』の野望の一つであった人類統一政権が樹立されそれが安定してきつつあることを意味する。だからこそ私は内部告発できる。リベリオンのルーズベルト トルーマン 両大統領の死が病死でもなければ事故でもなく、『彼』の手の者によって『処理』されたことを。だがこの二人を敬愛していた者達にも一応弁解しておくが『彼』はただ政敵だからという理由で両 大統領を処理した訳ではない。後述する明確な反アジア的な、黄色人種差別主義的な大陸戦争終結後の戦後計画があったからだ。これ以上白人の横暴な論理に扶桑を含むアジア諸国が巻き込まれるのを見たくないという当時の天皇陛下の御意と『彼』自らの野望が合わさってできあがった産物が両 大統領の『処理』だったということだ。」

 

U.C.0100 講談社 出版 佐々木原正子 中将 著 「永遠の夜の中で」 第2章『謀略』 より抜粋

 

 

 

 

 

「死人に口無し。私が何を喋ろうと否定できる者はおらん。生き残った者の『勝ち』ということだな。」

 

U.C.0040 エイパー・シナプス 予備役少将

息を引き取る半年前に発した公式記録に残っている最後の発言

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「は~い長官良い子でちゅね~よしよし。」

 

「・・・。」

 

はいどうも皆さんこんにちは。

ショタ化して以降何度も(私の主観だが)逆レイプされて困ってるクルーゼ(偽)でございます。ゑ?今何をしてるのかだって?

 

「本当に長官は可愛いでちゅね~。」

 

パンさんこと高坂穂乃果 少佐に赤ちゃんプレイ(意味深ではない)を強要され現在進行形でぱふぱふされているんです。

ラブライバーの端くれとしては非常に名誉なことではあるが、流石に恋人でも“母”でもないパンさんにこうされる日が来るとは思わなかった。

拒否って逃げても良いが『軍務も子育ても両立できるよう今の内に訓練しておきたいの!』と言ってきた以上逆レイプの結果とはいえ孕ませた側としては逃げる訳にもいかん。・・・パンさんの胸は花陽ママに似た優しいにおいがする。なんか安心・・・するような・・Zzz・・・

 

「長官?あれ、寝ちゃった?もういつもの凛々しさからは想像できない位可愛いでちゅね~♪」

 

「穂乃果、何してるの?」

 

「正子ちゃんほら見て!長官をあやしてたら長官おねんねしちゃった!」

 

「ラウをあやすのを止める気は無いけど、一時間以内に起こしてね穂乃果。でないと私達物理的に夕食抜きになっちゃうから。もう1600だし。」

 

「わかった。それと正子ちゃん、この計画書読んどいて。長官正子ちゃんに読ませる気満々だったからさ。」計画書を渡す

 

「『第二次 第七艦隊司令部 新編計画』?」計画書をめくる

 

「どうしたの正子ちゃん?」

 

「・・・無茶な話をするわねラウも。穂乃果見て。」

 

 

 

第二次 第七艦隊 司令部編成

 

アンジェラ・サラス・ララサーバル中将が第七艦隊に帰還次第編成する。司令部編成は以下の通り。

 

 

新司令長官:アンジェラ・サラス・ララサーバル中将

 

副司令長官:竹井醇子大佐(→司令部新編で少将)

 

幕僚長:園田海未中佐(→大佐)

 

幕僚副長:絢瀬絵里中佐(→大佐)

 

軍医総監:西木野真姫少佐(→中佐)

 

総務部長:河野つばさ中佐(→大佐)

 

人事教育部長:小泉花陽少佐(→中佐)

 

防衛部長:高坂穂乃果少佐(→中佐)

 

指揮通信情報部長:佐々木原正子少佐(→中佐)

 

装備計画部長:南ことり少佐(→中佐)

 

首席監察官 兼 首席法務官:児島舜平大佐

 

次席監察官:絢瀬亜里沙大尉(→少佐)

 

会計監査官:高坂雪穂大尉(→少佐)

 

 

尚、この編成は1949年4月1日付で創設される扶桑皇国宇宙軍の幕僚本部にも概ね適用するものである。高坂防衛部長は他のポストへの異動は絶対に行わない。彼女の成長如何により宇宙軍の栄枯盛衰は大きく左右されるであろう。高坂防衛部長の成長と勤勉に期待するや切である。他の者は優秀にして柔軟な思考が可能な人材である。故に刺激せずとも成長してくれること疑う余地はない。だが私は高坂防衛部長には他の者にはない可能性を感じた。しかしこのままでは彼女は覚醒せず陰で叩かれている通り“非常勤パイロット”の名に恥じぬ怠惰っぷりを発揮するだけであろう。刺激して強制的に覚醒させる手段を取ることにした。階級とポストには人を育てる力がある。もしこの冒険人事が失敗した場合私は責任を取り元帥号も爵位も陛下に返上する覚悟である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・防衛部長?穂乃果が?ゑ?」

