Kroneなヤツらのソード・ワールド   作:霧子のエビの天ぷら

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 冒険者たちが中央の部屋に戻ると、後ろ側の扉は闇に飲まれて、初めからそこには何もなかったかのように壁だけが残された。そして、消えた扉がそこに移ったかのように、右側に扉ができた。


Lesson2-3 奈落の奥に巣食うもの

シキ:なーんか、誘われてるような気がするんだよねー……。

 

ミカ:でもさ、入らないっていう選択肢はないでしょ?

 

シキ:まあね。そのためにMPもしっかり回復させたし。

 

リリィ:マテリアルカードも増やしたし。

 

カナデ:矢も新しく携帯したし。

 

シューコ:覚悟も決めた。

 

カナデ:それじゃあ、行こうかしら。

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 中に入ると、そこは黒くブヨブヨとした、壁面が胎動しているかのような錯覚を覚える、生理的嫌悪感がある空間だった。

 

 

ミカ:暗っ、きもっ!? ナニコレ!?

 

シキ:あんまり触れないほうがいいよ~食われるかもしれないから。

 

シューコ:それよりも……前方に熱源反応あり。どうやら、お客さんのようやで?

 

カナデ:あらあら。それじゃあ、さっさと倒して、奥に行かないとね。

 

GM:戦闘開始だ。手前に1種類2体、奥に1種類2体だ。奥までは20mある。

 

 

魔物知識判定

(1,6)+5→12 データ看破 ガーゴイルLv3だとわかった。

(1,5)+5→11 判定失敗 魔物の正体はわからなかった。

 

 

シキ:手前のやつはガーゴイル。普段は擬態してるはずなんだけど……今作られたばかりだからそんな余裕がなかったのかな? それと、奥のやつ……なんだっけ?

 

リリィ:まぁ何でもいいじゃん? 倒せばいいんだから。

 

 

先制判定

ミカ:(2,5)+6→13 判定成功

 

 

美嘉:よし、これでどう?

 

GM:……ギリギリだな。先行はそっちだ。

 

 

ミカ:リリィ、先行は取った。いつものよろしく!

 

リリィ:おっけー! 我らが神よ、戦いに挑みし勇者に、母なる加護を授けたまえ――【フィールドプロテクション】!

 

 

【フィールドプロテクション】 (2,6)+7→成功

 

 

リリィ:ついでに、ミカちゃんに【ヴォーパルウェポン】を使用! まだ先がありそうだから、ここはケチってB級で!

 

ミカ:サンキュー、助かるよ。

 

シキ:それじゃああたしは……ガーゴイルAに【パラライズ】をかけて回避を下げるよ。前衛、あとはよろしくね。……真、第三階位の縛。束縛、反応鈍化――麻痺。束縛せよ、【パラライズ】!

 

 

【パラライズ】シキ→ガーゴイルA (2,3)+6→11 vs (2,3)+4→9 抵抗失敗 回避-2 

 

 

カナデ:さすがうちのメイン魔法使いね。わたしも、その働きに答えなくちゃね。

 

 

《狙撃》カナデ→ガーゴイルA (5,5)+7→17 vs (1,4)+4-2→7 命中 (4,4)+4×2-2→16ダメージ 残りHP10

 

 

ミカ:畳みかけるよ! 1体は確実に落とさないと……!

 

 

ミカ→ガーゴイルA (1,5)+6-2→10 vs (1,5)+4+1-2→9 命中 (3,3)+6+1-3→6ダメージ 残りHP4

ミカ→ガーゴイルA (3,5)+6-2→12 vs (3,5)+4+1-2→11 命中 (3,3)+6+1-3→7ダメージ 残りHP0

 

 

 ガーゴイルAは力なく落ちて消滅した。

 

 

シューコ:ミカちゃんナイス!あとは、ガーゴイルは1体か。まぁ、やれるだけやってみよっか。

 

 

《かばう→ミカ》シューコ→ガーゴイルB (2,2)+6→10 vs (1,3)+4+1→9 命中 (1,3)+6-3→5ダメージ 残りHP21

 

 

シューコ:見えた、そこっ!

