私はこんな世界を破壊する!!!   作:希望の忍者

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※himaginさんの投稿作品意見を書いてくれて書きました。
意見とは少し違っていますが……
希望の忍者の投稿作品で初の『女主人公』です。
どうぞお楽しみ下さい

初回はセリフとかあまりありません。状況のナレーションくらいですのでご了承ください。

『仮面ライダービルド』の映画が公開されましたね
!!!ダークライダーである【仮面ライダーブラッド】はカッコイイと思ってしまいました。


プロローグ

とある少女の家族は両親と娘の少女と息子の弟と4人暮らしの家庭を築き、日々幸せな生活を送っていた。

父は宇宙飛行士でよく宇宙の特に星々についてを娘と息子に話してくれた。

母は父や子供たち....家族を支えてくれて家族も幸せだった。穏やかな日々が続けばイイなといつも家族が思っていた。

 

しかし、その幸せな生活は突如と“絶望”となって少女の幸せを奪った。

 

 

インフィニット・ストラトス....通称『IS』その開発者である篠ノ之(しののの) (たばね)が創り出した存在は、宇宙空間を想定して開発されたマルチフォーム・スーツである。

しかし当初は注目されず……そればかりか発表した会場が笑い場へと変わった。

しかしその中で父は笑わなかった。自身と同じように宇宙に夢を見……宇宙という未知なる可能性の場へと飛び立つ翼をあの篠ノ之束という少女はそれを創り出したんだと父は拍手を添えて称賛した。

 

たが、篠ノ之束はそれはまるで(あわ)れみだと読み取ってしまった。そして篠ノ之束は日本を射程距離内とするミサイルを配備された軍事基地の全てをハッキングし、2341発のミサイルを日本に向けて発射した。その約半数を撃ち落とした謎のIS『白騎士』……それを捕獲もしくは撃破しようと各国が大量に送り込んだ軍事兵器だが、戦闘機や戦闘艦などの大半は無力化され、従来の兵器を凌駕りょうがする『IS』の圧倒的な性能により、宇宙空間への発展から軍事兵器へと転換してしまい、各国の抑止力よくしりょくとなった………。

それが後に『白騎士事件』と呼ばれるようになった事件である。

 

更に『IS』には、 “女性にしか扱えない” という事であった。その欠点と旧型の兵器と人間の欲望により、男女の立場が変わり果て、男尊女卑(だんそんじょひ)ならぬ、女尊男卑(じょそんだんひ)風潮(ふうちょう)浸透(しんとう)してしまった。()()()()の正体とは他者を見下し支配欲に(まみ)れる『征服欲』であった。

 

 

そしてそれは少女の幸せを奪った事件の始まりでもあった。

 

 

『白騎士事件』には()()()()()。それも政府が蠢く悪意と真っ黒い欲望に満ちた陰謀が・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『白騎士事件』には隠された真実があった。

白騎士が撃墜したミサイルの破片や残骸が街に降り注いだのである。それにより重傷者死亡者が続失街にも甚大な被害が出ていたにもかかわらず、世間では被害は0と公表された。

 

しかし政府は、ISの性能に見入り……ISの被害者共々に莫大な大金で『白騎士』が引き起こした被害を()()()()()()()()()()()()()に契約金という名の口止めをしてしようと政府の考えであった。

少女はそれが赦せなかたった。少女は政府に猛反対したが、母は少女の暴走を止め政府の交渉を承諾し、莫大な大金を手に入れたのである。

少女は目の前が真っ暗になった。その金を受け取ると言うことは……大好きな父親の死を無かった事にするのと同義であるという事に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そして時は数年が経ち、少女は数年間....弟と共に母親から別居生活を送っていた。弟も……莫大な大金を手に入れ、幸せだった事も、私達も、父親を捨てた母親と一緒に居たくは無かった。

 

母からは学費や生活費は送られていたが、二人は母からの金は使いたく無かった。政府の金なんて父親の死を無かった事にした金なんて、家族の幸せを奪って忘れ去られた金なんて使いたくもなかった。

 

だから少女は、自身と弟の生活費を稼ぐ為にバイトを掛け持ちしながら生活したしていた。

弟も姉の負担を減らす為に物欲を減らし、自分が出来る事は自分でして、家事をしながら勉強に勤しんだ。

 

