異世界召喚に巻き込まれた俺は10人の神への復讐を誓う   作:小山 しんめい

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ハーメルンには初投稿となりますが、【小説家になろう】には投稿しています。
まだ初心者なので、意味不明な点が多々あると思います。

誤字や分かりづらい箇所がありましたら、ご指摘を頂けると助かります。


プロローグ

 2XXX年

 

 VRMMORPG【Endlessfantasyworld】

通称【エンワド】

 

 自分の意識を仮想世界に飛ばしてプレイするこのゲーム。ゲーム名にファンタジーと書かれているので分かると思うが、戦う術は剣や魔法。

 建物や船を建造したり、剣や防具を作る鍛治が可能で、家具なども作る事が可能である。

 

 もうひとつ、このゲームの面白い所は現実世界の遺伝子情報が多い程、アバターの性能が上がるというものだ(現実世界で鍛治を経験した事があるのなら、この世界で作る剣や防具等が通常よりも性能が高い等)。

 

 勿論、ゲームマスターも存在している。

そのゲームマスターの名はコバルト、本名は新山 玄海 男性 年齢89歳。この老人は、第三次世界大戦において大活躍を果たした。

 

 では、何故そんなおじいちゃんがゲームマスターをしているかと言うと……彼は、幼少期からずっと人のいない山奥で育ってきたせいで、ゲームや漫画といった娯楽に触れていないのだ。ここから少し、彼の過去の事について説明していこう。

 

 

 山奥で育った彼は、18を過ぎた頃、戦争に駆り出されることとなった。その時、彼は生まれて初めて娯楽文化に触れた。彼は、娯楽に触れて決意した。

 

 戦争で必ず生き残って、たくさんの娯楽に触れてやる……と。傍から見ればしょうもない理由かもしれないが、それでも彼にとっては大きな理由だった。

 

 彼は、軍人としての教育を真面目に受け続けた。山奥で育った事が幸いして、とてつもなく運動神経が良かった。それに、彼は山菜や野菜の育て方等の知識はあるが、それ以外は何一つ知らなかった。それ故に、彼は覚えが早かった。

 

 特に剣術は、とてつもない速度で上達していった。そんな彼が20の時、初めて戦場へと行く事となった。彼が送り込まれた戦場は、圧倒的劣勢。

 

 ここで勝たなければ、帰って娯楽を楽しむ事も出来ずに死んでしまう。

 

 そう思った彼は、両手に刀を握り単身で突撃していった。敵の弾丸が身体を掠れたり、時には戦車の弾が飛んでくる事もあった。だが、彼は止まらなかった。ひたすら前を睨みながら、敵に向かって突撃していった。

 

 彼は、自らに飛んでくる弾丸を斬り、かわしながら、敵に突撃していった。その時の彼の脳、身体への負担は凄まじいものだろう……だが、その負担を押し退けるだけの理由が、彼にはあった。それは、娯楽だった。

 

 そんな彼が、敵の陣取る場所へと侵入すると、目の前にいる敵を、ひたすら刀で斬り捨てていったらしく、その時、彼は笑っていたらしい……。らしい、と言うのは彼自身が、その事を覚えていないからだ。

 

 これは、彼の戦闘を見ていた。と言う者が言っていた事なので、確証には至らない……戦争関連の文献は一部しか残っていないのだ。その、数少ない過去の文献を探すと、証言と類似した物がいくつか出てきた為、恐らく真実なのだろう。

 

 

 とまぁ、そんな理由で、彼は数々のゲーム、アニメ、漫画に没頭した結果。戦争の時に得た大金を使い、ゲーム制作会社を立ち上げた。そこで作ったゲームが【Endlessfantasyworld】である。

 

 そんな彼が、【Endlessfantasyworld】のゲームマスターをしているのだ。良作にきまっている。

その【エンワド】は、今、世界で最もプレイされているゲームとなっている。

 

 

 【総本部】

 

【総本部】そこは、このゲームのゲームマスターの住まう拠点であり、ゲームマスターのギルド名でもある。総本部のマークは、子供が描く様な太陽を想像してくれ。

 

 その太陽の真ん中の丸から少し間隔を空けた所に、円を描いただけ、そんな簡単なマークである。

 

 ゲームマスターの彼は、いつも通りにゲームマスターとしての仕事をこなしていく。まぁ、バグなんて滅多に見つからないので、主にゲーム世界の執務室の椅子に座って、この世界の様子を確認しているだけだ。

 

 

 総本部には、侵入者対策として【眷属】と呼ばれるLv100のNPCが八人いる。何故、侵入者が入るかと言うと、総本部には宝物庫と呼ばれる部屋があり、その部屋には課金ガチャの景品となる武器や防具に魔法道具(マジックアイテム)、それに、魔法が書かれた魔術書なんかもある。

 

 侵入者が、入ってこない訳がない。ちなみに、過去に30万人ものプレイヤーが攻めてきたこともあったが……残念ながら【眷属】にやられてしまった。

 

 このゲームは、レベルが上がりづらい。最もレベルの高いプレイヤーですら、Lv79である。

 それ故に、武器や防具、魔法の数が多い訳でして……ちなみに、コバルトはLv100である。更に、スキル【上限突破】と言うものを持っている。

 

【上限突破】

最大レベル100に到達した際、最大レベル100にプラス100まで育てれる様になる。

 

 Lv100(+0)→Lv100(+100)ここまで上げられる様になるよ〜。とまぁ、こんな感じである。なんとなく分かるだろうか?

 

 レベルが上がる程、スキルを覚えられる数や質が上がる。このゲームは、あまりスキルは多くない。理由は、一定までレベルを上げて、後はスキルに頼る。そんなプレイヤーが出てこないようにする為だ。

 

 つまり、このゲームで手っ取り早く強くなる為には……。

 

 1つ目は、現実世界で色んなことに体験する事。

 2つ目は、ゲームの腕を上げる事。

 以上の2点である。

 

 

「うん、今日も【エンワド】は平和ですなぁ〜」

 

 なんて、コバルトは呑気な事を言うと、執務室の扉を開けたその時だった。

 突如、コバルトを謎の白い光が包み込んだのだ。

 

「うわっ……!?」

 

 コバルトは、眩しい光を遮るために腕で目を隠すと、コバルトはギュッと強く目をつぶる。

 それでも、ほんのりと光が見えている。

 そこで彼は、自分の記憶が抜けていく感覚を覚えた。

 

 

 な、なんだ一体……何が起こったんだ……?

 うっすらと見えていた、白い光が消えたのを感じると、彼はゆっくりと目を開けた。

 

 目を開けると……そこは、何も無い黒い空間だった。そして、彼の目の前には子供から老人まで、様々な年齢の人が10人。

 その一人一人が、とても豪華な椅子に座っていた。




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