 

 

 ガーゴイルBはわずかに体勢を崩した。

 

 

ガーゴイルB→シューコ(かばう適用) (2,5)+5+1→13 自動命中 (1,2)+4-6-1→0ダメージ 残りHP29

???A→シューコ (1,4)+6→11 vs (3,6)+5→14 回避

???B→シューコ (2,6)+6→14 vs (1,6)+5→12 命中 (1,1)+5-6-1→0ダメージ 残りHP29

 

 

シューコ:はっ、そんなぬるい攻撃では、あたしには傷一つ付けられんよ!

 

カナデ:あら、頼もしいわね。じゃあ傷が付いちゃう前にさっさと片付けないとね。

 

 

《狙撃》カナデ→ガーゴイルB (1,2)+7→10 vs (2,3)+4→9 命中 (2,5)+4-2→7ダメージ 残りHP14

 

 

カナデ:動きが激しくて狙いが……。

 

シキ:そういう時は~魔法の出番なのだよ!真、第三階位の攻。魔刃、瞬閃――断空! 敵を引き裂け、【リープスラッシュ】!

 

 

【リープスラッシュ】シキ→ガーゴイルB (6,6)〈運命変転〉+6→自動成功 vs (2,3)+4→9 抵抗失敗 (1,6)+6→11ダメージ 残りHP3

 

 

シキ:ふぅ……ちょっとヒヤッとしたけど、当たったしもんだいなーい。シューコちゃん、あとは任せたよ。

 

シューコ:はいはーい。

 

 

《かばう→ミカ》シューコ→ガーゴイルB (1,6)+6→13 vs (5,6)+4+1→16 回避

 

 

シューコ:くっ、この、逃げるな!

 

リリィ:ありゃりゃ、倒せなかったか。それじゃあ仕方ないなぁ。【ヴォーパルウェポン】赤B級をカナデちゃんにして、天上に住まいし我らが神よ、祈りに答え、我に力を……【フォース】!

 

 

【フォース】リリィ→ガーゴイルB (4,4)+7→15 vs (4,4)+4→12 抵抗失敗 (1,3)+7→8ダメージ 残りHP0

 

 

ガーゴイルBは翼をもがれ、力なく地に落ちた。

 

 

ミカ:よし、残り2体!

 

 

ミカ→???A (2,3)+6-2→9 vs (2,3)+5→10 回避

ミカ→???A (6,5)+6-2→15 vs (4,5)+5→14 命中 (3,6)(5,6)(3,2)+6+1-3→16ダメージ 残りHP16

 

 

ミカ:どう、結構効いたでしょ?

 

シューコ:んー……まだぴんぴんしてるって感じかな?

 

 

???A→シューコ (4,5)+6→15 vs (2,4)+5→11 命中 (1,3)+5-6-1→2ダメージ 残りHP27

???B→シューコ(かばう適用) (2,4)+6→12 自動命中 (2,6)+5-6-1→6ダメージ 残りHP21

 

 

シューコ:あたた……結構いたいなぁ。

 

リリィ:それじゃあ、あたしの支援を受け取りたまえ~。【パラライズミスト】!

 

 

【パラライズミスト】リリィ→???A (3,5)+6→14 vs (1,3)+5→9 抵抗失敗 6Rの間回避判定-1

【パラライズミスト】リリィ→???B (5,5)+6→16 vs (4,5)+5→14 抵抗失敗 6Rの間回避判定-1

 

 

カナデ:一射入魂。よーく狙って……!

 

 

《狙撃》カナデ→???A (2,6)+7→15 vs (2,3)+5-1→9 命中 (1,1)+4+1-3→0ダメージ

 

 

奏:……。

 

志希:あぁっ、奏のハイライトさんが死んだ! 珍しいから写真撮っておこう、パシャリ。

 

フレデリカ:あ、あたしもあたしもー。自撮りいえ~い。

 

志希:いえ~い。

 

GM:……今日は出目がよく荒れる日だ。

 

 

ミカ:逃がさない!