 

防衛部長って同期一選抜・・・同期幕僚長最有力候補しか座れないポストの筈なのに・・・

 

「それだけあなたに期待を寄せてるってこと。ラウがこんな重要な案件に非合理的なことは絶対しない。あなたがやれると判断したからこそ。ちゃんとやってのけるのよ。」

 

「・・・わかった。できるだけ頑張ってみる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーし皆集まって!」

 

召集かけて皆を呼び出し夕食の準備を始める。

 

「え~と今日は、『変な魚おばさん』ことそして犯罪鳥のお母さんたる南 情報本部長から私宛に福袋が届きましたのでそれでちょっとお魚料理を今日はみんなのために作ろうと思います。」

 

南 情報本部長って愛知の衣浦出身だから漁師の知り合いがめちゃくちゃ多い。だから何かにつけて魚が情報本部長に送られてくる。しかし情報本部長自身だけでは食べきれず、同期の桜や近所の人達に分けても尚余る始末だったらしいので私に遅い新年福袋として押し付けてきたのだ。押し付けてきたとはいえ魚は本当に鮮度の高い美味しいものだけ選りすぐって送ってくれたらしいので期待度は高い。何が入ってるのかな?

 

「でも情報本部長の『福袋』の字も魚のイラストも結構下手くそにゃ。」

 

「ニャーさんやめろ!そんな文句言ったと情報本部長にバレたらニャーさん問答無用で抹殺されるから!」

 

情報本部の恐ろしさは作った私自身骨身に染みてわかっている。リベリオンの反扶桑勢力はわが影“ファントムペイン”が、オラーシャ方面の反扶桑勢力は情報本部が容赦無く駆逐してるからな。

 

「・・・それは嫌にゃ。」

 

「わかったならよろしい。んじゃ開けていこう・・・まず一つ目・・・うわマジか、一つ目はハナシャコだわ。10匹も入ってるし生きてるしパンチ力強いから触りたくないんだけど・・・イサキか次は。美味しい魚ですわ。次は・・・サワラ・・・デカいしかも10匹ずつ・・・これは?モンコウイカ10匹・・・多いわ!次は、平貝!絶対入れてくると思ったわ!20枚も要らんわ!多すぎる!次は、アイブリだ。実物初めて見たわ・・・まこんな感じですね。」

 

そりゃ親鳥 情報本部長ももて余すわな。多いわ!まあでも情報本部長の知り合い漁師達も悪気があって送る訳がないから断り辛いわな。私に押し付けて正解だ。私の周りの現在妊活中の子達の栄養源として有効活用しよう!

 

「今日の献立は平貝の貝柱しゃぶしゃぶとサワラの塩焼き・刺身にする。まずは平貝を剥くか。」

 

平貝ということはアイツは中にいるのかな?

 

「平貝は他の一般的な貝類と比べて、見てくれればわかるが口ががら空きなのでそこから包丁を入れて貝柱を断ち切る。

次に開ける・・・ていう感じでまあこういう風に中身が見えるわけだ。

みんなちょっとここを見てくれるかな?」

 

「オレンジ色のザリガニがいるにゃ。」

 

「そう。隠れエビといって平貝に寄生する寄生虫なんだけれども。

寄生虫って言うとやっぱりみんな怖いイメージを持つと思うんだよね。

というより僕自身もそうだったし。

でもこの隠れエビはちょっと正面から見てくれるとわかるけど、ほら可愛いでしょ?ちょっとつぶらな瞳がねワンポイントって言うかねそんな感じ。

でこの隠れエビね意外なことに食べれるんだって。

情報本部長からの話だからまぁまず間違いはないと思うんだけど、僕もちょっと耳を疑ったわ。

こんなにちっちゃいエビだと調理するのが難しいからひとまず素揚げにして食べてみようと思う。

で隠れエビを取り除いたら一度きれいに洗う。犯罪鳥は皆に何で洗わないといけないか教えてあげて。」

 

「平貝って海底の砂に突き刺さって生息してて、獲る時は砂から引き抜いて獲る。だから砂が貝の中に詰まっててこのままじゃ駄目だから一回ちゃんと洗わないといけないの。」

 

「そういうこと。で洗ったら根本のヒモを掴んでビビビと引いてヒモを取り除いて貝柱がついてない方の外した貝殻で貝柱を取る。で完了。注意なんだけど、平貝の貝殻の先端はめちゃくちゃ鋭利だから触らないこと。手切っちゃうからね。で貝紐は内臓全部外して置いとく。食べれるし。」

