Fate/staynight~最強の筋肉、襲来~ 作:筋肉脳
主に受験勉強の所為で、心が押しつぶされそうだ。
土蔵から青いドレス?鎧?のようなものを着た少女が突っ込んできた。
「はぁっ!!」
そんな声とともに少女の手にある何かが振るわれた。
「なんだ?これは剣か?」
「なっ?」
それを雷夜はその手によって受け止める。
当然だこの場合は見えはしないが確実に振るわれていた。つまり振るわれた場所には確実に空気の乱れがある。それを雷夜は見切ったのだ。もちろんそんな芸当を予想できるまでもなく、鎧の少女は驚きに声を上げる。雷夜はそれには構わず、最低限の威力で拳を打つ。
「ふーーーっ!」
それを少女ははじくーーー。
「ふん!」
が、雷夜の拳は止まらない。もしここで少女が雷夜の攻撃をよけていたのなら、まだ勝負は長く続いたかもしれない。しかし受けてしまった。最低限とはいえ世界最強レベルの拳を、あらゆる格闘技を極め、その境地へと至った雷夜の拳を。
「なっ?」
再び少女の顔は驚きに染まる。
彼女の敗因は雷夜の力を見誤ったことだ。
薄れゆく意識の中、少女はその大きな背中を目にする。
それを見て一体、少女は何を思い。そして何を望んだのか………。
ときはそのまま、少女が倒れたところ。土蔵から赤毛の少年が飛び出してきた。
「あんたは誰だ!その子に何をした?」
その眼には疑惑と怒りの色が見える。
「別に……、いきなり飛びかかってきたから、どこかの中学生かな?と思って少しじゃれてやっただけだよ。
そしたら疲れたのかな?いきなり倒れちゃったんだよ」
「ああ、そうなのか…………って、違う!そんなに軽い話じゃない!確実に今、槍の男がここにいた筈……、なんでいなくなってるんだ?そして本当に何があったんだ!?」
「あ、ばれた?はっはっは。とりあえず俺の正体はただの一般人もどきだよ。そしてこの状況に関しては……
………」
と、ここで説明が入るが割愛。だって説明って雷夜が一発で終わらせた奴の話だよ?別に話す必要ないだろう?そうして簡単に説明が終わると、凛とアーチャーが来た。
「え?なんであんたがここに?そういえば家にいないと思ってたけど………で、いつから?」
「あ~。全身青タイツとそいつが戦ってたところからずっとこの少年についてた」
「って、最初からじゃない!なんであんたがこいつについてたワケ?」
「いや、魔術って秘匿されるものだっていうし?この少年、名前は?」
「ああ、俺は衛宮 士郎だ。で、なんで遠坂がこんなところに?そして今何が起こっているんだ?何か知っているみたいだけど………」
「ああ、それについては後で説明があるだろ。士郎もマスターのようだし。それでさっきの続きだがこいつが生きていれば、またどこかでそれを知った輩が、というか全身青タイツが襲ってくるだろうと思ってそしたら戦えると思ってついてたんだ」
「まぁ、この際あんたの動く理由はどうでもいいわ。なんで衛宮君がマスターだってわかるの?というか衛宮君魔術師だったの?」
「ああ、オヤジに教わったものだけど……」
「それと、こいつがマスターだって理由は、右手の令呪とそこに倒れている少女がサーヴァントだからだ」
セイバー沈黙っっっ!!!