 

姉と弟は二人で協力し助け合いながら今の世界を生きていこうと決心するが…………姉弟の生きていく決意を世界の悪意は二人に更なる黒い絶望が襲う。

 

 

ある日少女は遅くなったバイト帰りに夜道を歩いていた。

今日は弟が料理当番だけど、食べる時は二人で一緒にと約束をしていたから、少女は急いで帰るのだが、

突如と黒ずくめの男達に少女は目隠しされ、拉致られてしまい近くの廃ビルに連れて来られると、

黒い悪意の絶望(欲望に満ちた男達)は少女の精神()身体(純潔)蝕んだ(犯した)

 

恐らく政府の暗部的存在に金と少女の情報を渡し、

少女は理不尽な暴力によって嬲られ、最後には少女の純潔をも奪ったのである。

 

男達の帰る際の言葉に少女は推測していた。

奪われた後に男共からの言葉に、少女は恐らく政府の暗部的存在が金と情報を使って雇い少女を犯したんだ核心した。

 

 

だが、少女を蝕む黒い悪意の絶望はこれで終わりでは無かった。その絶望とは・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女の最後の肉親とも言える大切な・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弟の死である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時を少し遡り・・・・

弟は姉との夕食の買い出しにショッピングモールへ行くも、そこでISにより女尊男卑へと浸透した女性が彼氏にフラれたという理由でショッピングモールに一時展示してあった日本製のIS...打鉄(うちがね)に騎乗し暴れ回りヒステイクになった女を鎮めようとするが聞く耳持たず、周りの人間特に男性を脅し始めた。そしてゲームをする感覚で男性達を打鉄の刀身で斬り殺し始めた。当然……男性達は死にたくない殺されたくないと必死で逃げるも、それは叶わない願いであった。そして弟は逃げ遅れた小さな子を庇って、そして女は弟を殺した。

 

姉がそれを知ったのは男達に嬲られ純潔を奪われ、フラフラと弟が待つ家に帰ろうとした電気屋のテレビで知った。

 

少女は絶望する中フラフラと彷徨い、気が付くと少女は父親がよく連れてってもらった宇宙博物館へと脚を踏み入れていた。

少女にとっては此処は家族の最高の思い出の場所だから、自身の辛さを抑える為に無意識の内に此処に来てしまったんだろう。

 

少女の大切な思い出や家族の絆や幸せな日々の日常も純潔も最後の家族である弟も……全てをISによって奪われたのであった。

 

「何で………何でISは私から大切なものを次々に奪っていくの???!!!!」

 

少女は頭を抱え心の底から自分の苦痛と悲哀と喪失感を叫んだ。

父親を白騎士(IS)に奪われ、

 

母親の家族を支え想う心を政府の人間(ISに見入りた者達)に奪われ、

 

弟の生命さえも奪った女尊男卑主義者(ISに酔いしれた者達)に・・・・

 

少女は世界に絶望し、世界を憎んだ。

 

 

「憎い....この世界が憎い!!!憎くて仕方が無い!!!もうこんな世界なんて壊れてしまえばいい!!!!私はこんな世界なんて要らない!!こんな世界を私は破壊したい!!!!」

 

少女は心から願った『こんな欲望に塗れた世界を破壊したいと』・・・・そしてそれは叶うきっかけを手に入れる事に繋がった。

 

『ほぉ〜〜この世界を破壊したいか....イイなお前』

 

「えっ!!?」

 

少女は突然の声に辺りを見回すも誰1人としていなかった。

 

『おい!!此処(ここ)だ!此処!!』

 

また声が聞こえた。辺りを見回しても()()()()()()()()()()()()、黒いパネルのような箱の入ったガラスケースの上に血の様に赫い()()()()()()()()がいた。それは生きているかの様に脈動していて、とてつもなく強い力を感じて、只者では無いと少女は察した。

 

 

「あなたは何者?いいえ....何?」

 

『ほぉ〜()()()()()()()()……その答えはある意味的を射ているな。ならば教えてやろう…… 俺の名は【エボルト】嘗て、火星の文明を滅ぼした。お前達人間で言うなら地球外生命体 異星人だ!』

