提督と艦娘の日常   作:そこら辺の石以下

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プリンツは無事に秘書艦のお仕事をこなしたみたいですよ。


23話

大淀「こちらが今回の書類になります」

 

提督「いつもありがとう大淀。今日はいつもより少ないんだな」

 

大淀「そうですね。あの提督、今日の秘書艦は...」

 

提督「そろそろ来る予定だが...まぁ、そろそろ来ると思うぞ」

 

大淀「そうですか。では提督、今日も一日よろしくお願いします」

 

提督「あぁ、よろしく」

 

時間を過ぎても秘書艦の姿が見えない

 

提督「んー中々こないな...寝坊しているのか?」

 

ペンを置き、席を立つ

 

提督「本当はゆっくり寝かせてあげたいが仕方がない、迎えに行くとしようかな」チリリンチリリン

 

備え付けている電話がなる。この電話は鎮守府内で備え付けられている電話で掛けた場合、何処で掛けられたものか分かるようになっている

 

提督「はいもしもし」

 

???「て...く...たすけ...」ハァハァ

 

提督「!?わかった、すぐに行く。待っていてくれ」ガチャン

 

その弱々しい声と内容に驚いたがすぐに気持ちを切り替え返事をする

 

提督「場所は...よし!」

???(うぅ...きついですって...)ゴホッゴホッ

 

手をつき立ち上がるがふらついて思うように進めない

 

???(力...も...上手く入らないですって...)

 

それでも壁に手をつきながら一歩一歩進む

 

???(提督...助けて...!)ハァハァ

 

電話の元にまで着くと受話器をとり、背中を壁に預ける。そのままとると執務室に直通で繋がるようになっている。又、提督が執務室を離れていている場合は大淀の居る通信室に繋がるようになっている

 

提督「はいもしもし」

 

と声が聞こえる。鎮守府内唯一の男性、私達の大好きな人の声だ

 

???(あぁ...これだけでも安心するなぁ...って...)

 

持てる力を振り絞り声に出す

 

???「て...く...たすけ...」ハァハァ

 

提督「わかった、すぐに行く。待っていてくれ」ガチャン

 

???(は...ぁ...)バタン

 

安心して力が抜け倒れる

 

タッタッタ

 

提督(よし...着いたっ!)ハァハァ

 

提督「入るぞ!」ガチャッ

 

扉を開き中に入る。そして奥で倒れていた子に駆け寄る

 

提督「大丈夫か、ろー!」

 

潜水艦の呂500。長い白金色の髪と日焼けした肌という容姿をしていて、天真爛漫で元気な艦娘だ

 

提督(熱いな、凄い熱だ)

 

抱き抱えて布団まで運び、濡れタオルの準備をする

 

提督(まずはろーの首周りに...っと)

 

提督(水を入れた桶と、タオル...あとは水を準備するとしよう)

 

濡れタオルを4つほど作り、呂500の上着のボタンを1つ開けて脇に濡れタオルを入れる。そして、ズボンの中に手を入れ太ももの付け根辺りにも濡れタオルを置く

 

提督(なんか罪悪感が凄いな...)

 

と考えながら掛け布団をかける

 

提督(何か言われたら甘んじて受けるとしよう)

 

裾の方を握られていることに気が付く

 

提督「いつの間に...これは居なくなる訳には行かないな」ニコッ

 

呂500「て..とく...」ギュッ

 

携帯電話を取り出し通信室の方に電話を掛ける

 

大淀「はい、通信室です」

 

提督「大淀、俺だ」

 

大淀「提督?どうかしましたか?」

 

提督「ろーがな熱を出していてな?執務室の書類を持ってきてもらえるかな?ここで看病しながらするからさ」

 

大淀「えぇろーちゃんが熱を!?なら提督は看病に専念してください」

 

提督「えっ?でも...」

 

大淀「他の艦娘達と一緒にやるので大丈夫ですよ。幸いなことに今日はいつもより書類が少ないですし。こんな時ぐらい役に立たせてください」

 

提督「そうか...すまないお願いする」

 

大淀「はい、では私はこれで」

 

提督「あぁ、ありがとう」ピッ

 

提督(大淀や他の艦娘にはまた改めてお礼をするとしよう)

 

提督(あとは...医療班の妖精さんだな)プルプルプル

 

妖精さん「もしもしです」

 

提督「妖精さん、俺だ。ろーが熱を出してな、すぐに来てくれないか?」

 

妖精さん「分かりましたです。すぐに向かうです」

 

提督「あぁ、頼む」

 

妖精さん「ではこれで」

 

提督「ありがとう」ピッ

 

妖精さん「お待たせしましたです」スッ

 

提督「お待たせしたも何もいまさっきまで話してたよな?」

 

妖精さん「はいです」

 

提督「どうやってきたんだよ」

 

妖精さん「気合いです」

 

提督「ほんっとに便利な言葉だよなそれ...」

 

妖精さん「インフルエンザではなく風邪です。なのでこの薬と...あと高熱が出ているようなので解熱剤をあげるです」

 

提督「あぁわかった、ありがとう」

 

妖精さん「それにしても提督の処置は中々良いです」

 

提督「そうか?」

 

妖精さん「はいです。濡れタオルの位置が太ももの付け根に脇の下、あとは首周りにやっているので効率的に熱を下げているです。それに掛け布団をわざと夏用の掛け布団を使ってさらに熱を逃がしてあげてるです」

 

提督「本で読んだ知識だがな。ある程度熱が下がったらタオルを外して額に1つ、掛け布団はもう少し厚いものにしようと考えているよ。にしても必要なことだとはいえ、ろーの服の中に手を突っ込むのは罪悪感を感じるがな」

 

妖精さん「提督さんじゃなかったら憲兵にしょっぴかれてるところです」

 

提督「ははは、まぁ後でろーには謝るとするよ」

 

妖精さん「それがいいです。では私はこれで」

 

提督「ありがとう妖精さん。あっ、これをあげよう」

 

そう言うと金平糖の袋を渡す

 

妖精さん「ありがたやーありがたやー」ナムナム




ろーちゃんファンごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんn...(殴)

さて皆さんインフルエンザが猛威を振るう季節になりましたね。私は馬鹿なのでインフルエンザにかかっていません。あっ、もしかしたら馬鹿だからかかったことに気がついていないだけかもしれないですね。

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