結城友奈は勇者であるの世界に転生したらまさかの敵ポジションだった!? 作:中野’sソックス
そして光が収まり、勇者達は大橋の近くにある祠の前に居た。
琴晴「……ここ……何処?」
銀「多分……大橋の近くにあった、立ち入り禁止の祠のところじゃないかな〜って私は思う」
と琴晴の問いに返した銀、その横で園子が納得したように
園子「そういえばそんな所があったような〜……」
銀「というか、お役目が終わったら学校には戻る訳ではないんだな」
という問いに
琴晴「そうだね、流石の神樹様もそこまでは無理なんだろうね」
琴晴が答えて、その隣で園子が
園子「そっか、学校に戻る訳じゃあないんだ〜!」
と言った。すると
銀「あ!」
と、いきなり銀が何かを思い出したかの様に声をあげた。
琴晴「どうしたの?」
銀「靴、上履きのままじゃん!」
琴晴「今更…?」
銀「あはは……、!そうだ」
と銀はおもむろにスマホを取り出した。
銀「樹海!撮ったんだった〜」
琴晴「そういえば撮ってたね、樹海のこと」
園子「どんな感じ〜?」
銀「待ってろって〜……あれ?」
園子「どうしたのミノさん?」
と銀の携帯に写っていた写真は樹海の景色ではなく、普通の風景写真へと変わっていた。
銀「樹海じゃなくなってる……」
琴晴「どれどれ?……本当だ」
園子「写らないようになってるんだね〜」
銀「むむむむ……」
琴晴「まぁ仕方ないさ、お役目の事は秘密裏のことなんだから、情報の規制は厳しくもなるし」
銀「むぅ……」
と二人が話しているうちに、園子は先程から何かを考えている鷲尾さんへと近づいていった。
園子「おーい鷲尾さん〜?」
須美「…………」
園子「鷲尾さん家の須美さん〜?」
須美「…………」
園子「シオスミ〜?」
須美「…………」
園子「すみすけ?」
須美「………!の、乃木さん!いつからそこに?」
園子「さっきからだよ〜、全然反応してくれなくて少し寂しかったよ〜」
須美「そ、それはごめんなさい」
と頭を下げて謝った鷲尾さん、
園子「大丈夫だから、頭を上げてすみすけ?」
須美「……わかったわ」
と言い頭を上げた。するとそこへ、
安芸先生「貴方達、大丈夫?」
と言いながら安芸先生がこちらに歩いてきた。
琴晴「安芸先生!」
と琴晴が言い、四人は安芸先生の周りに集まった。
安芸先生「皆さんお務めご苦労様、これからの事なのだけれどまず大赦直属の病院に向かいます」
と安芸先生が四人を労いつつ、これからの予定を話していく。
安芸先生「そこで簡単な検査を行ってもらいます、何か体に異常が無いかということを調べるだけなので直ぐに終わると思うわ。分かりましたか?」
と言い、四人は頷いた。
安芸先生「なら、近くに車を停めてあるから向かいましょう、付いてきて」
勇者達「「はい!」」
そうして安芸先生に付いていき、公園の近くに停めてあった先生の車に乗り込み大赦直属の病院へと向かった。
そして病院に向かう途中琴晴は車の中から外を見ていた。そこには日常が広がっていた。怪物などが襲って来ていて、先程まで人類の危機だったというのにだ。今の時間帯はお昼ぐらいなのだろうか、お昼を食べているサラリーマンや、小学校の校庭で無邪気に遊ぶ学生達、洗濯物を干している主婦などが見受けられた。普通の、至って普通な日常の風景が琴晴の目の前には広がっていた。しかしその様な日常の裏で私達勇者はこの日常を守るために戦っている。そこまで考えて琴晴は頭を少し振った。
琴晴(普通の人であれば、ここでさらに頑張ろうって気になるんだろうけど……私は……)
そう、琴晴は普通の人ではなく転生者でありこの世界、そしてこのお役目を共にこなしている三人の行く末を知ってしまっている人なのである。だから、