 

 

ミカ→???A (3,6)+6-2→13 vs (1,1)+5→自動失敗 命中

 

 

GM:今度はこっちかよ!? ダイスの女神大暴れだなチクショウ! 防御ファンブル表の結果は、ダメージに攻撃者のレベルが追加される、か。ダメージ3点増加だな。

 

ダメージ決定

(4,5)(2,3)+6+1+3-3→13ダメージ 残りHP3

 

 

ミカ→???A (1,4)+6-2→9 vs (1,2)+5-1→7 命中 (3,5)+6+1-3→8ダメージ 残りHP0

 

 

美嘉:……どう!?

 

GM:……やられたな。HP0。正体不明の魔物は力なく倒れて動かなくなる。

 

美嘉:やったぁ、あと1体!

 

 

シューコ:よくやったなぁ、さすがやわ。 あたしも、頑張りましょうかね?

 

 

《かばう→ミカ》シューコ→???B (2,3)+6→11 vs (1,5)+5-1→10 命中 (2,6)+6-3→8ダメージ 残りHP24

 

 

志希:あ、あたしMP節約したいからパスで。

 

GM:了解した。次はこっちの番だ。

 

 

???B→シューコ(かばう適用) (1,2)+6→9 自動命中 (4,5)+5-6-1→7ダメージ 残りHP14

 

 

シューコ:あぐっ……痛い、痛いけど……耐えられない、わけじゃ……!

 

ミカ:まずい、これ以上は!

 

 

ミカ→???B (4,4)+6-2→12 vs (1,3)+5-1→8 命中 (2,6)+6+1-3→8ダメージ 残りHP16

ミカ→???B (1,1)+6-2→自動失敗 vs (2,3)+5-1→9 回避

 

 

ミカ:うわっ、とっとっと……!

 

リリィ:すっごい、きれーにこけた。

 

シキ:うーむ、パンチラならず……なんという絶対防御。

 

カナデ:もう余裕はないわね。これで仕留めれるかしら?

 

 

《狙撃》カナデ→???B (5,6)+7→18 vs (1,2)+5-1→7 命中 (6,6)(3,5)+4+1×2-3→33ダメージ 残りHP0

 

 

最後の魔物は、正確無比な射撃により眉間を射抜かれ、絶命した。

戦闘終了。戦利品として、鋭利な石×1、魔力を帯びた石×1、悪魔の血×2、悪魔の牙×1を手に入れた。悪魔の血は全てマテリアルカードに変換した。

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 襲い掛かる魔物たちを倒した冒険者たち。彼女たちは、真っ黒な通路の果てに、1つの扉を見つける。

 

 

シキ:奥に扉があるね。

 

ミカ:しっかり準備してから進みましょう。うちのメイン盾が、結構やられちゃったし。

 

 

シューコ→シューコ 救命草 (4,5)+3→8点回復 残りHP22

シューコ→シューコ 救命草 (5,6)+3→9点回復 残りHP31

 

 

シューコ:うん、もう大丈夫。ごめん、待たせてもぉたな。

 

シキ:にゃはは、問題ないよ。あたしはもうちょっと魔香草買い足しておくべきだったなって思ってるけど。

 

リリィ:シキちゃんMPの消費激しいもんね~。

 

カナデ:覚悟はできたかしら? 行くわよ。

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 扉の先を潜り抜けると、先程の通路とは大きく異なり、真っ白な空間だった。照明があり、大理石の白い壁がまぶしいほどに光を反射していた。

 冒険者たちが中に入ると、扉は締まり、部屋の中央に闇が集まっていく。

 

ミカ:闇が……!

 

カナデ:随分なお出迎えだこと。

 

シキ:……だめだね。扉が開かないや。あれを倒さないと、ここから出られないのかな?

 

リリィ:大丈夫、覚悟は決めたし、アタシたちには神様がいるもんね!

 

シューコ:みんながそれぞれの仕事をちゃんとできれば、絶対勝てる!

