朝まで授業Chuです!   作:ひきがやもとまち

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今できてる分のラストの回です。一区切りつける為なのか一番エロい方だと読んでいて思いました。(普通のエロ作よりかはアホらしいだけでしたけども)


第2夜「いけないコトした先生のお尻をペンペンされちゃいました♪」

(あー、あー、私にはなんにも聞こえなーい。聞こえないったら聞こえなーい)

 

 背中の方から聞こえてくる騒がしい騒音に、目と耳と心を閉ざすことでスルーしながらも、鷹羽理沙の心はちつに乱れまくっていた。

 

 そもそも、おかしいのである。

 

 

(問題行為のある先生の監視役に生徒が選ばれるのは・・・・・・百歩、いや、一万億歩譲って妥協してあげてもいいんだけど・・・なんなのよ! あのハレンチ行為の連続は!

 わざとじゃないハプニングだとしても許されるレベルを超えすぎちゃってるでしょーっ!?)

 

 

 心中で叫び声のような悲鳴をあげながら、鷹羽理沙が思い出すのは今日の昼間に綾奈先生と出会ってから今までの数時間に満たない短時間で起きてきたエロハプニングの数々についてだった。

 

 

 女の子同士で共同生活するからには恥ずかしさを耐えなくてはならない場面が出てくるから「今の内に慣れておきましょう!」と、スカートのホックに手をかけて教え子の前で下着姿になり、「恥ずかしさを耐えあう特訓」と称して理沙のスカートにまで手を伸ばしてくる。

 

 入浴時には、「生徒と先生が同室で同棲をしているだなんて思われたら鷹羽さんの将来に関わります! ですからごく自然に見られるよう一緒にお風呂に入りましょう!」などと本末転倒な提案を力強く力説してきて、なし崩し的に一緒に入る羽目になった。

 せめて他の生徒たちとカチ合わせしないよう、込み合う時間だけでもズラす工夫をしてみたのだが、よく考えなくても一緒に入らなければすんだ話である。

 

(・・・あげく、「この学校は女子寮で男の方はいらっしゃいませんし、女性だけで生活しなくてはいけない場所でもあります。共同生活をしていく上でお互いのことをよく知っておかないと色々と不都合なことがあるかもしれませんし・・・」ーーってぇ、女の子同士で背中の流し合いっこは普通の女子校でもやってないわよ! あやうく流れで騙されるところだったじゃないの!)

 

 お風呂場であった百合百合恥ずかしすぎるハプニング内容を思い出してしまいそうになり、理沙はあわてて心の壁の厚さを増した。・・・これでもう安心、ATフィールド並だ。

 

 安心してゆっくり寝られ・・・る・・・・・・・・・。

 

 

「すー、すー・・・。う、うぅん・・・・・・」

「・・・・・・っ!?」

 

 耳元から色っぽすぎる寝息が聞こえてきたので慌てて瞼と心を開いて後ろを振り返った理沙が見たのは、ドアップにまで迫ってきていた綾奈先生の寝顔シーン。

 ・・・少しだけ視線を下におろせば、大きな二つの丸いメロンがそれぞれ別々のタイミングで揺れていて、なんかムカついたから直ぐに視線を先生の顔に戻して固定してしまうことにする。

 

 

 ・・・元来、寝相が悪い人なんだろうか? 最初の寝てた場所から理沙の方にしなだれかかるように迫ってきている。

 

 あるいは、お気に入りのぬいぐるみを抱きしめながらじゃないと眠れない癖の持ち主なのかもしれない。

 熊の人形に抱きつくようにして、足を絡ませてこようと動かしながら手錠に阻まれて上手くできないでいる。

 

(・・・ひょっとして、おトイレに行けるようにして欲しいって言うのは、『ぬいぐるみがないと眠れない』ことを生徒相手に白状するのが恥ずかしかっただけなのかしら・・・?

 だとしたら私も悪いことしちゃったし、た、多少のハレンチさは見逃してあげるしかないわよね。責任がある身として)

 

 彼女自身も元来から責任感が強く、委員長気質な気配り屋さんな性格の持ち主なので、「自分のほうが悪いことをしてしまった」と感じたときには色々と寛大になりすぎてしまう悪癖を持っていることに気づいていないものだから、しばらくのあいだ理沙抱きぬいぐるみの代わりとして、眠っている綾奈先生のオモチャになることを教授しようと決意してしまったのである。

 

 

 理沙が抵抗しなくなったことを知る由もない睡眠中の綾奈先生は、寝返りを打ちながら理沙との距離をさらに縮めてくると本格的に抱き人形として抱きつくために、塞がっている両手の代わりとして強く強く身体を押しつけてきた。

 

 

「ん・・・はぁ・・・あぁ・・・・・・はぁ~」

(当たってる! 当たってるわよ! 先生のデカすぎるのが私の背中に当たってますから! ーーーって、嫌みか! このデカパイ!(`ε´)!!)

