蜂蜜と餡子   作:Анна

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ちょいエロ…?


眠るのはテントの中で(間違いは起こさない)

うっかり出たハローという言葉に彼らは困惑したようだが、なんの敵意もないことを伝えると安心した様にこちらの話を伺ってきた。

 

「貴女は何故こんな所にいるんですか?装備もなく、1人で…危ないのでは?」

 

私は田舎からでてきたしがない旅人だ。馬で来たが昨日荷物ごと逃げられてしまった。と説明した。もちろん嘘なのだが…

 

「あぁ、それは大変でしたね…ささ、僕達はここで休憩するのであなたもどうぞ休んでいってください。」

そう、リーダー格の(イーサンと名乗った)赤髪のスッキリした若い男が言った。では、お言葉に甘えますと意を伝えると、お茶やお菓子を出してくれた。

 

「しかし見ない服装ですね?」

 

黒いローブ、セミロングの茶髪の女が私の体を見ながら言った。確かに、彼女らの服装はまるでファンタジー世界に出てくるような服装だ。ジーパンやブラウスはないのだろう。

 

これは故郷の旅に出る時の服装なのです。本来この上に外套を羽織るのですが…それも馬に積んでいたので無くなってしまいました。 というふうに説明した。もちろん嘘であるがまあ正直旅に出るとか言うのは强ち間違いではない気がする。実際これで旅行行けるし。

 

「なるほど…機動性を取りつつも通気性は確保したまま保温性や耐久性にも優れた服装…考えられていますね…その…生地を触っても?」

 

ええ、どうぞ?

 

そう返しはしたが、一目でそこまで分かるとは…全然意図してなかったのだが…そこは内緒だ。

 

「この生地…すごい硬い…しっかりしてる…へー…」

 

女の子だからだろうか。服装に興味津々だ。もしかしたら…

 

服作るの趣味だったりしますか?

 

「え?あ、はい!服作るの好きなんです!」

 

私も裁縫好きなですよ。

 

「ほんとですか!」

「セナ、仲良くなったようじゃな!ホッホッ!」

 

とんがり帽に杖、ローブというあからさまの魔法使いのおじいちゃんがそう言うとセナ(という名前らしい)が顔を赤らめながら小さくなってしまった。

 

その日はこの人たちのテント(セナと2人で)泊まることになった。頼み込んでも泊まろうとなんて考えていたが向こうから泊まっていきませんか、と申し出てくれたためよろこんでお願いしますと言った。

 

言ったのはいいのだが、どうやらここの国には寝間着という概念がないらしい。全裸である。

 

セナは突然ローブをスルスルと脱いでしまった。吃驚した私は急いで後ろを向いて何をしているんですか?と問うた。彼女は

 

「え…?これから寝るですよね?」

 

とだけ答えてタオルケットのようなものを体に巻いて寝てしまった。少しモンモンというか、ムラムラする気分の中、私は服を着たまま地面に寝転がって朝を迎えることにした。

 

ちなみに間違いは起こってない。

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