結城友奈は勇者であるの世界に転生したらまさかの敵ポジションだった!?   作:中野’sソックス

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どうも〜中野‘sソックスです!
まずは謝罪から。ええと……本当に!遅れて!申し訳ありませんでした!!一ヶ月以上待たせてしまい本当に申し訳なかったです。ええ、はい。その間に色々あってあまり時間が取れなかったというのもあったり、戦闘シーンに四苦八苦したりと時間がかかってしまいました。とりあえずようやく書き終えた参ノ儀!どうぞお楽しみください!どうぞ〜……





参ノ儀〜あおきこはる〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神樹様に選ばれた、と聞いた時は凄い事なんだろうけど思った

具体的にはどう凄いのか、実感が湧かなかった。

ただ、やってくる敵が世界を壊すものと聞いた以上は

戦わなくちゃ……そう思った。

はじめは、四人共無我夢中で倒していた。

この時は、まさか彼女が*****で私達と***なんて

夢にも思わなかった……

 

勇者御記 乃木園子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神世紀298年4月25日

神樹館6年1組 午前6:00

琴晴「今日は良い天気だね……鳥は歌い、花は咲き誇る。こんな気持ちの良い朝は……寝ることに限る……zzz」

園子「そうだねはるはる〜……ポカポカしててこのままねむっちゃいそうだよ〜……zzz」

と、言いながら寝てしまったこの二人は、一応勇者である。それぞれ青木琴晴と乃木園子という。2人とも早起きは苦手ではないのだが、学校に早く来て寝てしまうというよく分からない人達なのである。そしてそのまま時間が経っていき……

 

午前7:50

クラスの人がどんどん登校してきているこの時間帯ぐらいに琴晴は起きるのである。そしてそれに気づいたクラスメイト達は、

クラスメイトA「あ、琴晴ちゃんおはよう〜」

琴晴「ん〜……あっ、おはよう〜…」

クラスメイトB「本当いつも寝ているよね〜」

琴晴「まぁね〜、今日は特に気持ちいい陽気が差し込んでいたからつい寝ちゃってね……アハハ」

と、たわいもない話をするのである。ちなみに園子は寝ている。そんなことをしていると教室にまた一人クラスメイトが挨拶しながら教室に入ってきた。鷲尾須美さんだ。性格を言ってしまえば……堅苦しいと言うかなんというかとにかく真面目な子なのである。

須美「おはようございます」

クラスメイトA「鷲尾ちゃん、おはよう」

クラスメイトB「おはようー」

と挨拶しながら鷲尾さんは、自分の席に向かいつつクラスメイト達に挨拶をしていた。そんな中自分は今日は何をしようかなと考えていた。すると、

須美「おはようございます、青木さん」

琴晴「おはようー、鷲尾さん」

と鷲尾さんから挨拶された。のでちゃんと返した。とそんな鷲尾さんの視線は私から、自分の前の席の人に移った。そう現在進行形で机に突っ伏していて、寝言を言っているクラスメイトの園子に向けてだ。

園子「スピー………スピー………それは〜私の卵焼きだよ、サンチョ〜………」

琴晴「一体どんな夢を見てるんだか……」

と呆れつつも見ていたその時、急に園子の体が動き、

園子「スピー………あわわ!サンチョが〜サンチョが沢山いる……ってあれ?」

と焦り、叫びながら勢いよく起き上がった。サンチョが沢山いるってどういう状況なんだ……?という疑問を自分は思っていたら、鷲尾さんが

須美「ここは教室で、朝の学活前よ?乃木さん」

と冷静な突っ込みを入れていた。すると、途端にクラスは笑いに包まれた。

園子「あわわ……」

と照れ笑いをしつつ園子は自分の席に座った。

琴晴「全く……どんな夢みてたの?園子」

園子「えへへそれがね〜こう、でっかいサンチョの中からねブワーって小さいサンチョ達が出て来てね〜、そのサンチョ達の波に飲まれちゃったんよ〜」

琴晴「どんな状況よそれ……」

ちなみにサンチョとは園子が持っている猫の枕の名前である。

園子「えへへ……あっ、鷲尾さんおはよう〜」

と、気が抜けた声で鷲尾さんに挨拶をした園子に対して、鷲尾さんは咳払いをし、

須美「おはようございます、乃木さん」

と挨拶を返した。そしてそのまま時間が過ぎて行き……

 

