Kroneなヤツらのソード・ワールド 作:霧子のエビの天ぷら
Lesson0 Let's make characters!
一ノ瀬志希(以下、志希):SWがしたい。
プロデューサー(以下、P):なんだ藪から棒に。
志希:いやさぁ、この前失踪ついでに本屋によったらこれ見つけちゃって……
そういった彼女は、一冊の本を取り出してきた。
P:SW2.5のルールブックⅠか。確か先週発売だったか?
志希:そーだよー。TRPGバカの君のことだからもう買ってるかなーって。
P:いや買ってるけどな。買ってるけどさすがに今日は持ってない。
志希:えぇ~っ。
P:そういうな、明日やるから。明日は確かLiPPS全員空いてたな?一室借りてセッションをやる。
志希:にゃはは、了解。伝えておくよ。……レギュは。
P:初期作、技能Lvの上限はなし、振り直し3回までの当日作成、2.5ルールブックⅠ、アルケミストワークス、ラクシアゴッドブック、第二の神信仰不可、ただしル=ロウドは信仰可能。……これぐらいか。
志希:サプリ少なくない?
P:仕方ないだろ、月末のせいで金がないんだ。おのれちっひ……追加できればその都度増やす。サプリの内容によっては技能の再習得も許可しないでもない。
志希:わーい。それじゃあまた明日~
P:……さて、シナリオ考えるか。初期作となると……PCのLvは……。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
翌日の東京都某所。346プロダクションの事務所。外はセミの声がせわしなく鳴り響き、事務所の中にはクーラーがこれでもかというほど全力で稼働し、ゴウンゴウンと冷たい空気を吐き出す。
P:というわけで、TRPGやるぞ。
城ヶ崎美嘉(以下、美嘉):えっ。
他の面々:Yeah!!
美嘉:えっ!?
P:やるのはソードワールド2.5だ。
美嘉:Yeah!!
他の面々:(沈黙)
美嘉:なんでぇ!?
P:今日もいつものリズムが取れているようで安心した。早速作ってもらおうか、レギュレーションは志希からメールがあったはずだな?
美嘉:えっアタシ聞いてない。
P:志希ぃ!?
志希:だぁってー飽きちゃったんだもーん。
P:もーんってお前なぁ……えぇい上目遣いをやめろ! 仕方ない、レギュはSW2.5、使用サプリメントはアルケミストワークスとラクシアゴッドブックだ。SW2.5では初期作成段階での技能レベル上限は公式では2ということになってるが、ハウスルールとしてこの上限を撤廃する。ほかに質問があれば随時受け付ける。
速水奏(以下、奏):……サプリメント少なくない?
宮本フレデリカ(以下、フレデリカ):仕方ないよ~月末で爆死してたし。
塩見周子(以下、周子):そんでそのあとあたしの復刻狙って失敗してたよね。
P:えぇいうるさい!金欠は今に始まったことじゃない、というかお前らはさっさとキャラ作れ!
美嘉:P、今回の選択可能種族は?
P:SW2.0に掲載されてるのも使用していい……といいたいところなんだがな、ルールブックⅠの段階ではフェアテがなかったり、種族シャドウが存在を消されてたりとまああれなので今回はルールブックⅠ掲載の種族のみだな。
美嘉:わかった、ちょっと待ってて……
(製作中)
LiPPS:できたー。
P(以下、GMと表記):お、できたか。それじゃあ、それぞれキャラ紹介してくれ。順番は……2dを振って高いやつからでいいだろう。
志希:にゃははー今回は私が最初だね。出目11~。……この出目キャラメイクの時に欲しかったなぁ。名前はシキ=アーキテクス。人間の魔術師だー。器用9、敏捷12、筋力14、生命15、知力20、精神17でメインソーサラー、サブセージをやるよ~。
GM:出目は……なるほど、全体的に良くもなく悪くもなく。知力精神が振った中の最大でそれか。生命力が高いから万一の時の保険は聞きそうだが……そんなことがないのを祈るのみだな。
志希:経歴の大きな挫折は魔法学校に入る時に1回失敗しちゃったとかかなぁ。詳しくは決めてないから任せるよ。
フレデリカ:告白って、愛の告白?キャ~!
志希:かもかも~?
フレデリカ:シキちゃんは、実際に告白されたらどうする?
志希:ん~、面白そうだったらついていくかも。いい匂いがしたら独占しちゃうかもね。誰かさんと同じで取られたくないし。……。
GM:(なぜこっちをじっと見る……?) よし次は……フレデリカか。
フレデリカ:はいはーい、名前はリリィ・フレディ!人間の、神官様だよ~。器用12、敏捷9、筋力19、生命力14、知力21、精神力17。技能はプリースト2とアルケミスト1。
GM:知力21か……。
志希:おーフレちゃんと揃って後衛だ~。
フレデリカ:フフ、これから一緒にパリ旅行でもいかがかな、お嬢さん?
