登場するのはRe;Birth2で、日本一ちゃんとガストちゃんの代役として出たあの2人です。
「私ネプテューヌ。またの名を女神パープルハート。どう刮目した? 刮目したよね? 刮目したでしょ」
「なんか目が覚めたら別次元のバーチャフォレストに居ました。……以下略……」
「この次元は……なんか今まで飛ばされた次元の中で、一番私がいる超次元に近い気がするな」
「うーん、なんて言えばいいのかな? まるで少し前の私の世界みたい。何だろうこの実家のような安心感みたいな感覚は」
「まぁ、いいや。……それじゃあ、いつもみたいに探索を始めるとしますか」
………
「それにしても、バーチャフォレストに飛ばされたのは、デンゲキコちゃんやファミ通ちゃんと仲良くなった世界と……あの世界以来か……」
しばらく森を彷徨っていると見覚えのある場所についた。
「ここは昔よくネプギアと遊んだ場所。そして……あの世界のネプギアと初めて出会った場所……」
説明は……あまりしたくないけど。
あの世界とはネプギアが女神を殺せば強くなる魔剣ゲハバーンを使って……犯罪神を倒した世界のことだよ。
これ以上、詳しくは話したくないかな。
「私が元の世界に戻る時にはネプギアとコンパが泣き出しちゃって……あいちゃんやいーすんも涙目で……」
「他の皆もそうだったけどあのケイやチカまで悲しそうな顔をしてたんだよ」
「あの状況で元の世界に帰ったのが正解だったのかな。もっと何かできたんじゃないかって未だに思うんだよね」
「四女神オンラインもあの世界からはログイン出来ないから、情報はいーすんから聞くしかないんだよね」
「元気でやってるらいしけど、本当なのかな……」
「あー、ヨメだ!」
「おっ、REDじゃん。ヤッホー」
紹介しよう。REDは「女の子は全員私の嫁」とか言ってるちょっとアレな子で、前回飛ばされた次元では嫁探しのお手伝いをしたんだ。
因みに、前回飛ばされた次元はとにかく酷いところだったんだよ。
殺伐としてて、キャラの性格が違くて、設定が違くて、ジャッドって人が殺されてて、あいちゃんがベールの信者で、四女神が女神じゃなくて、もうとにかくめちゃくちゃだったんだよ。
「ほんとにゅ。ねぷ子、お前こんな所で何してるにゅ」
「ぷち子も、ヤッホー!」
「ぷちこじゃないにゅ! ブロッコリーにゅ! いつになったら覚えるにゅ」
この子はブロッコリーことぷちこ。ゲマって言う変な生き物に乗っている毒舌幼女なのである。
なんかいつもぷち子って呼んじゃうんだよねー。
「あれ、確かネプテューヌは他のヨメたちと大量発生したスライヌの討伐に行くんじゃなかったっけ?」
「サボりかにゅ。相変わらずいい加減な奴にゅ」
「ち、違うよ。私は2人が知ってる私じゃなくて」
「意味不明にゅ」
「実は私は……」
私は別次元から来た事を説明して、どうにか2人に納得してもらえた。
そして今度は2人にこの次元のことを聞いてみた。
どうやらこの次元でも犯罪組織マジェコンヌが世界を支配しようと暗躍していて、あの世界みたいにゲハバーンを使う一歩手前まで来てたらしい。
でも、ノワール達との戦闘の後にネプギアがゲハバーンを破壊したことでみんな冷静になることが出来て。
四大陸のシェアクリスタルを1つにして、壊れたゲハバーンを再利用して、シェア・ブレイドを作成して。
最終的にシェアブレイドで犯罪神を倒してめでたしめでたしだって。
なんか、シェアブレイドのくだりとこの2人に加えて、鉄拳ちゃん、マベちゃん、サイバーコネクトツーちゃんが一緒に戦ってくれた事以外は私の次元と全く同じ展開だったみたい。
だからこの次元に来た時に懐かしい感じがしたんだね。
「あの時は本当にどうかしてたにゅ。もしあの時にネプギアがゲハバーンを壊してなかったら、とんでもないことになってたにゅ」
「だよねー。私が大切なヨメたちをやっちゃうところだったよ」
「そんなことがあったんだ。……なんか……シェアの力って……凄いんだね」
4大陸のシェアを一つにして剣を作る……そんな選択肢もあったんだね。
全く思いつかなかったよ。
なんか2人の話を聞いてるとゲハバーンよりシェアブレイドの方が強い気が……いや流石にそれはないよね。
それにしても……この世界のことはあの世界のネプギアたちには口が裂けても絶対に言えないかな。
だって、こんな結末があったなら仲間たちや信仰してくれてる人たちを信じないで、ゲハバーンを使ったあの世界のネプギアたちが馬鹿みたいじゃん。
この事を話したら、あの世界のネプギアたちはもう二度と立ち直れなくなる気がする。
もし……もしも私たちの世界が同じ立場になったらどうなってたのかな?