 

「!!??」

 

少女の頭の中は混乱と困惑と驚愕の渦の中で渦巻いていた。当然だろう………家族を失った絶望の末に火星の文明を滅ぼした。地球外生命体が少女の目の前に居るのだから。

 

『それで?お前はどうしたいんだ?』

 

「どうしたいって、さっき“世界を破壊したい”って言った事?」

 

『そうだ!それはお前の本心か?それともそれは見栄を張っただけの嘘か?』

 

「違う!!!私はこの世界を破壊したい!!女尊男卑という欲望に塗れた世界が!!家族を奪ったISが憎い!!それは私の本心だ!!!!」

 

『ふふふッ……ハッハハハハ!!!! は〜〜そこまで自分の世界を憎む奴は初めて見たよ。イイだろう!俺が世界を破壊する力を与えてやろう……』

 

「・・・本当に?本当に世界を破壊する力をくれるの?」

 

『ああ....ただし条件として、()()()()()()()()()!』

 

「・・・生憎だけど、私の純潔は欲望に塗れた政府の男に奪われたけど?それでもいいの?」

 

『イヤ違う!そっちの意味では無くて、()()()()()()()()()を差し出せという意味だ。今の俺には体が必要不可欠だからな』

 

「そう言う事ね。わかった……この世界を破壊する力をくれるのなら地球外生命体だろうが何だろうが、私の体ひとつで手に入るのなら……くれてやるわよ!!だからこんな女尊男卑という欲望に塗れた世界を破壊する力を私にちょうだい!!!」

 

『ハッハハハハハハ!!!! やっぱりイイなお前。その世界に対する怒り、家族を失った悲しみ、そして女尊男卑に塗れた人間の欲望への憎しみの感情....気に入ったぞ!!!!』

 

 

そして少女の体に、地球外生命体・エボルトが宿った。

 

 

「うぐっ!!?? ぐッぅぅぅぅ!! うわああああああ!!!!

 

 

そして宿す事での激痛と苦し紛れに、エボルトを宿したことで少女に変化を(もたら)した。

黒髪だった髪が処女雪の様な白髪に変色し、黒かった眼は日本人とは掛け離れた深緋色(スカーレット)となった。

 

 

「は〜〜ッ……これからよろしくね。エボルト………」

 

『ああ、そんじゃっ……名前を変えなきゃな。』

 

「名前を変えるの?」

 

『んあ?当たり前だろ?じゃなきゃ新たなステージへ進めねぇじゃねえか?

それによ....過去の名前がバレたら色々動きづらくなるし不便なんだよ………』

 

「なら....“何事も強く固まった意志()は決して揺るぐ(動く)事がない”亡くなった父さんがよく私達に言ってくれた言葉を借りて………そしてあなたの名前をそれに因んで、

石動(いするぎ) 恵星瑠(エボル)という名にするわ………」

 

『そうか……ならよろしくな恵星瑠?』

 

「ええ。よろしくエボルト………」

 

 

 

 

 

それからの少女....恵星瑠は世界を破壊する為に、強くなる為に格闘技や戦闘を視野に入れた訓練を開始した。エボルトを宿したことで、【ハザードレベル】というものが恵星瑠の中で起こり、このハザードレベルを徐々に上げていくと……エボルトの力をコントロールできるようになり、より強い力を扱えるようになるとの事。だが、恵星瑠のハザードレベルはエボルトが宿っているから上げる必要性は無いのだが、恵星瑠はそれでもとの事で自身のハザードレベルの力を解放する為にレベルを上げるとの事。

………それを見たエボルトはその代用として、コブラフルボトルとトランスチームガンを恵星瑠に渡す。

それは『()()()()()()()()』と呼ばれるモノ。ISで言うと全身装甲(フルスキン)のマルチフォームスーツを纏う事が出来る装備である。

 

その名は【ブラッドスターク】

 

少女はハザードレベルを上げる為に時には激情任せになった事もあり、厳しく激しい訓練により、ハザードレベルは徐々に上がっていき、恵星瑠は【ブラッドスターク】を使いこなせる様になった。

 