午前8:20

先生が入ってきて朝の学活が始まろうとした瞬間、

・・・「イッタタタ……はざーっす!間に合った!」

とクラスメイトの一人が教室に駆け込んできた。

安芸先生「はぁ……三ノ輪銀さん」

と安芸先生は三ノ輪さんに近づき……、おもむろに手に持っていた出席簿で軽く頭を叩いた。

安芸先生「間に合ってません」

銀「痛ったー!先生痛ったー!」

とクラスはまた笑いに包まれた。

安芸先生「早く席に着きなさい」

銀「はーい……」

とトボトボしつつ足早に自分の席に座った。そんな三ノ輪さんは自分の席に座ると直ぐに隣のクラスメイトに話しかけられた。

クラスメイトC「ねぇねぇ、なんで今日遅れたの?」

と遅れた理由を聞いていた。

銀「まぁ……6年生にもなると色々あるんだ」

と言いながらカバンを開けると………

銀「あっ……」

何もなかったのである、有るべきはずの教科書がカバンの中になかったのである。つまりは……

銀「教科書………家に忘れた………」

そういうことであった。それは置いといて先生は、

安芸先生「日直の人、号令を」

と言った。

須美「はい」

と鷲尾さんが立ち上がり、

須美「起立」

鷲尾さんの号令で生徒達が立つ。そして

須美「礼」

礼をする、頭を上げて後ろを向き、

須美「神樹様に拝」

と礼をしつつ手を合わせ、

全員「「「神樹様のお陰で今日の私達が在ります」」」

と神樹様に感謝を捧げ、

須美「着席」

これで生徒達は座って一連の流れが終わる、そしていつものように学校生活が始まるはずだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、平穏な生活は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音を立てて崩れ去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇者一同「「「「っ!」」」」

周りの時間が止まったのだ。これが意味することはただ一つ

琴晴「これってまさか……」

と鷲尾さんに言った。

須美「うん……遂に来たんだ……私達が______

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

______お役目をする時が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間私達は光に包まれた。

須美「っ!」

園子「わわわ!?」

銀「なんだ!?」

琴晴「うわぁっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして目を開けた時映ってきた景色は、もはや別の世界のような景色であった。人も建物も、何もかもが木になっていた。

園子「すっご〜い!」

須美「これが神樹様の結界……」

銀「おおおお!!」

琴晴「樹海……か」

と勇者達が樹海を見ていると遠くに橋みたいなものを見つけた。

園子「ねぇねぇ!あれが大橋かな?」

銀「多分あれかな?原型をだいぶ保ってる」

須美「こちらと壁をつなぐ橋……あそこから敵がやってくる……」

琴晴「でもわかりやすくて良いよね!あそこからくるってわかってるんだから」

須美「そうね」

銀「くぅ〜……私達が勇者だなんて興奮するな!」

琴晴「確かに……心が躍るね」

須美「二人とも!遊びじゃないのよ」

銀 琴晴「「分かってるって!」」

須美「はぁ……」

と鷲尾さんが頭を抱えていると園子は遠くの方で何かを見つけた。

園子「ねぇ!あれ見て」

と園子が指差した方向にいたのは……とても大きい、非現実的な生物。

琴晴「あれが……」

園子「バーテックス……」

そう彼女たちが戦う敵、バーテックスであった。

銀「っていうか、でかくないかあれ?……」

須美「……でも、あいつが橋を渡って神樹様に辿り着いてしまったら、私達の世界は……」

銀「あぁ、分かってるって」

琴晴「そのためにここまできたんでしょ?」

園子「私達で止めないと!」

須美「皆!お役目を……果たしましょう!」

園子 銀 琴晴「「「うん!」」」

と全員が頷き、4人はスマホを取り出してアプリのNARUKOを開いた。このアプリには樹海に来ると隠された機能が使えるようになっており、それを使うことによって彼女達は()()になるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あめつちにきゆらかすはさゆらかす

