Fate/staynight~最強の筋肉、襲来~ 作:筋肉脳
ああ、そういえば今回の転生は何もサービスがなかったなと思っていると……何かがポケットの奥に入っていた。どうやら手紙のようだ。
「そういえば、転生時のいろいろ面倒なものを送るのを忘れてたよ。てへペロ!
うん僕がやるとなんかキモいね!もう二度とやりたくない。と、肝心なことを忘れてた。君の転生した世界での戸籍やら何やらは、今の君の異能で出せるはずだよ。あ、ちなみに今までは使えなかったから、使えるようにしといたよ。そして、今回の君の異能は………………………………………by神様」
そうして手紙を読んでいると、魔術の知識が膨大に頭の中に流れてきた。どうやら今回の異能は、魔術ということらしい。しかも、全属性が極まっていて、魔力量、魔術回路ともにほぼ無限に近い数あるようだ。その時に今使える魔術の中で神様が言っていたものを、使ってみる。
「空間、展開」
自然と詠唱ができた。思うだけで勝手に詠唱できるらしい。すると目の前にゲームでいうアイテム表示欄的なものが出た。かなりの量のものが入っているようだ、戸籍やら、身分証明書やら挙句の果てには熱湯の入ったやかんなんてものがあった。いったい何のために入れたのだろうか?そしていろいろ試していると、固有結界という魔術にあたった。この魔術のみが現在使えないようだ。
「固有結界か…………」
今使えないということは、余程強力な魔術なのだろうか?気になるところだ。
そんなことを思っているとアーチャーの気配が大きくなった。何かあったようだ。
「行ってみるか」
◇ ◇ ◇
それから(凛の)家から出て一分ぐらいで学校についた。グラウンドでは、アーチャーと全身青タイツの男が戦っていた。アーチャーの獲物は、黒と白の双剣。青タイツの獲物は赤い槍のようだ。身体能力ではタイツが、業ではアーチャーが勝っているようだ。そのため、総合的にみるとどっちもどっちというところだ。
はっきり言って今のが本気なら拍子抜けもいいところだが………………。そんなことを思っていると、道場らしきものから赤毛の青年が出てきた。
「あれ、魔術って秘匿されるものじゃなかったけ?」
ああ、案の定戦いを見ていた青年はタイツによって刺されたようだ。しかしそこに凛が現れ、赤毛の少年を膨大な魔力(無論普通の魔術師にとってはということだが)を使って治していった。自分のミスだったと嘆いている。そうだ!あの青年についていけばあのタイツと戦えるんじゃね?だって魔術は秘匿されるものなんでしょ?じゃあ、あの青年が生きているって知ったらタイツが殺しに来るでしょ。俺あったまいい~。すいません調子乗りました。まあ俺の直観もそういってるし、なんとなくそんな気がするし、ついて行こう!
あ、よく考えたらあの青年が起きるまで待ってなきゃいけないってことなのか?
ランサー狙われてるよ!!
逃げて!!