銀狼ちゃんは男の娘!   作:メルネコ

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ポケモンの小説書きたい。


銀狼ちゃん(♂)魔王様に出会う

プリン作りの翌日…

 

俺は、久しぶりに魔法の授業に出ていた。

 

まぁみんなが先生に初級魔法を教えて貰っている中で俺は、創造魔法の練習しているだけなのだが

 

先生曰く『あなたにはもう教えることはないから自主練してて』とのことだ。

 

「自主練って言われてもな…」

 

正直、今練習してる魔法はここで使えないからな…

 

「だけどあの魔法なら…」

 

俺はふいにとある魔法を思い出した。

 

それは昔父さんに教えて貰った魔法で、勇者の末裔しか使えない魔法なんだとか。

 

【聖剣よ。我が元に来たれ】

 

『聖剣召喚:ガラドボルク』

 

俺が詠唱を終えると手元に剣が召喚…されなかった。

 

「…あれ?」

 

手元が光っているというということは、呪文が間違っているわけではないようだ。

 

「何が足りないのか…」

 

流石に実は拾い子でした…なんてことはないだろうし…

 

魔力が足りないなんてこともないだろうし…

 

あるとすれば他の人がガラドボルク゚を使っている可能性くらいか…

 

【我が探し求めしものの元へ】

 

『サーチ:ワープ』

 

ガラドボルク゚の在り処へそのままワープする。

 

するとそこは全体的に紫な大きな城の中だった。

 

「ここにガラドボルク゚が…」

 

授業中に抜けてきてしまったので、早めに戻らなければならない。

 

『サーチ』で探しつつワープで飛んでいく。

 

途中途中で角の生えた化け物が襲ってきたが、『ホーリーボール』で対処した。

 

魔族だったような気もしたが…

 

とりあえず気にしたら負けだろう。

 

奥に進むこと20分…

 

「ここが最後の扉か…」

 

20分かけてようやく最深部であろう部屋の前まで辿り着いた。

 

手っ取り早くワープで部屋の中に入って探せばよかったのだが

 

ご丁寧に魔障壁が貼ってあってワープできなかった。

 

だから真正面からぶち破って進んで来たのだ。

 

「たのもー…って誰もいないか」

 

『なんです?魔王の間に何か御用ですか?』

 

…何か聞こえたけどスルーしよう。

 

きっと気のせいだから。

 

姿見えないし…

 

『気のせいではないのです!』

 

「…誰だ?」

 

『私は魔王エルマ!ここの主なのです』

 

声の主…エルマは確かに『魔王』と名乗った。

 

魔王といえば、強くて恐ろしくてジジイのイメージなんだが…

 

エルマの声からはそんな要素は一つも感じられない。

 

「エルマは本当に魔王なのか?」

 

『本当なのです!その証拠にほら!』

 

そう言ってエルマは召喚魔法を唱える。

 

そうすると巨大なドラゴンが出てきた。

 

「なるほど…魔力は相当なようだ。ほんとに魔王なんだな」

 

『なのです!』

 

「そう言えば何で声だけなんだ?」

 

『特に意味はないのです。見るがいいのです。エルの神々しき姿を!』

 

エルマがそう言うと、目の前が光に包まれる。

 

目を開けるとそこにいたのは、怖いジジイ…ではなく幼女だった。

 

しかもゴスロリの。

 

「…幼女?」

 

「幼女とは失礼な!これでももう立派な10歳なのですよ!」

 

立派な幼女じゃねーか。

 

だが力は本物のようだ。強そうなオーラがヒシヒシと伝わっている。

 

「結局、君は何の用なのですか?」

 

「ん?ああ。カラドボルグって聖剣を探しに来たんだが…」

 

「それってこれのことなのですか?」

 

そう言ってエルマが取り出したのは、稲妻を纏った白い剣だった。

 

すると俺のサーチが敏感に反応した。

 

「これで間違いないみたいだ。」

 

「じゃあこれは君にあげるのです!」

 

「いいのか?大事そうにしまってたけど…」

 

「いいのです!その代わりエルを外に連れ出してほしいのです」

 

エルマは少し泣いていたがその涙を拭ってそう答える。

 

「分かった。しっかり捕まってろよ?」

 

そう言って俺は、エルマに服の袖を掴ませ、転移魔法を発動し、城の外に出た。

 

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エルマとアリシアが去った後の魔王城…

 

「なんだぁ?誰もいないじゃないか。魔王も俺様を恐れて逃げ出したってことか!」

 

国王の命を受け、魔王退治に来ていた男…勇者(自称)であるグランは、

 

誰もいない魔王城で一人高笑いしていた。

 

「ちょっと…帰らない?流石に静かすぎるわよ」

 

グランにそう提案したのは、魔法使いであるラナだった。

 

「何言ってるんだ?ラナ。この城の宝を全て貰って帰るんだよ。」

 

そう言ってそのままグランは宝物庫がありそうな場所へと走っていった。

 

「はぁ…やっぱりアイツ馬鹿だわ…」

 

そんなことを考えつつ、ラナはもう一つ考えていることがあった。

 

それは、ここに来るまで不自然なほどに敵に会わなかったことだ。

 

魔王城には魔王の配下がたくさんいると聞いたことがある。

 

しかし今回それが一切出てこなかった。

 

出払っているにしても何人かは残していくはず…

 

私たちより早くここに来た人間がいる…

 

信じられないがこの現状がそれを物語っていた。

 

「まさか…ね」

 

Aランクパーティである自分たち以外に魔王城に挑める冒険者なんていない。

 

いるとすればその人間は勇者と同等の力を持っていることになる。

 

頭はアホであるが実力は相当のものであるグランがここに来るまで

 

相当の苦戦を強いられたのだ。

 

それほどの実力のものはあの町にはいないはず…

 

「ま、きっと気のせいよね」

 

そう結論を出し、ラナはグランの元へ走っていった・




ましろ色シンフォニー面白い。
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