琴晴(残酷だよな、この世界って……)
そう考えてしまった。その後は病院につき簡単な検査をしてその場で解散となった。それと病院の人は検査ではなく
青木家
琴晴「ただいまー……と」
家に帰って来た琴晴、まだおじさんは帰って来てないらしく靴を脱いで家の中に入っていく。そこからは制服を脱いでハンガーに干して、替えの下着とタオルを持って、風呂場へと向かう。そこから着ていた下着等を籠の中に入れて、着替えなどを洗濯機の上に置いておく。
そしてシャワーを浴びて……というのがいつものルーティーンだったのだが……
琴晴「うわぁ…なにこれ…」
と琴晴が驚いた理由は、自分の体にあった。全身までとは言わないが傷が身体中の所々に存在していたからだ。
琴晴「傷だらけになるっていうのは覚悟していたけど、これ程とは……」
と思いながらもシャワーを浴びようとした、しかし
琴晴「痛っあ!……やっぱり染みるよな……」
と若干涙目になりながらシャワーを浴び終え、タオルで水気を拭きつつ着替えて、冷蔵庫の中から牛乳を取り出してコップに注いで、飲みつつテレビのニュースなどを見ていた。そうすると玄関から鍵が開く音がして、
吾郎「ただいまぁ」
と吾郎の声が響いた。
琴晴「おかえりー」
吾郎「おぅ、もう帰ってたんか。迎えに行けなくてすまんなぁ」
琴晴「大丈夫、おじさんも仕事が忙しいんだから」
吾郎「すまんなぁ、さてと今日の料理当番はワシやな」
琴晴「頑張れー」
吾郎「おぅ!」
と吾郎は着替えて料理を始めていく。今日の夕飯はなんだろうな、と考えながらテレビをボーっと見ていた。すると、
吾郎「出来たで、簡単なものだけれどなぁ」
と目の前出されたのは、冷しゃぶにご飯、そして味噌汁やら漬物などがどんどん並べられていく。
琴晴「おー、美味しそう!」
吾郎「せやろ?…ほい箸。」
琴晴「ありがとう……さて!」
二人「「いただきます!」」
その言葉を皮切りに二人は黙々と食べ続けた。
30分後
二人「「ご馳走様でした!」」
琴晴「ふぅ……じゃあ片付けは私がするね?おじさん」
吾郎「おぅ、じゃあワシはシャワー浴びてくるかの」
と言い、琴晴はキッチンで皿洗い、吾郎は風呂へと入りに行った。
その後は世間話をして、今回のお役目の事を話せず仕舞いで寝てしまった。明日話せば大丈夫でしょうと琴晴は軽い気持ちでいたが、そこから二日も経ってしまった。
二日後、神樹館小学校 放課後
琴晴「あぁ……どうしよう」
琴晴は頭を抱えていた。理由は……まぁお役目の事を二日も経って言えてないことであった。
園子「どうしたの?はるはる〜」
琴晴「いや〜……色々あってね、親にお役目の事言えてないんだよね……」
園子「なんで〜?」
琴晴「なんだろう…でもなんか言いにくいんだよね……」
園子「でも、言わないとはるはるの気持ちは伝わらないよ〜?」
琴晴「だよね〜……よし!今日絶対に言わないと!」
メラメラと外から見えるぐらい、琴晴は燃えていた。
園子「おー、はるはるが燃えてるんよ〜!」
と言っている二人の隣で、いきなり鷲尾さんが立ち上がり
須美「あ、あの!乃木さん、三ノ輪さん、青木さん!」
銀「お、どうしたの鷲尾さん?」
園子「何々〜?すみすけ」
琴晴「ん?どうしたの……っていうか何故にすみすけなのかい?園子さん」
園子「ん〜?なんかね〜いつのまにか呼んでたんよ〜」
琴晴「えぇ……自覚なかったの?」
須美「そ、それよりも!こ……これからしゅ、祝勝会でもどうかしら……」
と三人は驚いた。それは何故か?それは彼女の性格からすれば驚くべき行動だったからだ。そしてその返答は、
三人「「勿論!!」」
