衛宮士郎 ~自分は一体何者なのか~   作:大福オルタ

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なんかすごい筋肉痛になりました(;¬∀¬)ハハハ…
何もしてないのに...w


10 彼女との”縁”

目が覚めると、俺は病院のベッドに寝かされていた

 

「...シロウさん!目が覚めましたか、良かった...」

 

そばにはセラがいた、周りの様子を見た限りずっと看病をしていてくれたようだ、だがいまいち分からない、俺はこことは違う世界で戦いに参加していたのではなかったか、それに目の前でイリヤと敵が戦っていたことを今でも覚えている、だとしたらなぜ俺は病院で寝ているのだろうか

 

「...なぁセラ、俺は一体、どうしてここにいるんだ?」

 

「シロウ、あなた何も覚えていないのですか?」

 

「?何がだ?一体何の話をしてる?」

 

心做しか、いつもより声が少し高い気がするけど気のせいだろうと思っていた時、セラは途端に慌てた様子でナースコールを押した、一体何なのだろうと思っているとすぐに看護師が駆けつけてきてセラから事情を聞いている、事情を聞いた看護師は急いで部屋から出て医者とともにこの病室へ戻ってきた

 

「ちょっと失礼しますね...」

 

そう言われ顔色を伺われる、今度はペンライトを取り出し目に当ててきた

 

「士郎さん、いくつか質問させていただきますね」

 

「え...?あ、はい」

 

唐突に言われたので少しばかり焦ったが、すぐに言われたことを理解し、何を質問されるのか少し身構えていた

 

「まず...あなたがなぜここにいるか分かりますか?」

 

「え、そりゃ.......?」

 

咄嗟に答えられなかった、一般人のいるところで魔術のことを話してはいけないと遠坂から耳にタコが出来るくらい聞いていたから、事実を述べることは出来ない、だからといって適当に答えて外れた場合何が起こるか分からないので俺はこう答えるしかなかった

 

「...分かりません」

 

医者は少し顔を歪め、次の質問に進んだ

 

「そうですか...では次、あなたの年齢を教えて貰えますか?」

 

「?17ですけど...」

 

何かまずいことでも言ったのだろうか、医者は途端にセラに少し待つよう言い、部屋を飛び出して行った、それと入れ替わると同時に、リズとイリヤが入ってきた、あれ、俺がこんなになっているからてっきりイリヤも入院してると思ったけど...ってなんか小さくなってる?

 

しばらくして医者は新聞と手鏡を持って部屋に戻ってきた

 

「士郎さん、今が西暦何年か分かりますか?」

 

「...?確か、2014年じゃないですか?」

 

ますます医者が顔を歪めた

 

「士郎さん、とりあえず落ち着きましょう、まずこの新聞を見てください、それは今朝、この病院に届けられた新聞です」

 

「それが、どうかし.......!?」

 

その新聞には2004年と書かれていた、そしてその新聞には俺が思い出したくもない、あの地獄のような災害の記事が1面に乗っていた、その新聞の後に手鏡を渡され見てみると、俺は、地獄を生き抜いた時の姿になっていた...

 

 

 

橋での戦いのあとステッキ達に起こされた遠坂とルヴィアはイリヤと美遊、そして士郎を探し、見事3人とも見つけることが出来た、既に鏡面界は崩れかけていたため急いで脱出し、今元の橋で体を休めている、ステッキはマスターの傷を癒す能力も付いているため、イリヤと美遊は徐々に回復していったのだが、士郎はいっこうに目を覚まさない

 

「リンさん...お兄ちゃんが全然起きないよ...」

 

「ちょっと見せて...!?何よこれ!まるで生命力すべて吸い取られたような、あの黒いのと戦う前は魔力をすごい感じてたのに、いまや全く感じない!どんだけ魔力を使ってもここまで酷い状態にはならないはずよ!」

 

「...なにか、うなされてるみたいですわね.....」

 

時折士郎は呻き声をあげて苦しそうにしていた、汗もすごく、このままだと命の危険になりかねない

 

「なにかないんですの?トオサカリン!」

 

「私だって考えてるわよ!でも宝石も全部使っちゃったし、病院っていってももう空いてないだろうし、空いてたとしてもどう説明したらいいか...!」

 

昼間は散歩やジョギングのいいコースだったり、デートスポットだったりして多くの人で賑わっているのだが、今は深夜、人1人おらず、辺りは静寂に包まれていた

 

そんな時、イリヤはポケットがとても熱いことに気づいた

 

「...?なんだろう...!?これ、セイバーのクラスカード?」

 

セイバーのクラスカードはほんわかと光を放ち、人の温もりのような温かさを持っていた、それからイリヤはなにが起こるか分かるかのように突然行動し始めた

 

「イリヤ?なにしてるの?」

 

「これだよ!リンさん!お兄ちゃんを救えるのはこのカードだけ!」

 

「セイバーのクラスカード...ですの?」

 

「なんで私が持ってるのか全く覚えていないんだけど、これを使えばお兄ちゃんが助かる気がするの!」

 

「イリヤ、それは.......っ」

 

美遊はあの黒い英霊との戦いのことを話そうと思ったが話さなかった、いや、話せなかった、あれは完全にイリヤではない、別の何かと気づいた美遊はまだそれを本人に話すべきではないと判断したためだ

 

「とにかくこれをお兄ちゃんに持たせて!」

 

イリヤは無理矢理士郎にカードを持たせる、その瞬間、カードとそれを持っている士郎とても眩い光と凄まじい強風を纏い始めた、同時に強い魔力も感じている

あまりに強い光と風にイリヤ達は吹き飛ばされそうになっている、そのせいで気付かなかった、イリヤが持っていたもう1枚のクラスカード、それが士郎の中に入っていったことに...

 

 

 

「これが...俺?」

 

あまりの衝撃に呆然としていると、突然視界がボヤけ世界が真っ暗になった、目を開けるとあの橋にいる、イリヤ達も全員無事だったらしい、いつの間にか傷も塞がり、無事に帰ってきた俺は、その後こっぴどく遠坂に怒られるのだった




時間設定を2014年にしています、流石に2004年だとプリヤの世界観がおかしくなるかなって思い、勝手に変えました、時代設定変と思う方多めに見てくれると助かります┏○ペコ
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