銀狼ちゃんは男の娘!   作:メルネコ

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二章目とつにゅー!
もっと頑張ります。


銀狼ちゃん(♂)王女様救出に向かう

「何で街に辿り着かないんだ…」

 

学院を出た俺達は、馬車で一番近い街へ向かっていたのだが…

 

何故か一向に辿り着かないでいた。

 

自分が方向音痴なのは重々に承知していたが…

 

まさか馬車にも影響するなんて思わなかった。

 

「どうするのです?」

 

「?」

 

エルマとシャルフィーが純真なまなざしでこちらを見てくる。

 

きらきらと光りそうな視線が痛い。

 

「どうするかな…」

 

「エンシェントドラゴンの時みたいに地図を使えばいいのでは?」

 

「それが出来ればいいんだけどなぁ…」

 

あの時はギルドから貰った明確な場所が記されていたから使えただけで

 

今、俺の手元にある地図はおおざっぱなことしか書いていないのでそれは無理なのだ。

 

「とにかく転移魔法とワープが無理な以上このまま何とか進むしかないな」

 

「仕方ないですね…」

 

「行くしかないのです。」

 

そう言って再び俺達は再び馬車を進めた。

 

数時間後…

 

「やっと着いたな…」

 

数時間さまよい、俺達はやっと目的の街である『リルティア』に辿り着いた。

 

もうこのままさまよったままかと思った…

 

「さっそく街に…」

 

そう思ったが少し手前で馬車を止める。

 

「どうかしたんですか?」

 

「なんか騒ぎが起きてるみたいだ。ちょっと様子見てくる」

 

俺は『透明化』を使い、門番へ近づいていく。

 

ーーー以下門番がトランシーバーで話している会話ーーーーーーー

 

「姫様はまだ見つからないのか!?」

 

『すみません…!連れ去った犯人が腕の立つ魔法使いみたいで…』

 

「とにかく、早急に姫様を見つけ出すんだ!このことが国王にしれたら大変なっことになるぞ!」

 

『分かりました!またのちに連絡いたします!』

 

ーーーーーーーーーーーーー会話終了ーーーーーーーーーーーーーー

 

「なるほどな…」

 

つまりは王女様が何者かに攫われて行方不明なわけだ。

 

「普段なら関係ないと無視するところだが…」

 

今回は問題が問題だ。

 

王女様が攫われたと王様に知られれば街に入るどころではなくなる。

 

「仕方ない…」

 

とりあえずワープで皆のところに戻り、事情を説明する。

 

「なるほど…分かりました。やりましょう」

 

「やるしかないのです!」

 

「ですです!」

 

「仕方ないですね…」

 

みんなそれぞれの意気込みを聞いたところで俺達は門番のところに行った。

 

事情説明中…

 

「なるほど…皆さんは魔法学院を卒業した冒険者だと。」

 

にわかには信じがたいという顔をしている。

 

あと、皆さんって言ったときにこっちをちらって見たのは気のせいだと信じたい。

 

だがこれは俺の可愛さを生かすチャンスだ。

 

「ねぇお兄ちゃん…私たちに事情を説明してくれないですか?」

 

幼げ(偽)の目でウルウルして見る。

 

「な、なんてかわいいんだ…!?…いいだろう。話して差し上げよう」

 

このおっさん…めっちゃチョロい!

 

さっきのトランシーバーの会話から考えるに位は高そうなのだが…

 

俺が男だってまるで気が付いてないみたいだし…

 

このおっさんからがっぽり稼げるのでは…

 

そんなことを考えていると横から恐怖のオーラが伝わってくる。

 

そのオーラの発生源はミーシャだった。

 

「アリシア様?邪なことは考えないでくださいね?」

 

「…はい。」

 

そう言えばミーシャを怒らせると怖いのを忘れていた。

 

そうこうしているうちにおっさんが話し始めた。

 

説明中…

 

「…というわけだ」

 

「分かりました。任せてください。」

 

俺達はそう言って依頼を引き受けた。

 

門番のおっさんと別れた後、俺達は馬車があった場所に戻る。

 

「さて…まずは姫様の場所を探しますか」

 

俺は『サーチ』を使い姫様を探す。

 

「見つけた…!ただ、この場所は…」

 

姫様の居所に俺は違和感を示す。

 

その場所は教会だったのだ。

 

「姫様は攫われたわけではない…?」

 

確か、門番のおっさんとトランシーバーで話してた人の話では

 

攫ったのは強力な魔法使いだったはずだが…

 

「これは行ってみるしかないな…」

 

百聞は一見に如かずとも言うし…

 

そう考え転移魔法を発動する。

 

今度は、ちゃんと詳しく書いてある地図をさっきの門番のおっさんからパクt…貰ったので大丈夫だ。

 

皆を連れて教会の中に直接転移するとそこにあったのは衝撃な光景だった。

 

横たわる金髪の少女とその横に座っている修道服の少女…

 

状況から見るに横たわっているのが王女様だろう。

 

じゃあもう一人の少女は…

 

「あらあら?お客様ですか?」

 

そう言った少女には悪魔の翼が生えていた…。




ましろ色シンフォニー買いに行くんですけどものすごく楽しみです!
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