最近、きらファンで星五が全然当たりません…
友達は当ててるのに…
結論から言うと、シャルファは俺とミーシャの幼馴染ではなさそうだった。
名前も性格もあの子とはまるで違う。
幼馴染の方は活発で元気な女の子だったし。
「それで…アリスちゃんたちは私にどんなご用件なのですか?」
「ん?ああ…折角街に入れたので有名なシャルファお姉ちゃんの顔を見に来たの」
無事かどうか確かめに来たとか姫様の様子を見に来た…
なんて言ったら明らかに変な子だと思われるだろうし、適当に答えておく。
「そうなんですか?私ってそんなに有名だったんですね…」
「当然です。シャルファお姉ちゃんはかわいいですし」
俺がそう言うとエルマとシャルフィーもこくこくと頷く。
「そうですかぁ?えへへ…」
…なんかすごいイメージの崩壊が見た気がするが、とりあえず気にしないことにしよう。
「…コホン。とりあえずゆっくりしていって下さい。私は少し用があるのでこれで」
そう言って部屋の外へと姿を消した。
部屋の主がいないのにゆっくりしてけって言われても…
「そう言えば母さんがこの王宮にいるって門番の人言ってたっけ…」
それに俺を待ってたって言ってた気もする。
「…会いに行ってみるか?」
だが今更会いに行ったところで何があるというのか
…というかこの格好で会いに行ったとしても姫様の友達という認識しか持たれないだろう。
「んー」
母さんほどの魔法使いなら未来を見ることは造作もないことだとは思うが…
「…今回はやめとこ」
あくまで今回は姫様の友達として来てるわけだしな。
母さんならもしかしたらこの5歳児の姿から戻せると思ったがそれはまた今度にしよう。
それにこの姿で歩き回ると絶対迷う。
ただでさえデカい時でも方向音痴なわけだし。
「うぅ…お腹すいたのです…」
「すいた…」
「あぁ…そう言えばあの戦いの後から何も食べてないな」
あの時はバタバタしてたし…
だけど流石に人の家の冷蔵庫あさるのはちょっと…
「とりあえず姫様探して食べ物がないか聞いてくるから二人は待ってて」
そう言って俺は部屋の外から出る。
「さて…姫様はどこにいるかなっと」
サーチは使えないため地道に探すしかないが…
こうも広いと探しにくい。
「とりあえず人に聞くか」
そんなことを考えているとちょうどメイドさんが通りかかる。
「すみません。そこのメイドさん」
「はい?あぁシャルファ様のお友達ですね。何でしょう。」
「シャルファちゃんがどこに行ったか分かりませんか?」
「シャルファ様なら厨房ですよ。案内しますね。」
そう言って俺の前を進んでいく。
そのまま俺はメイドさんの後を付いていった。
移動中…
「着きましたよ。ここが厨房です。では私はこれで」
そう言ってメイドさんは自分の仕事に戻っていった。
扉を開けて厨房に入るとシャルファが必死に何かを作っているところだった。
「アリスさん!?ど、どうしてここに…」
「メイドさんに案内してもらったんだ。シャルフィーとエルがお腹が空いたって言っててさ」
「そうだったんですか…。あ、そうだ!これを食べてみてください」
そう言って姫様は黒い何かを手渡してくる。
…うん。これは間違いなく人間が食べれるものじゃない。
食べたら間違いなくやばいことが起こる。
「どうしたんですか?」
「い、いや…なんでもないです」
「そうですか!では今から持っていきましょう」
「ちょ!まっ!」
あれを二人に食べさせるのはさすがにまずい。
なにが起こるか全く予想できない。
「僕が作るからシャルファは待ってて」
「アリスちゃんが作ってくれるんですか!?」
姫様はまえのめりに顔を近づける。
「うん。ちょっと待っててね」
そう言って俺はクッキーを作り始めた。
料理中…
「わぁ…ちいさいのにすごいですね!アリスちゃん」
「お母さんに教わったんだ。」
実は10歳も年取ってるんです!
…なんて言えるはずないから適当に言っておく。
「二人も待ってるだろうし行こうか」
「そうですn「大変です!姫様!」」
二人のところへ戻ろうとしたところで兵士の一人が駆け込んできた。
「どうかしたのですか?」
「それが…その…」
兵士はこちらをちらちら見てくる。
きっと重要な情報だから部外者には聞かれたくないのだろう。
ここから退散した方がよさそうだな。
「じゃあ僕はこの辺で…」
「いえ。アリスちゃんにも聞いてもらいましょう。」
「で、ですが!」
「いいですね?」
「しかし!情報を一般人に漏らすのはご法度です!」
「いいえ。アリスちゃんは一般人ではありません。」
…はい?
この姫様何を言い出すんだろうか。
どう考えても愛くるしい無害な五歳児なのに…
巻き込まれたくないから一般人を装って退散する作戦が…
「ではなんだというのですか。」
「…私の大事なお友達です。」
「こ、これは飛んだご無礼を!」
兵士はそう言って慌ててこちらに敬礼してくる。
姫様…もしかして俺ら以外の友達いないのかな?
「それで…大変なこととは?」
「そうでした!城下町に魔神が現れました!」
「魔神が!?」
「はい。国王が急ぎ姫様にも連絡をと」
「分かりました。すぐに向かいます。案内してください。
アリスちゃん二人を連れて逃げていてください」
「分かったよ。」
とりあえず兵士の前なのでそう返事しておく
「分かりました。こちらです。」
そのまま姫様は兵士と共に急いで出て行った。
「さて…」
姫様が行ったところで念話を発動する。
『聞こえるか?エル』
『聞こえるのです。どうかしたのです?』
『魔神が町に現れたらしい。先に二人で向かってマイたちと合流してくれ』
『あーちゃんはどうするのです?』
『城に結界を張ったらすぐ向かう』
『分かったのです!』
『頼んだ』
そう言って念話を切る。
『聖界(ホーリーフィールド)』
これでこの城に魔神は近寄れない。
とりあえずこれで城の方は安全だろう。
「俺も向こうに加勢しようかな」
おそらく魔神というのはあの協会の少女だろうし…
あの子もそうだがキメラの方も騎士団では勝てないだろうし
というかまともに戦ったらこの国は滅ぶだろう。
とはいえ多分今の俺ではあの子には勝てない。
「あれを使うしかない…か」
本当はあれは使いたくなかった。
子供になってから最初にこっそり作っていた魔法…
これを使えば俺は多分どうにかなってしまう
過去に飛ぶかもしれないし未来に飛ぶかもしれない。
もしかしたら存在ごと消えてしまうかもしれない
「それでも友達のピンチとなっちゃ助けないわけにはいかないな」
そう言って転移魔法を使い、城下町へ移動する。
するともう既に住民の避難は完了しており、マイやエル達が応戦しているところだった。
姫様も住民の方にいるようだ。
「皆!下がってくれ!大技を放つ!」
その声で戦っていたマイ達は離れた場所へ避難する。
「あらあら~。この前のお客様じゃないですか」
「お前には俺と一緒に来てもらうぞ」
『時を裂く剣よ。我の声に答え我が全てを持って悪しき運命を断ち切れ』
『次元時断切』
「これは…ふふ。いいでしょう。受けて差し上げます」
そう言って少女は手を広げる。
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そうしてそのまま俺と少女は空間のゆがみに飲み込まれていった。
最近、更新してなかった理由は別に大したことないです。
別小説書いてたり、自分で楽しむ用の小説書いてたりしてただけです。