 

 柿乃坂家が熟成させて実らせることに成功させた、天然生搾りバスト94cmを押しつけられて、その感触を直に背中で味あわされた理沙は、同性であるとは言え余りのデカさに変な気分にされそうになって大いに困り、慌てふためく。

 

 

 さらに先生の行為はエスカレートしていく。

 

「は・・・あ・・・んぅぅ・・・・・・・・・んんぅっ!」

 

 こすり上げるように胸を押しつけては戻し、また押しつけては戻しを繰り返していく内に暑苦しくなったのか布団から外へと出ようとし始める。が、両手が塞がったままでは全身が出ることはベッドからでないと無理だし、そうしたらベッドから床へと落ちてしまう。

 

 仕方のない結果故なのか、綾奈先生は下着一枚しかまとっていない下半身だけでも外に出して、自由を確かめるようにパンツに包まれてるお尻を高く掲げて伸びの代わりにしようとしている。

 

「・・・ん・・・んぅぅぅーーーーーーーーーっっ!!!!」

 

 お尻をバックに突き出したとき、必然的に上半身が前にでる力も増幅される。

 強さを増した理沙の背中に押しつけられる力が増したことにより、綾奈先生の放漫なバストを覆っていたパジャマのボタンは摩擦の末に耐えきれなくなって弾け飛ぶ。

 

 そしてーーーー

 

 ぷるるるん♪

 

 

 まろび出る二つの巨大な双丘。ーーもうコレ、自分のとは違う別の気管かなにかなんじゃないのと思いたくなる、桁外れのデカさ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 理由もなく理沙は無性に腹がたったので、思わず眠っている相手の胸を鷲掴みにして振り回してやろうかという凶暴な衝動に身を任せたくなってしまう程のデカさなのである。

 

(・・・落ち着け私。あれは贅肉、脂肪の塊、お肉の塊。あんなのはただの飾りで、殿方と男の子たちにはそれが分からないだけ。私の考えはいつも正しい。ーー胸については特に)

 

 ーー彼女の名誉のためにも説明しておきたいのだが、彼女のも結構大きく84cmある。小さいわけでは決してない。

 

 ・・・ただまぁ、女の子として自分よりデカすぎるのをこれ見よがしに見せつけられると色々と思うところがあるのである。

 

 

(ーーそうよ! すべては巨乳が悪いのよ! 私のは小さくないの! 巨乳がデカすぎるのがいけないだけなんだから!

 貧乳が悪だったとしても、私は小さくないから悪くなーーーーーちょっと!? いきなり何し始めてるんですか先生!?」

 

 心の声から始まったつぶやきは、最後には黄色い悲鳴として口から外に出しまくられていた。

 

「ああっ!? ダメですぅ! ダメですよぅ! こんな事は行けません

 ダメなんですぅぅぅぅぅっ!!!!! あ、あははぁぁぁ~っん♪」

 

 なにか怖い夢でも見ているのか、助けを求めるように力強く抱きつこうとしてきて、両手が塞がってるから、胸を全力で押しつけまくってくると言う暴挙に訴えられてしまった理沙の理性は為す術もなく蹂躙されていく! 牛のようにデカすぎる乳によって!

 

 

(こ、コレもう私が悪いから責任取ってで我慢できるレベルを越えすぎちゃってるんだけど!? ダメなの!? これでもまだ私は我慢しなくちゃいけないの!? マジでウチ切れする五秒前だったら五時間ぐらい前に過ぎちゃってるんですけどもぉっ!?)

