就職とかでめちゃんこミジンコ忙しかった…。
そー言えば第6話で島流しにされたドイッチュラントはどうなったんでしょうね?
第9話です。
艦船少女にはスキルというものが存在する。スキルはその船に纏わる歴史や経歴・艦歴によって多種多様に存在する
しかし、試作型艦船少女の5人はスキルを用いてもセイレーンに対抗するには弱すぎた。
そこで、我々はスキルを人工的に生み出し、彼女らに与えた。
艦船の経歴や艦歴に関係なく自由に構想したスキルを開発した。
おかけでセイレーンに対して十分過ぎるほどにその力を発揮した。
だが、不思議な事に最後に創られた試作型艦船少女5号機には最初からそれが存在した。
でもそれを研究したお陰で人工スキルが開発できた。
そんな5号機のスキルを調べてみたが、その能力は艦船という概念を逸脱したものだった。異常だ。
まるで大量破壊兵器の様なスキルだった。
そしてそのスキルの発動条件が…。
憎悪だった…。
試作型艦船少女稼働試験経過報告より抜粋。
「まさか、貴方が
ある日、ツルスキー否、瑞鶴とプリンツ・オイゲンは執務室にてビスマルクに呼び出されていた。
ふと瑞鶴の中に疑問が出てきた。
「て言うか、艦隊を指揮しているのってビスマルク?ここの指揮官は?」
「いる事にはいるのだけど、皆私に対して忠実だから実際の指揮は私が適任だと上層部が言ってね。私に丸投げにされたんだ。まぁお陰でセイレーンの事を探り易くなったけど」
鉄血の艦隊の指揮はほぼビスマルクが勤めており、指揮官は祭典等の時にだけ来る所謂ただのお飾りである。
「で、私達を呼んだのはそんな事を言うためじゃないんでしょ?ビスマルク」
プリンツ・オイゲンはビスマルクに言う。
彼女が二人を執務室に呼んだのにはそれなりの理由がある。
「貴方達に頼みたい事があるの」
「何?頼みたい事って」
ビスマルクは一呼吸つくと、口を開きある事を言った。
「重桜に、行ってほしいの」
それは二人に、特に瑞鶴にとって非常に驚愕に近い事だった。
「
「…ッ」
なぜ重桜に行って欲しいのか。ビスマルクは二人に説明した。
ビスマルク曰く、かつて鉄血にてある特別計画艦の艦船を1人造り上げた。
特別計画艦とは何か。
艦船少女は世代ごとに別れており、現在いる艦船少女は第二世代型艦船少女『動力学的人工海上作戦機構・自立行動型伝承接続端子KAN-SEN』といわれるもので、コアを中心とした純100%メンタルエネルギーで構成されている。
そしてそれらの試作型である第一世代は『海上起動型思念兵器 艦船少女』である。第一世代は艦船少女の生みの親である女性科学者、山科明日香が創造したものでたった五人しか造られていない。
そして、当時の技術ではメンタルエネルギーだけで艦船少女1人を造ることは不可能だった。
ならばどうしたか。
人間の死体に艦の思念体を宿らせていたのだ。
少々話がそれてしまったが要するに今、世界中ではさらに次世代の艦船少女を造ろうと躍起になっている。
その試作品として特別計画艦、いわば2.5世代を造ったということである。
そんな特別計画艦のひとつが鉄血で造られた。
名前は『ローン』重巡らしく、戦力としては非常に優秀だった。
しかし、彼女にはひとつ"欠陥"があった。
彼女は精神面に問題があり、気に入らない者を徹底的に排除するといった行動を何度もしてきた。時には武力で捩じ伏せ他の艦船に大怪我を追わせたことも少なくない。
故に、上層部は彼女を"危険兵器"と見なし、幽閉されていた。
だが1年前、何者かが牢を破壊、ローンは脱走した。
その後ローンは重桜にいることがわかった。
確認が取れた上層部は自分達にとって厄介だった兵器の面倒を見なくても済むと思い、そのまま重桜に押し付けたらしい。
しかし、ビスマルクは今の重桜を信用できない。
なぜなら今の重桜は赤城が実質的支配をしており、そこでローンが何をされているかわからないのだ。
それがどうしても不安になり、この二人にローンを鉄血へ連れ戻して欲しいことが今回の相談らしい。
「例えあの子が危険兵器と言われても…、私達にとってローンは大切な家族だから」
「どうするの?瑞鶴」
