学戦都市アスタリスク 六花の巨砲   作:大極光

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こんにちは皆様、大極光と申します。

アスタリスクを読み直していたら書きたくなったので始めます。

ゆっくりめの投稿になるかも知れませんがよろしくお願いします!


第1話 入学と自己紹介

現在地及び時刻 不明

 

そこは本来、周りと同じく針葉樹が生い茂る森林のはずなのだが…

 

???「……」

 

そこだけは人工的に伐採されたであろう空き地が広がっており、叩きつけるような猛吹雪がダイレクトに伝わる。

その中心であろう建物は形を保ってはいるが大部分が崩れていた、元は国家事業クラスの立派な建物だったのだろう。

そしてそれの実行犯であろう少女はそこから少し離れたところに横たわっていた、白い髪に整った顔立ち、中々の美少女だ。

 

???「やれやれ… やっとか…」

 

そう呟くのは少女から同じく少し離れたところに立っていた少年。

年は少女よりやや下であろう、髪は元は別の色であったのだろうが、どういう訳か徐々に白く変色しつつあった、そして顔立ちは先程の少女とよく似ていた、恐らく少女とは姉弟か何かだろう。

それだけならば別段気にする必要はないのだが、問題は少年の見た目の方だ。

服はまるで腐敗したかのようにところどころ穴が開き、身体の方も傷が無いところが無いのではというくらいに酷いものであった。

しかし表情は何かをやり遂げた達成感と安心感を帯びたものであった。

 

???「だけど… こっちも限界…」

 

そう言って倒れる少年。

雪原には、風がざわめく音しか聞こえなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前8時前

 

六花 モノレール内

 

???「やれやれ… またこの夢か…」

 

そう呟く少年 艦原(かんばら)戦夜(せんや)は目を擦る、目覚めはあまりよろしくないようだ。

ちなみにこの夢は戦夜がよく見る夢だが、本人にはこんなシチュエーションは2次元でも3次元でも見たことがない。

本人は消えた記憶の唯一の手がかりかもしれないと思っているらしいが、いかんせん夢なので大々的には言えないのが現状だ。

ただ、夢に出てきた人物が2人とも星脈世代のようなのでこの六花、通称アスタリスクに来れば何か手がかりが掴めると思い、やってきたのだ。

 

戦夜「ん? 着いたか」

 

そして今日は戦夜がこれから通う星導館学園の入学式である。

既に荷物は郵送してあるため、手持ちの荷物を入れたアタッシュケースのようなカバンを持ってモノレールから出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後…

 

星導館学園 中庭

 

戦夜「……あれ? おかしいな…」

 

戦夜は端末から出された空間ウィンドウと、自身の祖父 艦原(かんばら)轟戦(ごうせん)から手渡された手書きの地図とを照らし合わせ、道を確認しながらここまで来たが、どうやら食い違いがあるらしく、道に迷ってしまった。

戦夜は仕方なく、通りすがった誰かに道を聞こうとしていたその時…

 

???「どうされました? 」

 

そう声をかけられたので振り向くと1人の女性が立っていた。

金髪を伸ばした綺麗な人だった。

 

戦夜「えーとですね… 少し道に迷ってしまいまして…」

 

そう言いつつ、地図をその女性に見せる。

 

???「……ああ、これは一昔前の地図ですね、今のはこれです、これを頼りに行ってくださいね」

 

するとその女性は最新のマップデータを戦夜に渡した。

 

戦夜「ありがとうございます、えーと…」

 

???「クローディア、クローディア・エンフィールドといいます、この星導館学園で生徒会長を務めています」

 

戦夜「生徒会長さんでしたか、僕は艦原戦夜と申します、改めてありがとうございました!」

 

クローディア「いえいえ、どういたしまして。

…見たところ、今日入学みたいですね、そろそろ行かなくてはいけないのでは? 」

 

戦夜「え…? うわ、まずい! すみません、エンフィールド先輩! 失礼します!」

 

腕時計を見て、あまり時間に余裕がない戦夜は半分ダッシュで入学式が行われる場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦夜side

 

数時間後…

 

星導館学園中等部 1年3組

 