と言う肯定だった。すると園子が
園子「そしたらどこでやる〜?」
と聞いた後にすぐに答えたのは
銀「だったらイネスのフードコートでやらない?」
銀であった。
園子「いいね!そしたら今すぐ行くんだぜ〜」
ともうやる場所が決まってしまい、これに鷲尾さんと琴晴は
須美「……早い」
琴晴「あはは……流石というべきなの……かな?」
鷲尾さんは行動力が高い二人に驚き、琴晴は呆れ半分尊敬(?)半分といったとこであった。
銀 「二人とも!早く行こうぜ!」
須美「あ!ちょ…ちょっと待っててば!」
琴晴「はぁ……おじさんに遅くなるってメールしといてっと、今いくよー」
と走り出していた三人を追うように琴晴は走り出した。
イネスのフードコート
琴晴「やっぱり、いつ見てもでかいよねイネス」
銀「そうそう!なんてったって中に公民館もあるからね!」
と四人は近くにあったテーブルに座りつつ話していた。ちなみに琴晴以外は全員飲み物だけなのだが……
園子「おー、それ食べれるの〜?」
と琴晴の前に置いてあったうどんは、肉ぶっかけうどんの大盛りであった。
琴晴「まぁ…うん、多分いける。」
須美「残したらダメよ?」
とジト目でこちらを見ている。
銀「それよりも鷲尾さん、早く早く」
須美「そ、そうだったわね……では」
と一呼吸置いて
須美「今日という日を無事に迎えられましたことを大変嬉しく思います……本日も大変お日柄もよく、神世紀二九八年度勇者初陣の祝勝会ということで参加者一同には……「えぇい固っ苦しいぞ〜!かんぱ〜い!」えぇ……」
と鷲尾さんが少し長く話していたところに銀が割り込み、乾杯を言った。まぁ、少し鷲尾さんが可愛そうだけれど始まったから食べ始めるけどね……
さてとまずはうどんを一口……おぉ、美味しい流石はうどん県、うどんはコシがあり汁がよく染み込んでいてとても美味しい。さてさて三人が何か話しているけど、少し無視しておいて…次にお肉だ。これでもかと乗せてあるお肉、まずは一口……美味しい。肉の味がうどんと合う様に作られていてうどんと一緒に食べることでさらに美味く感じる。流石は香川、お肉さえもうどんを引き立たせる役にするなんて……如何にうどんに自信を持っていなければ出来ない芸当だ……箸が止まらない!そして汁だ、汁も普通は肉の味が入ってしまい濃く感じてしまい飽きてきてしまうが……美味い!まさか…?肉の味が入る事を予想して味を薄くしていたのか!すごいな、このクオリティでチェーン店だなんて……恐るべしうどん県……うどんへの愛は世界……いや宇宙一……か
などと考えながら食べているといつのまにか食べきっていた。
琴晴「……ご馳走様でした」
銀「早っ!?」
園子「おー、すご〜い!」
須美「一体どこにその量が入っているの……?」
と三人共驚いていた。
琴晴「あ、そういえば何話してたの?食べるのに夢中になっていて聞いてなかったの、ごめん」
と水を飲み干しつつ園子に聞いた。
園子「えーとね……すみすけがね?仲良くして欲しいっていってたの〜」
琴晴「なるほどね……」
と鷲尾さんが頬を赤らめて言った。
須美「そ、それで……」
と銀が笑いつつ言った
銀「何言ってんだ!私達はもう友達だろ?」
園子「そうそう!友達に気遣いは不要だぜ〜!」
琴晴「そういうこと、私も友達作るの苦手でね。友達になってくれるのは私も嬉しいかな」
須美「三ノ輪さん、乃木さん、青木さん!」
と鷲尾さんの顔が明るくなっていった。
園子「いや〜、ついにすみすけと心置きなく話せるよ〜」
須美「……あのね乃木さん?」
園子「どうしたのすみすけ?」
須美「そのすみすけっていうのはちょっと……」
