Fate/staynight~最強の筋肉、襲来~   作:筋肉脳

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急展開!


雷夜、聖杯戦争終了のお知らせ

翌日のこと、どうやら最後のマスターは言峰のようだという結論に至った。

しかし確信が持てないので攻められない………………………なんてことはなく、全員一致で「言峰なら別にいいだろう」なんていう結論に至り現在、言峰教会前である。

もう、この戦力でつぶすとか言峰が可哀想になって…………………………………………こないな。

 

「おっと、ここから先はいかせねえぞ」

「ランサーか、ここは俺がやろう全員先に行ってろ」

「任せたわよ雷夜!」

「っと、行かせるかよ」

「いや、通してもらうぞ」

 

そういって、雷夜はランサーに向かって攻撃を仕掛ける。

ランサーはそれをギリギリでかわす。

攻撃は避けたがその隙に士郎たちは通り抜けた。

 

「チっ、まあいいか。お前を止められただけでも充分だろ」

「前回は逃げられたが、今回は叩きのめしてやるからなランサー」

 

そういうと二人は即座に行動を開始する。

雷夜は距離を即座に詰めるがランサーも距離を取る。

この戦闘においてランサーは自身の距離を保つことに重点を置いた。

ランサーの武器は槍、雷夜の武器は拳のみ。それならば近づけさせなければいいと、確かにシンプルだが効果的な手だといえるだろう。

しかし相手は雷夜、もはや強さの桁が違う。そのような対策程度で抑えられるほど弱くはない。

そう、結果は既に決まり切っていた。雷夜からすればランサーの速度は遅すぎたのだ。

勝負はそう長引かず簡単に終わった。

雷夜が本気で殴った唯それだけでランサーは消えた。

跡形もなく、髪の毛一本すら残らなかった。

武器のゲイボルクすらも残らないほどの力で殴った。

この勝負は?単純な力の差のみで決着がついてしまった。

 

「さて、先に行った士郎たちの反応がおかしいな。なんかあったのか?」

 

そんなことを考えながら教会の中へと足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

 

教会の中で最初に目にしたものはボロボロの士郎たちと、今まさにとどめを刺されようとしているバサカの姿だった。

 

「………ヤバい」

 

即座に行動を開始した。

まず最初にバサカに止めを刺そうとしている奴の武器を奪った。

すぐにそいつと全員の距離を取る。

 

「てめえ何しやがる」

「ん?我はごみを掃除しようとしただけだが?」

 

雷夜の速度が見えたのだろうか?

あいつは凄まじい速度で剣を撃ってきた。

雷夜はその剣を軽くいなしてそいつと対峙する。

 

見た限りでは20代前半の金髪の外人といったところで

赤い目が特徴的だった。

しかしその見た目とは裏腹にその体から出るオーラは他の追随を許さなかった。

もちろん、雷夜は除いての話だが。

それでもその傲慢な態度に見合った強さは持っているといっていいだろう。

 

「コトミネ、あの雑種は確か前に来ていた………………………」

「そうだ」

「それでは殺してもいいのだな?」

「いいぞ、むしろ確実に殺せ」

 

ニヤ、と笑う不気味な金髪はおもむろに手を挙げる。

 

「王の財宝」

 

そんな言葉とともに金髪の後ろには無数ともいえる剣が雷夜に向かって放たれる。

 

しかしその件の群れが刺さったのは教会の床だった。

 

では雷夜は?そんなもの決まっている。

 

金髪の懐だ。そこからの雷夜の綺麗な正拳が決まる。

 

「----な!?」

 

そんな間抜けな声が出るのも仕方ないだろう。

しかしさすがはラスボスなのかなんとか耐える。

雷夜も今のは耐えるとは思っていなかったのか、少しの間硬直してしまった。

その間に金髪は何やらおかしな剣を取り出す。刃のない剣だ。

それを雷夜は直感で感じ取った。あれはヤバいものだ、と。

 

「あまり、雑種相手にこれは使いたくないのゲホッ、ないのだがな」

「ほら、やってみろよ」

「いいだろう。自分の無力を嘆きながら死ね雑種!!!」

 

「エヌマ・----」

 

「んな、タメの長い攻撃なんてわざわざ打たせるかよ。バーカ!」

「エリッゴハ、そんな、打たせてくれるんじゃ………バカな、我が負ける………………だと?」

 

当たり前の結果である。

雷夜は戦闘が得意で、英雄王はただ武器があるだけこの差はどうしようとも覆せない。

彼の宝具が自分で十全に使えたのならあと10秒ほどもったかもしれない。

しかし、彼の宝具は世界にすら干渉する剣。

使用するのに若干のタメがあるのは当然だ。

彼の敗因はそんなことではなかった。

ただ単に相手が悪かっただけであった。

 

「あれ?そういえば言峰どこ行った?」

 

実は言峰、絶賛逃走中である。

具体的には英雄王と殺す殺さないの話が終わった辺りから。

要は最初からこの勝負をあきらめていた。

彼も雷夜に対して作戦を立てるつもりだったのだが、予想以上の速さで攻めてきたためその作戦すら立てる時間がなかった。

だから、彼は英雄王を囮にして逃げることにしていたのだ。

今頃は遥か空の上だろう。彼はそこで決意する。

もう二度と雷夜の周りにはかかわらない(関わりたくない)とーーーー。

かくして聖杯戦争は何とも言えない形で終わる。

そして、

 

 




英雄王が雷夜に攻撃?
出来るわけがないだろう?
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