 

 

 

 

 

 

かみわがもかみこそはきねきこゆきゆらかす

 

 

 

 

 

 

みたまがりたまがりまししかみはいまぞきませる

 

 

 

 

 

 

みたのみみいまししかみはいまぞきませる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう祝詞を唱え4人はスマホの画面をタッチした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人は青い勇者服を身に纏い、弓を持つ清楚な花へと

 

 

 

1人は紫の勇者服を身に纏い、槍を持つ優雅な花へと

 

 

 

1人は赤い勇者服を身に纏い、両手に斧を持つ情熱な花へと

 

 

 

1人は白い勇者服を身に纏い、剣を持つ()()()()へと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれが変身し、そして実感したのだった。これが勇者なのだと。

須美「これが……勇者の力」

銀「おお、この服カッコいい!」

園子「初の実戦……頑張るぞ〜」

琴晴「なんか、いける気がする!」

初めてのお役目という事もあり少し興奮気味な勇者達、

園子「合同訓練がまだだったけれど……」

琴晴「仕方ないよ。ね?鷲尾さん」

須美「えぇ、ご神託よりも早く来てしまったけれど」

銀「まぁ、なんとかなるって!」

と話していると、琴晴は

琴晴「んー?これなんだろう……」

と疑問を持った。なぜ疑問を持ったか?というと、自分の持っている剣に切れ目が入っていたからだ。

須美「見せてもらってもいい?」

琴晴「いいよ、ほい」

と鷲尾さんに自分の剣をみせた。

須美「うーん……」

琴晴「何か、分かった?」

と問いかけるが、

須美「ごめんなさい、私にはわからないわ」

と鷲尾さんは言った。

琴晴「大丈夫、戦ってれば分かるだろうし。ありがとうね」

と琴晴は言った。すると隣から

銀「よーし、やるぞ!」

と言って三ノ輪さんが先行し、

園子「待って〜ミノさん!」

と園子が慌てながらもそれに続き、

須美「待って!二人とも」

琴晴「やれやれ…」

と鷲尾さんは焦りつつ、琴晴は呆れつつ二人を追いかけた。

銀「しっかし、広いなぁ……見渡す限り一面木だらけだよ」

園子「ここが元々は町だなんて……不思議だね〜」

琴晴「確かに、そうには見えないもんね。」

須美「………」

と話しながら勇者達は大橋の前まで来たのだった。一抹の不安がありながらも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして四人は初めて敵の前に立った。そして改めて思う。

銀「はー……でっかい!」

園子「これが……」

須美「向こうから来る敵……()()()()()()

