Go!プリンセスプリキュア~世界とプリンセスと夢を守る光の騎士~ 作:ルオン
俺はいつも、同じ夢を見ていた。
そこは、どこか草原だった。
その草原には、1人の男が立っていた。
その男は腰に剣を差しており、青空を見上げていた。
その時、突然空が黒く染まり、雷があちこちに落ちる。
そして雷が落ちた場所から、黒く染まった怪物が現れる。
男はそれを見て、剣を引き抜き空に向けて掲げ何かを叫ぶ。
すると、空から一筋の光が降り注ぎ男を包み込んだ。
光はやがて弾けとび、そこには白い鎧に身を包んだ男がいた。
男は鍵のような物を取り出し、剣に差し込む。
すると、男の周りに神話上に出てくる生き物などが現れる。
男はその生き物たちと共に、怪物へと向かっていく。
剣で怪物を斬る時もあれば、剣とは違う武器や拳で攻撃したり、鎧の色を変えて攻撃したり、生き物たちを身に宿して攻撃したりとしていた。
だが怪物は増え続け、男を追い詰めていく。
ボロボロになりながらも、剣を構えて引き下がろうとしない男。
その男を目掛けて、数体の怪物が飛びかかる。
だがその時、男の背後から3つの光の砲弾が飛んできて、怪物を破壊した。
男はすぐに後ろを振り返り、後ろにいた人物たちを見て目を見開いた。
その人物たちとは、3人のプリンセスであった。
3人のプリンセスたちの顔を見た男は、笑みを浮かべ金色に輝く鍵のような物を剣に差し込む。
すると、黄金に輝くドラゴンが現れ、男の鎧も金色に輝く。
それを見ていた怪物たちは、1つに集まり、1体の巨大な怪物へと姿を変える。
男は黄金に輝くドラゴンの背に乗り、その怪物へと向かっていく。
反撃してくる怪物の攻撃を交わし続け、男は剣を突き立てる。
突き立てられた怪物は光の粒子となって消えていき、黒く染まった空は、青空へと戻る。
男は剣を再び腰に差し込み、青空を見上げる。
その男の隣へ、3人のプリンセスが移動し、男と共に青空を見上げた。
そして男たちは光に包まれ、その場からいなくなった。
コレが、俺がいつも見る夢だ。
だけど今回だけは違った。
誰もいなくなった所に、白い鎧に身を包んだ男が、地面に剣を突き立てて立っていた。
そして俺へ言葉をかけてくる。
「我が力を引き継ぎし者よ、戦いの時が迫っている。剣を目覚めさせ、鍵とクリスタルを見つけ出し、守護聖獣たちを目覚めさせるのだ。そして、伝説のプリンセスたちの力を継ぐ者たちと共に、究極の力を目覚めさせ、世界とプリンセスたちを守るのだ。頼んだぞ次世代の戦士、
そう、俺に向けて言った男は、光の粒子となって消えた。
そして
―ジリリリリリリリリ―
俺の意識は、俺がセットした目覚ましの音で覚醒する。
―ジリリリリリリリリ―
―カチ―
「ふわぁ~……もう6時かよ」
俺――如月 勇助(きさらぎ ゆうすけ)は目覚ましを止め、ベッドから起き上がり、風呂場に行きシャワーを浴びる。
シャワーを浴び終えた俺は、部屋から持ってきた私服に着替え、リビングに向かう。
リビングに行くと、父である如月 国宏(くにひろ)が新聞を読み、母である如月 広子(ひろこ)が料理をしていた。
「おはよう、父さん、母さん」
「おはよう、勇助♪」
「おはようユウちゃん♪もうすぐで朝食できるから、待っててね♪」
「うん」
母にそう言われた俺は、イスに座り、朝食が来るのを待つ。
ここで、家の家族について説明しておく。
父さんは、如月財閥という世界トップクラスの財閥の会長を務めている。
父さんは色んな人と交流し、事業を拡大している、四葉財閥と一二を争う会社だ。
まぁ今は、父さんの学生時代から親友と呼べる四葉財閥の社長と、共同開発などをしている。
次に母さんだが、元モデルで現在はパティシエをしている。
パティシエとして成績は世界一位で、俺は一応弟子扱いされている。
あと、財閥なら執事がいるのでは?と思うと思うが、家にはいない。
如月家の家訓?と言えるか分からんが、ひぃひぃじいちゃんが『如月家の人間は、最低限のことは自分でできるようにしろ』と、言っていたからである。
と、説明してる間に、母さんが料理を持ってきた。
「それじゃあ、いただきましょうか♪」
「「いただきます」」
俺と父さんはそう言って、母さんが作った食事を食べ始める。
数分後、食事を食べ終えた俺は歯を磨き、今日から行くことになった【ノーブル学園】の制服を着て、その上にジャケットを羽織る。
「よし、準備完了」
俺はそう言って部屋を後にしようと、ドアノブに手をかける。
その時、大事な物を忘れていることに気づき、机の引き出しを開け、剣のチョーカーを取り出す。
「ひぃひぃじいちゃんから貰った大切なお守りだからな、着けていかないと」
俺はそう言ってチョーカーを着け、玄関に向かう。
玄関に着くと、父さんと母さんがいた。
「準備ができたみたいだな♪中学2年生♪」
「うん」
「似合ってるわよ勇助♪頑張ってね♪」
「ありがとう、母さん。それじゃあ行ってくるよ」
俺はそう言い、駐車場に置いてあるバイクに乗る。
えっ?なんで中学2年生がバイクに乗ってるかって?
特別免許を持ってるから、バイクに乗れるんだ。
因みに、バイクだけじゃなく車やヘリなども操縦できる。
ひぃひぃじいちゃんの提案で開かれた試験に合格したら、免許を貰えた。
「さて、新しい学舎に行くとするか」
俺はノーブル学園へ向けて、バイクを走らせる。
そしてこの後、俺が騎士として戦うことになるとは、まだ知るよしもなかった。
と、言うことでオリジナル騎士が出るプリキュアの小説です!!
次回は勇助が覚醒します!!
次回も是非読んでください!!