銀狼ちゃんは男の娘!   作:メルネコ

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眠いです…


銀狼ちゃん(♂)卒業試験を受ける。

前回までのあらすじ!

 

特別卒業試験を受けることになった俺達はエンシェントドラゴンの住処にやってきたのだった…

 

『主らが我が砦に入ってきた侵入者か?』

 

「まぁそうだが…」

 

『我が名はエンシェントドラゴン。この領域の主なり。』

 

流石は上級種のドラゴンだけあって喋ることができるようだ。

 

前回、戦ったドラゴンは喋らずに叫んでただけだからな。

 

「お前なら楽しませてくれそうだな。」

 

『ほぅ…我を前にしてその態度か。ほかの二人も動じてない…ならばゆくぞ!』

 

そう言ってエンシェントは、空に飛びあがってこちらに突進してくる。

 

それを俺はワープで移動して避ける。

 

「これでどうですか!?『アイスランス』!」

 

ミーシャがエンシェントに対しデカい氷の槍を向ける。

 

『魔力はなかなか…だが!無駄だ!我には効かん!』

 

「それはどうかな?『エンチャント:硬化/ドラゴンキラー』」

 

俺は、ミーシャが作り出した氷の槍に2つの効果を付与する。

 

「そして…『バインド』」

 

俺は、飛んでいるエンシェントの足を拘束魔法で縛って地面に落とす。

 

『この程度の拘束…なっ!ほどけないだと…!?』

 

「残念♪その拘束はちょっとやそっとじゃ解けないんだよ」

 

『くっ…!このケモ耳幼女風情が…!』

 

「幼女じゃない!…止めだ!やるぞ!マイ、ミーシャ!」

 

「「はい。アリシア様!」」

 

そう言ってミーシャは先ほどの槍を

 

マイは力を貯め続けていた刀を

 

そして俺は、聖剣ガラドボルクを

 

それぞれエンチャントに向ける。

 

「これで終わりだ…!」

 

そう言ってエンシェントを倒そうとしたその時だった。

 

「ちょっと待ったー!」

 

よく分からない少年が俺たちの間に入ってくる。

 

「お前ら…人の獲物取りやがって!」

 

乱入してきた少年はよく分からないことを口走る。

 

「…何言ってんだお前」

 

「そもそもお前こどもじゃんか!冒険者やっちゃダメだろ!」

 

「何言ってるんですか!」

 

マイが少年に反抗する。

 

「アリシア様は子供じゃないです!」

 

そうだ。もっと言ってやれ!俺は子供じゃない!

 

「アリシア様は立派なケモ耳ショタです!」

 

それって結局子供じゃねーか。

 

「ええい!ごちゃごちゃと…もういい!勝負だ!勝った方がこのドラゴンを狩る。それでいいな!」

 

これは話を聞かないタイプのやつだ。

 

ほんとは関わらないのが得策なのだが…

 

いつぞやの金髪のように返り討ちにした方がこいつも反省するだろう。

 

「いいぞ。かかって来いよ」

 

「生意気なガキめ…!行くぞ!ファイアボール!」

 

『お前もガキだろ』なんて突っ込みはこの際置いておく。

 

【炎よ。爆ぜろ】

 

『フレイムバースト』

 

ファイアショットの二段階上位魔法であるフレイムバーストで対抗する。

 

ここまで来るほどの実力者だしこれくらいの魔法は耐えられるだろう。

 

「あの…アリシア様?」

 

そうミーシャが話しかけてきた。

 

「どうした?」

 

「相手さん倒れてますよ?」

 

そう言われ相手の方を見ると目を回して倒れていた。

 

「あんまやり過ぎた感じはなかったんだけどな…」

 

むしろドラゴン戦で体力使ってたからパワーは落ちてた方なんだが…

 

とりあえずこれはほかっておこう。

 

ドラゴンにビビッて気絶したことにしとけば完璧だ。

 

「さて…どうしようか?エンシェントととの戦闘を続けるか…」

 

ちらっとエンシェントの方を見ると涙目で首を横に高速で振っていた。

 

まぁほとんど勝ったようなもんだし…

 

「帰るか…」

 

「そうですね。」

 

「は、早く帰りましょう…」

 

妙にマイがソワソワしている。これはまさか…

 

「まさか…マイ、お前…」

 

「いえ。別に何でもないんですよ?ドラゴンの咆哮に興奮して序盤から濡れてたとか…」

 

「いや…何も言ってないぞ?」

 

マイはしまったとでも言いたそうな顔をする。

 

まぁこの変態がどうしようもないのはいつものことなのでほかっておくが…

 

とりあえず俺達はワープでギルドに戻り、討伐完了の報告をする

 

ついでにエンシェントから取った鱗も渡す。

 

実際には討伐してないが…

 

まぁ倒したことには変わらないので大丈夫だろう。

 

「確かに受け取りました。お疲れさまでした。」

 

受付の人から討伐完了の認定書とお金を受け取りギルドを出る。

 

そして人気のないところで転移魔法を使い、学園に戻る。

 

「学院長。戻りました。」

 

「随分と早いわね…。」

 

「いかさまなんてしてませんよ?これがその証拠です」

 

そう言って俺は討伐完了の認定書を取り出す。

 

「…なるほど。嘘は言っていないようですね。いいでしょう。三人とも卒業を認めます」

 

こうして俺達三人は卒業を認められることになった。

 

そして始まる…

 

世界を巡る旅が…

 

この世界の謎を解き明かす物語が…




学院編完です!
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