読み込む時間が無駄な文字の羅列 未完成確認用 作:幻のSoxマン
『カトリック国家のアンビニアは軍事国家のグランデリアからの侵略を受けていた。
そこで、アンビニアは、七人のヴィヴィアン姉妹から構成する少女戦士隊、通称「美少女守り隊」が立ち上げた。
しかし彼女らにはとてもとても大変な欠点があった。
彼女らは、ある罪を負っていたのだ。
痴漢だ。
何も全員が痴漢という罪を背負った訳ではない。
しかし、彼女らの大半が痴漢をしたというのもまた、事実なのである。
「ウホッいい男!」
その黒スーツの男を見た瞬間彼女は運命を感じた。
彼女の名はヴィヴィアンカフー。美少女守り隊のリーダーである。
彼女もまた、痴漢の悦びに溺れた者だった。
「痴漢の悦びに溺れるとは……奴もまだまだ早漏……」
そう語るこの小汚い女は、そう、ビビアン・ビビアン・ビビアン。
ビビアン家の長女である。
しかし他の姉妹のうち二人は、痴漢で捕まっていたのだった……。
ビビアン×3は不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。
妹をかばい全ての責任を負ったビビアン・ビビアン・ビビアンに対し車の主、暴力団ビビアン・ホワイト・ドレッシングが言い渡した示談の条件とは。
車から降りて来たドレッシングを見て、ビビアンは思わず叫ぶ。
「ホワイトなぜここへ!?」
「姉さん……」
二人の間に落ちる沈黙。
ビビアンの肩越しにドレッシングを覗くビビアン・アクシューとビビアン・ヒキワリ・ナトー。
ドレッシングの袖から覗く銃口と車内から睨むガタイのいい漢ども。
その戦力差は、例えるなら卵とダイアモンド、M男とS女ほどだった。
「まさかウチの車にぶつかったのが姉さんだったとはねえ」
長い時間口を閉じていたホワイトはその重々しい口を開いた。
「お願いよ、免許証を返して頂戴ホワイト」
必死に懇願する彼女だが、返ってきた返答はとても残酷なものだった。
「ヨツンヴァインになれば考えないこともないわ」
大方、考えないこともないというのは考えてない事であることは洗練された読者諸君には明白なのではなかろうか。
「あなたは我が国のためにここにいるんでしょう!?任務は!?他の妹とも逮捕されて連絡が取れないし‥」
「なら会えてる私は良い方じゃない?それに私決めたの。ここで欲望のままに生きるって」
ホワイトの微笑はとても冷たいものだった。
まるで保冷剤とこおりポルチオとツンデレのツンとリベンジポルノとチンパンジーを足してシベリアンハスキーの乳首周りの毛を賭けて43度傾けたようなもの。
「や、やれば返してくれるのかしら」
「早くしろよビビアン」
「なにがあったの?ホワイト。あなたは他の変態共と違って割とまともだったじゃない!!」
「うるせえ!いつも一番下だからってこき使いやがって!オラア!!四つんばいナレヤア!!」
押し倒された彼女は荒いホワイトの息とその行動に抗えなかった。
しかし、ここでビビアン×3の寝技の成績は守り隊でもトップ。あっという間に攻めの位置に回りホワイトを屈伏させた。
「アッヘエ」
汗と火照りでぬるぬるする彼女の体からは、生々しい酸っぱい匂いと官能美に溺れた熱気が立ち込める。強い吐き気が喉を摘まむ。
「ふふふ、ホワイト、貴女はまだまだ甘いのよ! 軍でも恐れられた、この私の腕ひしぎ固めでノスタルジアまでフライハイすればいいわ!」
彼女はオーガズムに達した。
「お、お姉さまぁぁあああああ」
——プシャアアアア
「貴女の
肛門にビームサーベル? を押し込むと、彼女はビクッっと腰を震わせ、肛門からは悪臭を放つ緑色のぐちゃぐちゃのものが吹き出した。
回りの
だが能力の代償として、アナル耐性が0になる呪われし技なのである。
「よくもウチのに酷いことしてくれたね黒スーツ。あなたは多分他の妹の居場所もわかるんじゃない?」
たじろぐ黒スーツ。
しかし
「インペルダウンです……」
「ふむ、インポニアナル、ね……。いいこと聞いたわ」
インポニアナル、もといインペルダウンへの道を聞くビビアンは、後ろから忍び寄って来ていた黒スーツの漢に気づかなかった。
殴られ、横倒しになったビビアンの口に流し込まれたのは、睡眠薬と媚薬、そして
最後に目に入ったのは、ホワイトと共に黒塗りの高級車に担ぎ込まれる様子。
それきりビビアンの意識さ途切れた。
「‥ここはどこ?裸で私とホワイトが眠ってたようだけど…うわあ股濡れてる」
地下室のようなところで犯されたようだった。しかしそんな記憶も無い彼女は辺りを見回す。
「Ah,dressing?」
しかしそこに妹の姿は無く、1枚の紙が、ただ、虚しく、主人の帰りを待つ優秀な犬のように置いてあるだけだった。
『妹は預かった。返して欲しくばがんばって♡』
とりあえずビビアンは紙を細切れにした。
「オラア!! 起きろホワイト!! 手紙の主探しにくぞ! p(՞ةڼ◔)vムォレタロヌロパロヌッヌ…ハッ!レディ?ポポンヌシュエロックジャンバレジャンモ゙ディフィギィィィィィトいぐぞぉ!」
「お、おねえ樣隣にいるの?」
隣の牢屋からドレッシングの声が聞こえた。
「…出れない? ♡」
——バチバチバチバチ
「出れない♡」
——バチバチバチバチィッ
((チィッ、無能が))
互いが互いに酷い思考である。
ホワイト達の声に気づいた番犬がうなり声をあげる。
「わんこだ」
わんこは全てを悟ったような顔をして黒塗りの高級車に追突してしまう。
「おいゴラァ!免許持ってんのかクラァ!」
しかし追突の反動でナチュラルトラップがデーモンハンド。牢屋は木っ端微塵……。
見るも無残なまでに壊れた。
不幸にも黒塗りの高級車に暴力団グランデリニアのお偉いさんはいなかった。
「…偉いやついねーのかよ」
「そのようですねお姉さま」
「お姉ちゃん!?」
その声に二人とも振り返った。
「その声はッ!!! 姉妹の中でも痴漢を極めた女!!!
ギガンティック・O・T・N・P・ナフーッッッ!!!!!」
「ナフー…何故ここに?」
ボロボロのナフーはよろめきながらも答える。
「脱走よ」