転生は普通、輪廻転生だよな?何で穢土転生してんの? 作:ツーと言えばカーな私
全神王と申します!
今作は穢土転生と輪廻転生を間違えられた男の話です。
何故穢土転生体なのかと言うと、転生っていうといつも肉体があるじゃ無いですか、だからこんなのどうだろうって思いまして…。
それでは!どうぞ!
「知らない床だ」
いや、うん、そうじゃなくてね。
「知らない天井だ」
よし合ってる。まあ、最初は床を向いてたんだが、気にしない事にしよう。
というか天井があるかどうかもわからないな…自分の周りだけ明るくて後の空間全ては暗いってどういう原理だ。
「ようこそ無漏井 加奈さん…死後の世界へ」
「ん?ああ…」
これ転生ってやつか。最近話題になってるやつだな……。いや、待て何でそんな平気と言えるんだ俺、超常現象だぞ!?
「アンタは誰なんだ?」
いや、アンタは誰なんだ?じゃない!そんなこと聞いてる場合じゃない!
まってどうやって俺死んだの!?そこのところの記憶ないのだけれど!?
「私はアクア、若くして命を落とした者を導く女神です」
「ほう?そのアクア様が俺をどう導いてくれるんだ?」
いや、何ここでカッコつけてるの!?俺どうしちゃったの!?二重人格か!ならこの二つ目の俺を消し去りたい!
「(ムカつくやつねー!)あ、あなたには三つの選択があります、一つは赤ん坊になって一から人生をやり直すか、勿論前世の記憶なんてないわよ?二つ目は天国へ行くか、天国って言ってもおじいちゃん達の日向ぼっこしてる様な場所よ?娯楽なんてないし…エッチィことも出来ないし…」
そっと耳に吹きかけてくるなよ。感じちゃうだろ!どことは言えないけど!
「へーやっぱそんな感じなのかー、まあ、天国で」
だから何でこんな落ち着いていられるの俺!?ヒステリックモードにでも入っちゃった!?
「ちょ!ちょっ!いいの!?本当にエッチな事が出来ないしゲームセンターとかも無いのよ!?」
急に口調が変わったな。神聖な空気が一気に壊れたぞ?
「いやーもう、ノーンビリ暮らそうかなって思ってな」
まあ、他にも、自分という存在が確実に抹消される生まれ変わりっていうのが嫌なだけっていう理由もあるんだよね。
「まだ一つ選択あるのよ!?」
「聞かせてください」
あ!やっと素になれた!今までの奴なんだったんだろ?今度またあんな口調にならないか不安だな…。
「転生特典を貰って異世界に行くってものなんだけど…」
「それで」(即答)
「切り替わり早いわねーあんた…」
似た者同士って奴だな。俺とアクアって女神さんは気が合うようで互いに合わないらしい。
自分の死因を聞いた後に、転生特典を選ぶ事にして、暫く考えていた時。
いやまあ、暫くの間自分の死因が情けなさ過ぎて呆然していた時間の方が長かったんだけど。
「もう早くしてくれない?つっかえてんの!アンタで時間費やしてられないのよ!」
明らかにさっきの女神様特有の優しそうなイメージはなく、これはもう完全に「まるで、ダメな、男臭い女神」略してマダオだな。え、強引?
女神なのにゲームやってる間に変な体勢になっちまう様な体勢になるのもどうかとも思うわー。あ、分かる人いる?
というか、天界とやらでコイツ絶対迷惑人だろ。こんな不真面目な奴俺が生きてきた世界でもいないな。いやいるにはいるけどこんなお客様相手にサボったりするやつではなかった…。
「じゃあ、ドラゴンボールの身体強化技をくれ、それだけで十分だ」
信じられるのは己の肉体っていう言葉を思い出したからな、この特典で。いや、ドラゴンボールに限らずにHUNTER×HUNTERのやつでもよかった気がするけど生憎、ドラゴンボールの方が詳しいのでそっちを選ばせてもらう。
「分かったわ、あ、一応言っておくけど、アンタ種族変更してないか超サイヤ人とかになれないけど良いわよね?まあ元々サイヤ人になるなんて面倒だからやんないけど」
「ああ、俺は地球人最強になろうとしてるからな、というか結局なれねぇのかよ普通に身体強化で良かったわ」
「そう、じゃそこに暴れないで立っててね」
「おう」
といい、俺も転生するときに暴れないでおく、なんかあったら怖いし。
そして、なんか、 俺の足元に神聖な雰囲気を醸し出す魔法陣的な何かがあって…
目の前の女神も集中してるのか、目を瞑ってなんか呟いているが何言ってるか分からないからもう聞き流しておく。
でも事件の発端はここからだったんだ。
「ぶぇぇぇっあくっしょい!!」
急にコイツがおっさんみたいなくしゃみをしやがった!
「ぁ」
「おい、今の「ぁ」って何?俺どうなるのねぇ!?」
「ご、ごめんなさい…よ、よく聞いてね…貴方を肉体の構成段階で構成してたときにね…その、失敗しちゃって…私も何があるか分からなくなっちゃった…」
「おいいぃぃぃぃい!!巫山戯んなよ!?お前それ!身体強化が役に立たなくなっちまうんじゃねぇのか!?」
「大丈夫よ大丈夫!きっと多分絶対に!先輩達が何とかしてくれるわ!」
「先輩だよりかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?」
俺は宙に浮いてて、意識が消えた。
気がつくとさっきとは全然違う風景が広がり、何処かの村の風景が広がっていた。
そして、さっきのあの駄女神の言葉を即座に思い出し、見てみると…
俺の体にはヒビみたいのがあった。いや怖えって。
はぁ…
「あった瞬間ぶん殴る」
そう決意と言う名の殺意を俺は体に染み込ませた。
穢土転生はチートですかね?封印系無ければ永遠に生き続けるってオリ主が正直めちゃくちゃ大変な目に合ってますけど。