園子「ありゃ?ダメなのか〜。うーんだったら……ワッシーナとか!アイドルぽくていい感じじゃない〜?」
須美「もっとダメよ」
とジト目で訴えかけている須美さん、少し可愛いなと感じてしまった。
須美「だいたい、乃木さんだってソノコリンとか嫌でしょ?」
と聞くが
園子「わぁ〜!素敵!」
となぜか喜んだ。
琴晴「あはは……」
須美「ごめんなさい、忘れて……」
と少し頭に手をやった鷲尾さん
銀「まぁ、園子のセンスは独創的だからな…」
とフォローを入れる銀、その時
園子「あ!閃いた!だったらね〜……
須美「まぁ……それならいいかな」
園子「うん!じゃあこれからもよろしくね!わっしー!」
と銀が何かを閃いたのか、皆に向けて言った。
銀「そうだ!これを機にみんな下の名前で呼び合おうよ!」
琴晴「お、いいんじゃない?」
園子「いいね!それなら早速……Hey!わっしー!」
須美「え、えぇ……別に後でも大丈夫よ!」
銀「あらら……ダメだったか」
琴晴「まぁ段々と慣れていけばいいと思うよ、うん」
園子「そうだね〜」
そうやって祝勝会は終わっていきました。
これは勇者達四人の物語、神に選ばれた少女達のおとぎ話に聞こえるお話、いつだって神に選ばれるのはまだ幼い無垢な少女達である、そして多くの場合その結末は…………
銀「そうだ!せっかくだし連絡取り合える様にID交換しよう!」
琴晴「おぉ、ナイスアイデア!ということで、これが私のIDね」
園子「おー、流石ミノさん」
須美「あ、あの〜……」
三人「「?」」
須美「これどうやってやれば……」
三人「「ゑ?」」
どうやらまだまだ先は長そうです。
ちなみにこの後帰って、おじさんにお役目の事伝えたら……知ってました。勝手に一人で悩んでいたみたいで少し肩を落としました。
主「どうも、中野‘sソックスです、今回からこの手法でやっていきたいと思います。よろしくです。」
主「えーこの度は本当に本当に申し訳ありませんでした。二ヶ月近く待たせてしまいました、本当に深く深くお詫び申し上げます。これからはもう少し投稿頻度を短くしていきたいのでご了承を……」
琴晴「ということで、お詫びもこめて主をブラックホール送りにしたいと思います。それとこの物語の主人公である青木琴晴です。皆さんよろしくです〜。」
主「いきなり出て来た………って今なんて言った?
琴晴「え?だから、主をブラックホール送りにするって言ったよ?」
主「………え?どうやってやるつもり?」
琴晴「これ、なんだと思う?」=エボルドライバー
主「……待って待って!それだけはあかんって!」
琴晴「有無は言わさん、今まで私達を放置してきた罰よ」=エボルトリガー
『Over the Evolution!!』」
主「トリガーまで!?……」
琴晴「今日がお前の命日だ」
『コブラ!ライダーシステム!Revolution !!」
『Are you ready?』
琴晴「変身」
『Black hole ! Black hole !! Black hole !! Revolution !! 』
『フッハッハッハッハッ……』
主「待って、なんで変身できるの!?」
琴晴「なんでかって?……ここが後書きだからよ!」
『ready go!』
『ブラックホールフィニッシュ!!』
琴晴「てやぁぁぁぁ!!」
主「何じゃそりゃああああぁぁぁぁ…………」
『チャオ!」
琴晴「ふぅ……」
琴晴「と言うことで今回は本当に!本当に!申し訳ありませんでした!!」
琴晴「もしこれでもゆ“る”さ“ん”って方がいれば、また主を色々なやり方でぶちのめすのでそれで収めてください。」
琴晴「そしてこれからも応援よろしくお願いします!」
琴晴「青木琴晴、でした!Bye!」