そして、恵星瑠はエボルトに言われてある場所へと向かう。その先は・・・・ドイツで開催されるIS世界大会 モンド・グロッソである。

エボルトが言うには日本代表選手の織斑(おりむら) 千冬(ちふゆ)を見ておきたいそうだ。

それに、いずれは相手になる可能性もある人物だと理由で恵星瑠も見ておいて損は無いだろうと判断した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして恵星瑠が向かったドイツの地で、恵星瑠と家族の出来損ないと言われた少年と邂逅する事になるとは、この時はエボルトさせも思っていなかった。

 

◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇

 

 

第2回 IS世界大会モンド・グロッソ会場から数キロ離れた廃倉庫にとある少年が誘拐されていた。

誘拐犯の目的は、少年の姉である『織斑 千冬』の優勝妨害である。

少年の名は、織斑(おりむら) 一夏(いちか)

姉の織斑 千冬と兄の織斑(おりむら) 百秋(びゃくあき)の弟で、『織斑家の出来損ない』と言われていた。

その理由は……姉と兄が人よりも優秀だったから、天才と言われていたからであり、それに対して常に姉と兄と見比べていた事で周りからは出来損ないと言われていた。

どんなに努力しても……周りからは認めてもらえずそればかりか前よりも存在の否定の声が増したのであった。

 

そんなある日…ドイツの第2回モンド・グロッソにて千冬の応援の為にドイツまで訪れた時に思い知らされた。

一夏は今現在はとある港の廃倉庫の中にある椅子に縛られた状態でいた。そんな事になったのは遡ること数時間前………兄である織斑 百秋は未だに織斑千冬の観戦をしている途中であったが、俺はここには居たく無かったからこの場から出た。そこで待っていたのは黒いサングラスと黒いスーツを着た男性複数人であった・・・。どうやら一夏は織斑千冬の優勝阻止の為に誘拐された様で今は何処かの港の廃倉庫に居て、誘拐を実行した男性達とその中心にいる女性は誘拐に成功したと言っていて祝杯を上げていた・・・・それが今現在に至る。そんな時に作戦が不安なのか、1人の男が疑問を投げ掛けた。

 

 

「けど…良かったのか?此奴(こいつ)は出来損ないって言われている方の弟だぜ?」

 

「大丈夫でしょ…織斑千冬は弟想いって言うし、出来損ないの弟でも助けに来るわよ。」

 

 

誘拐犯達は出来損ないの俺でも助けに来ると言っていたが…(しばら)くしてそれは、全く違う結末となる

 

 

「おっ?!おい!?織斑千冬が決勝に出ているぞ!?」

 

「何ですって!?ちょっと!?ちゃんと政府には連絡は入れたのよね?!」

 

「あぁ…確かに政府に連絡を入れたぞ!?」

 

「オイオイ…じゃよ、織斑千冬は弟を見捨てたって事かよ!」

 

「ちっ!やっぱりアイツも所詮は女尊男卑の主義者かよ!!」

 

「じゃ・・・どうするんだよコイツは・・・」

 

女性「私達には顔を見られているし、何時救助部隊が来るかもわからないし、仕方がないわね・・・。」

 

 

誘拐犯の女性はフランスの第二世代ISである…疾風の再誕(ラファールリヴァイヴ)を装備し、銃口を一夏に向ける。

 

「残念ね・・・あんたのお姉さんも私と同じ、女尊男卑みたいだったようね……」

 

「(やっぱり…千冬姉も口ではなんとでも言える人間だったんだな。)俺はこの世界が憎い!俺は必ず!この世界を破壊してやるよ!!」

 

「そぉ…なら、怨むんなら貴方の姉と女尊男卑となった世界を精々(せいぜい)怨む事ね。それじゃさよなら」

 

 

そして、一夏は誘拐犯の女性を睨むように死んでも呪ってやるとの眼をするが……それを中断する者が現れた。

 

 

「そいつを始末するのは俺達が困るからやめて欲しいな〜」

 

「えっ?……」

 

 

死んだら怨念となってやる様な眼をした一夏が睨む眼をやめ、見開くとそこには……廃倉庫の入口の逆光に人影が居た。人影のシルエットからして少女だと思うが……しかし、先程の声は30代男性の声でおチャラけた口調にも関わらず、目の前に居る人影はどう見ても一夏と同い歳の少女であった事に疑問を持った。

さっきのは本当に少女からの声なのか?