琴晴「改めて見るとやっぱり……怖い……けど私達がやらないと!」

と勇者達はそれぞれ思いつつも改めて気合いを入れ直した。

須美「とりあえずどんな攻撃をして来るのかわからないから慎重にいk「速攻でやってやる!」ちょっと!?三ノ輪さん!」

と鷲尾さんの話をあまり聞かず三ノ輪さんは突っ込んでいった。

琴晴「だったら私も!」

と琴晴も続くように地を蹴りバーテックスへと攻撃を仕掛けていった。

園子「だったら私も〜」

と少し遅れながらも園子もバーテックスへと突っ込んでいった。

須美「あぁもう!皆勝手に行動して……」

と言いつつも弓に矢を番え、バーテックスへと攻撃を仕掛けていく。

琴晴「三ノ輪さん!私は右をやるから左をお願い!せえりゃぁぁぁ!」

銀「OK!任された!はぁぁぁ!」

と二人はバーテックスの器官の一部だと思われる二箇所へ左右から攻撃を仕掛けた。しかし……

琴晴「しまった!傷が浅い!」

銀「丸っこいから切りずらい!」

と言っているうちに傷付けたところが再生していく。

銀「しかも傷付けたところが再生してる!?ずるいだろー!」

琴晴「なら再生する速度よりも早く切り刻む!」

銀「あぁ!」

と二人は再び武器を構え直し、地を蹴ってバーテックスへと突っ込んだ。しかし敵もやられてばかりではなかった。

須美「二人とも!何か来るわよ!」

と鷲尾さんが言ったそばから相手の頭の器官から沢山の水泡が出てきて二人を襲った。

琴晴「なにこれ!くっついて……離れない!」

銀「動きにくい……!」

二人の体に水泡がくっついていき身動きが取りにくくなり、そのまま重力に沿って落ちていく。

銀「うわああぁぁ!」

琴晴「落ちる〜!」

園子「はるはる!ミノさん!」

須美「乃木さん、危ない!」

園子「っ!しまった!」

と二人を心配した園子は一瞬そちらの方に気が向いてしまい、次の行動を遅れさせる結果になった。今度は右側の器官から水が圧縮され、水の奔流を園子へと放出した。

園子「うわわわ……わああぁぁ〜」

須美「乃木さん!」

園子は間一髪避けたが、足場が狭く近くの木へと落下していった。

須美「私が……なんとかしないと!」

と鷲尾さんは弓に矢を番えていき連続で放っていく、しかし矢はことごとく水泡に阻まれて敵には当たらなかった。

須美「なっ!?………だったらこれで!」

と弓の両端が伸び、矢の先端部分にチャージの時間を表している花びらが一枚一枚溜まっていく。

須美「はやくっ!………溜まって!」

とチャージが最大まで溜まるのを相手が待っている訳がなく、水泡で攻撃を仕掛けて来る。

須美「不味い!」

琴晴「させないよっ!」

下に落ちていた琴晴が復帰し、鷲尾さんに向かっていった水泡を次から次へと斬り伏せてゆく。

琴晴「私が守っているから今のうちに!」

須美「……っ!ありがとう、青木さん!」

と再びチャージを始める鷲尾さん、それを止めるためにバーテックスは水泡で攻撃するが、

琴晴「無駄無駄ァ!鷲尾さんには指一本触れさせないよ!」

片っ端から水泡を斬り伏せて行く琴晴、そして……

須美「溜まった!青木さん!」

琴晴「わかった!」

と鷲尾さんがいい、琴晴は射線から外れ、

須美「いっ……けぇ!」

とバーテックスに向かって放った。しかし……

須美「そんな!」

琴晴「マジですか……」

バーテックスは水泡を4つ、矢の射線上に置き、そのまま矢の勢いを殺し受け止めたのである。

須美「そんな……あんな方法で攻撃を受け止めるなんて……」

琴晴「どうすればいいの………?って危ない!」

と考えている二人に向かってまさに今、先程園子に撃った水の奔流を撃とうとしていた。

琴晴「ちょっと!鷲尾さん!避けないと!」

須美「……はっ!」

と放心していた鷲尾さんに呼びかけて避けようとしたが、

琴晴(不味い!このままじゃ避けきれない!)

須美「ここまでなの……?」

絶望しかけた瞬間、

園子「させないよ〜!」

と二人の前に園子が立ち、

園子「展開っ!」

と槍の穂先の部分が傘のような形をした盾に変形し、バーテックスの攻撃を受け止めた。

須美「乃木さん!」

琴晴「園子!大丈夫!?」

園子「えへへ、大丈夫なんだぜ〜!」

と二人に向かって笑顔を見せた園子を見てホッとした二人であった。そして、

銀「離れろぉ!」

と銀は水を出している器官に向かって攻撃を加え、3人に対しての攻撃をやめさせようとしていた。その目論見は成功しバーテックスは3人に対しての攻撃をやめ少し後退した。その隙に銀は3人と合流した。