この世界のネプギアみたいなことが出来たのかな?
「どうしたの難しい顔して」
「いつものお前らしくないにゅ」
「……いやー、この世界のネプギアが主人公し過ぎて、私の主人公の座が奪われないか心配してたんだよ」
「どう考えてもネプギアの方が主人公してたにゅ」
「だよねー特にゲハバーンを破壊した時のネプギアは凄過ぎたからね」
そうなんだよ。
なんかゲハバーンを壊した時に、「私の守りたかったゲイム業界は4大陸と4人の女神、そして女神候補生がいる世界で。国を滅ぼしたり、誰かの命を奪ってでしか救えない平和なんて誰も望んでない」って言ったんだって。
この世界のネプギアが立派過ぎて、お姉ちゃんそれを聞いて泣き出しちゃいそうだったよ。
やっぱり誰も死なないハッピーエンドが一番だよね。
それにゲハバーンに頼るより、仲間と信仰してくれる人のシェアの力で勝利する方がいいに決まってるよ。
「お姉ちゃんとしては妹が成長してて誇らしくて嬉しいんだけど……主人公としては複雑な気持ちなんだよね」
「呆れて物も言えないにゅ」
「まぁ、ネプテューヌらしいじゃない」
「うん。2人のお陰でこの世界の事は大体分かったよ。ありがとね」
「アタシのヨメの為ならお安い御用なのだ」
「じゃあそろそろプラネテューヌ教会に行って、いーすんに会いに行くとしますか。そうしないと始まらないよ」
「こんな所でくっちゃべってないで、始めからそうするべきだったにゅ」
「分かってないなー、ぷち子は。これもテンプレって奴だよ」
「だからブロッコリーにゅ! いい加減にしろにゅ!」
この時の私は想像もしてなかった。
まさかこの後この次元の私が神次元に飛ばされることになって、私が代わりにシェアを集めたり働くことになるなんて。
さらにギョウ界墓場でモンスターが大量発生して、そいつらを倒すために戦いまくる事になるなんて。
そしてもう一つ……まさかあんな事が起こるなんて……
「それにしても、この世界と私の世界での私とぷち子との出会い方がかなり違うんだよね」
「違うの? どんなところが?」
「私の世界では別次元の神次元で、広報担当の人に恒例のDLCの追加キャラを召喚してってお願いしたら、ぷち子が召喚されてそれが始めての出会い」
「何その人凄い!」
「うんそうだよ。私のこんなキャラがいいって言う無茶振りにもちゃんと答えてくれて。鉄拳ちゃんとかサイバーコネクトツーちゃんとかも召喚してくれたんだよ」
「アタシの注文に応えてくれるの!」
「ねぇねぇ、私にその人紹介してよ。その人がいればいっぱいヨメができちゃうよ!」
「本当にお前、はた迷惑なやつにゅ」
「そもそも、お前の世界で出会ったんじゃないのかにゅ」
「まぁまぁ、細かいことは気にしないの」
どうでしたか。最初はネプギアを出す予定だったのですが、まだ出してないキャラを出した方がいいかなと思い、2人に白羽の矢が立ちました。
聖剣エンドの感想はこれぞ本当に求めてたパッピーエンドだと思いました。
支配者エンド後にプレイしたので、ネプギアのセリフにはとても感動しました。
唯一支配者エンドをやって良かったと思いました。
後、ユニちゃんの声が章に入った瞬間高い声に変わってて吹きました。
あっ、流れが変わったなと思いました。
やはりRe;Birth1でネプテューヌ を始めた勢なので、キャラクターの声は今の声がしっくり来ますし、キャラ同士の仲がいいのが一番だと思っています。
次はRe;Birth1の予定です。
次にねぷねぷが行くとしたらどの次元が良いか?
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初代ネプテューヌ次元
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Re;Birth1次元
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勇ネプ次元
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はいすくーる次元(小説)