瑞鶴は考えた。ビスマルクの気持ちはわかる。しかし、今重桜に行くにはまだ危険すぎる。それに今の自分が行けばそこで自分が何を仕出かすかわからない。
恐らくは後者の方が本音であろう。
だが、ビスマルクの次の発言でその心境は大きく変わることになる。
「それに、彼処には貴方の仲間が囚われているわ。反レッドアクシズ派『鶴部隊』の仲間が…」
「…!?」
『鶴部隊』それはアズールレーンを脱退する事に反発した瑞鶴を中心に創られたレジスタンス。
レッドアクシズに反対する重桜や鉄血の艦船達を主な構成員としており、レッドアクシズの反逆が起こる前から重桜はこの『鶴部隊』と勢力内での内戦状態となっていた。
あの1年前の事件の時、重桜海軍と鶴部隊は最終戦争に陥っていた。太平洋国際鎮守府への奇襲作戦を聞きつけた瑞鶴達は重桜を待ち伏せすることでこの勢力内戦に終止符を打とうとした。
しかし、既に待ち伏せを予見していた重桜は予想ポイントに偽の奇襲部隊を行かせ、本部隊は別ルートで向かっていた。
自分達の作戦が敵に見破られていた事に気づいた瑞鶴だが時既に遅く、本部隊の奇襲を許してしまった。
部下達に促される形で瑞鶴一人で鎮守府に戻り、そしてあの事件へと至った。
「瑞鶴、これは貴方にしか頼めない…。お願い、ローンを…。私達の仲間を助けて…」
しばらく沈黙が続いたが瑞鶴は決意した。
そして、ビスマルクの頼みに応えた。
「わかったわ。貴方の仲間を助ける。でも今の鉄血に仲間を返す訳にはいかないわ。しばらくの間はロイヤルに預けることになるけど、それでも良いのなら引き受けるわ」
「ありがとう瑞鶴。ええ、良いわ。あの子達のこと、お願い」
「相変わらず陸地には上がれないわね」
「強い結界が張ってあって近づくことすらできないわ」
海の底深く、二体のセイレーンが話し合ってた。
「いつまで私達の邪魔をするつもりかしら…、
「でもこっちにも切り札はあるのよ。ねぇコードG」
テスターαはコードGと呼ばれる存在に話し掛けた。
それは黒いロングコートに飛行甲板を見に着けていた。
その姿はまるで…。
「いつから私は貴様らの仲間と言った。私は人類を滅ぼすつもりは無いと何度も言っているだろう。ただ、私は復讐がしたいだけ、そして本物に成りたいだけだ…」
「そんなこと言ってる割には私達に頼ってるじゃない。セイレーンの加護があったお陰で今こうして生きてるのよ。憎いんでしょ?あんたをゴミのように捨てたあの人間と反逆者と見なして処刑しようとした
コードGは黙ってそっぽを向く。
とその時だった。突然、タコ足のセイレーンオブサーバーが明後日の方を向いた。
「どうしたのオブサーバー?」
「時間軸第2364番が消滅…。また現れたみたいね…あの
「ちっ、奴を消し去ることはできないの?オブサーバー」
苛立ちながらテスターαはオブサーバーに問いた。
「オブサーバー零の加護が邪魔しているせいでどうすることもできないわ」
「もういい!行くわよコードG」
コードGは黙ってテスターαについて行った。
「あの時にさっさと消し去るべきだったわ。あの"特異点"」
オブサーバーの呟きは、海底をただ静かに響かせた。
瑞鶴サイドの第2章はこれで終わりです。
次回で第2章は終了です。次回はエンタープライズサイドでお送りします。
プリンツ・オイゲンのドイツ語あってるかな~?
感想お待ちしてまーす。
なんとなく質問!炎ノ翼がアニメ化してほしい人!
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してほしい!
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するべき!
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したら良いなぁ~
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そんなことより、おうどん食べたい
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どうでも良いけど、猫ってかわいいよね?