 

 

「アンタ!....何者よ!?」

 

「俺が何者かって?まぁ……強いて言うなら、今からお前達を消す破壊者ってとこか?」

 

 

 

〈恵星瑠 視点〉

 

──本当は、織斑 千冬のツラを見に来たけど、誘拐の現場を見る事になるなんて、人生...何があるかわからないものね。

 

そう。恵星瑠は日本代表選手の織斑 千冬の観戦に来たのだが、途中で同い歳の少年が誘拐犯されている所を偶然見かけてしまい、ここで関係無いと見捨てれば……女尊男卑のようなクズと同じになると考え、恵星瑠は追跡した。

そして、現場に到着し、話を盗み聞きすると……どうやら誘拐した少年はあろう事か織斑 千冬の弟であった事。

たが誘拐犯達は『出来損ないの方の弟だと』言って助けには来ないと言う。暫くすると織斑 千冬が大会に進出していた事から、誘拐犯達は作戦は失敗だの、織斑 千冬も女尊男卑の人間だと好き放題言い……

そして誘拐犯の女性が資料で確認した事のあるフランス デュノア製第二世代ISの疾風の再誕(ラファールリヴァイヴ)を装備し、装備してある銃口を誘拐した弟へと向ける。

恵星瑠のは相手を最後まで睨んでいる眼に世界に対する怒り憎しみの眼を宿している様に感じ、恵星瑠は織斑 千冬の弟を自身側に引き込もう考えた。

 

最初に、恵星瑠はエボルトの声を借りて喋っている為、声だけは30代の男性になっている為……誘拐犯達から見て少女からの声とは思えず30代男性が声を発し、隠れていないか辺りを警戒する。

 

 

(さてと、とっとと邪魔な奴等は片付けますか………)

 

COBRA(コブラ)!】

恵星瑠はエボルトから渡されたトランスチームガンにコブラフルボトルを差し込み、トランスチームガンからの音声が鳴ったらある言葉を口にする。

 

蒸血(じょうけつ)!」

 

MIST(ミスト) MATCH(マッチ)

トランスチームガンの銃口を下に向けてトリガーを引くと黒い煙が恵星瑠を包む様に立ち、恵星瑠はその中で人影が徐々に形を変えていく。

 

CO() CO() COBRA(コブラ)!!

COBRA!! FIRE(ファイヤー)!!!】

そして、煙が晴れると同時に周りから花火が打ち上がる。

 

 

そこに居たのは……全身装甲とも言えるものは血のように赤いワインレッドで、体の幾つかにパイプラインがあり、顔のゴーグル状の部分と胸部の装甲部分には“コブラ”を想わせる意匠が見られる。

 

 

「ぜッ!!?全身装甲のIS!!??」

 

「おいおい、残念だがこれはISという....そんな()()()()じゃねぇんだな」

 

「なんですって!!?神聖なISをガラクタ呼ばわりするなんて、アンタホントに何様よ!!」

 

「ああ?さっき言っただろ?お前達を消す破壊者だってな!!」

 

「来るぞ!構えろ!」

 

「遅い!!」バキューン バキューン バキューン

 

コブラのように地を素早く這う様にしかも残像を作りながら移動し、銃を向けて来た誘拐犯達(IS乗り以外)にトランスチームガンの早撃ちで銃を使えなくし、無力化する。

 

 

「ぐッ!?」「がッ!!」「う"ッ!!クソぉぉぉぉ!!」

 

「ちっ やっぱり男は使えないわね!退きなさい!私のISで始末してあげるわ!!」

 

「ふっ...やってみろ!」

 

IS乗りの誘拐犯は周りの男達を使えない者と罵倒(ばとう)し前に出るが、恵星瑠(ブラッドスターク)にとっては死に急ぎに来たようなものであった。

 

 

 

最初は誘拐犯の銃がが乱射するも恵星瑠はヒラリ ヒラリと避ける。誘拐犯は乱射して当たらない事に苛立ち、冷静さを保てなくなり……銃口が乱れ辺り構わず乱射し、このままでは誘拐犯の仲間は兎も角...織斑 千冬の弟に被弾してしまう可能性があった為ブラッドスタークは誘拐犯の

