提督と艦娘の日常   作:そこら辺の石以下

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1話

提督「どうも提督です。さあ私は何処にいるでしょ~か!」

 

???「執務室です。はぁ...書類整理して口動かしてしかも両手でペンを持ってガリガリと書いて忙しいですね提督。」

 

そう答えるのは軽巡の大淀。黒い長髪と眼鏡をかけている。いかにも学級委員長とかをやっていそうな見た目だ。

 

大淀「相変わらず両手書類書きは凄いですねそれ是非私もやってみたいものです。」

 

提督「頑張ればできるようになるさ。まずは利き手じゃない方で字を練習することをおすすめ。...はいどうぞこの編成で鎮守府周辺の警備に当たってね~」

 

大淀「わかりました。」

 

提督「大淀。」

 

大淀「はいなんでしょうか?」

 

提督「水着可愛いぞー」

 

大淀「ブハッ」

 

そう今は夏。しかもとんでもない猛暑が続きまくるような年だ。夏ということで水着でうろうろしている人達もいるが私自身特に気にしていない。

 

提督「緊張してていつものような喋り方じゃなかったしちょっと面白い一面も見れた!いやー良かった良かった」

 

大淀「ッ...不意打ちはずるいです!失礼しました!」バタン

 

大淀(可愛いって言われた...///)

 

提督(言葉ガッチガチだったなぁ...まぁ最後はいつもの調子に戻ったけど)

 

提督「さてと...仕事はとりあえず終わりだな~」ノビー

 

提督「あっ花に水をあげないとな。これだけ暑いと枯れてしまう」

 

執務室を出て廊下を歩いていく

 

提督「暑いけどこれだけ天気が良いと気持ち良いな」ドタドタドタ

 

提督(後ろから凄い勢いで走ってくるような音が聞こえて...!)

 

???「提督~!かけっこしよ~!!!」

 

提督「よしこい!」

 

すぐさま足音が聞こえる方に向き受け止める体制にはいる

 

???「ドーーン!」

 

提督「相変わらず速いな島風は。でも廊下は気を付けてな」

 

駆逐艦の島風、ウサ耳のようなリボンをつけていてとっても元気に走り回る子だ。

 

島風「はーい!で、提督!かけっこしよ!」

 

提督「おう良いぞ!でも花に水をあげてからな?枯れてしまう」

 

島風「わかった!あっ私も手伝うよ!」

 

提督「そうか!ありがとうな島風」

 

そういって頭を撫でる。うん、さらさらの髪だ。

 

島風「♪~。あっ提督お仕事!お仕事残ってるんじゃない?」

 

提督「仕事か。終わらせてきた。だから大丈夫だよ」

 

島風「オウッ!?提督はっやーい」

 

提督「そんなことないぞ~。さぁ行くか」

 

島風「はーい!」

 

島風(そんなことないって言ってるけど今はひとよんまるまる...あの量あるのに...)

 

 

島風「提督はどのお花が好きなの?」

 

花に水をあげながら島風は質問した。

 

提督「ん~どれも好きだけどなぁ。彼岸花かな」

 

島風「彼岸花?珍しいね!」

 

そう、彼岸花が好きという人は少ないと私は思っている。まぁお墓の回りとかに植えられていてあまり良いイメージを持たないからかもしれない。

 

提督「だろうねー。俺自身、彼岸花が好きって言う人にはあったことがないし」

 

島風「なんで好きなの?」

 

提督「ん~、色とか形とかあと、引き込まれる感じがあるからかな」

 

島風「そうなんだ~」

 

提督「そんな俺の好きな彼岸花には毒がある。さぁ何処にあるでしょうか?」

 

島風「えっ、毒があるの!?毒がある場所...ん~」

 

そういって考える島風。

 

島風「...!球根とかかな?」

 

提督「うん正解だよ」

 

島風「やった!」

 

提督「他にも毒がある場所あるんだけどね。」

 

島風「何処にあるの?」

 

提督「全体」

 

島風「えっ?」

 

提督「全体にあるんだよ」

 

そう、彼岸花に含まれている毒は球根や根っこ、花弁に茎に葉...要するにすべての場所に毒が含まれている全草有毒という植物なのだ。

 

島風「なーんだ...何処を答えても当たりだったのか...」

 

しょんぼりする島風

 

提督「確かにそうだな。でもな島風、ちゃんと考えて自分の考えを発言するというのは中々出来ないことなんだよ。そこの部分は島風の良いところだよ。あと島風が答えた球根は鱗茎といわれているんだけどそこが一番毒が含まれている場所でもあるんだよ」

 

島風「ほんと!?」

 

提督「あぁ本当だ」

 

島風「あれ?でも、提督彼岸花好きっていうことは触ったこととかあるんじゃ...」

 

提督「あぁあるよ」

 

提督(あっ島風の顔が白くなっていく...)

 

提督「どうした?島か...」

 

島風「てっ...提督が毒で死んじゃうう!!!」

 

提督「大丈夫だよ島風。口に入れたり食べたりしたら体に影響が出るだけで触っても問題ないんだ。」

 

島風「そうなんだ、良かったぁ...!」

 

提督「彼岸花の毒であるリコリンの致死量は10gだけどな」

 

島風「彼岸花...コワイコワイ」ガクガク

 

提督「ハハハッ、島風の反応は面白いな。一番毒を含んでいる球根を667個位食べないと死なないよ」

 

島風「そんなに食べられないね...」

 

提督「あぁその通り。でも嘔吐、下痢、呼吸困難になって死ぬこともあるから彼岸花を触ったりしたときはよく手を洗うこと」

 

島風「わかった!」

 

提督「ん、よろしい。さて水やりが終わったな。かけっこするかな」

 

島風「提督に負けないから!」

 

提督「俺も頑張るよ」

 

 

提督(あれからひたすらかけっこをしたが...古傷が痛むな...無理をしすぎたかな。まぁ島風が楽しそうだったからいっか)

 

提督「ひとななまるまる...そろそろ警備組が帰ってくるな、タオルと飲み物を持っていくかな」

 




後書き
こんな感じで良いのかな?
提督の古傷とは一体なんなのでしょうか?
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