やあどうも、艦原戦夜だ。

どうにか式に間に合ったよ、校長の話ってどの学校でも長いんだよな…

実に15分くらい喋りやがって…

的な感じでぐったりしていたら知ってる人間が近づいてきた。

 

???「珍しく脱力モードじゃないか、何かあったのか艦原? 」

 

戦夜「よう三隈、いや何、朝からあの話はキツいからね、適度に脱力しとかなきゃ持たんよ」

 

そうこの男こそ、僕の親友の1人、三隈(みくま)(ゆう)、紫がかった黒縁メガネがトレードマークのやつ、通称ミクちゃん、僕はみくーま先生と呼ぶこともある。

 

戦夜「お前もこのクラスだったのか、これで7年連続だな、今年もよろしく頼むぜ」

 

悠「おうよ、と言ってもワシだけじゃないみたいだがな」

 

ん?

三隈だけじゃないってことは…

 

???「俺らもいるよ」

 

???「またよろしく頼む」

 

戦夜「お、旗ちゃんになかずきじゃないか、いよいよ全員揃ってきたな」

 

この男達も僕の親友だ。

上は旗風(はたかぜ)里司(さとし)、通称旗ちゃん、少々小柄なのがトレードマーク。

で、下が那珂(なか)一輝(かずき)、通称なかずき、いつも持ち歩いている日本の47都道府県のご当地キーホルダーが全てついた愛車(自転車)の鍵がトレードマーク。

 

戦夜「待てよ… この流れでいくとさ…」

 

悠「ああ、間違いなくいるだろうな…」

 

あいつも一緒か…

 

???「俺もいるぜ!」

 

戦・悠「「ああ〜、聞こえない〜!」」

 

というわけで対こいつの定石、聞こえないふりをする。

 

里司「ちょっwww」

 

一輝「やめてやれよwww」

 

はいはい、わかりましたよ。

 

戦夜「で、お前もいたのか、蒼龍」

 

こいつは蒼龍(そうりゅう)大生(たいき)、通称草龍、細身の体に銀縁メガネがトレードマークの男。

以上の5人は小学1年生からの付き合いで、よく遊びに行ったりしていた。

蒼龍の扱いも恒例と化しているのだ。

 

大生「おう! なんか人だかりが出来てたから来てみたら艦原だったからさ」

 

戦夜「おうそうか、じゃあ回れ右して帰れ、決して止まるんじゃねぇぞ」

 

悠「そうだよ(便乗)」

 

大生「ほーい… ってなんでさ! 」

 

このくだりもこのグルの中ではテンプレと化していた、というか旗ちゃんになかずき、いつまで笑ってるんだよwww。

 

里司「いや、久々に見たからさwww」

 

そーいやそうか、なんだかんだ言って1ヶ月ちょい会ってないもんな〜

的な感じでしばらく談笑してたら…

 

???「はい、皆さん席についてください、HRを始めますよ」

 

教室の扉が開いて1人の男性が入ってきた。

 

悠「お、おい艦原、あの人って…」

 

戦夜「多分考えてる事は同じだ、それよりはやく席に戻った方がいいと思うが? 」

 

って僕が言ったら戻っていった。

そして全員が座ると…

 

???「……全員いますね、ではHRを始めます。

まず始めに… 無難に自己紹介から行きましょうか。

はじめまして皆さん、私は佐々木(ささき)順一郎(じゅんいちろう)、これから皆さんの担任を務めます、中等部では理科を、高等部では主に物理を教えています、よろしくお願いしますね。

では出席番号1番の子から順に行きましょう」

 

やっぱりか…

佐々木順一郎、二つ名は『六花大帝(りっかたいてい)』、嘗て星武祭(フェスタ)を2回連続でグランドスラムした絶対王者だ、最後の願いで教師になったって聞いてたけど、まさかこことはね…

 

おっと話がそれだね、話を戻して佐々木先生がそう言うと、自己紹介が始まった、僕は「か」なので割と早い、すぐに出番がやってきた。

幸いまだ度肝を抜くような自己紹介は無かったからな、ここでお手本をみせてやる!

