きらファン一周年ももう少しです!
そして私の検定の日もあと少しです…
「あらあら?お客様ですか?」
そう言いながら少女はこちらに近づいてくる。
「客ではないが…」
「すみませんねー。今取り込み中でしてー。代わりにこの子がお相手しますよ」
そう言って少女が笛を吹くとどこからともなくドラゴンと狼の頭を持つ怪物が現れた。
「キメラか…」
しかも希少種のグランドドラゴンとブラックウルフのキメラ。
希少種と希少種の配合だけに威圧感が半端ない。
どうしたものか…
こうしている間にも王女様が危ないというわけなのだが…
子のキメラを倒せない限り先には進めそうにない。
「まぁ…どうもこうもないか…」
どっちにしろ倒すのだから先だろうが後だろうがどっちでもいい。
倒すことには変わりはないのだから。
「こんなデカブツを倒すならあれしかないな」
【召喚:桜椿】
俺が詠唱を終えると手元に以前作った『桜椿』が現れる。
「アリシア様が桜椿を使うということは本気ですね…。なら私も!」
そう言ってマイは亜空間からムラサメを取り出す。
「「せやぁ!」」
マイと俺で二人同時にキメラヘと切り込む。
「gyaaaaaaaaa!!」
しかし、キメラは咆哮でそれを止める。
「くっ…」
「アイツ…知能があるみたいです…」
「なら私が足止めします!」
そう言ってミーシャが魔法を唱える。
【聖なる光よ。動きを縛れ】
『セイントバインド』
ミーシャが詠唱するとキメラの周りに光の縄が現れる。
その縄は、キメラに纏わりつ居て足を縛る。
「今です!」
ミーシャの合図で俺とマイはもう一度キメラへ切り込む。
『聖天斬』
『幻夢斬』
俺とマイのそれぞれの必殺技が決まる。
しかしそれではキメラは倒れなかった。
それどころかミーシャの拘束魔法を破り立ち上がる。
「その程度ではうちのキメラちゃんは倒せませんよー。」
修道服の少女がシャルフィーとエルマを相手にしながらそう言う。
少女は、元とはいえ魔王であるエルマを相手に余裕な顔そうな顔をしていた
「強すぎるだろ…」
俺らでこの有様なのだから、きっと軍隊がきていたら一瞬で全滅していただろう。
まさかこれほどまでとは思わなかった。
これじゃ姫様救出どころではない。
それにみんなもう体力が減り始めている。
「もう諦めたらどうですかぁー」
少女はエルマを片手であしらいながらそう言ってくる。
「くっ…やっぱりこいつ強いのです!ならエルも本気を出すのです!」
そう言ってエルマはバックステップで後ろに下がり、魔力を開放する。
「…少しは楽しめそうですねぇー」
「元魔王の実力みせてやるのですよ!」
そう言ってエルマは再び少女に攻撃する。
「俺達もやるしかないな…」
ここで諦めたら姫様を助けられないしな
「まずは目を使えなくするか。ミーシャ!目に向かってセイントバインドだ」
「分かりました!」
そう言って、ミーシャはキメラの目に向かってセイントバインドを放つ。
「gyagggaaaa?!」
キメラは急に視界が奪われ困惑する。
これでもう避けることはできない。
桜椿を神属性に変え、構える。
そしてマイもムラマサを構える。
「「これで終わりだ(です)!」」
そして再び二人同時にキメラの背中に切りかかる。
「gyaaaaaaaaaaaaa」
キメラは大きな叫びをあげながら倒れていった。
「あらーキメラちゃんはまけちゃいましたかー。ここは撤退ですねー。お姫様はお返ししますー」
そう言って少女はキメラをどこかに収納して姿を消した。
「姫様の様子は?」
「ぐっすり寝てるのです。何かされた形跡もありません」
とりあえず何ともなくて一安心だ。
帰りは転移魔法ですぐに門番のおっさんの元へ戻る。
「戻ってきましたよー」
俺がそう声を掛けると門番のおっさんはすぐさま近寄ってくる。
「おお!よくぞご無事で!それで姫様は…」
「ちゃんとここにいますよ」
そう言って俺はミーシャの背中で眠る姫様を見せる。
「良かった…。それと大変申し訳ないのだが姫様を城まで送ってはくれないだろうか」
門番のおっさんが言うにはおっさんは門のそばから離れることができないので
代わりに姫様を王様にばれないように送って欲しいとのことだった。
「分かりました。」
そう言ってそこでおっさんとは別れる。
「まぁワープ使えばいいしな」
そう考えワープを使い、城の姫様の部屋であろう場所に飛ぶ。
大勢で行ってもバレそうなので俺とミーシャだけだ。
「よいしょっと。これでいいですね。姫様が起きないうちに帰りましょうか」
「だな。」
「アーちゃん…ミーちゃん…どこにいるの…」
帰ろうとすると姫様の寝言が聞こえてきた。
「気のせい…ですよね。」
「気のせい…だよな」
二人で顔を見合わせ、そう確認しあう。
あの子が行方不明になったのはもうずっと昔の話で…
流石にこの子があの子というのはありえない話だ。
「…帰るか」
「…ですね」
そう言って今度こそ姫様を起こさないように転移魔法で馬車に帰った。
皆の元へ戻った後、街へ入り宿を取った。
宿で食事を取った後自分の部屋で寝ころびながら考える。
「今日は色々あったな…」
特にあのキメラと少女は強かった。
今度戦う時までに対策を練らないといけない。
このショタ化状況も何とかしないといけない。
「明日考えよ…」
そう考え、俺は眠りに付いた。
円盤が欲しいです。
エロゲやりたいです。