早くシャロちゃんも来て欲しい!
「お前がアリシアか?」
そう尋ねてきたのは、金髪の少年だった。
「そうだけど…君は?」
「俺の名前なんてどうでもいい。アリシア。俺と勝負しろ。」
いや名前は重要だと思うんだが…
別に知らなくても問題ないが。
「そんなに俺の名が知りたいか?」
「いや特には」
「なんだと!?高貴な俺様の名前を知りたくないだと!?」
…めんどくさいな。こいつ。
まぁこういうやつの相手はアシス兄さまで慣れてるが…
アシス兄さまでももう少しまともだと思う。
「…で?勝負って?」
「そうだ。アリシア。俺と決闘しろ。俺が勝ったらマイさんを寄越せ。」
それ俺が勝った時のメリットないパターンのやつだよな。
しかしマイが変態とは言え、大事な友達だし…
そう簡単に渡すわけには行かない。
「その要望には応えられないな」
「なんだと!?高貴な存在である俺様の願いが聞けないと言うのか!?」
「聞けないな」
そもそも友達を勝負事に賭けられて「はい。喜んで」なんていう馬鹿は、
この学院にはいないだろう。
…目の前にいるか。
「そもそも勝負をするとは言ったが賭け事をする…なんてことは一言も言ってないしな」
「ぐぬぬ…」
「決闘なら受けてやるよ。闘技場に行こうぜ。」
「望むところだ!貴様を捻り潰してマイさんを振り向かせてやる!」
そう言いあって俺達は、闘技場に向かった。
移動中…
闘技場に着くと俺達は向かい合って対峙する。
ちなみにシャルフィーは、マイとミーシャとお出かけしている。
…うちの学院、院則が割と緩い件について。
まぁそれは置いておこう。
【光よ。玉となれ】
『ホーリーボール』
俺は、新しく開発した魔法であるホーリーボールを展開する。
「そんな玉一つで俺様に勝てるわけがないだろう」
そう言って金髪の男子は、ロングソードを取り出す。
「くらえ!『パワースラッシュ』!」
「『ホーリーボール』シールドモード」
相手は剣を振り下ろし、攻撃してくるがそれを光の楯で防ぐ。
「…意外と強いな。次はこっちから行くぞ。」
「『ホーリーボール』ガンモード」
さっきまでシールドモードだった『ホーリーボール』をガンモードにチェンジする。
「なんなんだ!?その魔法は!?」
「何って初級魔法のホーリーボールだけど」
まぁダメージを倍加する魔法を混ぜ込んであるが。
それ以外は居たって通常の『ホーリーボール』だ。
今回は創造魔法は使っていない。
「とにかく行くぞ。『ホーリーバースト』」
「そんな魔法、聞くわけないだろう!」
そう言って金髪は、ロングソードでホーリーバーストを切る。
「…それがいつからただのホーリーバーストだと錯覚していた。」
「なんだと…なっ!?腕に巻き付いて…!?」
金髪が切ったはずのホーリーバーストは二つに分断されて
金髪の腕に巻き付いていた。
『ウィップ』という魔法を組み込んで見たのだが…
男を縛るとなんか残念な気分になるのは何でだろう。
…というかマイには使わないようにしよう。絶対喜ぶから
「さて…終わらせるか」
【闇を切り裂く裁きの刃よ。光の玉と一つとなりて極光の刃となれ】
『ジャッジメント・セイバー』
詠唱と同時に現れた光の刃は、金髪の方へ倒れこんでいく。
「なんなんだぁ!おまえはぁ!」
「僕?僕はね…ただの銀狼だよ。」
「くそ…!このままでは負けてしまう!こうなったらあれを使うしかない…」
金髪はそう言って手を縛っていた縄を破り、ポケットから赤いカプセルを取り出して飲み込んだ。
「…?あれが金髪?」
金髪は、デカくなり獣っぽくなった。
『フハハハハハ!これで貴様を潰せる!アリシアァ!』
そう言って巨大化して人間ではなくなった金髪は喚く。
「…めんどくさいなぁ」
『何をゴチャゴチャとぉ!』
「ごちゃとも言ってないんだけど…」
喋れるのに耳が遠いって…
なんか不便だな。アイツ。
しかしどうしたものか…
必殺技も破られたし…
「一か八かではあるが…」
今の俺の最大最強奥義を使うしかない。
【我は光。魔を照らす極光】
『極光化』
詠唱が終わると俺の背中に光臨が現れる。
これが今の俺の最大最強奥義だ。
「散れ。」
その言葉と同時に魔獣化した金髪は塵となって消えた。
極光化を解き、地面に降りたつ。
「なんだったんだ。あれは…」
獣化ではない言うなれば魔獣化…
それにあのカプセルも気になるし…
「でも今日は疲れたし帰って寝よ…」
気になることは色々あるが、今日は寮に帰って寝ることにした。
…あ、あの金髪の名前聞いてないや。
まぁ…いっか。
スイッチのポケモン楽しみです。
今日発売だけどまだ買ってないんですよね…
めっちゃやりたい!
あとアイカツフレンズの新弾も楽しみです。