提督と艦娘の日常   作:そこら辺の石以下

22 / 25
新年明けましておめでとうございます!(今更)
あと、笑ってるとか騒がしい感じとかの擬音?ニコッとかザワザワみたいなやつはやはりつけた方がいいかなと思ったので付けることにしました!
そして、今回出てくる艦娘は名前が長いので略称で書いていますがご了承ください


22話

提督「今日はこの編成でここの警備に当たってくれ。あと、遠征はこの編成で頼む。いつも頼んで済まないな大淀」

 

大淀「いえ、このぐらいなんてことないですよ。それにいつも提督は1人でこなしてるんですから少しは頼ってくださいよ?」

 

提督「そうだな、では頼らせてもらうよ」ニコッ

 

大淀「そう言えば提督、今日の秘書艦は...」

 

提督「あぁ、そろそろ来ると思うよ」ドタドタドタ

 

提督「ほらきた」バァン!

 

そう言うと勢いよくドアが開かれる

 

???「グ...グーテンモ...ゲン提督!」ハァハァ

 

重巡のプリンツオイゲン。金髪に碧眼といった容姿をしている少女だ。

 

大淀「プリンツさん入る時はノックしましょうね」

 

提督「まぁいいさ、おはようプリンツ。それにしても日本語が随分と流暢になったな」

 

プリンツ「はい、提督やみんなのおかげです!」

 

大淀「では提督、私はこれで」

 

提督「あぁ、よろしく頼む」

 

プリンツ「本当にみんなには感謝しているんですよー。でも特に提督にはほんっっとに感謝してます!」

 

提督「そんなに言われると照れるな」ハハハ

 

プリンツ「あの時は本当に怖かったんですから...」ショボン

 

・

・

・

プリンツ(よし着いた!...えっと地図地図ーっと...)ゴソゴソ

 

プリンツ(あれっ?あれれ!?地図がない!?どっ...どうしよぉ...そうだ!日本の人は親切だから聞けば教えてくれるかも!)

 

・

・

・

プリンツ(ここまで来ると人がいっぱいいるし、鎮守府の場所わかるかも!よ...よし、日本語は勉強したし私ならいける!)ガッツポーズ

 

と自分を奮い立たせ近くのにあった八百屋のおじさんに話しかける

 

プリンツ「す...すみまーせーん?」

 

おじさん「ん?どうしたお嬢ちゃん?」

 

プリンツ(おじょーちゃん!?おじょーちゃんって何!?そんなの覚えてないよぉ!)

 

プリンツ「えっと...えっと...」

 

おじさん「ん?もしかしてその格好はぁ...海外の人かい?」

 

プリンツ(かいがい!?かいがいってなにぃぃ!???)

 

すると後ろからおじさんの妻であろう人が出てくる

 

おばさん「どーしたねあんた」

 

おじさん「いやー、海外の方がね来たからわしがビシッと恰好良く外国語喋って対処してやろうって思ってたところよ!」

 

おばさん「あんた外国語出来んでしょうが!」ハハハハ

 

そう言うとおじさんの背中を叩く

 

おじさん「そうだったなぁ!」ガハハハ!

 

プリンツ(何喋ってるかわからないけど仲がいい夫婦さんなのかなぁー?)

 

おばさん「お嬢ちゃん、どうしたね?」

 

プリンツ(んっ?私に喋ってるのかな?)

 

プリンツ「私、地図、消えた!」

 

プリンツ(よ、よぉーし言えた!)

 

おばさん「地図無くしたのかい?そりゃぁ大変ねぇ。どこに行きたいんだい?泊まるところかい?」

 

プリンツ「私...んーんー!」

 

身振り手振りでなんとか伝えようとする

 

おじさん「キリン?お嬢ちゃんこの辺りにはどうぶつえんなんかないぜぇ?」

 

おばさん「あんたバカかい!これはキリンじゃなくてラクダだよ!」

 

おじさん「どっちにしてもいねぇよばぁさん」

 

おばさん「それもそうさねぇ...」

 

プリンツ(これ以上いたらお店に迷惑かかっちゃうなぁ)

 

プリンツ「私迷惑かける、ここにいる。ありがとうございました!」

 

プリンツ(途中の単語忘れちゃったけどコレは言えるように頑張ったもんね!)

 

おじさん「そうかい?力になれんですまんねぇ」

 

おばさん「お嬢ちゃんこれ持ってきな!喉渇くから!あとこれも!」

 

そう言うとお茶とおむすびと野菜を渡す

 

プリンツ(えっとお金渡さなきゃ!)

