Fate/staynight~最強の筋肉、襲来~ 作:筋肉脳
なぜか? ヒント 私の立場
そうして、2日経った夜。
俺とイリヤそしてバーサーカーは龍洞寺の前まで来ていた。
「それで?どうするんだ?」
「話聞いてた?」
「いや、全く聞いてなかった」
「それなら、僭越ながらわたくしが説明しましょう。と、言ってもただの正面突破ですが」
「結局!?ま、そっちのほうが楽でいいや」
といいつつも、龍洞寺の階段(参道というのだっけ?)を登って行った。
「そういえば、イリヤ。俺ってここに必要だった?」
「ああ、あんたは保険よ、もしも何かあっても対処ができるように」
「でさ、ここに2体以上のサーヴァントっている予定だった?」
「は?そんなわけ」
「じゃあ、来た意味があったな。敵さんのお出ましだ」
参道が終わりを迎え、山門に到達する前。そこから、青い着物を着たサーヴァントが出てきた。
そして、
「アサシンのサーヴァント。佐々木小次郎」
となんでもない風に名乗った。
「は?」
「ふ~ん」
「日本の武士、でしたか?」
その風貌はあまりにも整い、その心は何処までも澄んでいた。
だが、此処にいるのは他のだれでもない雷夜だ。
どんなに美しく、どんなに技を極めても、その圧倒的な力でもって叩き潰す。
そんな性格の雷夜なのだ。
もちろんアサシンもその例に漏れず。叩き潰される。
アサシンも何かを察知して、刀を振る。
さて、ここで原作を知っている人は思い出してほしい。アサシンの刀がどんなものだったかをーー。
「ほいっと」
「なーー!」
ボギンと不快な音を立てて折れたのはアサシンの腕ーーーーーーーではなく刀だった。
そう、アサシンが持っている刀は特別な武器ではなく、ただの業物だ。その程度の刀、雷夜の力で折れないわけがないだろう。そしてアサシンは剣士だ。その生涯を剣を振るうことにのみ費やした者だ。
その剣士が刀を奪われたらどうなるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはい。もちろん死にますね。
そんな感じで武器を奪われたアサシンが抵抗できるわけもなく。
そんなアサシンに使う技は、ジャーマンスープレックス。そんな技によって雷夜に叩き潰される。
「さ!アサシンも倒したし、キャスターもこの調子で逝ってみよう!」
「いや、アサシンが可哀想になってきた。っていうかこれ戦争よね?遊びじゃないわよね?なんでそんなノリでいれるのよ!?」
「お嬢様。もう雷夜の行動にツッコミを入れるのはやめたほうが…………」
「そうね!もうあきらめましょう。これ以上おかしなことになる前にキャスター倒してきてバーサーカー」
「了解しました。しばしお待ちを」
と言ってバサカは一人で行ってしまった。
「ま、バサカなら大丈夫だろ」
ああ、今夜は月がきれいだなぁ~なんて思いながら俺とイリヤはバサカが戻ってくるまで山門で月を眺めていた。