今回も友達より早くあてたいなぁ~
入学式の朝…
「今日でこの家ともお別れか…」
しみじみして家を眺めながらそう呟く。
今日から魔法学院に通うため、あちらの寮に引っ越すのだ。
寮に入ったら卒業するまで帰ってこられないので最後にこうして眺めているというわけだ。
「おっと…そろそろ時間だな。」
腕時計を見るとその針は9と6を指していた。
式の開始は、10時だから…
「あれ?やばくない?」
馬車を乗り継いだとしても30分で王都に着くわけがない。
「まぁいいか。転移魔法あるし」
よくよく考えたら転移魔法あるし、そんなに急がなくても良かった。
「さてと…もうひと眠り…」
「ダメですよ?アリシア様?」
…なんかどす黒いオーラがヒシヒシと伝わってくるんだが…
「…ミーシャさん?なぜに怒ってらっしゃるのかしら?というか何でここにいるの?」
ここには、誰も近づけるなって顔なじみの門番さんに言っといたんだけどなぁ
「美人モデルの写真集を渡したらすぐ通してくれましたよ?」
…買収されとる。
「とにかく!早く行きますよ!転移魔法なら一瞬でしょう?」
「仕方ない。行くか」
そう呟きつつ転移魔法を使って学院に移動する。
「良し…着いたぞ。」
「ありがとうございます。アリシア様」
そう言ってミーシャは、少し離れる。
その後、入学式のやる場所に行ったが…
椅子に座った瞬間、眠りに落ちてしまった…
数時間後…
「ん…」
あれから何時間たったんだろうか…
「お目覚めですか?アリシア様」
何故かミーシャに膝枕されていた。
「寝てたのか…俺…」
多分、学院長の話がつまらなかったからかな…
「とにかく…教室に行きますよ?貰った手紙にクラスが書いてあるはずなので」
「そう言えば…手紙になんか書いてあったな」
そう思い、手紙を見るとそこには、学科とクラスが書いてあった。
『アリシア=クライエッタ
魔法科 Aクラス』
「クラスはAか…」
Aが高いのかはよく分からないが…
とりあえずその教室に向かえばいいみたいだ。
「アリシア様は、どのクラスですか?」
「僕はAクラスだったよ。ミーシャは?」
「私もAでしたよ。クラスでもよろしくお願いしますね」
「あぁ」
「それでは…早く教室に行きましょうか。」
「そうだな。」
移動中…
教室に行くともう既に何人か集まっていた。
「あらぁ~?あなたも同じクラスですかぁ~?」
周りを見ていると赤髪の女の子が話しかけてきた。
…なんか横の方から痛い視線を感じるんだが
とりあえず気にしないようにしておこう。
「僕に何か用ですか?」
「あなたぁ~結構話題ですよぉ~」
話題?俺が?なんで?
「あなたぁ~試験で会場を大破したってもっぱら噂ですよぉ~?」
…あぁ。そう言うことか。
そんなに目立ってたかなぁ…
つか大破はしてない。少し壊れただけだ。
「その噂…少し大げさだよ?」
「実際のところはどうなんですかぁ~?」
「ファイアショット撃っただけだよ?」
「インフェルノって聞いてましたよぉ~?」
…うん。犯人が分かってしまった。
…あとで教務室に行こう
しばらく話した後、先生が来たので席に着いた。
放課後…
「この後、どうしましょうか?アリシア様」
「そうだな…」
入学式中に研究会の説明があったらしいんだが…
寝てて何も聞いてなかったからなぁ
「研究会を見て回ろうか」
「アリシア様ぐっすり寝てましたからね。」
「…さて!行くか!」
「…ごまかしましたね?」
そんなやり取りをしながら俺達は研究会の見学に向かった…
その時は、まだ知らなかった…
運命の出会いがすぐそこに待っていることに…
頑張った…
頑張ったよ俺…
疲れたよ…
文章酷いけど…