 

 

GM:最終戦闘開始だ。頑張ってくれよ? 敵は、3種類、ゾンビが手前に2体と、正体不明の魔物2体が手前と、一番奥に正体不明の魔物1体だ。手前まで10m、奥までは20mある。魔物知識判定は弱点看破ができていないから全員分行う。

 

 

魔物知識判定

(4,6)+5→15 弱点看破成功! ゾンビLv2だとわかった。

(1,6)+5→12 データ看破 エルビレアLv3だとわかった。

(2,6)+5→13 データ看破 ナズラックLv5(各部位に剣の欠片5個ずつ装填)だとわかった。

 

 

志希:にゃんとぉ!?

 

美嘉:各部位に5個!? つまり合計15個ってこと!?

 

GM:そうだ。これにより生命抵抗と精神抵抗の基準値は3上昇してる。各部位のHPも25点上がり、ボスにふさわしい強さになっているぞ。

 

フレデリカ:やー、これどうしよっか。

 

シューコ:複数の部位持ちはだいたいコア部位があるから、そこをさっさと潰そ。

 

シキ:フレちゃんは1R目にいつもの、2R目以降は回復と攻撃を使い分けて。あたしとカナデは1T目から全力で行くから。

 

奏:あら、頼もしいじゃない。頑張らないとね。

 

 

先制判定

(3,3)+6→12 判定成功 PCたちの先行。

 

 

シキ:ナズラック……! 気を付けて、こいつ、かなりの数の欠片取り込んでる!

 

カナデ:随分と強くなってるじゃない……! それじゃあ、さっさと潰さないとまずいわね!

 

リリィ:ふんすふんす、神官様のさいきょ―支援にお任せあれってね!

 

 

フレデリカ:手は抜かないよ、補助動作でA級カード使ってナズラックの頭に【パラライズミスト】、主動作で【フィールドプロテクション】!

 

 

リリィ:ビリビリ痺れちゃえ、【パラライズミスト】! さらに、神威の守護盾をみんなに、【フィールドプロテクション】!

 

 

発動判定

【フィールドプロテクション】(2,3)+7→12 発動成功

 

 

シキ:抵抗が高くても、これなら! 真、第一階位の攻、瞬閃、熱線――光矢! 穿て、【エネルギーボルト】!

 

 

【エネルギーボルト】シキ→ナズラック(頭部) (1,6)+6→13 vs (1,6)+10→17 抵抗成功 (1,3)+6→4ダメージ 残りHP47

 

 

ナズラック:ドゥラァァァァァォォォォ……!

 

シキ:だめ、やっぱりはじかれる!

 

カナデ:魔法がだめなら、弓はどうかしら?

 

 

《狙撃》カナデ→ナズラック(頭部) (4,6)+7→17 vs (5,6)+6-2→15 命中 (2,2)+4-4→2ダメージ 残りHP45

 

 

カナデ:こいつ、見かけによらず結構早いわね。狙ったところ外しちゃったわ。

 

ミカ:大丈夫、前線はアタシたちで耐えて見せる!

 

 

ミカ→ゾンビA (3,6)+6-2→13 vs (1,3)+3→7 命中 (1,5)+6-1→7ダメージ 残りHP18

ミカ→ゾンビA (4,5)+6-2→13 vs (2,5)+3→10 命中 (5,6)(1,6)+6-1→14ダメージ 残りHP4

《かばう→ミカ》シューコ→ゾンビA (1,3)+6→10 vs (1,4)+3→8 命中 (3,6)+6-1→10ダメージ 残りHP0

 

 

シューコ:よし、これで1体倒した。

 

 

《全力攻撃》ゾンビB→シューコ (2,3)+3→8 vs (1,4)+5→10 回避

エルビレアA→ミカ (2,5)+5→12 vs (1,1)+6→自動失敗

 

 

美嘉:またか! またアタシか! 結果は、攻撃側の剣の欠片の数だけダメージ増加。

 

GM:つまりこの場合は何もなかったってことだな。

 

 

ダメージ決定。 (3,6)+6-3-1→11ダメージ 残りHP15

《マナ阻害の毒》(1,5)+4→10 vs (4,6)+6→16 抵抗成功

 

 

ミカ:痛ぁ……やってくれるじゃん。

 

エルビレアB→シューコ (1,2)+5→8 vs (5,6)+5→16 回避

 

シューコ:はっはーとろいとろい。その程度の速さでシューコちゃんに触れようだなんて100万光年はやいよ。

 

ナズラック:ぶるしゃあぉぁぉぁぉぁ!