志希:行く行く!待ってねパスポート取ってくぐぇっ。
GM:やめろ行くな失踪するな。さすがに海外にまで探しに行く勇気はないぞ。フレデリカも、志希を誘惑しないでくれ……
フレデリカ:アタシは志希にゃんを誘惑してはいないよぉ~誘惑するのはいつも、プロデューサー、だ、け。
GM:えぇい来るな寄るな胸押し当ててくるんじゃない!細かいことはあとだ、次は……出目8の美嘉!
美嘉:はぁ~い。いつも大変そうだねプロデューサーは……。まぁいいか。名前はミカ・キャストルテイン・フルーレ。ナイトメアの軽戦士で器用度22敏捷21筋力は指輪込みで18、生命力18知力9の精神力14!技能はフェンサーLv3にスカウトLv1。前線なら任せてよ!
GM:器用と敏捷高いなおい……出目も全体的に良い感じか。知力が低いのは……まぁうん。魔力撃するわけじゃないしいいんじゃないか?
フレデリカ:わー、美嘉ちゃん知力私の半分だー。
志希:ウソ……私の知力、低すぎ……?
美嘉:アタシそんなこと全く思ってないよ!? それに知力はあくまでも魔法の判定に使うものだし実際におバカさんかどうかは……!
GM:まあ2d振って3だったしな。それが低くないというのは少々無理がある。
美嘉:うぅ……この2人相手にするの疲れる……。
GM:経歴は……まだ恋をしたことがない、に大切な約束をしたことがある、苦手な動物がいる、か。最後のやつシキと被ってるな。振りなおすか?
美嘉:志希、アタシが振っていい?
志希:OK、問題ないよ~。そ~れいっき、いっき!
フレデリカ:いっき!いっき!
GM:オヤジくさい囃し立てはよせ現役アイドル。
美嘉:結果は……“未だ叶わない夢がある”で。
GM:いいのか?ダイス振ってたがここはRoCなんだし、自分で直接決めてもいいが……
美嘉:せっかくだし、ダイスで決めようかなって。
GM:ふむ……いいだろう、それで行こう。美嘉のキャラはなかなかに面白いことができそうだな。ナイトメアだし。次は周子、頼む。
周子:はいはーい。名前はシューコ・ソルティウス。ルーンフォークのファイター2のレンジャー1。器用18、敏捷13、筋力19の生命23、知力13の精神6。メイド服着てるメイドさんイメージだからそこんとこよろしゅーこってね。前衛に立って盾役になるよ~。
GM:精神6かなるほど……精神6ゥ!?
周子:やー、3回目にしようか悩んだんだけどね。やっぱ前線役としては器用度が欲しかった。
GM:それでも精神7じゃん……焼け石に水……
奏:なんというか……魔法に弱そう。
GM:弱そうっていうか実際弱いだろ。初期ではあまり気にならん差だろうけど、後々響くな……
周子:まあ数値受け頑張るよ。どこぞの輝石ラッキーみたいに。
GM:あのレベルなのか……あとついでに言うとラッキーは特防のほうがずっと高い。
周子:経歴は大けがをしたことがある、競い合う友人がいる、物心ついたときは独りだった、だよ。
GM:孤独を乗り越えて新しく帰る場所を見つけ、吹っ切れているっていう感じかな。大けがは……まあいくらでもこじつけ用のある世界だ、今決めなくてもいいだろう。冒険の理由も理由だ、OPで絡ませやすいキャラではあるな。
周子:競い合う友人は……紗枝ちゃんかなぁ、同じ店で働いてる接客担当の子みたいなイメージ。
美嘉:売り上げの競争?
フレデリカ:なんだかキャバクラっぽい?
GM:そんなものはない……とは言い切れんが少なくともPCたちが行く冒険者の店はそんな店じゃない。ご要望とあらば今後出してもいいが……出てもバーか居酒屋ぐらいかな?この辺でいいだろ、シメは奏、よろしく。
奏:みんなが前衛前衛後衛後衛と分かれてくれたおかげでやりたいものができたわ。名前はカナデ・バルティック=ウィンダー。エルフのシューター3スカウト1よ。器用23、敏捷22、筋力8、生命力10、知力13、精神力15。サブのスカウトとして頑張るわ。
GM:なるほど、てっきりダイスの女神が暴れるかと思ったが……そうでもなかったな。ただ、妖怪1足りないは仕事をしたようだが。敏捷と器用の高さは十分な武器になるだろう。その名前の長さってことは……イイトコの生まれか?
奏:経歴表振ったらかつては貴族ってでてね。だったらってことでイギリスの貴族の家名をウィキ〇ディアで調べてそれからね。
GM:貴族とのコネありか。なかなかに使いやすそうな背景だな。
美嘉:あ、奏も? アタシもそのイメージなんだ。
GM:シナリオを作るネタが思いつきやすいPLがいてくれてGMは嬉しいよ……
志希:いやそんなこと言われても志希ちゃんわかんにゃーい。
周子:ランダムで決まることにそんなの言われても……ねぇ?
GM:……パッと見ミスも見当たらないし、これでセッションを始めよう。少し休憩入れるから、その間にやりたいロールプレイとかキャラ設定とか考えておいてくれ。決まったらメールでよろしく。
LiPPS:はーい。