銀「皆、大丈夫か?」

須美「私は大丈夫よ」

琴晴「問題ないよー」

園子「園子も無事なんだぜ〜」

とみんなの無事を確認できホッとしていたのもつかの間……

銀「もがっ!?」

須美「三ノ輪さん!?」

琴晴「銀!?」

園子「ミノさん!?」

と銀の頭にバーテックスの水泡が当たり、そのまま頭が包まれてしまった。

銀「もがっ!もがもが……もがー!」

須美「これっ!弾力があって……」

園子「あわわ、どうしよう〜」

琴晴「どどど、どうする?切る?」

と焦ってしまっている琴晴は剣を構えた。

園子「落ち着いて〜、ミノさんもろとも切っちゃうからストップ〜!」

琴晴「た、確かに……」

須美「でもこのままじゃ三ノ輪さんが……」

とその時、三ノ輪さんの目が見開き、頭に被さっている水を…………()()()()()

須美「飲ん!?……えぇ……」

琴晴「飲んだー!?」

園子「おー!ミノさん凄〜い!」

と銀が行なった奇想天外な行動に三者三様の反応を見せる3人。そしてそのまま飲みきり……

琴晴「飲み干した………」

須美「…………はっ!」

琴晴「大丈夫?鷲尾さん」

須美「大丈夫、少し驚いていただけだから」

琴晴「お、おう……」

とそんなことをしている横で、

園子「大丈夫?ミノさん」

園子は銀の無事を確かめていた。

銀「大丈夫!神の力を得た勇者に水を飲み干すことなど造作もないことなのだから!…………気持ち悪い…………」

琴晴「味とかはあったの?」

銀「味は……最初がサイダーで途中から烏龍茶になった………まじゅい……」

琴晴「不思議な味だね……」

須美「って!そんな事よりも早くあいつを追いかけないと!」

琴晴「うん、それは分かっているけどちょっと待って」

と今にも飛び出しかねない鷲尾さんを止めた。

須美「でも!」

銀「でもこのままだとさっきと同じようになるからなぁ……」

須美「……確かに、でもそしたらどうすれば……」

琴晴「そうだよね〜……、ダメージ与えられそうなのって私と銀ぐらいだし……」

銀「でも、水が邪魔で近づけないんだよな………だったら根性で!」

琴晴「それでどうにかなってたらもう倒していると思う……」

銀「だよなぁ……うーむ……」

と全員が悩んでいると、

園子「あっ!ピッカーンと閃いた!」

と何か思いついたのか園子が言った。

園子「ふっふっふ……ちょっと来て来て」

須美 銀 琴晴「?」

と3人を自分のところに引き寄せて、考えついた内容を話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須美「確かにその方法なら行けるかもしれない……」

琴晴「いいんじゃない?これ以外に方法もないだろうし」

銀「だな!ナイス園子」

園子「えへへ〜褒められちゃったんだぜ!」

と皆が園子の作戦に納得し、それぞれの得物を握り直した。

園子「それじゃあ、展開っ!」

と園子の槍の穂先が盾になり、3人がその盾の裏に隠れた。

園子「いっくよ〜、準備はいい?」

須美「ええ…でも…」

銀「鷲尾さんは心配性だな〜、絶対大丈夫だって!」

琴晴「さっきも受け止めれたしね」

と言ってもまだ鷲尾さんは心配そうにしていた。そしたら園子が、

園子「それに、今度は4人なんだから!きっと大丈夫!」

須美「乃木さん……」

と言った。その言葉のお陰か鷲尾さんの顔は不安そうなものではなく、必ずやれる!と自信満々なもに変わっていた。

須美「ありがとう……それじゃあ行くわよ!」

園子 銀 琴晴「おー!」

と鷲尾さんが言い、盾の外から矢を放った。その矢はバーテックスに当たり、こちらの存在に気がつきこちらに体を向け始めた。そして鷲尾さんが盾の後ろ側についた。

園子「こっちに気づいたみたいだよ〜」

琴晴「さーて、私たちが頑張らないとね銀?」

銀「そうだな!やってやるぞ〜!」

須美「っ!攻撃が来るわ!注意して!」

とバーテックスがこちらに向き終わり、頭の器官から水泡を出し始めた。その攻撃は鷲尾さんの矢と園子の盾で防いでいく。そして段々とバーテックスとの距離を縮めて行く。しかし…