 

GM:ナズラックは移動速度5だから通常移動ではこのラウンドにはエリア移動できない。だから、頭だけが行動する。ミカに対して《威圧の視線》だ。

 

 

《威圧の視線》ナズラック→ミカ (2,3)+6→11 vs (2,3)+5→10 抵抗失敗 1Rの間行為判定に-2

 

 

ミカ:ヒッ……! やだ、こ、来ないで……!

 

シューコ:ミカ……? ミカ! しっかりしな!

 

 

フレデリカ:効果時間は残り5秒だし、【サニティ】使ってる余裕はないか。主動作で、シューコちゃんとミカちゃん、カナデちゃんにA級マテリアルカードを使って【ヴォーパルウェポン】!

 

 

発動判定

【ヴォーパルウェポン】リリィ→シューコ、ミカ、カナデ (4,5)+6→15 判定成功 ダメージ+2

 

 

カナデ:支援は十分もらった。それなら、次こそ……!

 

 

《狙撃》カナデ→ナズラック(頭部) (2,4)+7→13 vs (2,4)+6-2→10 命中 (1,1)+4+2-4→0ダメージ 残りHP45

 

 

奏:天丼は! やらなくて! いいのよ!!

 

GM:今日は奏の出目が悪いなぁ。50点あげよう。

 

奏:……嬉しくない……。

 

 

シキ:あららぁ、うちのメイン火力が。それじゃああたしは……攻撃でしょ。真、第一階位の攻、瞬閃、熱線――光矢! 穿て、【エネルギーボルト】!

 

 

【エネルギーボルト】シキ→ナズラック(頭部) (3,6)+6→15 vs (4,6)+10→20抵抗成功 (2,4)+6÷2→5ダメージ 残りHP40

 

 

ミカ:こわい……怖くて、手の震えが、止まらない……! うぅぅ……。

 

 

ミカ→ゾンビB (4,3)+6-2-2→9 vs (2,4)+3-2→7 命中 (1,1)+6+2-1→0ダメージ

 

 

美嘉:審判!! これなんかグラ賽っぽいんだけど!?

 

フレデリカ:うわぁ美嘉ちゃんがキレた!

 

GM:……ダイス変えるか?

 

美嘉:……うん。ぐすっ。

 

 

ミカ→ゾンビB (2,5)+6-2-2→9 vs (2,5)+3-2→8 命中 (4,4)+6+2-1→11ダメージ 残りHP14

《かばう→ミカ》シューコ→ゾンビB (1,5)+6→12 vs (2,5)+3→10 命中 (5,5)(3,6)+6+2-1→18ダメ―ジ 残りHP0

 

 

シューコ:よし、これで2体目。ミカちゃん、ちょっとは落ち着いた?

 

ミカ:うん……ごめん、シューコ。

 

 

《威圧の視線》ナズラック(頭部)→ミカ (1,1)+6→自動失敗 vs (1,3)+4→8 抵抗成功

《テイルスイープ》ナズラック(右尻尾)→シューコ(かばう適用) (2,5)+7→14 自動成功 (4,6)+6-6-1→9ダメージ 残りHP22

                  →シューコ (2,5)+7→14 vs (5,6)+5→16 回避

ナズラック(左尻尾)→ミカ (1,4)+7→12 vs (5,5)+6→16 回避

エルビレアA→ミカ (5,5)+5→15 vs (1,4)+6→11 命中 (1,4)+6-3-1→7ダメージ 残りHP8

《マナ阻害の毒》(2,6)+4→12 vs (4,6)+4→14 抵抗成功

エルビレアB→シューコ (4,6)+5→15 vs (3,5)+5→13 命中 (3,4)+6-6-1→6ダメージ 残りHP16

 

 

ミカ:ぐふっ……!

 

シューコ:ミカ!

 

シキ:リリィ!

 

リリィ:わかってる! 我が神、ル=ロウドよ、戦いに傷つきし優しき者たちに、大いなる癒しを! 2倍拡大、【キュア・ウーンズ】!