 

平貝×20 下処理完了

 

「そしたら貝柱はよく見るとわかるけど薄い皮があるんだ。これも剥いちゃう。しゃぶしゃぶにした時に違和感が残らないようにね。で5ミリ位でスライスしていく。薄いと食感が無くなるからこの位で良い。亜里沙ちゃ~ん、しゃぶしゃぶ用出汁準備できた?」

 

「できてまーす!」

 

ストーブで昆布出汁作りしててくれた亜里沙ちゃんも準備ができたようだ。

 

「じゃあストーブの出力を下げて保温しといて。」

 

「はーい。」

 

純粋でとても良い子だ亜里沙ちゃんは。犯罪鳥にも是非見習って欲しいものである。

 

「よし、んじゃサワラの刺身作ってくよ。内臓はもう取り出してあるから最初に頭を落とす。で三枚におろす。そしたら身から血合い骨を切り取って、皮を引いて・・・切って盛り付けたら完成。」

 

言い忘れていたが、私の隣では雪ちゃんこと高坂雪穂大尉が私の為に平貝を押さえたりサワラの皮をひいてくれてます。流石に隻腕で料理というのもキツい話だからね。ありがたい。

 

「で血合い骨切り取って皮を引いた塩焼き用のサワラに細かく砕いた岩塩をふって、七輪でゆっくり焼いていく。他のサワラの処理しちゃうからこのサワラは絵里ママお願い。」

 

「任せて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっしゃ完成!」

 

人数が人数だったから処理する魚介類の量も半端じゃない。しばらく平貝とサワラは見たくないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっし、んじゃ・・・いただきます。」

 

「「「いただきます。」」」

 

「うん。脂のってるのに全然しつこくない。サワラは美味しいね。どうヘルミーナ母さん?」

 

「美味しいわ。流石ね。」

 

「ありがとう。で花陽ママ、何としてでもニャーさんにサワラを食わせて!魚嫌い矯正しないと駄目だからね。ニャーさんのお母さん・・・星空 横須賀地方総監からもどんな手を使ってでも直すよう依頼されてるから。」

 

「わかりました。ほら凜ちゃん、ちゃんと食べて!」

 

「(´;ω;`)」

 

「雪ちゃんどうかね隠れエビのお味は?」

 

「・・・海老煎餅ですね。寄生虫とはとても思えません。」

 

だろうな。

 

「平貝の貝柱も美味しい!」

 

「で今更ですが長官質問良いですか?」

 

「なんだい亜里沙ちゃん?」

 

「最近の食事がいつもより栄養価が高く手間のかかるご飯ばかりですからなんでだろうって思いまして。」

 

 

「み ん な 揃 い に 揃 っ て 僕 を 襲 っ て 妊 娠 し て る か ら だ よ 」

 

 

そう、現在私の周囲にいる第七艦隊幹部達の食事の栄養価が高い理由は全てこれに尽きる。マーサママ、海未お母様、絵里ママ、ニャーさん、パンさん、犯罪鳥、ヘルミーナ母さん。彼女達のお腹には子供がいる。粗末な飯を出す訳にはいかない。そもそも妊娠した皆の内海未お母様以外全員私を半ば拘束して襲った結果である。私にMな性癖があるわけない以上怒りたくもなる。

 

「中身はいざ知らず外面から見れば良い大人が10歳程度の小さい男を襲ってるようにしか見えないよね。」

 

この男女逆転ストパン世界の成人年齢は16歳だからここにいるメンバーほぼ全員大人扱いだ。私はまだ16歳に成ってないからここにいる妊娠してる面々は未成年を襲ったことになる。絶望的な絵面だな。ニャーさんの無いも同然の胸と同じ位。

 

「だが襲われた結果とはいえ通常の交友ではあり得ない縁が生まれたのも事実だ。それ故に・・・ここにいる妊娠してる皆を改めて僕の“家族”に迎えよう。嫌ならそう言って欲しい。無理強いはしない。」

 

「貴方の過去を聞いて嫌と応える者はここにはいません閣下。」

 

「ありがとうございます海未お母様。今更だが、諸君の協力と信頼には深く感謝している。本当にありがとう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 『コジマ中佐(偽) 襲来』 少女は そして神話となる

 




今回のエピソードの参考にさせていただいたyoutubeの“きまぐれクック”配信者かねこ氏に心から敬意を表します。



それと設定にちょろっとしか出ていなかった『08MS小隊』よりコジマ中佐(偽)がとうとう登場します。お楽しみに!

外伝作品(基本短編形式で書きたい)のネタで良さそうなのは?

  • 諜報員達(ファントムペイン)の戦い
  • 誰かとオリ主のデート編
  • 505編(特にガディ・キンゼー少佐)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。