須美「!あの攻撃が来るわ!」

水泡などの攻撃が効かないと分かったのか、右側の器官の水が圧縮しそれを再び打ち出した。その攻撃は園子の盾に当たり、とてつもない激突音が辺りに響いた。

園子「台風の強いところにいるみたいだよ〜…」

須美「乃木さん!」

と全員で盾を支え始めた。

園子「ありがとうね〜!」

琴晴「全く…重いったらありゃしない!……」

須美「でも……これさえ耐えられれば!……」

銀「勇者は根性……!押し返せぇぇ!」

とバーテックスの攻撃を耐え続けていると、攻撃が弱まった。

須美「ここ!」

琴晴「突撃ぃ!」

と一気に飛び出しバーテックスの懐へと向かう。だがそう簡単に懐には入れはしない、バーテックスは叩き落とそうと水泡を出して行く。

園子「鷲尾さん!」

須美「狙いにくい!でも……当てる!」

と4本同時に矢をつがえて行く、

園子「ミノさん!はるはる!飛ばすよ!」

琴晴「うん!」

銀「思いっきりやって!」

園子「うんとこしょ〜!」

と琴晴と銀を思いっきり飛ばし、それと同時に進行上にある水泡を鷲尾さんが矢で射抜いて行く。

銀「不味い!飛距離が足りない!」

琴晴「だったら!私の剣の腹に乗って!」

銀「わかった!」

と銀は琴晴の剣の腹に乗り、

琴晴「ぉおりゃああぁぁ!」

と剣をフルスイングし銀を再び加速させた。

須美「三ノ輪さん!」

園子「ミノさん!」

琴晴「いっけぇぇ!」

銀「はぁぁぁ!」

銀の二つの斧が燃え盛り、バーテックスを切り裂いた。

銀「まだまだぁぁ!」

と銀はバーテックスに向かって折り返し体のほぼ全てを切り刻んでいった。

銀「てりゃああぁぁ……うわ!?」

と銀はバーテックスの堅いところに弾かれて近くの木まで吹っ飛ばされていった。

園子「ミノさん!?」

須美「三ノ輪さん!?」

と2人は心配するのをよそに、銀は叫んだ。

銀「どうだぁぁ!!」

そして暫くの静寂があった後、樹海が光り輝き始めた。

須美「これ……」

琴晴「まさかこれが……?」

園子「鎮花の儀……?」

周囲が光り輝き、空から花びらか舞い散ってくるという、とても幻想的な風景が広がっていた。

銀「はー……凄い……」

園子「大丈夫?ミノさん」

銀「大丈夫!それにがっつり弱らせてやったし」

園子「ミノさんのお陰で始まったよ!鎮花の儀が」

須美「………!」

と鷲尾さんの目にはボロボロになったバーテックスが写っていた。と目の前を花びらが通ったと思っていたら、バーテックスはそこから姿を消していた。

須美「………消えた」

そうして鎮花の儀が終わり段々と元々の樹海へと戻っていった。

銀「ってことは……撃退できたのかな……?」

と銀と園子は向き合って、

銀 園子「やったー!!」

と喜んでいる一方、琴晴は地面に寝転んでいた。

琴晴「終わった……か……」

と琴晴は息を吸い、

琴晴「疲れた……」

そう言い体の力を抜いたその時、樹海に来た時と同じように光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして私達の始めてのお役目は終わったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!とういうことで参ノ儀でした。……どうでしたか?戦闘シーンちゃんと書けていたでしょうか……心配なんですよね……初めて書くので。何か間違っていたり、違和感など感じたらどしどし指摘をお願いします!
さーて……次は続きからやりたいと思います!多分短くなるのかな?と思います。
ではでは……次の儀で会いましょう。Bye!



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