衛宮士郎 ~自分は一体何者なのか~   作:大福オルタ

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やっと戦闘シーン...


06 護りたいもの

「さて、全員集まったことだし、リベンジと行きましょうか!イリヤ!準備大丈夫?」

 

「大丈夫だよリンさん!お兄ちゃんは?」

 

「あぁ、大丈夫だ」

 

「美遊、準備はよろしいですか?」

 

「はい、いつでも行けます」

 

「「空間軸を虚数軸に反転.......ジャンプ!!!」」

 

今俺たちは昨日やられたあの橋に来ている、昨日見た限り敵の攻撃がほぼ全範囲に来るというのと、魔術を反射するということしか分かってないが出来る限りの準備はみんなしたらしい、相手は”あの”キャスターだ油断なんかする気はないけど、投影の精度がどれくらいかは全く把握してないけど俺の武器は倒せる武器を”想像”し、それを実際に”再現”することだけ!

 

「.....お兄ちゃん..」

 

最近、私のお兄ちゃんの様子がおかしい、おかしいと感じ始めたのは朝に私の事を起こしに来た時、確かにあの時は私も寝惚けてたし最初は勘違いだと思ったけど私が顔を洗い終わって戻った時、明らかにお兄ちゃんの顔は青ざめてた、なにかに怯えるような、そんな感じだった

その後も普段は周りのこととかよく見てるし呼ばれたらすぐに返事したり、人助けならなんでもやっちゃうお兄ちゃんだけど最近はぼーっとしてる事が増えて呼びかけにも反応しないし、ルビーからは

 

「...イリヤさんのお兄さん、本当にただの一般人ですかー?数分事に、まぁ少しづつですが彼の魔力は確実に増えています、今じゃ全身から魔力を感じますよ」

 

何ていうことも言い出しちゃって、私、なんかとても今お兄ちゃんが怖い、見た目はお兄ちゃんなんだけど”お兄ちゃんじゃない”というか今でも優しいけど、前ほど笑わなくなった、この間までの笑顔はどこへ行っちゃったの...?

 

俺たちは鏡面界へ飛んだ

 

「ちっ...!相変わらず空に陣取ってるわね!イリヤ!美遊!空から攻撃をお願い!」

 

「「はい!!」」

 

イリヤと美遊の二人は魔方陣の浮かぶ空へ飛び、キャスターの攻撃をかわしながら魔力砲で攻撃している

 

「ルヴィア!私達も行くわよ!」

 

「えぇ!分かっていますわよ!トオサカリン!!シェロ!ワタクシ達から決して離れないでくださいまし!」

 

遠坂もルヴィアもそれぞれ宝石を持ち、キャスターへの攻撃のチャンスを伺っている

 

「.......俺は...」

 

俺の中で何かが騒いでいる

(妹達を護れ...!お前にはやるべき事が分かっている...!!立ち止まる余裕なんかないぞ衛宮士郎!!!)

俺は気づいたら二人のそばを離れまさしく今激しい戦いをしているところに走り出していた

 

「...!シェロ!!なにをしてるんですの!!」

 

「衛宮くん!戻りなさい!衛宮くん!!」

 

二人は懸命に俺を呼び止めようとする、だが俺は歩みを止めることはなくむしろさっきより力強く地面を蹴り、戦いの中心へ向かい出していた

 

「...すまない、遠坂、ルヴィア、俺は俺でやることがあるみたいだ」

 

正直なところ俺自身なんでわざわざ危険な所へ向かっているのかさっぱり分かっていない、でも、本能なのか、それとも”元々”こういう性格なのか誰かを助けに行かないと俺は気が済まないらしい、それも血は繋がっていないとはいえ妹であるイリヤが目の前で戦っているのだ助けに行かないわけがない!

 

「...武器だ、強い武器がいる...!」

 

今必要なのは剣ではない、”俺自身”が得意なもので、空に浮かぶ敵にダメージを与えられるもの、そう、今必要なのはいつしか夢に出てきていた漆黒の弓、そして捻れた矢、夢に出てきただけで精巧な”贋作”が作れるものだろうかと疑問に思う余裕はなく、既に矢を弓に番えていた

 

「...?...!?イリヤさん!今すぐそいつから離れてください!理由は後で話しますからとにかく急いで離れてください!!」

 

「!美遊様もお急ぎください!!この魔力量は間違いなく宝具です!」

 

「宝具!?こいつから魔力を感じないってことは...!?お兄...士郎さん!?」

 

「え!?なに!?何が来るのルビー!!!!」

 

キャスターから離れていく二人、恐らくあのステッキが察知したのだろう、おかげで護りたいものを傷つけずにすみそうだ、これであいつは1人、奴も俺の魔力に気づいたのかこちらを見下ろし障壁を作っている、”そんなもの”1度破壊してるだろうに...

 

「I am the bone of my sword...《我が骨子は捻じれ狂う》」

 

「偽・螺旋剣Ⅱ《カラドボルグ》」

 

そう言って放った俺の矢は真っ直ぐキャスターへ飛んでいき、やつの張った障壁を難なく貫通し奴の霊格を貫いた、その場では大爆発を起こし、貫通した矢は鏡面界の天井に刺さっている

 

「え...何?今の...」

 

「シェロは一体なにを...」

 

「お兄...ちゃん?」

 

「士郎さん...」

 

俺はなにかとんでもないことをしてしまったのだろうか、あんなことをした後にそうやって見続けられると、こちらも少々気まずいのだが...

 

「すごいじゃない!衛宮くん!そんな隠し玉があるならさっさと出しなさいよ!」

 

「そうですわよシェロ!これがあれば残りのカードも楽勝ですわね!」

 

「すごーい!お兄ちゃん!」

 

「すごいです、士郎さん!」

 

引かれているのかと思ったら、どうやら凄すぎて言葉が出なかったようだ、でもすごいと言われても...”俺、全く覚えてないし”実際ちゃんと意識がはっきりしてるのお前らが口開けてびっくりしてるところだから何がすごいのかさっぱりわからん!

 

「あ、あぁ、ありがとう...」

 

「これで4枚目のカード回収ね!」

 

俺たちは4枚目のカードを回収したことで完全に油断していた、今まで1つの鏡界面で1枚のカードだったか、今回もそうだと思い込んでいた、1つの鏡界面につき1枚のカードなんて”誰が決めた”と言わんばかりに、新たな敵が来ようとしていた




せっかくの戦闘のはずなのに...なんかイメージと違う...
すいません(*_ _)人ゴメンナサイ
また次回からも頑張って書いてきます
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