 

 

【キュア・ウーンズ】リリィ→ミカ、シューコ (6,6)〈運命変転〉+7→19 判定成功 (1,4)+7→9点回復

 ミカ→残りHP17 シューコ→残りHP25

 

 

ミカ:た、助かった……。

 

シューコ:気を抜かないの! はやく構えて!

 

シキ:真、第三階位の攻。魔刃、瞬閃――断空! 敵を引き裂け、【リープスラッシュ】!

 

 

【リープスラッシュ】シキ→ナズラック(頭部) (3,3)+6→12 vs (3,6)+10→19 抵抗成功 (5,5)(3,5)+6÷2→10ダメージ 残りHP30

 

 

カナデ:(もう猶予はないわね。早く倒さないと、今度こそ……!) させない、そんなこと、絶対に!

 

 

《狙撃》カナデ→ナズラック(頭部) (1,6)+7→14 vs (1,5)+6-2→11 命中 (5,5)(1,6)+4+2×2-4→32ダメージ 残りHP0 コア部位破壊

 

 

ナズラック:プルシャァァァァァァァォォォォォ……。

 

 

 コア部位である頭部を、狙撃ともいえる鋭い一撃で射抜かれたナズラックは、まるで空気が抜けた風船のようにしぼみ、消えていった。

 

 

ミカ:今までの分、しっかりお返しさせてもらうよ!

 

 

ミカ→エルビレアA (3,4)+6-2→11 vs (2,5)+4→11 回避

ミカ→エルビレアA (1,6)+6-2→11 vs (2,5)+4→11 回避

 

 

ミカ:うそ、当たってない……!?

 

シューコ:それじゃ、次はあたし~。

 

 

《かばう→ミカ》シューコ→エルビレアA (2,5)+5→12 vs (5,5)+4→14 回避

 

 

シューコ:あ、あれ……?

 

カナデ:切り替えなさい。……来るわよ!

 

 

エルビレアA→シューコ(かばう適用) (1,3)+5→9 自動命中 (2,5)+6-6-1→6ダメージ 残りHP19

《マナ阻害の毒》(1,4)+4→9 vs (1,3)+7→11 抵抗成功

エルビレアB→ミカ (3,4)+5→12 vs (1,6)+6→13 回避

 

 

ミカ:さっきの連撃に比べれば、こんなもの……!

 

シューコ:まだまだぬるま湯ってもんやな!

 

カナデ:元気ねぇ……うちの前衛2人は。

 

シキ:あたしもうフラフラだよ……。

 

リリィ:でもまぁ、支援はしっかりしないとね。【パラライズミスト】、いっくよ~。

 

 

【パラライズミスト】リリィ→エルビレアA (2,6)+6→14 vs (2,5)+5→12 抵抗失敗 6Rの間回避判定-1

             →エルビレアB (2,5)+6→13 vs (4,6)+5→15 抵抗成功 3Rの間回避判定-1

 

 

カナデ:まだ、終わらないのなら、終わらせるしかないわよね。

 

 

《狙撃》カナデ→エルビレアA (5,6)+7→18 vs (3,4)+4-1→10 命中 (2,3)+4+2×2-3→15ダメージ 残りHP9

 

 

ミカ:シューコ、この弱ってる方のやつは任せたよ。

 

シューコ:ん、りょーかい。

 

 

ミカ→エルビレアB (4,6)+6-2→14 vs (3,4)+4-1→10 命中 (5,6)(3,6)(4,5)(2,3)+6+2-3→21ダメージ 残りHP3

ミカ→エルビレアB (2,5)+6-2→11 vs (1,3)+4-1→7 命中 (1,2)+6+2-3→5ダメージ 残りHP0

シューコ→エルビレアA (4,5)+5→14 vs (1,3)+4-1→7 命中 (4,6)(1,3)+6+2-3→13ダメージ 残りHP0

 

 

戦闘終了。戦利品として、ゾンビの眼球×4、悪魔の血×3、アビスシャード×1を手に入れた。

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 冒険者たちがナズラックたちを撃破すると、“奈落の魔域”歪み始めた。その歪みは段々と大きくなっていき――そして、彼女たちは中央の部屋に立っていた。最初から、何もなかったかのように。だが、唯一違うところは、彼女たちの目の前に、木箱があることだ。

