ようやく、ネタが・・・思いついた。orz
昨日、師匠が私に告白してからというもの。
私はドキドキのしっぱなしだった。朝起きてもドキドキ、朝ご飯を食べててもドキドキ。
私は、その思いが今にもはじけ出てしまいそうで、恥ずかしさでいっぱいだった。
「えへへ~、ししょー」
「ん?何か用?」
「呼んでみただけですよー」
こうしているだけでも幸せである。
たまにすれ違う咲夜さんがお熱いわね。と、いつの間にか喋れるようになっていた私たちの言葉で言ってくれた。
アイリスさんも、ルーミア様も私のことを祝福してくれているし、今はとても幸せな気持ちでもある。
でも、そんな幸せな私でも、不思議なことがあるのだ。
≪・・・・・・って・・・≫
「っ」
「どうしたの?紫ちゃん」
「いっ、いえ。なんでも、ないです」
そう、さっきの様に誰かの声がどこからともなく、いつの間にか響いて聞こえるのだ。
だけど、その声はとても小声で聞こえなくて、そして、とてもさみしそうな声でもある。
(なんなんだろう・・・・・・わからない。)
もしかしたら、誰かが私に向けたメッセージなのかもしれないし、私のただの聞き間違いということもあり得る。
だから、私は声のことに関しては、よく聞こえない限りできるだけ無視することを決めているのだ。
でも、無視をすると段々とその声が近づいてくるように感じられるし、どことなく・・・聞いた覚えのある声のようでもある。
≪さ・・・・・・って・・・≫
また聞こえた・・・でも、無視をすることにする。
そうしないと、私が私でなくなってしまうかのような感じがするから。
それは、確かに私の勘に過ぎないけど・・・もし、真剣に聞いてしまったら・・・
私は、私でなくなってしまうかもしれない・・・
夜になった・・・それは別にどうでもいいのだが・・・
問題は、私と彼女以外のすべてが止まっていることだ。
「・・・・・・何しに?」
≪あら、簡単よ?祝福と、警告ね」
私のスキマとよく似たスキマからとある女性が出てくる。
この女性は、先日私たちを襲った化け物の主・・・”暗闇”さん、というらしい。
その暗闇さんが、わざわざ世界を止めてまで、私に話をしに来た。
「祝福と・・・警告?」
「ええ、私があなたに伝えられるのは、その程度かしらね?」
分からない、この前は殺そうとしたのに
今回はこの通り、何もしてこない、あの化け物は近くにいないようだし・・・
本当に、目的は祝福と警告だけなのだろうか?
「まずは、あの人と付き合うことになっておめでとう。」
「・・・それはどうも」
私は、警戒心を強化しながら素直にその言葉を受け取る。
それを見た暗闇さんは、ひどいわね。と言いながら、持っている扇子を口元に移動させた。
そのせいで、口元が見えなくなる。
別に口元が見えなくなろうと、表情の読み方や感情の変化などはわかるのでさして問題はないが・・・
「そして、これは警告。本来なら、こっちが本題よ?」
「・・・・・・」
「今すぐ、あの人と別れなさい?それは貴女を悲しくさせるだけの悲劇よ?」
「!?」
あの人・・・つまりは、師匠のことを刺している。
その師匠と別れろと言われた・・・私の中で、怒りが少しづつ火をともし始める。
悲劇がなんだ・・・私が生まれてきたこと自体が悲劇のようなものだ。
私は、あの人の隣にいられるのならばなんだってする・・・
「まぁ、そう殺気立たないでくれるかしら?」
「・・・・・・一体何が目的で、そんなことを?」
「そうねぇ・・・・・・」
そういうと、暗闇さんは月を見上げて物悲しそうな顔をする。
その顔は、昨日まで私たちを殺そうとしていた化け物に向ける表情ではなく
本当に悲しそうで・・・今にも泣きだしてしまいそうな、顔だった。
「月がきれいね。」
「青くはないですけどね」
「あら酷い、ナンパしたのにフラれたわ。しくしく」
「私、貴女には興味ないので」
ナンパしてきたのでそれらしい回答で振る。
私は、本当に師匠にしか興味ないしもし付き合うとしてもこの人だけは本当に泣い。
だけど、この人はそんな私にナンパしてきた、面倒くさい。
「警告よ・・・あの人を失いたくなければ、桜のもとに行きなさい。」
「・・・えっ?」
その言葉の意味を聞きたくて、暗闇さんの方向を見ても。
そこには誰もいない・・・どうやら逃げられてしまったようだ。
更に至っては、世界がまた動いている・・・
どういう?
今日は調子がいい!