少年の異世界戦記~ハイスクール D×D編~ 作:クロイツヴァルト
ライザー戦から数日過ぎ、眠りの森に戒翔は戻って来ていた。
「それで、漸くあのユニゾンデバイスの子は目を覚ましたのか?」
「はい。 精神汚染も見られたので今まで深い眠りにありましたが治療ポッドの御蔭で無事に目を覚ましました。」
アインスの後ろに隠れる様にして栗色の髪の少女が戒翔を恐る恐る様子を見ていた。
「大丈夫ですよ、我が主はサクラの前の主と言うのも烏滸がましい輩とは全く違うのですから。」
「う、うん。」
そしてアインスの後ろから恐る恐る出て来たサクラの格好は薄手の淡いピンク色のワンピースを着ていた。
「・・・ベースはCCさくらか?」
「はい。 えっと・・・」
「あぁ、俺は御坂戒翔。 時の御子にして危険な思想を持ったり著しく悪影響を及ぼす転生者を狩る存在だ。 後は歪んだ世界の修正もしている。 簡単に言えば使徒の様な物だな。」
「ほえぇぇぇぇ!? か、神様の遣いなんですか!?」
戒翔の言葉に驚きの声を上げるサクラに戒翔は苦笑し
「大それた肩書だとは思うが、そこまで驚く事か・・・いや、驚くか。」
「我が主、それよりも」
「っと、そうだったな。 サクラ、キミの前任者は俺が消してしまったが、キミはどうしたい?」
「はい?」
「このままここで暮らすのも良いし、俺と契約するのも良い。 前者なら君の体を人間と顕色ない物に変えて日常生活を送れる。 後者ならば俺と共に戦ってもらう。 時間はゆっくりとあるから考えて答えを出して欲しい。 答えが出るまでの生活の補助はアインスに任せる。」
「畏まりました。」
そして、その時
「戒翔様! 大変です!」
「ひっ!?」
レイナーレが慌ててリビングに入ってくる。 そして、その際にサクラは短い悲鳴を上げてアインスの後ろに隠れてしまう。
「どうした、そんなに慌てて」
「そ、それが・・・オカルト研が襲撃を受けました!」
「・・・なんだと?」
「今、カラワーナとミッテルトにドーナシークが向こうに行って怪我人を此方に移送する準備をしています。 ですが・・・」
「どうした? 他に何か問題が起きたのか?」
「そ、それが・・・襲撃を受けたオカルト研メンバーの中にリアス様の姿が見当たらないのです」
「・・・なんだと!?」
レイナーレの報告に思わず席を立つ戒翔の目の前に戒翔のメンバーのみが扱う移送方陣が展開され、そこからグレイフィアが現れる。
「グレイフィアか、今そっちに連絡をしようとしていた所だ。 オカルト研が襲撃されたと報告を今しがた受けた所だが・・・どういう事だ?」
「先日執り行われたレーティングゲームはライザー様が有力貴族である上級悪魔達に先のレーティングゲームは戒翔様の不正であったと陳情して可決され、無効試合となりリアス様は無理やり結婚会場に連れ去ったようなのです。」
「・・・あんの糞鳥が・・・、あの男の方が不正をしていたと言うのに言う事かいて俺の不正だと?」
「どうされますか? サーゼクス様はこの事に関して動く事は出来ないですが、魔王としてでは無くリアス様の兄として、時の御子に依頼が来ております。」
「・・・奪還依頼、いや・・・リアスを救えって事か」
「はい。」
「サーゼクスの奴に言われるまでも無く俺は行く。 アインス、はやてに連絡を入れろ。 守護騎士の二名、烈火と鉄槌を此方に送れとな」
「分かりました。」
戒翔は自身のデバイスを手に取り
「覚悟しておけよ、ライザー・フェニックス。 死よりも残酷な目にあわせて後悔させてやる!」
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