 

 

シキ:ぐっと疲れたよ……。

 

ミカ:木箱がある。めんどくさ、罠感知なんてせずに開けちゃお。

 

GM:開けるんだな? 《スカウト技能+器用度ボーナス》で目標値は10だ。

 

 

解除判定

ミカ→宝箱 (1,2)+7→10 成功

 

 

GM:解除おめでとう。中には、マギスフィアをちょっと大きくしたような白い球体が入っていた。

 

ミカ:……なんだろ、これ。綺麗……。

 

 

志希:GM、宝物鑑定判定をしたい。

 

GM:いいだろう。《スカウト技能かセージ技能+知力ボーナス》で目標値は25だ。スカウト技能かセージ技能持ちのキャラクターが協力するなら、達成値を合算する。

 

 

シキ:(2,3)+5→10

ミカ:(2,2)+4→8

カナデ:(2,3)+5→10

合計値:28 鑑定成功

 

 

志希:よっし、ぎりぎり届いた。これって何?

 

GM:ではシキはこれが限りなく水晶体に近いそれは金属だとわかっていい。金属といっても、マナを極めて大量に内包しているため、魔晶石としても利用できるかもしれない。ただ、魔晶石の様に扱おうとしても全くうまくいかないが。それと……3人は知力ボーナスを基準値で2dを振ってくれ。

 

 

シキ:(4,4)+3→11

ミカ:(5,6)+1→12

カナデ:(3,6)+2→11

 

 

GM:ではミカはシキの話を聞いてある話を思い出す。

 

美嘉:話?

 

GM:この場合、物語といった方がいいかもしれないな。はるか昔、初めて人の手で作られ、栄えた魔法文明時代。その時代の終末期、人類種は“奈落”から生じる無数の強大な魔神と蛮族によって滅びの危機に瀕していた。魔神と契約し、莫大な力を得た蛮族の王は、ある白い剣と黒い剣を持った英雄たちによって倒され、幾重もの厳重な封印をされた。そして、残った魔人を全て“奈落”に送り返すために力を振るわれた白い剣は、魔法文明の終焉と同時に砕け、白い球体へと姿を変えた。そして、この世界のどこかで、もう一度来る世界の危機に立ち向かう英雄の来訪を待っているのだ、という魔法文明の最期にまつわる物語だ。

 

 

ミカ:……まさか、これって。

 

シキ:ん? どうしたのミカちゃん?

 

ミカ:いや、子供のころ、童話でこんな感じの水晶体が出てきたような……?

 

カナデ:あぁ、私も聞いたことがあるわ。魔法文明の衰退に関する説を絵本にしたものでしたっけ? 最後は確か、黒い剣は蛮族を封印するために使われて、白い剣は魔人を封印するのに使われて、最期は水晶体になってどこかに行っちゃったんだっけ?

 

ミカ:そうそう、そんな話。白い剣と……。

 

シキ:黒い、剣……。

 

カナデ:まさか。ないわよ、おとぎ話なんだから。

 

ミカ:……ま、事の真偽はどうであれ、アタシがこれ持っとくよ。アスカさんも、この遺跡で見つけたものは好きにしていいって言ってたしね。

 

リリィ:それじゃ、あとは左っと。

 

シューコ:それじゃ、ご開帳~っと。

 

GM:入口から見て左側にある扉は、扉こそ開くものの、通路は瓦礫で覆われていた。中に入るのはとてもじゃないけどできそうにない。

 

リリィ:わお……。

 

シューコ:完全に崩れてるやん……。これは危険やな。はよ帰ろ。

 

シキ:お~い、そっちはどうだった?

 

リリィ:通路はあったんだけどねぇ。

 

シューコ:完全に崩れてる。通るのは無理そう。

 

シキ:そっか。それじゃ、帰ろ!