 

 怒りメーターと恥じらいメーターが振り切れる寸前のまま、懸命に決壊を防ぎながら理沙は激しく運命の皮肉と小悪魔のみが成すことのできる悪意ある偶然を呪っていた。

 

 だって、普通だったらあり得ないことだから。

 

 両手を背中で拘束されたまま『パンツ丸出しで』迫ってくることも。

 『ノーブラだけどパンツは穿いてる』巨乳教師のパジャマがはじけて剥き出しの胸を押しつけられることも。

 

 どちらも共に、『手錠で両手の自由を奪われたままでは不可能』な神業。

 それを眠りながら悪夢にうなされつつでも実行できる人間がいるだなんて、いったいどんな奇跡的確率でおきる悪意ある偶然がーーーーー

 

 

 

「・・・・・・ん? あれ、ちょっと待って。それって、おかしくないですか綾奈先生?」

 

 

「あぁ~ん♪ あぁ~ん♪ エッチな悪夢にうなされて先生が生徒に不可抗力で~♪

 ーーって、何か言いましたか鷹羽さん? 先生、生徒からの質問はいつでも受け付けますよ♪ ・・・はっ!?」

 

 

 致命的な相違点に(ようやく)気づいた理沙が委員長気質から発作的に質問を放ってしまい、色ボケだけど先生として生徒に向ける愛情に嘘偽りのない綾奈先生は本能的に答えてしまって、ジト目の理沙と見つめ合う窮地に陥ってしまう。

 善人だけど色ボケで、付け加えるならバカだったから。

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「え、えーと・・・・・・。ーーーーあ、あはぁ~ん♪ 寝言がぁ~♪ 譫言がぁ~♪ 夢で見ているエッチな夢の中でしている会話がぁ~♪ 現実の先生だったら絶対に言わないようなエッチなワードを連発しちゃってる~♪

 だからこれは不可抗力ー♪」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 しばらくジーッ、と綾奈先生の晒し始めた恥態というか、醜態と言うべきなのか微妙な行動を眺め続けていた鷹羽理沙は、無言のままベッドから立ち上がって『準備を始める』。

 

 私物として自室から持ってきていた色々な道具の詰まった袋ーー先生から絶対にあけちゃダメですからね!と言われている奴ーーへと歩み寄っていって中身をあけて物色し始めた理沙の後ろ姿を薄目をあけて見ていた綾奈先生は、恐怖に顔を引き攣らせていた。

 

 それはダメよ、いけないわ。

 それは開けたら世界が混沌に包まれちゃうパンドラな袋であって、先生自身が名付け親として命名した名前だと『いつでもどこでも、入れたり出したりポケット』なんだから絶対に開けてはいけないわ。開けちゃったら世界が滅びちゃったりなんかしちゃうかもしれないんだからね!?

 

 

 ジャーーーーーーーーッ。

 パカッ。

 

 

 ・・・でも、開けちゃった今になって「開けちゃダメだったのに!」なんて言うのは教育者として失格よね。子供は間違いを犯すものなんだから、先生は子供が間違えたときに叱ってあげて、正しい道に戻れるように説教して上げなくちゃ!

 

 そう決意した綾奈先生は、感情を失って暗い瞳になり、幽霊みたいな足取りでベッドに戻ってきている鷹羽さんをキッ!と厳しい瞳で睨みつけてからキツい口調で叱りつけてあげた!

 

 

 ・・・お尻を高々と上げて、パジャマの上着をほとんど脱ぎ捨てたままノーブラの乳首を理沙の使っていた枕に押しつけながら、自分の持ってきた手錠によって自分自身が両手両足を繋がれている状態で。

 

 先生の背後に立った理沙からは、自分の穿いてるパンツに絵入りのポップ体で描かれているプリント文字がハッキリと読み上げられるような体勢のまま、毅然とした態度で堂々と!

 

「鷹羽さん! 先生ちゃんと言いましたよね? その袋は開けちゃダメですよ!って。

 それなのに開けちゃうなんてヒドいです! 最低です! プライバシーをなんだと思ってるんですか!? 人の嫌がることを進んでするだなんて、先生そんな悪い子になるよう育てた覚えはありませんよ!!」

 

 

 ーーーさて、ここでパンツに書かれている文字を、声に出して読み上げてみようか。

 

 

『Lets! SPANKING!!』

 

 

 

「鷹羽さん! あなたには女の子としても! 鳳梨学院生の一人としても!

 慎み深さが足りていません! もっと恥じらいを持つようにしなさい!

 でないと将来、先生みたいに立派な淑女にはなれませんよ!?」

 

 

 ブチ。

 

 

 

「アンタにだけは言われたくないわ! この変態エロボケレズ女教師ーーーーっっ!!」

 

 

 ぴしぃぃぃぃぃぃぃぃっっん!!!!!

 

 

「アハァァァァ~~~~~~~~~~ッッン♪ いた~~~~~~~~~~っっい♪

 生徒にお仕置きされちゃう惨めな先生の屈辱的カイカ~ン♪♪

 先生やってて本当に嬉し~~~~~~~~~ッッい♪♪♪♪♪」

 


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