よーし、ではやるか。

 

戦夜「はじめましての方ははじめまして、そうでない方はGuten Morgen!

艦原戦夜と申します!通称戦艦です! 以後お見知りおきを!

趣味はゲームやプラモ作り、アニメ鑑賞です!

あとは…」

 

ん〜、一通り言ったかな?

でもまだキャラが薄いな… 何か…

あ、1番重要な事忘れてた。

 

戦夜「あと、戦艦、戦車、航空機など、武器兵器が大好きです!

同じ趣味の方おられましたら気軽に声かけてくれれば幸いです、と言うより僕が喜びます!

というわけで1年間よろしくです!」

 

完璧だ…

我ながら良い自己紹介だと思う。

ほれみろ、みんなあまりの凄さに何一つ言えないでいる。

唯一佐々木先生が拍手してる、うーん、やっぱり先生には効かないか…

まあ、それは置いといて、ほかの人の自己紹介も聞いていく。

 

 

何人かすぎると蒼龍の出番になった。

 

大生「蒼龍大生です、趣味はゲームです、色々なジャンルをちょっとずつ食ってるので、若しかしたらお話についていけるかも知れません、1年間よろしくです」

 

ふ…

 

戦・悠・里・一「「「「(普通だぁーー!!?)」」」」

 

ふざけんな! ふざけろよ!

お前のキャラ建てスキル(実力)はそんなもんじゃねぇだろ!

ダメだ、余計に疲れた…

って心の中でつっこんでたらなかずきの出番になった。

 

一輝「那珂一輝と言います、通称なかずきです。

趣味はサイクリングで唯一の自慢は去年自転車で日本一周した事です!

1年間よろしくお願いします!」

 

まあ、その話は言うよね。

去年、つまり小6の冬休みに何か記念になることがしたかったらしく、僕と三隈が面白半分で

「じゃあ全都道府県の県庁所在地回る縛りで日本一周したら? 」

って言ったら、冬休み明けに会ったらなかずきの愛車の鍵にご当地キーホルダーが大量に付いていた。

これには僕らも苦笑いするしか無かった(なお、そのためか今年の本人の年賀状は47都道府県の名所をちりばめた中々のものになっていた)。

 

なんて考えていたら次は旗ちゃんか。

まあ、何言うかはだいたい想像出来るな。

 

里司「旗風里司です、趣味はゲームで特にカードゲームが好きです。

メジャーな物ならだいたいやってますので、気軽に声かけてください。

よろしくお願いします」

 

まあ、そうなるな。

旗ちゃんは地元ではそこそこ名の通ったカードゲーマーなのだ。

ただし、無双しすぎて相手が居なくなり、今ではスマホゲーの方をメインにやってるらしい(なお、そっちでも無双しているらしい)。

 

さて、では最後に三隈か、あいつなら何かやってくれるだろう。

 

悠「三隈悠といいます、趣味はゲームですが特にカー○ィが大好きです、好物は氷砂糖です。

1年間よろしくです」

 

やっぱりやってくれた。

奴はカ○ビィが大好きで、その為だけに新ハードを買うくらいだ。

ついでに氷砂糖も好きらしい、故に氷砂糖を切らすと機嫌が悪くなる。

 

って解説してたら自己紹介終わったな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またまた数時間後…

 

放課後になったぜ!

とりあえず商業エリアに遊びに行く約束を例の4人全員として、今は荷物を置くために僕にあてられた部屋に来ていた。

鍵を開けて中に入ると…

 

悠「私だ(真顔)」

 

戦夜「お前だったのか!? 」

 

悠「また騙されたな」

 

戦夜「暇を持て余した…」

 

悠「神々の…」

 

戦・悠「「遊び!」」

 

なんかやって見たかった。

 

悠「じゃあ荷物も置いたし、行くか? 」

 

だな。

というわけで僕は頷いて外に出る。

悠もあとから続く。

 

さあ、楽しい楽しい学園生活のスタートだ!

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです、次回はオリキャラとアスタリスクのキャラではない方々の紹介になるとおもいます。

誤字や脱字、アドバイス、質問、おかしな表現などがありましたらお知らせください、お待ちしております。
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