銀狼ちゃんは男の娘!   作:メルネコ

13 / 22
アリシアちゃんついにスマホ使用!
タグ外します!


銀狼ちゃん(♂)ついにスマホを使う

あの金髪との決闘の翌日…

 

俺は転生特典で貰ったスマホとにらめっこしていた。

 

「このスマホ…どうしたら役に立つんだろうな…」

 

この世界にはバッテリーも充電器もないし…

 

充電できたとしても、あっちの世界にはつながらないだろうからな…

 

連絡先が妹しか登録されていない俺にとってはどうでもいい話だが

 

「攻撃デバイスにしてみるか…」

 

【創造の力よ。我の思う形となれ】

 

『カスタム』

 

創造魔法でスマホの形をチェンジして、剣にしてみる。

 

タッチパネルで属性を選択するとその属性に合った形に変わるシステムだ。

 

ちなみに今は無属性なので剣になっている。

 

ちゃんと収納に困らないようスマホに戻すこともできる。

 

「どっかで試したいなぁ…」

 

アシス兄さまは今日は授業だし…

 

休みなの俺だけなんだよなぁ…

 

シャルフィーに剣なんて持たせるわけにはいかないし…

 

「適当な場所で試すか…。」

 

そう思い、転移魔法を使い広い草原に飛ぶ。

 

小さなころに来たどこかの草原だ。

 

いつ来たかは全く覚えていないが。

 

「ここら辺がちょうどいいな」

 

中心である大きな木が生えた場所に移動する。

 

『マジックフォン起動』

 

俺がそう唱えるとスマホの電源がオンになる。

 

『属性選択:雷』

 

スマホの画面にあるイナズマのマークを選択するとスマホは槍へと形状を変化させる

 

『雷槍:天逆』

 

スマホから変化した槍の先から雷が放たれる。

 

すると中心にあった木に当たり燃え始めた。

 

「…やば。」

 

これくらい広い草原なら大丈夫だと思ったんだがな…

 

どうやら普通の魔法よりも何十倍も強くなるため

 

こんな大災害になったようだ。

 

やっちゃった♪

 

「…ふざけてる場合じゃないな」

 

【水よ。我が力となれ】

 

『ウォーターショット』

 

俺がそう詠唱すると大量の水が放出される。

 

とりあえず鎮火はできたものの…

 

さっきまで草原だった場所が焼け野原となっていた。

 

【時よ。巻き戻れ】

 

『リターンタイム』

 

時間を巻き戻し、草原の時間を燃える前の時間へ戻す。

 

この魔法は単体には掛けることができないのでこのように広範囲になってしまう。

 

草原自体の時間を巻き戻すので、倒したモンスターなんかも巻き戻る。

 

もしここに冒険者がいたとしたらその冒険者が倒したモンスターは復活するというわけだ。

 

まぁそれは置いておくとしよう。

 

冒険者たちには申し訳ないがどうしようもないしな。

 

仕様だし。

 

「もうこんな時間か…」

 

空を見るともう既に茜色に染まり始めていた。

 

時間を戻すのに時間を使い過ぎたか…

 

「さっさと帰ろ…」

 

とりあえず転移魔法を使い寮へ戻る

 

寮に戻ると騒がしい声が聞こえてきた。

 

「…なんかあったのか?」

 

近くにいた野次馬の生徒に尋ねる。

 

「二年のオレシス先輩と三年のリュシア先輩の喧嘩だよ。プリンのことで喧嘩だってさ」

 

喧嘩の理由しょうもなっ!

 

それでも先輩かよ…

 

「俺が先にプリンを食べるんだぁ!」

 

「プリン…私のもの…」

 

…部屋に戻ろう。

 

ここにいたら巻き込まれる可能性があるかもしれんし

 

ただひとつ問題があるとすれば、部屋に戻るには

 

あの二人が喧嘩してる先の階段を上る必要があるという点だ。

 

転移魔法は使えないしな…

 

とりあえずあれを試してみるか。

 

【我を影とし、光を阻め】

 

『透明化・影化』

 

魔法を発動して人の影を映りながら移動していく。

 

後はあの二人の影を通るだけだが…

 

「力の強い人間にはすぐにばれるんだよな…」

 

噂によればあの二人はとても強いらしいし。

 

すぐにばれそうだな。

 

【光の筋よ。点と点を繋げ。】

 

『ワープ』

 

その場から階段の一歩手前へ移動する。

 

ただこの魔法の欠点は、他の魔法と併用できないことだ。

 

透明化・影化が解除され、皆の前に姿が現れる。

 

「…」

 

「「…」」

 

「…どうも」

 

「…」

 

「運命の人…アリシア…」

 

うん。一方はじっと見つめてくるし

 

一方は親の仇を見るような目で見てくるし

 

とりあえず俺は帰りたいし

 

というか一方の人が言う運命の人って何なんだ…

 

俺の名前知ってるみたいだし…

 

どういうことなんだろ…

 

「あら?アリシア様じゃないですか。どうしたんですか?」

 

そんなことを考えているとマイが話しかけてきた

 

「マイか…。厄介なことがあってな。」

 

耳打ちでマイに全ての事情を説明する。

 

「なるほどです…。」

 

マイは分かったような分かってような顔でそう呟く。

 

というかぜったい分かってない。

 

「リュシアさん…でしたっけ?プリンなら作ってあげますから喧嘩は辞めましょう?」

 

「…ならやめる」

 

「おい!そこで勝手に話をまとめるな!」

 

…この人、プリンのことで怒ってたんじゃないのか?

 

よく分からないが…

 

「騒ぐなら消しますよ?」

 

俺はにっこりと微笑んで見せる。

 

すると男の先輩は悲鳴を上げて逃げていった。

 

…俺の顔そんなに怖いのかな?

 

「まぁとにかくプリンは明日作るってことで」

 

「楽しみ…」

 

「私の分もお願いしますよ。」

 

そう言って俺達はそれぞれの部屋へ戻った。

 

まぁマイは、同じ部屋だが。

 

…そう言えばリュシア先輩何でこの寮にいたんだろ。

 

まぉいいか。

 

とにかく明日はプリン作り頑張ろう。

 

…そう言えば、あの男子の先輩の名前知らないや。

 

なんか野次馬の人に聞いた気がするけど…

 

気のせいだな。

 

まぁ覚えてなくてもいいやつだろうしいいか。

 

俺はまだ知らなかった。

 

そのどうでもいい先輩とのちにあんなことになるなんて…




ここまで投稿しなかった理由?
…ポケモンって楽しいですよね。
つまりそういうことです。
あ、ちなみにリュシア先輩はいつぞやの運命さんです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。