疾風の再誕(ラファールリヴァイヴ)の銃弾攻撃を装備していた近接用の武器の《スチームブレード》で斬り裂き、

IS乗りの誘拐犯はその出来事に惚け、致命的な隙へと繋がった。

 

 

「終わりだな!」

恵星瑠は惚けた誘拐犯の懐まで残像を作り出す地を素早く這う様に移動し、

 

【アイススチーム!】

氷の冷気で誘拐犯の動きを封じ、ISも氷結の対策はしておらず、出力がダウンしとようだ。

 

【エレキスチーム!】

電気を帯びたスチームでISの機体やシールドエネルギーに感電性のダメージを与え、誘拐犯はISの感電に制御不能な状態へと陥り、

 

【デビルスチーム!】

暗黒の様なスチームを纏った最後のスチームブレードの必殺技で動けなくなり絶望の表情をした誘拐犯を斬り裂き、

ISは爆発し大炎上する。

 

 

最強兵器と思っていたISが目の前のわからない者に破壊され、誘拐犯達は戦意喪失され、逃げることすら頭に入って来なかった。

しかし、大炎上から離れた所に・・・・

 

「ぐッ....ち"っち"き"し"ょう"………」

 

IS乗りの誘拐犯がいた。どうやら爆発する直前にISから脱出したようだ。神聖なISと言っていた割には爆発するとわかって手放すとは、やはり所詮アイツも自分の命は惜しいようだ。

 

IS乗りは重症ながら立つのがやっとだと言うも、辛うじて生きていた。そんな様子を見て、ブラッドスターク(恵星瑠)は・・・・

 

 

「んッ?何だ……まだ生きてたのか?」

 

【COBRA!!】

再び、トランスチームガンにコブラフルボトルをセットし、

 

STEAM(スチーム) BREAK(ブレイク)

トリガーを引くとコブラを模した。弾丸が発射され、

 

【COBRA!!!】ズキューン バババン バババン ズキューン

誘拐犯に命中する。

 

「キャアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

 

 

恵星瑠は瀕死のダメージを受け解除された誘拐犯にトドメをさし、IS乗りの誘拐犯は断末魔を上げながら爆発し、消えていった。

 

 

「じゃっ....残りも始末するか………」

 

 

〈一夏 視点〉

 

一夏は突然現れた者が全身装甲のISを身に纏ったが、纏った本人はISでは無くしかも、ISをガラクタ呼ばわりしていた。

 

 

 

 

 

ブラッドスターク(恵星瑠)は残りの男の誘拐犯達に両腕を向けてると両腕から伸びる蛇の尻尾状の触手で相手を牽制し、触手を突き刺しその先から紫色の毒ようなものを注入する。

すると……男性誘拐犯達が徐々に紫色の粒子となって、跡形も無く分解して溶かしてしまった。矢張り毒でしかも....思っていた以上の強力な猛毒を注入したようだ。

 

 

 

 

そして、一夏を助けた者は、ゆっくりと一夏の方へ来て装甲を解除するとそこには、やはり一夏と歳は同世代の女の子が居た。

一夏は声からして30代の男性かと疑問思っていたから腑に落ちない所であった。

すると今度はさっきまでの男性の声とは違い、同世代の少女の声で自己紹介をしてきた。

 

 

「私の名は石動(いするぎ) 恵星瑠(エボル)よアナタは?」

 

「俺は、一夏....織斑(おりむら) 一夏(いちか)。」

 

「そう。あなたがさっき優勝した織斑千冬の弟ってわけね?」

 

「ああ。だけど千冬姉は俺を棄てた。弟である百秋(びゃくあき)を選んだ。なんせ俺は……織斑家の出来損ないと言われ続けたからな。」

 

「ふ〜ん。一応聞くけど、アナタはこれからどうする?」

 

「わからない。俺にはもう生きる目的が失ってしまったから、どうすればいいのかわからないんだ!」

 

「そう。じゃあ私の目的を言ってあげる。私の目的は、

()()()()()()()()()()よ」

 

