少年の異世界戦記~ハイスクール D×D編~ 作:クロイツヴァルト
「なぁ、戒翔。なんで俺は呼ばれたんだ?そもそも何で俺よりも先にリアス先輩達と優雅にお茶をしてんだ!?」
「お前が来るのが遅いからだ。それに俺は木場に呼ばれずとも昨日の一件で集まるのは至極当然の事なのではないか?」
木場と共に入室してきた一誠が先ず目にしたのは駒王学園でも二大お姉様と言われている三年の姫島朱乃と同年のリアス・グレモリーと対面する形でお茶を楽しんでいる所である。それを目にした一誠は魂の叫びと言わんばかりの言葉と共に血の涙を流していた。
時は遡り今日の学園での事・・・
「戒翔、今日はこの後どうする?」
「俺は用事があるからお前とは別だ。」
俺は知覚範囲とサーチャーから送られてくる映像を脳内で見ながら一誠に答える。
「そうなのか・・。昨日の事を聞きたかったんだけど・・・」
「自ずとその答えは分かる。俺は俺で用事があるからな。」
その後に俺は認識阻害の眼鏡を掛けて魔力反応を辿ってリアス先輩と朱乃先輩の下に先に来てその後に木場と一誠が入って来て今に至る。
「駒王学園の二大お姉様に御坂白音ちゃん・・・?御坂・・・って」
「一誠、お前にしては察しが良いな。白音は俺の妹だ。」
「でも似てないじゃないか!」
「当たり前だ。義理なのだからな。そんな事を気にするものなのか?」
「いや、そう言う訳じゃないけど・・・」
一誠の言いたい事の意味が分からずに訝しげに答えると言葉に力が無く小さくなる一誠
「で、昨日の件についてだが・・・俺とお前は転生悪魔になったって事だ。」
「・・・え?」
戒翔が突拍子も無く一誠に告げれば当然いきなりの事に疑問を口にする一誠。
「昨日、お前は天野夕麻と名乗る堕天使に殺されかけて、俺が横やりを入れて事なきを得たがその後に俺が無理やりその狙われた要因を目覚めさした。そこにリアス先輩が現れてお前は悪魔の駒の兵士八個を使い転生。俺は特殊な駒の一つで守護の駒と呼ばれる物で転生して今に至るって事だ。」
戒翔の言葉に一誠はショックを受けたのか顔を下に俯かせていた。
「お前は自身の神器と対話はもうしたのか?」
「え?戒翔くん。イッセーの神器は意識があるの!?」
「目覚めさせたのはこの俺だ。正体が分かっていないでそんな事は言わん。神器の中でも希少の中の希少・・・神滅具、
戒翔の呟きに対して一誠の左腕に手の甲にレンズの様な水晶体が埋め込まれた赤に染まった籠手が現れる。
「これが・・・俺の神器、命を狙われた原因・・・」
「原因でもあるがそれはお前が持つべくして持った物だ。そういう
「・・・それを納得しろって言うのか?」
「自身で言った筈だ。俺が言った理不尽な世界や運命を呪って死ぬか・・・それともそれらを跳ね飛ばし生にしがみ付くかと。それに対してお前はどんなに見っとも無く惨めだろうとあの娘に会って話を聞くと言ったのだろう?ならそれに納得や妥協と言った感情は不要だ。」
「・・・話の途中だけど悪魔の仕事をお願いしても良いかしら?」
気まずくなりつつある部室の空気を換える様にリアスが告げる。
「悪魔の仕事・・・あの町中でばら撒かれてるビラの事か?」
「そうよ。それを手にした者の願望を叶えれる範囲で叶えて対価を貰って来るのが悪魔の仕事よ。でも見習い悪魔として一誠は先ずはビラ配りから始めて頂戴。」
「え!?なんで俺だけなんすか!?一緒になったのは戒翔も一緒の筈ですよね?」
「その事なんだけど戒翔くんの駒なんだけど扱いが私と同じ上級悪魔と同等なのよ。」
「・・・え?」
「俺の駒は一時的に一部の能力の封印と同時に総合能力の結果で下級、中級、上級のどれかに分類されるって訳だ。」
戒翔の説明に一誠は
「そんな駒があるのかよ?!」
「魔王からある依頼の報酬で貰った物だ。」
「魔王・・・いったい誰?」
「それはまだ秘密って事で。」
そう耳元で囁く様にしてリアスに近寄る戒翔に顔を赤くして口を開閉させるリアス。
「それじゃ、俺はこれで・・・。」
戒翔はそう言って部室を後にする。
『戒翔、これからどうするの?』
「そうだな・・。取り敢えずは一誠の動きを見て動く事になるんじゃないか?後は悪魔としての仕事と・・・
『了解。彼と謁見出来る様にしておくよ。』
廊下を歩きながら再び認識阻害の眼鏡を掛けて歩きながら自身のデバイスと会話をしながら戒翔は今後の流れを考える・・。