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

アスカ:やぁ、おかえり。中はどうだったかな? 随分とボロボロのようだが。

 

ミカ:中で“奈落の魔域”に巻き込まれてひどい目にあった。

 

カナデ:中は大理石で覆われてたわ。 内装から判断するに、どうやら工房みたいね。

 

アスカ:なるほど……収穫はあったのかい?

 

ミカ:この水晶だけ。

 

アスカ:へぇ……この水晶、いや、金属か。随分と綺麗だね。

 

カナデ:わたしはないと思ってるんだけど、もしかしたら魔法文明滅亡譚のおとぎ話のものかもしれないのよね。

 

アスカ:……なるほど。それは実に興味深いな。この金属事態の性質もそうだが、あの白い剣についても興味がある。白い剣があるなら、きっとどこかに黒い剣もあるはずだ。よかったら、ボクのほうで探してみようか?

 

シューコ:ええの?

 

アスカ:ああ。もともとこういうのはボクらが専門なんだ。これぐらいお安い御用さ。それに、伝説の聖剣が眠っている洞窟を探すなんて、とてもワクワクするよ。見つかったら連絡を入れよう、もちろん、君たちに優先して情報を回そう。

 

カナデ:ありがとうございます。アスカさん。

 

アスカ:よしてくれ、これはボクが好きでやってるんだ。礼を言われる義理なんてないさ。さ、早く帰ろう。今日は、久しぶりに《曙の黒槍亭》で食事をとるとしよう。

 

 疲労困憊の冒険者たちを乗せ、馬車はトコトコとハーヴェス王国へと向かっていった。

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

GM:……以上で、今回のセッションは終了だ。みんな、お疲れ様!

 

LiPPS:お疲れ様でした~……

 

美嘉:いやぁ、ぐっと疲れた……。

 

奏:全く同感ね。もうだめかと思ったわ。

 

GM:さ、今回の報酬と経験点の計算に入ろう。まずは依頼達成分1500Gだ。とっておいた素材も売却してかまわない。素材分が1人当たり282G、報酬とあわせてみんな1782Gだ。

 

フレデリカ:それじゃ、シューコちゃんに借金のへんさーい。

 

奏:私も、シキに借りてた300G返すわ。

 

美嘉:ん~……お金たまらないなぁ。消耗品で消えちゃうな。

 

GM:お金はもう少しみんなのLvが上がったらな。成長回数もだんだん増やしていくつもりだ。

 

美嘉:ちぇ。それまで我慢かぁ。

 

GM:じゃ、次は名誉点だ。今回の名誉点は、55点。さらに、ボーナスの10点を追加して65点だ。思い出は、今回みんなよく頑張ったからな。全員に3点やろう。これで名誉点は91点、エンブレムは渡してもいいだろうな。一流冒険者まであと少しだ。

 

志希:うーん、これでようやく専用化ができるよ。長かったなぁ。

 

フレデリカ:あれ50点だったっけ?

 

GM:そうだな。50点でいろいろなものを専用化できる。それによる恩恵も大きいから、そうするのもいいだろうな。それじゃ、お待ちかねの経験点だ。

 

LiPPS:いえ~い。

 

GM:今回のミッション達成報酬1000点、それと、撃破分が、エネミーレベルの合計が59点だから、5900点。合計で6900点だ。これは、次はLv6セッションかな?

 

志希:どうだろうね。奏ちゃんや美嘉ちゃんはともかく、あたしや周子ちゃん、フレちゃんはテーブルAがメインだから、もしかしたらそこまでいかないかも。

 

GM(P):その辺も含めて調整がしたいから、能力値の強化が終わったら連絡を入れてくれ。それはさておき……みんな腹減ってないか?

 

フレデリカ:減った減った!

 

美嘉:アタシもうペコペコ……。

 

志希:ひょっとして君、今日もどこかに連れて行ってくれるの?

 

P:あぁ。いい雰囲気のイタリアンを見つけたんだ。今日はそこで、パスタに舌鼓を打つとしようじゃないか。

 

フレデリカ:さんせー!

 

P:それじゃ、今日はこれで解散とする。俺は少し用事があるから、お前ら先に下に行っててくれ。あとで拾うから。お疲れ様でした!

 

LiPPS:お疲れ様でした~!

 

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