「ッ!!??世界を破壊するだって!!??」

 

「そう。と言っても、地球を滅ぼすような事じゃ無くて……ISによって女尊男卑へと醜い欲望が渦巻く社会となったのが世界と言うなら……その世界を破壊することね。」

 

「さっきの口ぶりからだけど、お前はISを嫌っているのか?女性しか動かせないISを………」

 

「ええそうよ。私はISが嫌い。ISは私から大切なものを奪った。ISは人の女性の醜い部分に触れそれを剥き出しにする。最初は宇宙進出の目的だったけど、今や世界大会の種目目的や最悪軍事兵器目的に使われている憐れな道具。

だから私はISとは違うチカラを手に入れた!」

 

「ISとは違うチカラ?」

 

「そう。このチカラは指図……『ライダーシステム』と言われるチカラね」

 

「ライダーシステム....ISとは違うチカラ……」

 

「ええ。私はこのライダーシステムで、世界を破壊する!」

 

「・・・・・・俺にもそんなチカラがあれば変えられるのかな?出来損ないと言われた俺に………」

 

「・・・・ならば、私があなたに()()()を与えたあげるわ。出来損ないと言われ続けた奴らなんか虫ケラにも及ばない程のチカラを・・・・」

 

「俺に、チカラをくれるって言うのか?だけど俺は出来損ないと言われた人間だぞ?」

 

「ええ。ただし....あなたにチカラを受け入れられる器なのかは、あなた次第だけどね。

それに、私と共に来るってことは……この世界を破壊に協力するってことよ?

どうする?チカラを手に入れたい?なら・・・

私と共に来て世界の破壊に協力するのならあなたの意志で、私の手を掴みなさい!!」

 

 

そして、少女は少年に手を差し伸べる。少年は少しばかり俯いて考えるがスグに少女の目を見て決意する様に……少女が差し伸べた手を掴む。

 

 

「それが君の答えだね?」

 

「ああ。俺にチカラをくれ!!たが俺は、アイツらの復讐の為に生きるんじゃない!!俺自身の為にチカラを手に入れて生きるんだ!!」

 

「ふふふっ……イイわね。あなたのチカラを欲する目的とその眼……さぁ君は新たなる一歩を踏み出す為に今までの事を捨てて新たな道を進もう!私と共にね!!!」

 

「新たな道って具体的には?」

 

「そうね。先ずは新しい名前を付ける事ね?

私から新しい名前を付けてあげるわ!そうね・・・・

一夏……アナタは今日から“万龍(ばんりゅう) 一夏(いちか)”という新しい名前で私と共に来なさい!!」

 

「万龍 一夏………ありがとう。俺に新しい名前と人生をくれてありがとう!」

 

「ふふっ……さぁッ!!行こう!!万龍一夏!!二人でこの欲望に塗れた世界を破壊して作り変えましょう!!!」

 

「ああ!!!行こう!!恵星瑠!!!この世界を破壊する為に!!!」

 

エボルは一夏に今一度誘いの手を差し伸べる。一夏はその手迷うこと無くを掴む。

 

 

そして地球外生命体・エボルトを宿した少女は

出来損ないと周りから言われ続けた少年に手を差し伸ばし、少年は決意を固め少女の手を取り世界を破壊する為の一歩を少女側へと引き寄せ歩ませた。




女主人公の変身する仮面ライダーはオリジナルライダーで、『覇王龍』さんが 意見を出してくれた
【仮面ライダーブルーギャング】や【仮面ライダージョーズ】を出そうと思っています。
一夏の変身する仮面ライダーは【仮面ライダークローズ】シリーズにしようと思っています。
しかし、それは学園の在庫している時で、
裏では女主人公は【仮面ライダーブラッドスターク】で
一夏は【仮面ライダーナイトローグ】等の仮面ライダーにしようと思っています。
言わば表裏のある仮面ライダーですね。

姉の存在である織斑千冬と篠ノ之束とその妹である篠ノ之箒どうしましょうか?
アンチ対象にしましょうか?一部を救済して残りをアンチ対象にするとか?

因みに少女の容姿は、イメージとしては、
エボルトが宿った感じは、桐生戦兎がエボルトに乗っ取られたみたいにしました。
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