 

プリンツ「いくらです?」

 

おばさん「いいよお代は!なんて言うんかねぇ外国語で...そう、フリーさフリー!おばさんのお節介さね!持っていきんさい!」

 

おじさん「ばぁさんそれわしのお茶とおむすび...」

 

おばさん「あんたのはまた準備するから黙っときんさい!」

 

プリンツ「ありがとう!」タッタッタ

 

おじさん「ばぁさん、よくよく考えたらあの鎮守府の提督さんに電話かけりゃ良かったとおもったんやけども」

 

おばさん「あっ!そうやねぇあの人なら外国語ぐらいペラペラやろうけんねぇ。あの嬢ちゃん見えるか...だめねぇ見えないねぇ」

 

・

・

・

提督(大淀に少しは休めと言われて今日は休日になったが、どうするかな)

 

私服に身を包んだ提督は商店街を散策する

 

提督(そう言えばそろそろ八百屋のおっちゃんの所に野菜頼まないとな)

 

提督「おっちゃんいるかい?」

 

おじさん「おー!どうしたーって提督さんじゃねーか!」

 

提督「そろそろ野菜を仕入れようかと思ってね。いつもの感じにお願いできないですかね」

 

おじさん「なるほどそーいうことかい、わかったわしにまかせい!明日には届けてやるから」

 

提督「ありがとうございます。では」

 

おじさん「おう!」

 

おじさん(あらっ?何か忘れてるような...)

 

・

・

・

プリンツ(はぁ、ダメだぁ...あれから道行く人に話しかけても全く通じない...)

 

公園のベンチに腰をかけておばさんに貰ったおむすびを食べる

 

プリンツ(美味しい...!なにこれ!?)パクパク

 

プリンツ(なんだっけ...日本でのご飯食べ終わったあとの挨拶...あっ、思い出した!)

 

プリンツ「ごちーさま!」

 

プリンツ(それにしてもこのままだったら夕方になっちゃう...!急いで探さないと...)

 

プリンツは立ち上がり駆け出した

 

・

・

・

帰ろうとしていると公園のベンチに少女が座っていた

 

提督(ん、どうしたのかなあの子...迷子かな)

 

プリンツ(どうしよう...聞いても聞いても伝わらなかったし、もう夕方になっちゃった...)ウルウル

 

提督「どうしたんだい?迷子になったのかな?」

 

プリンツ「あっ、えっとIch...あっ、私...」

 

提督「Bist du aus Deutschland gekommen?(あなたはドイツから来たのかな?)」ニコッ

 

プリンツ「Ja...Ja!(はい...はい!)」ポロポロ

 

初めて異国で聞いた母国語に安心したのかプリンツは涙をこぼす。それを見て提督はハンカチを差し出す

 

・

・

・

提督「Hast du dich beruhigt?(落ち着いたかな?)」

 

プリンツ「Ja...(はい...)」グスッ

 

提督「Das war gut.Hast du dich verlaufen?(それはよかった。迷子になったのかな?)」

 

プリンツ「Ja...Ich würde gerne zum Ort namens Guardian gehen(はい、鎮守府って言う場所に行きたいんです)」

 

提督「Guardian?(鎮守府?)」

 

プリンツ「Ja(はい)」

 

提督「Ich verstehe Bitte folge mir nach(わかった、ついてきて)」

 

・

・

・

提督「Ich bin angekommen(着いたよ)」

 

プリンツ「Danke!(ありがとうございます!)」

 

提督「Und herzlich willkommen in unserem Haus(そしてようこそ我が家へ)」

 

プリンツ「Was?(えっ?)」

 

提督「Eigentlich bin ich Admiral(実は私提督なんだ)」

 

プリンツ「Admiral!?(提督!?)」

 

提督「Vielen Dank für Ihre Rücksicht PrinzEugen(よろしくねプリンツオイゲン)」

 

・

・

・

プリンツ「でも、今となってはいい思い出ですよ」ニコッ

 

提督「だな」ハハハ

 

プリンツ「でも、よくドイツからきたって分かりましたね」

 

提督「Ichっていった後に私って言い直したからそうかなーって」

 

プリンツ「提督凄い推理力ですねぇ」

 

提督「そんなことないさ。でもドイツ語覚えててよかったよ本当に」




さて、新年明けましておめでとうございます(2度目)
今年の抱負は来年から本気出すにしているそこら辺の石以下です。考えることも石以下ですね。
さて、こんなくだらない抱負はさておき皆さんにとって今年が良い年になりますように!
そして、これからも提督と艦娘の日常をよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。